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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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コーヒーを芸術品に変えるのがこのラテアート。

これだけの人が目の前を通って行く環境下でコーヒーハウスをやっている以上、パフォーマンスを身に付ける事は必須です!

今はフィルターコーヒーの実演を兼ねて、塀の上に立ってそこからお湯を差すパフォーマンスをしていますが、これからラテアートを練習して通りすがりの人に実演する。それを並べて飾って置く。

20000回の練習が必要とも言われ、実際にやってみると物凄く難しいですが、それは即ちプロにしか出来ない証しになります。

ネパールにも沢山のカフェが出来ていますが、このラテアートが出来るバリスタは限りなくいなく、スイッチを押してコーヒーを淹れるだけの知識もそこへの情熱もないなんちゃってバリスタが殆ど。

極めれば、間違いなく差別化されたものになります。

なんちゃっては真似出来ても、本物は真似できない!

目指すはそこしかありません。




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昨日から3日間スタッフがお休み。又 別の結婚相手に会いに行きました。今回は近場。

そこで今日は店を閉めてルパ湖までツーリングしました。

でもその帰りにエスプレッソマシーンに使うミネラルウオーター20kgを買って、荷台に積んで走っていたら荷台のフレームが折れてしまいました・・・

このマシーンは水道水や井戸水を使うと、そこに含まれるカルシューム等で詰まって壊れてしまうので、3日に1度のペースで町まで行って20kgのタンクをバイクで運んでいました。

荷台って20kgでフレームが折れてしまうの?

メーターは1ヶ月以内で壊れたし、サイドライトも何回も壊れたし、今度はフレームが・・・

バイクが無いと仕事にならないが、フレームを直すのに何日掛かるのか?

そもそも、20kgのミネラルウオーターを頻繁に自分で町から運んで来ないといけない村でのコーヒーハウス。

業者が店まで運んでくれる町とでは苦労度が全く違います。

それは全てに言えることですが、重い水は尚更です。


これは台湾製のバイク。

海外で思い知るのは、如何に日本製が優れているのか!と言うこと。

イタリア製のエスプレッソマシーンも4ヶ月で火を付ける所が壊れたし、本当に全てがガタガタです。

しかし形あるものは全て壊れて無くなっていく・・・遅かれ早かれ。

だから物に執着しても仕形がない。

高級車も高級住宅も所詮 同じです。


レイクサイドから見るストウッパの丘に落ちる夕日。

2017年がスタートしました。

爆発的な年末年始の人並みがここストウッパにも押し寄せましたが、今日から人波も途絶え、今後 果たしてどうなっていくのか? 売り上げが激減すれば不安が押し寄せて来ます。
対応できずにお客さんを断り、店を閉めて対応していたのに・・・  

やはり長い目で見てやっていくことが精神的にも必要な様です。

しかしこのままではいけないので、常に次の新たな物を産み出していかなくてはいけません。

これからは売り上げも落ち不安は増しますが、忙しくて何も他に出来ない状況でなないので、次の展望を考えて行動していかないと。


世界初?のエスプレッソを点てて飲む新たなコーヒーを試しています。

今はエスプレッソを茶せんでかき回して、香りをより広げて展示をしていますが、そこにスチームしたミルクを入れて茶せんでかき混ぜることで、全く違った食感のフワフワ コーヒーになります。

佐藤 僧侶にネパールでやってみたらどうか?と言われた茶道ですが、それをエスプレッソを使って出来ないだろうか?

