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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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ないない状況で、仕事もない、ガソリンもない.... で、時間は幾らでもあるのに行きたい場所に行って、やりたい事も出来ない状況にある。

考えてばかりで少し脳が疲れいるので、今日は1日寝て頭を休めた。

考える事はあまりよくない事で、人々の考え事の90%は心配や不安で占められているので、考えるよりも実際に行動することの方が遥かにいい!!

思いついたら行動する。そこで壁にぶつかってから考える。それでいい。

そうしないと次に枝分かれしていかないし、新たなものも見えて来ない。


この目線から

この目線へ


こちらは12月に訪れる予定のチョウジャリ村。

小さな国内空港がありる村で、カトマンズから週1便 飛んでいる。


そこから1000m程 標高差を上った所にある村がジャジャルコット。

日本の医師からの提案、パラグライダーでの医療活動が可能かどうなのか?を視察に行くのだが、それだけではなくネパールの村でのパラグライダーの可能性を考える時期にしたい。



今日頭に浮かんだ事が「キノコ」栽培。

ネパール人は椎茸は食べないが、キノコ類で食べるものもある。

椎茸は日本料理屋やレストランで1kg800円ほどで取引されている。

「はなのいえ」は日本人客が多く、食事にも提供できるキノコ栽培。


村で今後やっていきたい事は「ものづくり」。

自然の中で自然から採れるもの、自然からできるもの。
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コーヒーはただ飲むだけのものではありません!

その可能性を考える事が、新たなものを生み出すヒントとなります。

それが個性となり、多との差別化にも繫がります。

特に独自性に欠けるネパールでは!!


コーヒーの最大の特徴は、あの香ばしい香りにあります。

焙煎 仕立てのコーヒー豆の匂いを嗅いだ時、私は衝撃を受けました....


コーヒーの味が苦手な人でも、コーヒーの香りを嫌いな人はまずいない。

コーヒーの最大の魅力を考えた時、コーヒーがただ飲む為にあるのではない事が分かります。




こちらはコーヒー キャンドルです。





こちらはコーヒーのお香です。


こちらはコーヒーの石鹸です。




あの香ばしい香りが再現できたとき、アロマとしてのコーヒーの在り方が見えてきます。



シトラス コーヒー


コーヒー フロート


他の国ではお馴染みな、簡単に手を加えるだけで苦味を押さえ、飲みやすくしてくれるアレンジ コーヒー。

しかし、ネパールにはこのような多様性はなく、砂糖で味を変えるのではないこの様なアレンジ コーヒーこそが、苦味が苦手なネパール人にもコーヒーを親しんでもらえるポイントだと考えています。



コーヒールンバ by 井上揚水



嗜好品としてのコーヒーと、アロマとしてのコーヒーの在り方。

この両方をやっていく事が、ネパールでの差別化にも繫がります。

ものを造る楽しみが増えてきました。
カトマンズからのバスも遂に止まりだした....

ポカラの街中でもバイクや車が日に日に少なくなっている....

またツーリストが減少してきたのは、間違いなくガソリンが無いからだ。

今シーズンは観光業はドン底の年。その仕事は意識しないで、仕事があっても無くても一喜一憂しない事に決めた。

パラグライダーだけやっている人生よりも、色々な事に挑戦できる状況が来たことは、自分にとって大きな事だった。

文化、習慣、人々の意識が日本とは全く違うこのネパールで生きていく為には「覚悟」が必要になる。

もうとっくに「覚悟」は決めている。

あとは愚痴を言わないで、全ては自分の責任として自分で行動していく。

ここが「自分で生きていく場所」と決めたのだから。





こちらはアスタムにある「はなのいえ」ですが、アスタムから歩いて2時間の村 ダンプスには「月のいえ」があります。

この二つ共に日本の「風の旅行者」が係わっています。


こちらがダンプスにある「月のいえ」。

ダンプスは1泊2日のトレッキングの定番地で、多くのツーリストが訪れる場所です。

「はなのいえ」は農業リゾート施設ですが、「月のいえ」はトレッキング ルートにあるロッジで、料金も手頃です。


ヒマラヤ景観も「はなのいえ」とは角度が変わり、雰囲気も少し変わって見えます。


「月のいえ」の一押しは、ヒマラヤを見ながら入れる露天風呂。

ここは「風の旅行者」経由の予約したお客さんしか扱っておらず、100%日本のお客さんです。


ダンプスでのサイクリングも、ツアーには組み込まれているようです。

ダンプスにある「月のいえ」にも一度足を運んで、パラグライダーも含めて何か可能性はないか?探って来ます。(ガソリンが手に入らないことには....)




10月初旬にやって来る筈だった「はなのいえ」日本人スタッフが、このストライキの影響で日程が変わり11月になるのか? ハッキリしなくなった。

その日程が決まり次第 連絡を貰う事になっているが、それまでにアスタム「はなのいえ」だけではなく、ダンプス「月のいえ」も含めて、自分が出来る可能性を伝えられるように、しっかりとしたコンセプトと形を提示する為の視察、情報を集め、具体的な計画表を書いて提示する。

皆が同じことを真似しているサランコットからのフライトを退いて、この地でのパラグライダーの在り方を模索していきたい。

あとは品質の良い独自ブランド。生産からお客さんに提供するまでを一環としたコーヒープロジェクト。

「はなのいえ」や「月のいえ」に依存するのではなく、協力関係に於いてお互いに為になることをやっていく。その為の利益や収入は望まない。


アスタムでもダンプスでもホテルやロッジはこれ以上 必要ないし、同じ事をやっても足の引っ張り合いや敵対関係になってしまうので、先ずは自分の利益を求めないで協力し合って出来るものをやっていく。

アスタムでは「ミスティック リゾート」や「エコ ビレッジ」とも協力して、それぞれの長所を生かせるような形でのもの造りをしていきたい。


そして、いずれは独自に全く違った何かを始めたい。

それには時間と経験が必要だし、その経過が無いとそれは見えて来ない。

10年、いや20年。それぐらいの年月感が必要だ!!


