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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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レイクサイドは閑散としてきたが、今日はお休みと言うこともあり、ここストウッパは1日中ネパール人観光客が絶えなかった。

話しをしてもカトマンズ、ダモウリ、チトワン、バグルン、バイラワ....  ポカラ以外からのネパール人が多い。

が、地方からの訪れるネパール人が多いと言うことは、より保守的な人々が多くなる。

ネパールに住んでいて気付くことだが、この国は誰かに依存していきている人が多い。

国自体も援助 支援に依存している体質があるが、国民もよく言えば親戚家族で支えあって。別の言い方をすれば頼って生きている。

絶対に一人では行動しない不思議さは、その裏に依存体質があるから。

食生活も片手で数えられるくらい同じ物を皆が毎日 食べている。

これが何処も同じものしか置いていない理由だが、コーヒーが超保守的な人々に飲んでもらえないのは「私達が食べるものはこれで、私達が飲むものはこれ。」と皆 均一に決まってしまっている文化にもある。

う....ん。これを変えていきたいのだ。

そんな日本人の自分がビジネスだけを考えてモモやチョウミンをやってどうするんだ!?

しかし、ビジネスの本質はお客さんの欲しい望むものを提供することにある。

保守は過去に縛られた生き方。

ここでの5年間。この課題に向かいながら、次への準備もしていかないといけない。

新たな扉を新たなものでこじ開ける。

コーヒーと新たなもの。

未来に向かって。
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11月も終わり、ハイシーズンも終わった。

次は年末年始までビジネス的には忍耐が必要だが、その前に1日休むことにした。

スタッフに1日任せて、仕事の買い出しのあと以前から気になっていた建物を見に行った。

そこはラムコットと言う所で、うちから見える場所だったが行ったことがなく、その丘上に大きな建物が見えていたので新たなリゾートホテルか?気になっていた。

少し離れた対岸の上から俯瞰的に角度を変えて、自分の住んでいるところを見たかった。

バイクでネパールの山道を上ること約1時間。3年以上前にパラグライダーでテイクオフしたマティカンを越えて 辿り着いたそこは、ホテルとも廃屋とも言える不思議な建物でした。








鍵が空いていたので中へ・・・・

駄目な人には駄目だろうが、廃屋や肝試しが好きな人にとっては言葉にならない感動が!

つづく。

この村で採れたコーヒーの実。

昨日 ここの村人からコーヒーの実を渡された。
この村でも何件かコーヒーの木が植えてあるそうです。

早速 宣伝コーナーに置いてみたら、想像以上に人目に止まり、説明をすると順調にお客さんが入って来てくれました。

しかし! 午後になって隣で作業の電気ノコギリの大騒音と共に人手がバッタリ止まった・・・

その後4時間 お客さんが誰一人 来ない。

結局 今日の売り上げは5千円に届かず、2千円の赤字経営。


隣で作業は度々あったが、シーズン中でうるさくても多少のお客さんは入ってくれた。しかし今はシーズンも終わり、特に外国人がやって来ている時間帯(売り上げが期待できる重要な時間帯)に邪魔されると、そのタイミングを逃すと全く売り上げが出ない。

よく見ると隣の店を作る作業をしているのではなく、別の所での仕事をここでやっていて、それを運んでいる。

作業場になってしまっているので、このままでは今後ともに電気ノコギリで鉄を切る騒音が繰り返される。

そこで作業をすることは許されていないし、ここが作業場になったんではここでカフェなんてやっていけない。

「ここの取り柄は静かに時間を過ごしていただけるところです!」が全く成り立たなくなる。

作業員に激しく抗議したし、この建物を貸しているオーナーにも抗議した。

隣が作業場ならば、この物件は借りていない!と。

今後はここでは作業しない... と言ってもらったが....  