そのヒントの下、日本から茶せんを持ってきました。

他には無い新たなもの。
今朝 日本山妙法寺の森下 僧侶がお亡くなりになられました。80歳でした。

ここポカラに来られて約1年間、私もこの6ヶ月間で何度かお話をさせて頂きました。

出家の身であり、日本を離れて何十年。アフリカを主に仏教の教えを広められた立派な宗教家でした。

80歳にして毎日ポカラの街を8時間がに渡って巡業されている姿・・・ その精神を感じさせられました。

そして時に精神的に落ち込み、1ヶ月以上も部屋から出てこられない姿も見受け、宗教家ではありますが、一人の人間である姿も知っています。

今後は又ここポカラの日本寺は常駐の僧侶がいなくなります。

亡くなられた森下 僧侶を慕って修行にやって来た日本女性がいますが、僧侶が亡くなった今、彼女がどの様に決断し変わっていくのか?

ネパールの日本山妙法寺の主僧侶であり、自分と同世代の佐藤 僧侶がどの様にされていくのか?

彼とは今後、今回のこと、そしてこれからのことについてお話を伺いたいと考えています。


森下 僧侶。80年間の人生、お疲れさまでした。

御悔やみ申し上げます。

南無妙法蓮華経。



初めてのビジネス。
今の自分に出来る限界に向かって行っている。

物凄い人の波。
数千人? 今日 ここを訪れた人。

とても2人では対応出来ず、途中2時間 店を閉めた 。
そして横になった。

いつもの倍のミルクを朝 買って来たけれど、午後 早々にはほとんど使い切ってしまった。

一番のピークに2時間 店を閉めたけれど、売り上げは過去最高の2万円。

今の自分の限界点。

しかし、1年後は全く違う結果をお見せします!

明日からはその始まり。

1年前の自分と今が全く違うように、今の自分と1年後の自分は全く違って当然。

身体だけには気を付けて、やれるところまで挑戦。

自分に出来る事はまだまだ先に。




今の自分のコンディション。特に心のコンディションが分かる。

「今日もイライラ怒り虫が・・・ ね!やっぱり怒った」

自分の怒る状況。その流れが客観的に見えるようになった。

スタッフにも今の自分の状態を話し、今日の怒りを説明した。

一言で言って、疲れていて余裕もゆとりも無い余白がない状態。

これではこの次に繋げていく、新たなものへの空白が生まれない。

日々で一杯一杯な状態。

今日は何日?

え・・・ 明日が今年 最後の日?

気付かなかった・・・ 今まで。

最近 朝 買い出しに行くDevis hallのドーナッツ屋さんにセットメニュー表があった。

コカ・コーラとセットメニューで5パターン。

どれもセットで100円程と安く地元の値段。

確かにこれが基準になると、ツーリスト場所の値段はかなり高くなる。

お店をやって感じることは、対象となるお客さんはそのお店によって全く異なると言うこと。

1日に1000人 通りかけても、対象となるお客さんはうちの場合30~50人程。3~5%くらい。

その対象となり得る人に、如何に興味を持って来てもらえるのか?!

ビジネスも経験が重要だし、そのポイントも次第に見えて来る。

うちはこれとこれで、それを極める!