ポカラの象徴 マチャプチュレ6997m


モンスーンの季節は10月を待たずに終わりを告げ、ヒマラヤがポカラの街からも見る事ができる季節、乾季の到来です。

ネパールは色々な問題を抱えていますが、救いはヒマラヤとうい資源がこの国の宝だということです。

世界の誰もが知るヒマラヤ山脈。

世界の8000m級の山14峰のうち、ネパールには8峰があり、ここポカラから見渡せる8000m峰はそのうち3つあります。


ダウラギリ8167m

 
マナスル8163m


アンナプルナⅠ8091m


何だかんだと言ったって、世界最高峰のヒマラヤ山脈が聳えるネパールは絶対的な価値を持った国!!

地震やストライキで、その価値が消えることはない。





9月最後の今日は3本 仕事ができました。

4ヶ月ぶりに収入も10万を越え、27本飛んで11万5千円の収入でした。

昨シーズンの1/3弱ですが、ネパールでは収入が10万円あれば生活していけます。

4ヶ月間は15%割引期間でしたが、明日10月からは通常の料金体制に戻ります。

問題はストライキの行方ですが、ガソリンやガスがインドとの国境でストップされている以上、深刻な状況が直ぐそこまでやって来ている事は確か....

中国の航空会社はこの状況下でネパールへの飛行を取り止めているとの情報もあり、まだまだひと山ふた山ありそうです。


村にも行けず、仕事も途絶えたなら....

生きていられるだけで、それでいい。問題だと思う心の方が問題だと....  

上手く行こうが行かまいが、そんな事はどうでもいい。

楽しんで目の前の事をやっていきたい。



 




ネパールの宝 ヒマラヤ山脈。

これは今NAA(Nepal airsports association)に加盟しているパラグライダー会社ですが、Buddha Paragliding,Higher paragliding,Lakeside paragliding... を初め幾つもの会社がNAAには加盟しないで営業している。

誰も正確な会社数は分からないのだが、多分に40会社は存在していると思われます。

昔からある会社はしっかりした理念の下で営業しているが、新しい会社になればなるほど単にビジネスとしてやっている側面しかなく、分かりやすく言えば、悪徳業者が入り込み、パラグライダーの価値そのものを下げてしまった.... それが現状です。


観光客シーズンが始まった今、今日で少ないながらも6日間連続で仕事が入っているが、それも明日までかもしれない.....

送迎用のハイエースの燃料があと3往復分しか残っていない。

ポカラには依然とガソリンやディーゼル、ガスなどが入ってこない状況なので、お客さんがいても仕事が出来ない状況が明後日から続くかもしれない....

震災にストライキ.... 踏んだり蹴ったりだ。



こんな状況下になった事でスコトーマを外し、自分も動かなければいけない。

パラグライダーでは、そのひとつがアスタムからのフライトになる。

もう少し地上目線にはなるが、このような景色の中を飛ぶ事が出来るのがアスタムからのフライトであり、期間限定、希少価値を第一に考えた村興しの為のパラグライダーでプロジェクトを進めていきます。


もうひとつのパラグライダーの在り方が、村人の助けになる可能性を秘めたもの。

この写真はストライキ中のタライで、病人をリキシャーに乗せて村人が運んでいる様子です。

この様な事がパラグライダーを使って出来ないのか?

人に限らず、物資や食料、医療品等をパラグライダーを使って運べないだろうか?

これは山間部の道が無い場所や、歩くと何時間も掛かってしまう場所などで可能性を追求していきます。



日本から戻って3ヶ月で4kgほど痩せました。

単純に食べる量が少ないのと、運動量は減りましたが考える事が増えたので、エネルギーを脳で使っているから。

多く食べる必要性を感じなくなりました。



新しいうちのスタッフでアムリットといいます。

日本語も勉強中で、いずれはきっと日本に留学したい筈....

感覚が日本人みたいなので、今までスタッフとしてオフィスで働いていた人の中では一番 信頼できます。

日本留学が出来なければ、是非うちでずっと働いて欲しい!!ネパール人では珍しいそんな人材です。


オーナー兼パイロットで、同じアパートの1階に住むクリシュナと娘。

最近は2日に1日は、彼の家族と夕ご飯を一緒に頂いています。

上に紹介したアムリットも同じアパートに住んでいます。

ガソリンスタンドでガソリンを待つ長だの列。


始めたばかりの二重生活が暫く出来なくなってしまった....

ね!! ネパールでは日本では体験できない事が普通に起こる。

タライでのストライキがずっと続いており、インド経由でしか入ってこないガソリンがストライキの為、ポカラやカトマンズまで来くなった。

よってバイクでの通勤が出来なくなり、二重生活はガソリンの状況次第となってしまった。


今日の新聞では、バイクはガソリンが届いても1週間に一人3ℓしか買う事ができない.... となっていた。

ね!! 可笑しいでしょ。どうやって1週間で誰が3ℓ買ったって分かるの?

分かりようがないのに、そう決めているところが「多分そうだろう....」で成り立っているこの国だ。


10月も近づき、ツーリストシーズンに入る中で、このガソリン問題は深刻です。

うちの送迎車ハイエースもあと2日分位しかディーゼルが残っていない.....

一般家庭やレストランでもガスの供給が止まってしまった。


ネパールではたまにある事だが、地震後に迎えるツーリストシーズンでこれが起こると辛いものがある。

ベストシーズンの10月、11月が過ぎるとまた、ツーリストがいなくなる事は目に見えている中でのストライキは、This is Nepal. これがネパールだ。



ここに来て毎日1~2本 仕事が入るようになって来ました。

気になるのはやはり、タライで続いているストライキの影響です。

ストライキをやるのなら、12月以降にしてくれ!!

タライはルンビニを除いてツーリストと無縁の地だから、ツーリストシーズンって何?って感じでしょうが....