村人と立場が違いギリギリの所で真剣にビジネスしているので、邪魔される事があったら今後とも抗議していきます。


宣伝コーナーでうちの生命線。

ここでパフォーマンスしたり説明したりしながら、少しでも関心がある人がいればコーヒーを勧めています。

それは5%程の人に限られます。

過去の幼い頃の記憶。無意識ですが過去と共に人は今を生きているので、幼い頃からの食文化が普通で心地よく、新たなものに意識がいかない。


意識しなければ越えられない文化。

そこを意識して生きている人は1% 。

多数派が少数派に及ばないのはそこへの意識です。
昨日は頭痛と熱で昼から部屋で寝ていらが、今日は万全ではないが1日仕事をした。

風邪をひいても風邪なんかひいてられない状況が自営なので、立場が風邪を許さない。

ただ、色々と変えていかないといけない状況下で、脳が疲労していることは確か。

今日の売り上げが明日も続く保証はなく、その時の売り上げによって精神状態が乱高下する。

今朝 以前に働いていた会社のパイロットが訪ねてきたが、そこで忠告された「自営でビジネスをやる上で重要なもの、それはパートナー。これはシリアスなことだ」。

確かに妻がいれば随分と助かるし支えて貰える。

雇われていた頃との心境の変化は色々とあるが、自分がこの局面を乗り越えていくために必要な事、それがパートナーの存在かもしれない。



先日30人のモンクがうちでコーヒーを飲んでくれた。

チベット仏教徒の旗タルチョを掲げているし、自分の風貌もモンクに近いので寄ってくれたのだろう。

彼等といると居心地が良く、話しも合うのだが、宗教家の彼等とビジネスをしている自分とでは世界も違う。

彼等は一生 家庭を持たず独身を貫き仏教に身を置く。

選択、決断で人生は決まる。
毎日 必死に売り上げと格闘している・・・

今のビジネスは家賃1万 10畳程のスペースでも出来る事を、家賃7万の建物全てを借りてやっている状態。

家賃とビザ代とスタッフ1人の給料を払っていくのにやっとで、貯金なんて全くできないでいる。

確かに小さな場所でコーヒーだけをやっていったなら、生活も出来てもっと気楽にやっていけたのだが..... それが嫌だった。

この条件はコーヒーだけやっていても生活していけない。

この建物 全てを使って、やれることをやってかないとやっていけない。

始めて3ヶ月。この場所、この建物で出来る10%のレベル。

あと4年と9ヶ月。

どの様にビジネスという芸術品を造り上げていくのか?

模索し続けて、格闘していきます。



夕方 ケーキを持って来たカップルが誕生日を祝っていましたが、ケーキをお裾分けしてもらいました。

たまたまうちだったのか?彼氏がプランを練ってうちに来てくれたのか?分かりませんが、3ヶ月目で一番嬉しかった出来事でした。
ネパールの結婚は最も日本と文化の違いを感じるもの。

恋愛感情の全くな男女が結婚し、生活していく中で愛が次第に芽生えていく・・・ それが結婚の始まり。

勿論これで皆が幸せに結婚生活を続けられる訳ではなく、離婚が許されなかった文化は変わり、離婚をする人は3%くらい?いる。
ただ離婚したくても世間体があり、生活していきにくくなる為に離婚しない人も結構いる。

結婚しない選択が無い環境なので、誰もが結婚するためにはこれしかないのではないか?

恋愛感情が無くて結婚!

恋愛結婚は10%程なので、恋愛感情がない上での結婚が一般。

パートナーが居るのと居ないのとではビジネスをしていく上な違いがあることを実感中。

結婚に恋愛感情なんて最初から必要ないのかもしれない。

それがここでの常識です。


昨日の結婚儀式。


あと5日で12月。

シーズンも終わり、コーヒーだけでは1日の売り上げが4000円程しかでない。

これでは9月同様に赤字経営になってしまいます。

12月からはこの約2ヶ月間やったコーヒー&ホテルのスタイルを変えていきます。

ホテルと言っても売り上げは全体の2%程。

売れ筋のハンドメイドの品は注文から時間が掛かりすぎて、肝心のシーズン中には届かなかった。これも分かった事。

12月の再スタートに向けて営業をしながら準備をしていきます。

変化し続ける事。

居心地の悪い方向へ敢えて向かう事。


明日この村の一人の青年の結婚式がある。

またシーズンが来て結婚ラッシュが始まる。

結婚していないことが本当に理解されず、不思議に思われる。

結婚が選択の自由になった日本。

結婚は選択ではなく、必然であるネパール。

自分は日本人ではあり、生きている場所はネパール。

ビジネスを考えても、ここは結婚が必然な環境なのかもしれない。

ネパールで契約結婚はあり?