そこにマッチした人に来てもらう。

その上にはビジネスを超えた目的があり、ビジネスはその手段であり、これとこれはその道具。

それが他人と全く同じなんてあり得ない。

店の前でパフォーマンスをしているカフェはここにはない。

目の前を多くの人が通りすぎる場所だから出来る自分だけのやり方。

きっと世界初のドリップ コーヒーを淹れながらメディテーションする、コーヒーメディテーションを実施中。

中には写真で撮影していく人もいて、今後ラテアートもトライしていきます。





今日の夕方スタッフが戻って来た。6日ぶり。

やはり疲れが溜まっていて、コンディションは50%。

疲れていると自分の中に余白がないから、ちょっとしたことで感情をコントロール出来なくなる。

仕事は貰うものではないので、エージェントに寄り添う事はしない。

ここを訪れてくれるガイドさんで常連になりつつある人もいるが、殆どは礼儀をわきまえている。

しかし以前から鼻に付くエージェント(ガイド)がいたが、今日はこちらからお断りをした。

「お客を連れて来るのだから、勝手にものを食べたり飲んだりしていい!」筈がない。

勝手に食べては分からない様にお客に払わしたり、帰り際にパンを持っていったり・・・・  今日は娘を連れて来て、マフィンにジュース勝手に食べて行った。

感覚としては「お客を連れて来たのだから、パンのひとつやふたつ食べてもいい!」と考えているのだろう。

でもそれはこちらが決めることです。

疲れが溜まって余白がなかったし、別のお客さんに対応していても割り込んで来るし、もう二度と来るな!と怒鳴り返した。

別にコーヒーが飲みたく無いお客を無理矢理 連れて来て欲しくないし、そもそもエージェントのお客さんが欲しい訳ではない。

そして、彼以外のガイドやエージェントは紳士的です。


基本 団体客とかには興味がなく、単体で来てはコーヒーを自分から飲みたい人にコーヒーを淹れたい。


人は何が最も大事か?がそれぞれ違うので、見えるものも違ってくるのだが、自分は人格が最も大事だと思っているし、その行いを見て人と言うものを見るので、自己中心的な人とそうでない人との境界線がハッキリと見えてしまう。

客商売をしていると、本当に人は行いが違う事に気が付く。

値段に対する=お金に対する反応も全く違う。


果たして自分はどうだろうか?

ずっとずっと直らない感情の変化。

どんな時でも感情を表に出して、怒りを露にしてはいけない。

人の人格を受け流す。

これが時に出来ない。

そこが眼中に入ってしまう自分は未熟者。

自分の見ている世界がそれだけ低い。だから相手にしてしまう。


行いひとつで、その人が分かる。

それ以外は何も重要ではない 




朝 起きられない。動けない。

これは休めの合図です。

11月1日以来 店を閉めました。

土曜日ということで沢山の人が訪れ、店を開けていれば多くの売り上げが見込めましたが、スタッフもいなく、このコンディションではひとりで対応出来ないので、本当は明日 休みたかったけれど、休日の今日 休みました。

また明日からです。

これから年末年始にかけて物凄い数のネパール人がネパール中からポカラにやって来るので、ここも忙しくなります。

年末年始のお祭り気分は一切ありません!

沢山の売り上げを上げる為に、明日からまた休まずにビジネス頑張ります。
昨日と今日。同じく曇っていたし、平日だし、12月のツーリストが少ない時期で何も違いが無いようだが・・・・

気持ちを改めたから? 店内で中森 明菜の曲をかけたから?

昨日の4倍。スタート以来、この3ヶ月と22日で最も売り上げが上がった日になった。

思えばオープン初日の1万5千円が最も売り上げがよく、それをずっと越える事が出来なかった。

今日は1万8千円の売り上げ。

しかも3人で働いていたオープン当時。今日は1人で越えたので動き通しで、お昼を食べるのもたべはじめて3時間以上かかった。正直 言って疲れたが、売り上げが上がるとその疲れも何とかなる。

3日間の休みだったスタッフは、いつ戻ってくるのか? 分からない。

ひとりで全てをやっていては倒れてしまうので、掃除を2日に1度にしたり、朝 開ける時間を少し遅らせたり、出来るだけ座っていたり、やらなくてもいいことはやらなかったり・・・