ネパールに住む以上はバンダ(ストライキ)は理解の出来ない文化なので、諦めるしかありません。







アスタムに行けないので、昨日敷地内に入れなかったマレパタンにある農業試験場に仕事後 行って来ました。


鬱蒼とした林の中に、1650本ものコーヒーの木が育てられていました。



品種もアラビカ種のみで23種類ありました。(その一部)


実の成りようは今まで見た中で一番でしたが、矢作さん曰く「実があまり付き過ぎると、ひとつひとつが小ぶりになってしまう....」との事。

しかし、今まで見たものと大きさの違いは感じませんでした。


コーヒーの実は赤くなった「コーヒーチェリー」と呼ばれる時期に収穫されますが、収穫時期は1月~3月にかけてがネパールでは一般的です。

この品種はかなり早くに色付き始めていました。


コーヒーの木と木の間は2メートル間隔に植えてあり、背丈も2mm弱で切られています。

この間隔は大きくなって収穫する時に、内に入って作業しやすい間隔であり、背丈もこれ以上高くなると収穫時に脚立などが必要になる為。

コーヒーの木は放って置くと、どんどん高くなるそうです。


コーヒーの木 担当のドゥルガさん。


ナーサリー(苗の栽培)も見せてもらいました。

ここにも23種類の苗が育てられていました。

コーヒーの木は暑い地域が原産なので、その苗も暑い季節に種まきし育てられます。

6月下旬に種を撒き、今は3ヶ月目で苗の高さは20cm程でした。


この苗は一鉢10円で販売しますが、寒さに弱いコーヒーの苗。売るのは冬を越した後の来年3月頃....

それまではこのビニールハウスで冬を越し、大切に育てられるそうです。


これは矢作さんのラトナ コーヒーでの選別の様子です。


乾燥させたコーヒー豆を形の良いものとそうでないもの、大きさや欠けているものなど、細かく分けていきます。

一粒食べてみましたが、決して美味しいものではなく生臭い感じ....

これが火に掛けて焙煎されると摩訶不思議。あの香りと苦味と酸味の不思議な飲み物に代わります!!

ご存知のコーヒー豆も焙煎の仕方によって、酸味や苦味や香りが変わってきます。



マレパタンにはエコビレッジなる別の農業施設を見つけました。

アスタムのエコビレッジとは全く関係ないそうですが、一目見て外国資本の匂いがする建物は直ぐに分かります。

ここのエコビレッジはイタリア人がオーナーだそうです。

ネパール人は農業から離れて行き、そこに外国人が参入している農業施設はネパールに多く見られます。

アスタムの「はなのいえ」もそのひとつ。



今日の視察と会話の中で分かった事がひとつあります。

コーヒーの苗は寒さに弱く、「はなのいえ」に苗を育てるビニールハウスが必要です。それが現時点で無理ならば農業試験場などで苗が冬を越すまで管理してもらい、来年の3月過ぎに10ヶ月が過ぎた大きな苗を運び入れる事になります。

そこで大変なのは、大きくなった苗を運ぶにはトラックや荷台のあるジープが必要になってくることと、植えるためには40cm程の深い穴を掘って、牛糞などの肥料の混じった土を被せること。幾つも植えるとなると、これが重労働だそうです。

ビニールハウスを作り、自分達で冬を越すまで管理するのか?

それとも冬を越すまで管理してもらい、その後に運び込んで植えるのか?


コーヒーの苗作りを始めるのは3月~6月までで、今はその反対の季節に当たるので、自分達で苗作りを始めるのは来年からになり、今年は苗を買って育てることになります。

その苗を今 買うのか? 冬を越してから買うのか?

ビニールハウスを作れるとした仮定で、失敗をしてもいいから経験を積むのなら今からだし、確実に苗をコーヒーの木にしたいのなら冬が明けてからだし.....

来年からは種まき、苗作りから出来ますが、今年は時期的にそれが出来ない状況です。

今年 先ずは何本の苗を買って育てるのかも含めてこの辺りは、今度来られる日本のスタッフとも相談をしてから決めます。


今朝はYeti のビシャールが自分のバイクで学校に行ったが、家を出て早々にバンクに気付き、朝7時からバンク修理....

何でも朝の6時半には店が開いているようで、ネパールの朝は早い。



買って早々のバンクだが、よく見ると針金が後輪に刺さっていた。

そして徐々に空気が抜けながら、昨日はアスタムから戻って来たようで、中のチューブは数ヵ所小さな傷が付いていて、結局チューブを交換した。

工賃とチューブ交換で500円だった。(きっと外国人の自分が持っていったら、値段は倍になっているだろう....)

アスタムへの山道は石や泥でかなりのオフロードなので、バイクへの負担もかなりのものになる。

ガソリン代を含め、この辺の出費は村に住む以上は仕方がないね。




今日はアスタムに行く準備もし、仕事後に戻ろう.... としたが、アスタムが土砂降りとの連絡だったので、アスタム行きを取り止め、急遽マレパタンの矢作さんに会いに行った。

全ては10月初旬にお会いする「はなのいえ」の日本人スタッフとの話し合いで決まる事だが、コーヒー栽培を始めるに当たっての道筋が矢作さんとの話の中で見えてきた。

選択肢は2つ。

1つは「はなのいえ」にあるコーヒーの実が熟した1~3月頃に、その実の中から良いものを100個ほど牛糞の混ざった土の中で発芽させる。

その中から芽の出たものを今度は容器に移し、3ヶ月ほど栽培し、その後に適した場所に植え替える。それから3年間は選定などの手入れをしながら成長を見守る。

これは約3年半 収穫までに時間を要します。


2つ目は、以前に訪れたニルマリポカリの苗栽培や、今日教えてもらったマレパタンにある農園試験場の苗を分けてもらい(1苗50~100円)、「はなのいえ」にバイクで何回かに渡って運び、苗栽培の場所を作り、そこである程度大きくなってから適した場所に植え替える。

これは約3年で収穫になります。


2つ目にしても、1月~3月に「はなのいえ」の実が熟したら1つ目と同じ事を繰り返すので、分けてもらう苗は試行錯誤のテストのような感じになります。

「はなのいえ」には既に10年以上のコーヒーの木が3本と2年程の木が5本あるので、3年後の本格的な収穫まで、既に収穫できるこのコーヒーの実を使って実際に実からコーヒー豆、焙煎や煎れ方に至るまで経験を積むこともできる。