ナヤバザール

今日はスタッフに店を任せ、バイクのメンテナンスと届いた品物や必要だったもの買いにポカラの街を周った。

最後にレイクサイドに寄ったが、外国人ツーリストの数はかなり減ったようだった。

ここ日本寺も訪れる人は減りつつあり、誰でもそこそこにビジネス出来る時期は終わった。

本来ここまでに貯金をしておかないといけないのだが、今の段階で丁度プラス マイナス 0。9月の赤字をこの1ヶ月半で返しただけ・・・

今日の売り上げは昨日までの1/3弱で、分かっていることだが自分が離れると売り上げはかなり落ちてしまう。

雇われている人にそこを求めるのは無理。見ている、見えている景色が違う。自分でビジネスをして初めてその景色の違いに気付いた。

やっぱり人に雇われていてはいけない!



マヘンドラプル カフェの手作りクッキー

さあ、これからの季節。どの様にお金を作っていくのか?!

自分がやらなければいけないことは分かっている。

心の旅 = 戦いの日々 


ビジネスを始めて2ヶ月半。今のカフェとホテルにスタイルに変えて1ヶ月半。

経営が赤字だった9月。プラスが少し出た10月。そして11月は2週間で今月分の家賃を支払う事が出来た。

以前に買い揃えたお土産品も売れてはいるが、それ以外は殆どコーヒーしかやっていない。

自分の中でまだ10%の完成度でしかない。

今が1年で一番の観光客シーズンであることを忘れてはいけない。

閉めたレストランも12月からは9月の失敗から学び限定品で再開する。

コーヒーは間違いなく寒くなるこれからがシーズン。

ホテルの在り方も模索し続けている。


家賃7万円は村では極端に高く、周りの村人から返済していけるのか心配されるほど。

立地条件も特別 良くはない。

オフシーズンはどうやって経営していくのか?

休日なんてない。

考え続け、行動していかなければやっていけない。


目標は下げない。

4年9ヶ月半後には500万の運営資金を蓄えて、次のビジネスに進んでいく。その為のネパールで生き抜いていく能力。その術をここ日本寺のある村で習得し学ばせてもらう。

その為の5年間。

次の為に今がある。

今日も日本の女性が一人でここにやって来ていたが、ひとりで行動する人は多々いる。

しかしネパールに10年居るのだが、ひとりで行動しているネパール人を一度足りと見かけたことがない・・・

一人旅をするネパール人は皆無。

ここまで団体行動しかしない国民性も異常じゃないのだろうか? と感じる程。

ここまで極端な国民性は別として、国によってその特徴は見てとれる。

中国人も団体で、単体では先ず動かない。

欧米人は2~3人連れが多い。

日本人は若者は単体で、年配者は団体が多いが単体も結構いる。


自分はネパール人の間逆で、単体でしか動かないし単体でしか旅もしない。

要はどちらがより 楽しいか? 生きている実感が持てるのか?