コーヒー 一杯 約150円の世界。

積み上げていかないと売り上げなんて上がらない。

昨日はお客さんが来なくて精神的に追い込まれ、今日は何とか乗りきった感じ。

やっぱり長期で物事を捉えないといけない。

今月 毎日 平均で9000円近い売り上げ。

よくやっている。これだけのビジネスで。

一生懸命やっている。

必死に。
朝から「ここの地主は良くない人だ。家賃が余りにも高すぎる・・・」 とガイドが言う。

この3ヶ月半でここの相場が3~4万だと分かってきた。

話しをまとめてくれたパラグライダーのオーナーはレイクサイドでビジネスをしていて、感覚が村の感覚ではなかったのだろうし、自分も相場は分からなかった。

地主も自分が外国人だから値段設定を吊り上げたのは間違いないし、ネパール人ならこの値段では誰も借りないだろう。

経営していて自分の給料が出ない。

周りでドカンに座っている人とも雰囲気が全然 違ってしまう。

家賃が高いからしんどいんだ。



 ん.....  何かがおかしい。

高かったエフカシー(自己実現に対する能力)が人々の言葉によって下げられてしまっている。

確かに相場の倍の家賃を払っている事にはなる。

しかし月7万の家賃。本物のビジネスマン、例えばソフトバンクの孫さんがこの物件でビジネスをやったのなら、この家賃は簡単に払っていくことだろう。

エフカシーの低い人の真似事しか出来ない周りの人達に「家賃が高い」と言われて、実際そうであったとしても、現実を見て分かる事。

この建物でコーヒーしかやっていないこの状況で、ホテルも殆ど機能していないこの状況で、ビザ代も最も高いこの状況で、シーズン中ではあるが利益は殆ど出ないまでも赤字経営にはなっていない。

エフカシーの低い周りの声に引きずり下ろされない事。

「家賃。支払いは高い方がいい!」

本気でそう思っているし、でなかったら簡単な道に流されてしまう。ネパールではそういう人を多く見かける。

常にどうにかしていかないといけない状況が無ければ、何かを産み出していくことは出来ない。

こんなビジネス スタイルではオフシーズンが来たとき地獄を見る事になる。

最近は考える事が多く、状況にイラつき村人とぶつかる事もある。

小さなことから行動し、ビジネスを変えていく。

ひとつ変わり、また次へ。

行動しか次に繋がらない。







今日からスタッフが3日間のお休み。結婚相手に会いに行った。初めて会う女性だが1ヶ月 以内に結婚するのだろうな・・・ 時期が来たのだろう。

朝7時からの買い出しに始まり、掃除、開店準備、開店。夜7時に店を閉めてから1日の売り上げ計算、掃除、食事の準備、食事、後片付け。全てが終わり部屋に戻るのが夜9時過ぎ。

365日。

今日は果たして何曜日?

休みが無いから1週間というリズムは全く無い。

これがビジネスマンの生活。

パラグライダーで雇われて働いていた頃とは全く違う自分に、その頃を知る人なら気付くだろう。

あと何年?  生きていられるのは。

有限の残された人生で出来る事とは?

ビジネスで学ぶ人生。

この5年間。

それは始まっている。


うちはエスプレッソとフィルターのコーヒーをやっているのだが、飲み比べてみると全く違う。

左がエスプレッソ。右がフィルター。

圧力を掛けて淹れる事でコーヒーの油分が出るエスプレッソ。蒸らして濾過させ淹れるフィルターは油分が余り出ない。

エスプレッソを飲んでその後にフィルター コーヒーを飲むと薄く水っぽく感じるのだが、フィルター コーヒーをまず先に飲むと微妙な風味を感じ、その後 エスプレッソを飲むと苦味を強く感じてしまう。

同じコーヒー豆で同じ焙煎の同じコーヒーでも、淹れ方によって全く違うものになる。


ネスカフェは油分がなくフィルターに近いがインスタント コーヒー。

お客さんに分かり安く説明するのにラーメンで例える。

インスタント ラーメンとお店で食べるラーメン。

ネパールでならチャウチャウ(インスタント ラーメン)がネスカフェでトッパ(生麺のネパール ラーメン)がエスプレッソやフィルター コーヒー。

インスタント ラーメンも美味しいけど、本当のラーメンとはやっぱり違う。

当然 値段も違う。

チャウチャウを食べたいのか? トッパを食べたいのか?

お客さんが決める為にも、その違いを知ってもらわないと!