矢作さんが試したい味の違うコーヒー(希少価値)を作るためには、果肉のまま天日干しするなどの手間と暇が必要で、それもここでは可能。

村人が栽培するのと違い、自分を中心に「はなのいえ」のスタッフが手がけ、彼等は給料制なので、キロ何円とかいう意識ではない品質の良いものが出来る。

そして日本との輸出ラインが既に出来ているので、将来的には日本での販売も可能。

コーヒープロジェクトは日本スタッフとの話し合い後、直ぐに始めていきます。



マレパタンには農業試験場があり、そこには色々な品種のコーヒーの木が育てられています。

今日 矢作さんに聞いてここを始めて知ったのですが、果物から野菜までネパールでは珍しいものも試験的に栽培されているようです。

なんでも朝10時~夕方5時までしか見学できないとの事で、今日は中に入れませんでしたが、時間が出来たときには中を見学し、コーヒーを含め色々な事を聞いてみます。



オーナー兼パイロット クリシュナの息子 イサン13ヶ月。


娘で2歳半になるイスニハ。

ホント、この年齢の人達から学ぶ事は多い。


人は意識という常識と共に退化しながら大人になっている....

だから多くの人は年を重ねると共に可能性を失っていく。

本当は逆なのに。
2日間しかアスタムとの二重生活はしていないが、これを毎日 通勤するのは大変だな.... と言うのが正直な感想だ。

距離にして18kmしかないのだが、山道は神経を使うことは確かで、仕事で疲れた後で神経をバイクで使うことは慣れるしかないのかもしれない.....

しかし、住みたいのは間違いなく村であり、村で生計を立てられるのならば街には出て行きたいとは思わない。

ネパールの負の遺産(人々のエゴも含めて)は全て街にあるので、その様なところに触れるたびにつまらなさを感じる。

人のエゴとはハッキリ見えるものであり、そこがスコトーマで見えていない人々の中で生きていくことに魅力はない。

自分達は溜め込み、自分達の国の人々を他国の人々が支える.... という矛盾がこの国に見える以上は、そのエゴの中で生きていく事はゴミの中で生きていく事と同じなので、それが顕著に見える街にはどうしても居られない....

アジア一貧困であるネパールの人々の意識がこれでは救いようも無いが、人々が集まるということは、そのエゴも大きくなるということなのだと思う。だから村と街では全く感じるものが違ってしまう。

仏陀はその辺りがハッキリと見えたが、そこでどの様に心の平安を保ったのだろうか?


目から心に移さない。反応しない。

見えない人にはそれが何の事だが分からない。



実際に「はなのいえ」のスタッフが住んでいる家。


トイレとシャワールームもツルで覆われている。


「はなのいえ」敷地内にはバナナの木が沢山ある。


キウイも生っているが、お客さんに提供するだけなので食べきれず、腐っているものもあった。


敷地内にはバナナの木を含め、鬱蒼と茂った林もあるので、コーヒー栽培には絶好の環境がある。


今朝まで雨模様だったが、昼前には青空が広がった。

衛星画像で雲の流れを見ると、今後1週間は晴天が続きそうだ....  モンスーンも終わりだろう。





サランコットからのフライトである仕事は、正直言ってもう魅力ある環境ではない。

プロならばその様に感じて当たり前だろうし、それはネパールの必然かもしれない。

サランコットでの仕事はその辺のネパール人パイロットがやって、もっと魅力ある環境を自分で作ってそこで飛びたい!

意識は既にそこにある。








自分が今後パラグライダーでやっていく事はパラグライダー ビジネスではなく、パラグライダーを使った村興しであり、パラグライダーが村民の役に立つような事。

既成概念を外さないと出来ない事だが、誰にでも出来る事ではないのでやりがいがある。

これからも周りは関係ないので、「どうしたら、それが出来るのか?」その事を考え、その為に飛んでいきます。


ネパールにいると「多分そうだろう…」としか言えない事が殆んどだ。

しかし、人生に確かなものなど何もない… 気がする。


昨夜はYoutubeで今年亡くなった著名人達を見ていた。

自分もいつこの世を去るのか?なんて分からない。

多分あと40年近くは生きられるだろう… なんて分からない。


誰にも分からない不確かなものが生であり、いつ訪れるのか分からないものが死である。


生、老、病、死。

これは誰も避けられない流れだが、老いる前に病気で亡くなる、事故で亡くなる人もいるし、自分で自分の命を絶ってしまう人さえいる。


不確かなものである筈の人生を、周りの常識や自分の拘りの中で、それがあたかも確かなものだと思い込み、定規で引いた線の上を歩こうとする。

迷路も線を引くから迷い混むのであり、その線がなければ真っ白な紙に過ぎない。


これからの人生は真っ白な紙に線を引き、何かを書いていくのではなく、真っ白な紙に色を塗り、何かを描いていく。

その輪郭のない濃淡の世界がこの世。


人生は不確かなものだ。

それを一言で表すのらな、「空(くう)」そのものだろう。


ホームステイ先。

アスタムに戻りました。

こちらの御宅やアスタムの住人については、追い追い紹介していきます。


快楽の質が違えば、それを楽しいとは思えなくなってくる....

楽しいと思えることが人と違っても、この二つの快楽の違いを知っていれば、それが理解できる。

大切な事は協調する事ではなく、一人 自分の道を進んでいく事。

その中で、互いに協力すべき事が自然と現れてくる。


唯我独尊。

先ずは、この世にたった一人の自分を大切にしなさい。

それが出来て初めて、不平不満なく、感謝の中で周りを大切にする事が出来る。

潜在意識が求める本当の自分を生きる事だ。


昨日からアスタムとレイクサイドの二重生活をスタートしたのだが、今日は1本目が終わった後に下痢になり、2本目を飛び、3本目も飛ぶ為に上がったが雨になり.... 

そんなんで結局、今日はアスタムに行く事を取り止めレイクサイドに泊まります。


雲の中はご覧の通り、全く視界が閉ざされます。

勿論、危険ではない範囲で雲の中に入る事はありますが、それは雲が抜けていく事を判断し、周りにグライダーがない事を確認した上で!