これは自由か?安定か?のどちらを望んで生きているのかにも繋がっている。

全てを自分で判断して決断する事が出来る自由。

その責任を全て背負う単体での行動が、楽しくて、しんどくて、それがまた楽しくて仕方がない。

全ての人は気付こうが気付くまいが、自分が望んだ人生を歩いている。



日本寺 特別エリアから見える風景。


先日 やって来た日本の若い女性が頭を丸めた。

インドで会ったここの老宗教家に感銘を受けて、出家をしたのだろう。

彼を追ってここにやって来たようだが、若い女性が頭を丸めて出家する覚悟とは如何なるものなのだろうか・・・

毎日 老宗教家とポカラの街に出掛けては、巡業をしている彼女。


自分は宗教家ではないのだが、ビジネスやる上で気持ちの変化に気付き始めている。


巻雲が広がった。

ここ3週間 くっきりとはっきりと見えていたであろうヒマラヤも、天気の変化を告げる雲によって様相を変えていくだろう。

ヒマラヤ・・・ はっきりと越えなければいけない目標が見えている。

ヒマラヤを背に自分は挑戦すべき壁に向かいます。





Peace prevail on earth.
世界が平和でありますように。

ビジネスは決してお金の為にやるのではなく、根底に世界 人類が平和であるためにその限られた時間を使ってやるもの。

ここに意識の上で成功の鍵がある。


ヒマラヤを見ると憂鬱になる。

久しぶりに1分歩いて上に行ったが、ヒマラヤが綺麗に見える中で沢山の観光客が3つのレストランに別れて座っていた。

その下にあるヒマラヤの見えないうちを初めとする店店には誰もいない。

比べても仕方がない事だが、その立地条件には雲泥の差があり、自分の戦いはここにあることが始める前からハッキリとしていた。

越えなければいけないことが明確!

今 分かっている事は、5年後の自分の姿。

上でビジネスをしていたなら、素人の自分でも普通にビジネス出来てしまう。しかし、ここはそうはいかない!

普通にやっていたらとても5年間は継続出来ない。

恵まれない立地条件と地元の人の何倍もの支払い。

この厳しい条件で5年間 継続 出来た時、次は何だって可能なビジネスの力が自分には備わっている!

今の自分に分かっていることは、越えなければいけない条件と5年後の自分の姿です。

チベット仏教と天・風・火・水・地を表す5色の旗 タルチョ。






PEACE of MINDの夕暮れ時。
ここポカラも朝晩は肌寒くなり、日中の風も少し冷たくて、待ち望んでいた気候になってきました。

今まで掲げていた「かき氷」の垂れ幕も今日まで。
それに変わってチベット仏教の旗 タルチョを飾りました。

ネパール人ツーリストの数も減ってきて、売り上げも減少していくので、どうしたらビジネスしていけるのか? 考える日々です。

ビジネスでお金を稼ぐ事も重要ですが、コーヒー文化を造って習慣を変えていく目的があるので、これからは今 以上にパフォーマンスしていきます。

今日は2時間ほど抜けて街まで行って来ました。
目的はお土産として売るワンドリップ コーヒーを仕入れてくることでした。

この通りに立ってドリップ コーヒーを淹れるパフォーマンスをすると人々が立ち止まり見てくれるので、興味のある人には説明して、家庭でも簡単に淹れられるワン ドリップを買ってもらう。

「コーヒーってこんな豆から出来ていて、こんなやり方で淹れるんだ・・・」

コーヒーを知って頂く事も重要。

ネパール。人々の習慣を変えていく!

その為の嗜好品。それに取り組んでいます。



外国人観光客が泊まるレイクサイドは例年12月になると閑散としてくる。

ネパール人観光客がメインのここ日本寺は果たしてどうなのだろうか?

村人に聞くと今がピークで、ここも観光客は減ると言う・・・


シーズンが6ヶ月でオフシーズンが6ヶ月と言うが、彼等は適当な感覚だけで話しているので、実際自分で体験してみないと分からない。

レイクサイドは長年いたので、観光客の浮き沈みは経験上 シーズン毎にわかってはいるが、ここは外国人がメインではないので違う部分があるのでは? と予測はしている。

しかし当初 営業していたレストランは止めている状況だが、10月 11月は始める前に目標としていた収入の半分。
その分 出費も減らしているので利益は多少 出てはいるが、観光客は12月から減るので厳しくなる。

1年目から利益が上げられる程 甘くはないが、5年間で物事を見ているので、利益が上げられなくても1年目の経験と展望と行動が2年目以降のPEACE of  MIND を形作っていく。