ここ日本寺への道にもネパールの店 ドカンがいくつもあるが、簡単な道を選んだビジネスは簡単な答えしか返ってこない。

チベットの人がうちの下のドカンでチベット ブレスレットを作って売っているのだが、それを買ってそのまま下の別のドカンが販売している・・・

全く同じ物が5m毎にあるビジネスは簡単な道であり、魅力もなく、何も産み出さない。

この行為を本当のビジネスマンは絶対にしない。

パラグライダーを辞めたのも同じ理由で、タクシードライバーやリキシャーマンにはなりたくなかった。


ネパールは隣通しで全く同じことをやっては、また隣も同じことを始める文化がある。

教育にも問題がある。真似する国も間違っているのだが、そもそも真似そのものが魅力ない。


そこに国民の意識が行ったとき、その事に気づいたとき、この国は変わっていく。


自分のビジネスはそこを意識して、違った文化を産み出せる国になっていく過程にすること。



うちで「インテリア+販売」の形としてまずまず上手くいっているのがタライ地方やパタンで作られ、日本の藤田さんプロデユースの手作りの商品。

注文してもなかなか届かないのが難点だが、販売としてもそこそこ売れている。

ただ利益は少ししか出ないので、これを主なビジネスとしては考えてはいないが、カフェでの特産品としては置く価値がある。

今までは買い取って置いていたが、これからは展示品として沢山 置いて、売れた分だけお金をお支払する方向で話し合っている。

ポカラではうちとラトナコーヒーと青空レストランに置いてあるが、売れる個数はうちが圧倒的に多い。

ポカラにショールームを構えたいとお話ししていたが、うちをその候補地のひとつにしてもらえないか?!村だけれど、人目には圧倒的に付く。

デザインや商品開発も含めて、参加していきたい。


新作の小さな物を一人用のトレーとして使ってみた。

早速 日本人の方に何個か買っていただきました。



ネックレスとイヤリング。
ネパール人には欲しくても手が出しにくい値段なので、イヤリング単体での販売も相談中です。


売れて次まで品が揃わないのですが、カフェには空いているショーケースもあり、今 バングルを飾っている棚もバングルは辞めて、いずれはこの商品で統一していきます。
ビジネスマンになって色々と変わった。

パラグライダー パイロットが金銭的に余りに恵まれていたために、雇われ自分の力で生きていく術を身に付けることが出来なかった。

結婚したい相手も全く変わった。

ビジネスを支えてくれる、しっかりした考え方を持っている女性。年齢も容姿も重要では無い。

お金を産み出す事が如何に大変かも分かった。

そして、日々 ビジネスを続けていくために思考し変化 改善し、努力し続けなければ生活していけない現状。

その景色は全く今までとは違う。
ここ3ヶ月以上で今が売り上げは一番いいのだが・・・

売り上げがあっても利益がなかなか出ないのは、出費もそれに伴って増えているから。

家賃とビザとスタッフの給料、その固定費が月に12万。1日 計算で4000円。

今月の1日の出費が平均で6800円。固定費以外に毎日2800円も物を買っている。

ミルク。コーヒー豆。マフィンにクッキー。水。ジュース。お土産品。そして私とスタッフの食料・・・・

売り上げ ー 経費 = 利益。

こんな単純な事だが、利益を出していくことが如何に大変なのか・・・  実感している。

毎日 4000円の利益を出してやっとでプラス マイナス 0。

1日4000円の利益が出て初めて、そこからがようやく自分の収入になる。

4000円の利益を出すためには、今のビジネス スタイルでは毎日 最低 7400円の売り上げが必要になる。

これがビジネスをして分かった事。

今のビジネス スタイルでは固定費が大き過ぎる。

毎日 苦しんでいるのはここです。


ここ1週間はオープン以来 一番売り上げがいい。

何故?