1本目が終わった後に冷たいレモンソーダを飲み、その後 お腹が痛くなり下痢になりました。

村での食事が原因ではなく、1日の中での気温差があり、村は町に比べて5℃ほど(標高差700m)寒いので、その中で半袖でバイクに乗って下りてきた事が原因だと思います。

今は季節の変わり目。気温差に対応できる服装で、村には行かないといけませんね。




最初は余り気にはならなかった事が2つ、今回 気になりました。

先ずは「はなのいえ」にあるテイクオフできる場所について。

気になったのは、傾斜が緩やか過ぎるということです。

一人でテイクオフする分には何の問題もありませんが、サランコットのテイクオフ場と改めて見比べると、明らかに斜度が緩やかです。

緩やかだと風の入りも弱く少し巻いて来るし、何よりお客さんに走ってもらう距離が長くなります。

そこで近くで他にテイクオフできる所を探してみましたが、ありませんでした。

アスタムの丘 山頂にも広いスペースがありますが、こちらはほぼ真っ平らで、タンデムだと難しい....

一人で飛ぶソロとお客さんと飛ぶタンデムでは、テイクオフとランディングに大きな違いがあり、タンデムでは両面で限られてきます。


田園沿いに道があり、電線も無いので、ランディング場所は稲刈り後なら何処にでも決められます。


もうひとつの気になったことは標高差です。

最初は標高差が結構あるように見えていましたが、見れば見るほどに標高差がない事に気付きます。

その標高差は350mですが、風が吹き抜けるだけで、風が当たる面が無いので、ソアリングは難しく、フライト時間がかなり短くなります。

日本には標高差200m以下の所で飛んで下りるだけのタンデム フライトをやっている所もあるので、タンデム フライトはそのようなものだ.... と考えれば何の問題も有りませんが。

その辺りは明らかにポカラのタンデム フライトとは別物になります。



最近は午後3時前から雨が降ります。(モンスーン最後の雨)

今日は雨も強く、下痢気味だったのでアスタム行きは中止.....

明日 仕事があるのか?何時に終わるのか? 分かりませんが、明日はアスタムに戻る予定でいます。
今日からレイクサイドとアスタムの二重生活を始めました。

とりあえず今日と明日の二日間はアスタムに泊まって、朝8時に通勤、夕方4時にはアスタムに戻る生活を体験します。


二日間アスタム、二日間レイクサイド…を繰り返すイメージでいますが、体調や仕事の度合いによって、臨機応変に二重生活をやっていきます。


何分にも便利な生活に慣れ切った身分なので、街で日本食を食べたり、お風呂に入ったり、ネットをやったり… それと村でのシンプルな瞑想生活… を上手く組み合わせて、アパートの契約が切れる2月まで生活していきます。


その後はアスタムかレイクサイドか? それとも二重生活を続けるのか?


この4ヶ月間で色々なものが変わり、色々なものが見えてくる… そんな二重生活にしていきます。


食事タイム


ローカルめし


好きな感じの部屋

今日は仕事がなく、午後からアスタムから飛んだ時にランディングする場所を見に行ってきました。


上に広がる尾根上がアスタムの丘です。

標高差は350mしかないですが、ランディングする場所はマルディ渓谷沿いに田園が広がり、その2km程の奥行きの中で何処にランディングするのが一番いいのか?

この写真は少し奥に入った場所です。


更に奥にも田園が広がり、何処まで奥に飛んで行けるのか? 稲刈り後にテストします。


こちらは手前の田園です。

こちらはマルディ渓谷沿いに段差があり、下の段の田園は風の通りが不規則になるので、タンデム フライトではランディング場として使えません。


その上の段の田園ならば、風の通りもよくランディングできます。

手前から奥まで、田園沿いに車が通れる道があるので、ピックアップは問題ありません。

手前にランディングすれば、戻りの距離が短くなり、奥にランディングすれば、戻る距離が長くなります。

トレッキングで散策しながら戻るのならば、奥の方にランディングした方がトレッキングルートが近くにあり、ジープで戻るのなら手前にランディングした方が早く戻れる....

飛んでいる時の景色。山の見える角度も、手前に飛ぶのと奥に飛ぶのとでは変わってくるので、その辺も意識して何度か飛んでテストします。



田んぼのあぜには何処も、えんどう豆が植えてありました。




仕事を終えて帰る村人。

車の通れる道はこの様に広く、ジープならば問題なく移動できます。


「はなのいえ」のテイクオフ場から下を見ると、こんな感じの地形になります。

全体が見渡せて、地形もハッキリと分かりますが、下に行ってみると全くの別世界....


可能か不可能か?は別問題ですが、プロのパイロットとして自分でフライトエリアを開拓していける喜びがあり、正直言ってこのプロジェクトを楽しんでいます!


途中で食べたインスタント ヌードルに、この唐辛子を入れて作ってもらいました。

以前からハバネロ栽培... と言っていましたが、今日のこの唐辛子はそれほどでもなかった。

形もハバネロに似ていますが、特徴を見ると明らかに違います。

そこでネットで調べてみましたが....

チェリーペッパー

Capsicum annuum "cerasiforme"
ホシトウトウガラシ

  • 赤くてまるでサクランボのようなアメリカのトウガラシです
  • マイルドな辛さでイタリア料理でよく使われます
  • 酒漬けやオリーブオイル漬けなどに

チェリーペッパー
この唐辛子が一番 似ていますが、マイルドな辛さ... ではなく、依然食べたときには舌が痺れて痛かった。

このネパールやブータンで見る丸い唐辛子は、何かと何かを掛け合わした品種かも知れません。




帰りには矢作さんのラトナ コーヒーへ。

今日 焙煎したばかりのコーヒー豆の香りは美味しかった!!

炒りたてのコーヒー豆は新鮮で、全くの別物です。


こちらの焙煎機を使って焙煎したそうです。


1杯11gのコーヒー豆をその場で挽き、ペーパードリップで煎れてくれます。

煎れ方はノーマルのやり方でした。

味がどれ程に変わるのか?分かりませんが、最近Youtube で見て研究しているので、煎れ方に改善の余地はありそうです。



ずっと竹が気になっていましたが、そこにあった盲点が外れました。

今まで意識が行っていた竹は家や家具、籠やホウキなどの竹細工ばかりでした。

竹は竹でも、竹の子に今まで意識が行かなかった....