家賃は5年目には84000円になるし、1年目のビザ代は月4万。その上に5年後には500万の貯蓄があって、次のビジネスに進んでいかないといけない。

そこへの危機感しかなく、今 見えていない世界を自分で産み出さないといけない危機感。

その不安と危機感が人生の上で一番 大事だと言うことが分かっているので、これは自分が望んだ環境下に身を置いた証しです。



ネパール人には高くてなかなか買えるものではありませんが、立ち止まり見ていく人は多い。

そんな中でも、お土産で一番売れているのはこのハンドメイドの籠たちです。

これにはハンドメイドのネックレスに人形もあり、それも売れています。

他とは明らかに一線をかくす商品で置いていないもの。

今のところ注文しても入ってくるのに1ヶ月近く時間がかかり、物を置きたくても置けない状況です。

今後もPEACE  of  MIND で販売する重要なアイテムが見つかりました。

このような物を探していきます。


今が通年で一番の観光客シーズンだから、それでこの収益.... お客さんが来ると気持ちは落ち着くが、来ない時間が続くと危機感しか沸いてこない。

店も閉められないから何処にも出掛けられなく、ハンドメイドの籠類と人形、首飾りがもう売れて殆ど無いのだが、買い揃えに出掛ける事も出来ない。

それが出来る様にひとり雇っているのだが、コーヒーの作り方も間違えるし、レジの計算にもかなり不安が残るから任せて出掛けられない。

カフェとホテルだけで、お客さんの数、売り上げもこの程度なら私ひとりで出来るし、品質も保てるし、余計な事に腹を立てる必要もないので理想は自分で全てやることだが、何処にも行けない問題が出てしまう。

収入が途絶えても閉めて出掛けるのか? 質が落ちてもひとり雇って、彼に任せて出掛けられる時間を作るのか?

今日は仕事途中で抜けてアルコールを飲んで戻って来た・・・・ 彼。

臭いで分かったのだが、友達の誕生日で呼ばれ30分ほどだったがアルコールを飲んで来た様だった。

その後コーヒーも間違えて作って、あれをお客さんが飲んでいたらここのレベルを誤解されてしまう。

自分ですべてやりたいのだけれど、出掛けられる時間を作れる為にも彼に経験を積んでもらっているのだが・・・

彼は20日で1ヶ月経つので、その時点で任せられないのであれば首にする事を告げた。

自分ひとりで出来る仕事量だから、自分がいないときにやってもらえなければもう一人いる意味がない。

これは自分だけではなく、ネパールでビジネスをやっている日本人 共通の悩みです。

まともに雇えるネパール人が本当に居ない・・・

簡単な道を選ぶ人々が多いネパール。

簡単な道からは結果も簡単なものしか生まれない。

何もしないでブラブラしている多くの若者からは覇気も輝きも感じない。

教育って何なんだろうか?


久しぶりにパラグライダー事故から感じた事を少し書いてみたい。

パラグライダーを止めて半年が過ぎようとしています。

この半年間 飛びたいと思ったことは一度もありません。

そんな中で先日 日本人パイロットがインドで亡くなり、昨日ネパール人練習生がネパールで亡くなった。

「センス」と一言で言うと上手く伝わらないかもしれないが、それを「判断」するセンスと捉えてもいい。

趣味でパラグライダーをやる事が自分には理解できないのだが、趣味ならば余程の臆病さが必要な判断スポーツ。(海外では自分での判断が必要になるから)

仕事ならば覚悟と意識が伴うので、それが判断にも繋がる。

ネパールの事故は初心者コースでの死亡事故だったので、ネパール人インストラクターの責任は十二分に問われるが、インド(海外)での日本人 死亡事故は判断できなかった自己責任の一言。それを趣味のレベルで問わなければいけないところが、パラグライダーが一般普及してはいけない点。