外国人ツーリストは少ない時期だが、ネパール人が1日中 絶える事なく訪れている + 暑くない肌寒さを感じる季節。

それでも日中はアイスクリームを片手に歩く姿は普通で、既製品のアイスクリームは未だに安く手軽に食べられる定番。


ビジネスマン1年目。

不思議なのは売り上げが上がっても出費もそれだけ上がり、利益が殆ど出ないこと。

分かることは利益を出していくことが如何に大変なのか・・・ と言うこと。

先ずは生活していく事で精一杯だが、赤字経営にならない様に売り上げを作っていくこと。

頭では分かっている。出費を如何に押さえ、その中で売り上げを上げていくのか?


ビジネスマン3ヶ月で感じていることは、家賃が高いとか、ビザが高いとか、支払いが大変なこととかはあるが、その中で勉強させてもらっている感謝。

パイロットを辞めて、人生転換をして良かった。

大変だけれど、人生を変えていくことでこの世の素晴らしさを何度も感じられる。

変化すれば変化するだけ、人生の素晴らしさを実感できます。


カトマンズから遠足でやって来た子供がコーヒー初体験。

コーヒーのノミカタ飲み方が変ですが、苦いけど美味しい!と言ってくれました。

ネパールの文化にもポジティブな面とネガティブな面があります。

そのネガティブな面を、その文化を変えていきたい。






昨日は買い出しに出掛け、帰ってから飲んだ薬が強烈でフラフラになり1日 店に立てなかった。

結果 スタッフが店番をしたのだが、自分がいないと売り上げが1/5程度にがた落ちしてしまう・・・・

結局はそういう場所で、こちらから声をかけてコミュニケーションを図らないとお客さんは素通りしてしまう環境。

自分が頻繁にドリップコーヒーをパフォーマンスをしながら淹れるのは、関心を持ってもらう為とアロマ効果を狙ってやっているのだが、ただ村人がドカンに座って待っているビジネススタイルではこの支払いは到底 不可能。

日本人の自分が要るのといないのとでは反応も違うので 、もう一人 自分のような人がいたのなら・・・・ そんな人との縁でビジネスしていくことが出来たのなら。

村で支払い4千円のビジネスビと支払い12万円のビジネスでは意識も考えも違ってくる。

自分だけ違った状況でビジネスをしているので、そこが村人との感覚のズレに出でくるのは仕方が無いのかもしれない・・・

ネパールのスタッフにそこを求めるのは無理かもしれないが、自分がいないときの大きな売り上げのマイナスに一番 悩んでいる。

村のなかで一人違う状況下でのビジネスは村人との言い合いもあり、理解されないこともあり、毎日の売り上げと言う数字に神経を削がれ、少し精神的に異常を来す事も出てきます。

体調と精神状態が不安定な日々を過ごしています。

しかし、この立場の違いがネパール人には産み出せない、新たなものを造っていく過程だとも感じています。


ここの家賃7万。
一日で割ると2333円。
しかも、そこに自分の部屋も付いている。
そこでビジネスをするのだから、払えない額ではない。

ここにビジネス素人だった自分の勘違いがあった。

その後 ビジネスビザを取ったら、1年目の支払いが高くて、月で割ると4万になった。2年目 以降は月に6千ほど。
3年目、5年目と家賃は10%上がるのだが、それを入れても1年目が最も高い支払いになる。