ネパールでは竹の子を食べる習慣があり、竹の子は高級品です。

大概はカレーにしたり漬物にしたりしますが、高級品という事もあり、竹の子を食す機会はあまり多くはありません....

アスタムにも竹は生えていますが、どの品種の竹なのか?食べられるのか?


ここにも可能性がありそうです。


今日は1本で終了。

多くの会社はこの状況下でパイロットが3~5人、うちは6人+ルスタムが近々 合流するので7人体制になる。


ルスタム

ウズベキスタン出身のルスタムは既に2シーズンうちで働いており、今シーズンもワーキングビザをうちの会社で取っているので、既に6人パイロットがいるからといって雇わないわけにはいかない。

なのでマウンテン フライヤーやポカラ パラグライディング、マウンテン ビュウなどはパイロットが2,3人しかいない他の会社で、暫くはレンタルという形で働いてもらう事になるかもしれない。

ルスタムも結婚し、自国でパラグライダー ビジネスを始めたようなので、今シーズンがネパールで働く最後の年になるだろう....


今シーズン中国のお客さん飛んだのは3人目....

特に胃の弱いアジアの人とは、あまり張り切って飛ばないように!を心がけると、お客さんも丁度 楽しく終われる、頃合のフライトになります。

時間にして15から20分で充分! 

パイロットはとかく張り切って飛んでしまい、お客さんをフラフラにさせてしまう事が多い。

日本では厳しく言われ続けた事「お客さんを酔わせるな!」。

ソアリング タンデムなので、どうしても酔わせる事もありますが、お客さんを観察しながら、その頃合を見定めるのがタンデム パイロットの一番の技量になります。

タンデム フライトは張り切って飛ばない事!!




マレパタンで以前に出会った15歳の女の子達。

よく電話が掛かってきて、たまに会いに行くのですが、そのひとつの理由が分かりました。

どうやら携帯電話を買って欲しいようです....


以前にも18歳の女の子に携帯電話を買って欲しい... と言われたことがありますが。

自分達で働いてから買うようにしましょうね!


こちらでは携帯電話は日本と変わらない値段で、月給と同じくらい高価なもの。

簡単に働いて買えるものではないですが、安い中国製なら何とか買う事が出来ます。


ネパールで違和感を感じる事のひとつに、10代の働いていない子供達が高級なバイクに乗っていること。

何でもかっこいいバイクに乗っていると見た目が良い.... から親達が買って与えるそうだ。

家にしても車にしてもバイクにしても、着せ替え人形の洋服に過ぎず、その人の価値には何にも値しないのだが....

何をしているのか? どのような行為をしているのか? その行為そのものにその人の価値があるのであり、着せ替えの洋服に拘る人の思考は愉快だ。

世の中の周り。同調し盲点の中で生きているから見えていないのだが、単純に反対に進めばどうらろうか?

人生が楽しくて仕方がないものになる。平安。一人勝ち。可能性がどんどん広がる。




今度は彼女達を矢作さんのカフェに連れて行き、コーヒーをご馳走してその反応を観察しようかな....

ネパール人はコーヒーを飲みませんが、どの様な味なら飲んでくれるのか?

彼女達で試してみたい。



こちらは酔っ払いのおじさん。

私と同じ44歳ですが、妻に棄てられてカトマンズからポカラにやって来ました。

今はこの辺りで、アイスクリームの移動販売の仕事をやっているそうです。


マレパタンに来ると全く英語が通じないので、ネパール語の勉強にもなるかな....

15歳の女の子達もネパール語でしか話さないので、意思の疎通は50%くらい。

レイクサイドから歩いて20分位なので、よい散歩にもなっています。


近場は全て歩きか自転車しか使わないのは意識しての事。

バイクはここ2日間 乗らないでYeti に置いてあります。


最近また夕方に雨が降るので、この雨の季節が終わってからアスタムとの2重生活を始めます。
今日はバンダでしたが、政府がバンダに従わなくてもいい.... との発表をし、ポカラの街でもバンダに従う人と従わない人に分かれました。

このバンダは昨日 憲法草案が改正され、ネパールに8あった地域が7つになり、タライ地域が2つから1つに統合された事によるタルー族のストライキです。

しかしお祝いムードもあり、レイクサイドでは人々による憲法改正の祝賀行進が夜に行われます。

タライ以外は祝賀ムードにあり、タライでは衝突による死者も出ている状況です。

パラグライダー会社もバンダのところと、通常営業のところに別れ、うちは念のためツーリストナンバーの送迎車をレンタルして営業しました。


ここ3日間は3本、1本、3本と9月下旬になって仕事が入り始めてきました。

大国インドと中国のお客さんは全く来ませんが、欧米からのツーリストは少しずつ現れています。

地震後の動向で分かる国民性.... それが ハッキリと分かります。

明日からもこの状況は続くのか? ここ1週間である程度 見えてきます。



「はなのいえ」を取り仕切るドゥルガさん。


仕事後は早速「はなのいえ」ポカラ主任のドゥルガさんに会いに、「たべものや」まで行きました。

話したかった事は、パラグライディングとコーヒーの件でした。

彼らも、これがお客さんが来てくれるひとつの要因になるのか? を考え、判断すると思いますが、早速 日本のオーナーに連絡していました。

そこで日本から早速 質問された事は、「他のお客さんの邪魔にならないのか?」「1日何回飛ぶのか?」でした。

先ずは、静かな村にゆっくりリラックスしに来ているお客さんを邪魔する事は出来ないので、何回飛ぶのかも、何人でやるのかも、限定する事になります。

ポカラのパラグライディングとは間逆で希少価値を大切にしたいので、飛べるお客さんの数も限られるし、飛べる時期も限られるようにします。

他に沢山ある色々な事のひとつなので、「ななのいえ」で言えば、キャンドル作り、牛の乳搾り、ヨーグルト作り、学校訪問、パラグライダー、ハイキングや村の散策....