自分がパラグライダーを止めたのは自分が感じたその「センス」であり、数年後 その覚悟が意識と共に伴わなければ飛ばない。

囚われないで変わり続けていく。

パラグライダーは人生の一部分。

もっと他にやりたいこと、魅力的なことをやっていきたい。

ビジネスの厳しさ。

お金を産み出す日常の中で学ぶことは多い。













今日は日本山妙法寺(Shanti Stupa/Peace Pagoda)の17周年の式典がありました。

宗派を越えて他の仏教徒も集まり、ポカラからの招待客、たまたま今日 訪れた観光客も交えて沢山の人が集まりました。

10時半まで参加して、その後は仕事に戻りましたが、宗教家に触れていると彼等の役割に気付かされます。

「無我 無常 」であり「空」であるこの世、そして私達。

人生がそうであるのならば、ビジネスもまた同じです。

佐藤僧侶を始めとする一行は、明後日のルンビニにある妙法寺の法要に昼から出掛けられました。

5年後。

そこからの人生。

その為の5年間。

1年目が苦しいことは分かっている。

そこでの経験が2年目からの5年間に生きてくる。

このままではいけないことは分かっているが、今は静観し客観的に如何に状況分析が出来るのか?

コーヒーって好きな人は20%程で、その文化のまだ浅いネパールでは2%程。そして、ここは95%がネパール人 観光客。
まだ暑い。
コーヒーしか置いていない。
それで沢山 人が来る筈はない。

物足りなさを痛感して朝から晩までずっとここに居る。

毎日 くっきりと見えるネパールの宝 ヒマラヤ。

しかし、久しぶりに見た。

ここで全くヒマラヤを見ることなくビジネスをしています。



今日からオープンしたうちの直ぐ隣の店。
ここで新たに4店舗がビジネスを始める。
全てのお店に個性があれば、互いが相乗効果。
どれも同じなら、逆効果。
パラグライダーを止めた理由もここにあった。
ビジネスはアートだと感じる。
同じでは価値が無い。



夕方6時 はい終了・・・

日本寺のゲートが閉まると、ここのビジネスも終わる。
観光客は交通手段も無くなるから、足早に帰って行く。

ここでの通常を変えていかなくては。

営業能力。

意識の変革。




今日で10月終わり。

今月は多少の利益はありましたが、このままではいけないことがハッキリと分かった月でもりました。

明日はティハール祭りです。

ここ3日間はお客さんも少なく、明日も少ない事が予想されるので1日休みます。

とにかくうるさいので、何処かに行こうと思います。

とにかく休まないと疲労困憊。

明日から11月ですが、先ずは休養です。


5年x12ヶ月=60ヶ月の2ヶ月が終わろうとしている。

もう水が無い。

これから雨の季節まで5ヶ月間、どうするの?

普通にやっていけない状況がすぐそこに。

本当にしんどい5年間が始まっている。

考え悩み、そこを自分の力で越えていかないといけない5年間。

あと58ヶ月。


今日はお客さんとの会話を楽しみながら、肩の力が抜けた今後の方向性を感じられる仕事ができた。

スタッフは2日間 水が来ない原因である場所に修復に出掛けたので殆ど一人だったが、売り上げも7000円程の仕事量。それに宿泊客もいるのでプラスの収入もあり、今月分の支払いは全て昨日までに終わったので精神的にも楽にやれた。

明日はどんな精神状態での仕事になるのだろうか?

明日は祝日でティハール祭りも始まり、忙しい事が想像 出来る。

ツーリストが沢山やって来る時期だから生活するぶんには水の確保はかなり心配だが、それを除けばビジネス的にはやっていけるだろう。

しかし、オフシーズンが来ることを考えると、今のうちからそこに対応しておかなければいけない。


今は買わなければいけないものが増え、1日休んで買いに行きたいけれど、観光客も多く店を空ける事が出来ない状況です。



隣のレクナートから観光でやって来た仏教徒。


食べ物をもらいにやって来た、この村の子供達。



宿泊客。今晩はキッチンを借りて自炊です。

チトワン国立公園から旅を共にしているドイツ、ブラジル、ネパールの多国籍。

今後もキッチンを貸して、自分達で料理をしてもいいスタイルでいきます。

明日までの3泊の予定です。



PEACE of MIND 初の外国人 宿泊客です。

ブッキングではなく飛び込み3名。そして直ぐにもう1名...