1年目は7万の家賃と4万のビザ代で、計11万 毎月の支払いになる。

それは1日3666円。

これは1日に必要な利益であり、売り上げではない。

この数字がどの様なものなのか? ビジネス素人だった自分には分かっていなかった。

単純に3666円の利益を出すためには、現状で売り上げで7500円 以 必要になる事を。

お客さんが来ても来なくても、365日毎日 この売り上げが必要になる。

そう、売り上げと利益の関係が分かっていなかった事になる。


家賃7万。1日で2333円。それぐらい売るのは難しくはない・・・ と。

利益はその数字の何倍もの売り上げが必要である事を。

こんな誰でも分かりそうなことが、雇われて与えられている仕事では分からない。

毎月20~40万の収入があったパラグライダー。

ビジネスマンになって3ヶ月。ここまでの売り上げは月に20~24万ある。しかし、利益は3ヶ月で2万円。収入が3ヶ月で2万円。

これは住む場所も食事も払っての貯金2万なので、サラリーマンでもこんな人はいる。住宅ローン(借金)の人も多いが、自分には借金はない。

やりたいことをやって、お金の仕組みも学んで、やらなければいけない状況を作って、次に繋げていける。

5年間で物事を見たとき、1年目が一番 大変なのは支払いからも経験の無さからも分かる。

ビジネスマンとして生きていく事は、自分で自分の人生を作っていくことになる。

自分のやりたいことをビジネスとしてやっていける力が、全てが変わり続ける世の中で生きていく事に繋がる。

頼らない生き方。

老後も年金も保険も必要ない!









ホテル?それとも廃墟?

その建物があるのはラムコット。

夜になるとここストウッパから対岸の尾根上の丘に、うっすらと光る建物があり、誘われるように訪れた 。

なんなのか? これは。























写真ではあたかも高級ホテルに見えてしまうかもしれないが、幽霊屋敷のような廃墟のような、それでいて人々が泊まれる部屋も布団もあり、それが不気味感をかもしていた。

造りもブッダがいるのにネワール建築っぽくもあり、ガラスも無く、隙間も多い。

でもこれ、少し改築すれば他には無い雰囲気のあるホテルになりそう。

景色もいいだろうし、レイクサイドからも山道を通って1時間半。

不便だし、周りに何もないし、水やガスだってない。しかし、1%のレーザー光線のような強い魅力にやって来る限られた人が必ずいる。

村人に聞いたら、村のパーティー会場だった。

だから布団もあり、テーブルもあり、ライティングもされているんだ・・・ ビール瓶も沢山。


ここを訪れるツーリストなんて誰一人いないけれど、ホテルというものが規制概念で出来上がった、何の特徴も違いもないそこがホテルだと思い込んでしまっている価値観を壊してくれそうな建物でした。

いつか泊まってみたい。

ホテルではなくても、泊まってみたい。


この国の文化を変えていく為に、人々の習性を変えていく為に、そのひとつの嗜好品としてコーヒーを選んだ。

コーヒーに対する知識も経験もこれからだ。

しかしコーヒーだけでは一輪に過ぎない。


そこで次の嗜好品を始める事にした。

一輪車から二輪者にして、より遠くに早く進む為。


相乗効果も狙いたい。

その嗜好品は「チーズ」。エスプレッソとの愛称もいい。


ウイン ウイン の関係も。

ここストウッパで最近 自家製のパン&ケーキを始めたお店がある。

話しをしてパンを卸してもらうことにした。

チーズも最低でもネパール産の物で5種類、色々なチーズを仕入れる事になりました。


3ヶ月がたち、うちの形も変わっていく。

コーヒー & チーズ のお店として近々 生まれ変わります。

停電が当たり前で文化にもなっていたネパール。

それは初めてネパールを訪れた20年前から今まで全く変わらない状況だった。技術が進歩しているのに。

しかし、それは汚職がもたらし続けた虚偽の姿だった・・・・  ビックリだ。

一人の勇敢な政治家がそのカラクリを突き止めた。

その実態は政府が電気を売ったお金を懐に入れながら、電力が足りないと国民を騙していた。小国ネパールを賄う電力は十分に足りていたのだ。

このニュース以降 もう数週間24時間 電気が来ている!

停電の無い日常がここに突如やって来た。

電気が24時間あることがとても不思議で違和感さえ覚える。

何だったのだろう? 1日18時間 停電の日常は?

そして、何て国なのだろうか? この国の政治家って人間?


ソーラーシステムの会社からの反発もあり、勇敢な彼がいつ抹殺されるのか分からない。

しかし実情を国民が知ってしまった以上、もうあの停電は文化だ!は通用しない。
  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
52
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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