うちの会社も新たな場所からのフライトを探していますが、話が進んで行く上で必要であればうちの会社にも強力してもらう事も考えていますが、これだけ単体で利益を上げる事は考えていないので、全体のひとコマとしての繫げる役割。パラグライダーが主のビジネスではないということ.... それを理解して、他のビジネスがあるなかでのひとつがアスタム パラグライダーである様に!!

利益だけに目を向け、会社が増え続け、パラグライダーそれだけで他の周りに目が行かず、希少価値がなくなり、商品価値も下がり、品質も下がった.... 要はそんなポカラのパラグライダーの反対を目指すことになります。

それが正解だと。

*とにかく思い描く事。その中でスコトーマを外していく事!
 エフカシー(自己実現能力)が高ければ、マイナスな事は出てこない!


こんな景色を飛びます。


ポカラのパラグライディングとの違いを書きます。

アスタムの「はなのいえ」からヒマラヤ側のセディ渓谷を越えたラチョーク村に飛んで行きますが、等圧線で見るに標高差は350~400m程しかありません。

なのでフライト時間は10分前後。しかし、日本と同じでフライト時間は売りにしないので、ヒマラヤを正面に見ながら渓谷を越える、その景色を売りにしたい。

なので9月下旬から3月上旬までの期間限定にします。

飛んだ後にぐったりするお客さんではなく、もう少し飛びたかったな.... それぐらいの感覚で下りられる体験フライト。

「はなのいえ」のお客さんの客層は40代から60代の日本人。それに同世代のドイツ人が中心になるので、10分前後の体験フライトが一番 相応しい。

下りた後はトレッキングで1時間掛けて、村を散策しながら戻って来る事も出来る程度の山なので、パイロットがガイド役になる事も... そしたら1日飛べて2回ぐらい。お客さんの数も限られます。

これくらいの程度と感覚が必要だと感じています。



アスタムから渓谷を挟んでラチョーク。

山道も程度の良いものがあり、舗装はされていませんが車が走れる道も繫がっています。


コーヒーの件は出来る場所があると言われたので、先ずはラトナ コーヒーの矢作さんに指導してもらいながら研修をして、その後に「はなのいえ」での コーヒー栽培を始めていきます。

先ずは「はなのいえ」のお客さん、「たべものや」のお客さんに飲んでもらい、気に入ったら買ってもらう。

いずれはポカラの街のどこかに、コーヒーのお店を出します。

4年後には。



ドゥルガさんは基本ここ「たべものや」にいますが、自分がたここを訪れたのは1年ぶり....


久しぶりにここで食事をしました。


とんかつ定食と豆腐サラダで800円。

ネパールで1食800円はかなり高いですが、ここだけ日本だと思えばいいだけのこと。

この有機野菜はアスタムにある「はなのいえ」で栽培されたもので、豆腐も自家製。

お米と味噌は日本から輸入しています。


*10月初旬に日本から「はなのいえ」関係者がポカラにやって来るので、その時に会って話をする事になりました。


今日の1本は1ヶ月前に禁止された、エージェントと飛ぶ無償フライト。

この国にルールなど作っても無意味な感じがするのだが、明日はまたバンダ(ストライキ)かもしれない....と言う。

これだけルールを守らない国民が、何故にバンダだけは忠実に従うのだろうか?

俺達は受け入れてはいない!で、皆がバンダを無視すれば、バンダなど無意味なものになるのに....

なのに忠実に従い、バンダをいいことに1日何もしないでサボれる口実になってしまっている。


ここに来て少しずつ欧米人が来始め、明日は15人のお客さんがブッキングしている。

しかし、バンダで仕事が出来ないかもしれない....


何のバンダなのかも知らない人達が、忠実にそれに従っている姿は余りに滑稽だ!

レイクサイドの人々は、震災後5ヶ月もの間 観光客がいなくて我慢してきた。

確かに観光客とは無縁の場所がネパール全土では殆どで、彼らにしてみればバンダでサボれる口実になるかもしれない。

しかし、ポカラ、レイクサイドは皆でバンダを無視して、仕事をしてもいいのではないか?


それが出来ないところがネパール人。普段からグループでしか行動しない人達の欠点だよ。













仕事が終わった午後3時前からアスタムに向かいました。

今日の目的は「はなのいえ」での二つ。

一つはホームページではなのいえにもコーヒーの木がある事が載っていたので、それを視察すること。

二つ目はパラグライダーのテイクオフ場所についてスタッフと話をすること。



コーヒーの木はバナナの木陰に4本ほど生えており、既に10年以上の大きな木になっていました。



全く手入れがされていないからなのか?コーヒーの実は今まで視察した他の場所に比べて少なめでした。


更に1~2年目のコーヒーの木が3本。こちらは周りに何も遮るものがない場所に植えられていました。


コーヒーの実の収穫 時期はは5ヶ月近く後ですが、スタッフと話をするに、全く詳しくないのですが、収穫した豆は自分達でフライパンで焙煎して、ペーパードリップで濾してお客さんに提供するそうでです。

今は季節外なので、ネスカフェを出しているそうですが、理由は簡単に早く出来るから.... でした。

イメージした事は二極化で、ここはなのいえでは品質の良いコーヒー豆を生産してブランド化し、はなのいえのお客さん、関連のレイクサイドにあるレストラン「たべものや」、カフェでの提供と販売。

アスタム村全体では「1キロいくら」の量重視のコーヒー豆を生産し、他の生産地とのブレンド。安くネパール人に提供できるコーヒーを目指す。

はなのいえは日本人オーナーの日本的な経営なので、品質の良いブランド品を作る事が出来る。

アスタム村全体では、エコビレッジの傘下でコーヒー豆を生産する事になるので、ネパール人感覚の質よりも量での生産になる。

この両方をアスタムでは実現できると考えていて、先ず手がけたいのは「はなのいえ」での品質の良いコーヒー造りです。



はなのいえ敷地内に、パラグライダーでテイクオフできる場所があります。

国際空港との兼ね合いで可能ならば、ここをアスタム パラグライダーのテイクオフ地に考えています。

スタッフには話し喜んでいましたが、ポカラでのはなのいえ責任者ドルガさんには近々に直接会ってプランを話します。

ドルガさんも知り合ですが、そこで了解してもらえたら、最後に日本に住む日本人オーナーに話を持っていきます。

今の段階では、ひとつの可能性であり、先ずはこの場所を押さえておく事が必要です。

ランディング出来るスペース。田んぼの稲刈りが終わった11月には、実際に飛んで可能性を探ります。


このテイクオフ地点の標高が1425mでした。

そこからランディング地点を決めて、バイクで下りて標高差を調べようとしたのですが.....