しかし、神隠しです。

もう一人は80前後のお婆ちゃんでしたが、2晩の宿泊料2000円を前払いして消えてしまいました???

夕御飯にスパゲティを注文されたので、街まで食材を買いにいっている間にどうやら何処かへ行ってしまったようです。

スタッフ一人は全く気づいていませんでした。

そもそも不思議でした。

こんな高齢の外国女性が一人で飛び入りで宿泊される事は珍しく、持ってきたバッグ共に持って鍵もかけないでいなくなっているので、多分 出ていったのだと思います。

電話番号もパスポートも見ていないので、次回からは最初にチェックするようにします。

お金を払って消えているし、80歳ぐらいの方がひとりで来られていなくなっているのを見ると、痴呆症の方だったのかもしれません。


もうひとつ反省として、3人のお客さんに食事について話し方を誤った事。

うちはレストランをやっていないのですが、宿泊客の方の要望に合わせて作ります・・・・ で多分 気を使われて、他のレストランに食べに行かれてしまいました。

前にやっていたうちのレストランのメニューを見せて選んでもらうのが本当で、スタッフ1人は腕のいいコックでもあるので、それに合わせて食材を買って来るべきでした。

それと神隠しのおばあちゃんの食材を買いにいってい間、腕利きのコックではある彼が店を見ていたのですが、どうやら計算とお釣りを間違えたらしく1300円程 マイナスに・・・

10%のtax計算もできないとのことで、彼にレジを頼むのが超不安になりました。

コーヒーもその間は彼が淹れていますが、そのレベルにも不安があり、本当は自分一人で全てやってその中で利益と休み両方が持てればベストですが、それには建物が大きく、家賃も高い。

もう一人が全て出来なければ、2人でやっていくことが難しくなります。

料理が出来ても計算が出来ない・・・

彼の料理が美味しいのは事実。

最初からは無理ですが、自分が自由に動ける環境下に出来る事で、売り上げを伸ばしていける事にも繋がります。

カフェだけなら、ホテルだけなら、自分ひとりでやっていけますが、朝から深夜まで仕事がある状況下で自分一人では長期間 もたない。

2人がベストで、もう一人に対する要求は高くなる。

そういう意味では妻と夫、その親戚や子供。

ここでは家族経営が一番の理想であることは事実だし、それ以外はほとんど見かけません。

Yeti レストランもパラグライダーも勿論 家族経営。

全てのビジネスは家族経営が基本です。

そして、私は一人で経営しています。
今日は昼過ぎにタイ在住の日本人の方がやって来て、ドローンを屋上から飛ばしてもいいですか? と聞かれ、屋上はヘリポート成らぬドローンの離発着場となりました。


今 話題のドローン。


うちのルーフトップがヘリポートに。


タイでビジネスをされている日本人。


大空へ。


ドローンはネパールで見るのは2度目ですが、離発着を見たのは初めてでした。

彼がネットで調べたところによると、ネパールではドローンを飛ばすには届け出が必要とのことでしたが、ネパールにドローンはないので、いずれ飛び交うようになってからパラグライダーの様に届け出しないと罰金となるでしょう・・・

彼は空撮 目的でしたが、この屋上には大きなスペースがありどの様に利用しようか? 考えています。

パラソルにテーブル・・・ なんて誰でも思い付くような事はしないので、ミニヘリポートとしてドローンを飛ばせる場所にしても面白い!

ネパールには無いもので、誰もやっていない事。

操縦もわりと簡単で、初めての自分でも出来ました。


ドローンは21世紀の空飛ぶ可能性を秘めたもの。

ヘリポートのあるカフェ....

ひとつの可能性。
  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
52
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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