上から見るのとは違い、下に行ったら迷路の様で迷ってしまい、結局その場所には行けませんでした。

また今度、標高差を再度 測ってみます。



日本人の自分がここアスタムに住むに当たり、年間のお客さん1000人を超える「はなのいえ」の存在は可能性そのものです。

ポカラのパラグライダーが終わるまで、まだ4年あります。

それまではポカラでのパラグライダーで生活していけるので、色々な事を始めるに当たって最初から利益を考える必要ない。

何か利益が出たら、全て村人に還元できるところから始められる。強いてはそれが、村人に受け入れてもらう事に繫がると考えています。


昨日書いた海外留学のビジネスも、既に実践している日本に住むネパール人から一緒にやらないか!と言われているので、Yeti が本気ならば一緒にやる事も考えています。


今まで見えていなかった世界。

その盲点。スコトーマが外れていっているのを感じています。

Yeti の長男30歳は塾講師で月2~3万の収入。

次男28歳は学校に通いながら、レストランのサポートをしている。

三男27歳はエンジニアの学校を卒業して、今は無償労働。ネパールでは数ヶ月 無償(住むところと食事は出る)で働いて、その後に採用されればそれから給料を貰えるのが一般的。採用されるのは10人に1~2人程度。


Yeti はレストラン経営をしていますがこの状況下でお客さんはなく、長男の収入だけで家族6人の生活を賄っている。

彼らもこれからの人生を考えるに当たり、レストランを辞め違うビジネスを考えている。

昨夜、アスタムでも長男からその事について聞き、今日は次男から聞いた。


今日出た結論は、彼らがそのビジネス プランを紙に書き上げ、それを1ヵ月後のダサイン際で家族、親戚が集まった時に話し合う事になった。

そのビジネスとは、一家に一人は海外に出て行くネパールに於いて、その中でも海外留学の為の学校と連動した派遣ビジネス。


自分が以前に日本語を教えていた、あのような学校を作り、海外に留学斡旋をするビジネス。


レイクサイドにはそのような学校がひとつしかなく、殆どはポカラの街に集中していて、レイクサイドの学生はそちらに出向いて行っている現状。

レイクサイドは観光客 相手の商売ばかりで、彼等はネパール人相手のビジネスに目が向いていない。

留学斡旋ビジネスはネパール人相手のビジネスで、それをレイクサイドでやる事に着目したようだった。

とにかく1ヵ月後の家族、親戚 会議までにどの様なプランを書き上げてくるのか?

自分は日本語を教える事ができるし、日本にもそのビジネスをやっているネパール人の親友がいるので、繫がりは出来る。

日本へ行く若者は多いし、オーストラリアやアメリカなど、ネパール人が留学していく流れは加速する一方。

そこで、会社その七を「Abroad institute business」海外留学ビジネスとします。


先ずは日本に住む、同じビジネスをやっているネパール人に聞いて、その仕組みを勉強していき、Yeti の家族とも話し合っていきます。


色々な可能性を色々な分野で探っていきたいので、出来る、出来ない.... ではなく、先ずは思考を始めてしまう事。そこから縁起で周りと繫がっていき、何かが生まれる。



先日 ポカラでのパラグライディングに於いて、政府から重要な決定が下されました。

その歴史に幕を閉じる事になりそうです。



昨日は昼からYeti のケシャブとアスタムに行ってきました。

彼が休みだったので、気分転換も兼ねて何処か?でアスタムに。

彼にとっては初めての場所で、ポカラの人でもアスタムって.... 知らない人が結構います。


雨が降り、止んだ後には虹が掛かりました。


こちらのお宅にホームステイする事を決め、数日後には早速 2重生活を始めます。


2階のこちらの部屋を借りる事にしました。

宿泊+夕ご飯で400円を払う事に決めました。x日数分になります。


この夜はホテルに泊まりました。

静かなところに住む事は、自分自身を見つめる時間がそこに出来ます。

この2重生活の中で、これからの生き方を決めていきます。


今朝はヒマラヤが顔を出しました。

今日は雨も降らず、夜になっても晴天です。

乾季がすぐそこまでやって来ています。

空も幻想的....


今日 仕事がなければ、ゆっくり色々な人と話をしたかったけれど、奇跡的に仕事が忙しい日になったので、朝早くにレイクサイドに戻りました。


今回の収穫。その一はレイクサイドからアスタムまで18km。13kmは舗装された道で、5kmが山道でしたが、その山道が歩いた時の印象と違って、思ったよりもかなり難易度が高かった....

この山道を毎日 通勤するとなると.... ドライブは慣れだと思うので何とかなりますが、バイクにかなり負荷が掛かるかもしれない。


収穫その二は、エコビレッジのオーナーとの話の中で、既にアスタムにはコーヒーのミニ農園がある事が分かりました。

今シーズンから収穫が始まるそうですが、村人が収穫したのをエコビレッジで集めて、10kgにつき60円の支払いになるそうです。これはかなり安いように感じます。

そして、彼らは品質は全く気にしてなく、「キロいくら」だけしか考えていない事が分かりました。

これはネパール人的な考え方で、質の良いものを作ろう!という事が頭にはないのがネパール。そして皆が同じ事をやる....

パラグライダーでもそれがハッキリと現れています。

量だけで考えるコーヒー栽培は未来が無いので、会話の中でそこの一線を考える材料になりました。




奇跡的に7人、6人、6人の計19人のお客さんとブッキング....

うちの全てのパイロットが3本飛んだのは.... 4月24日。震災前日 以来です。

他の会社は全くお客さんがいなかったので、これはこの状況で奇跡的なこと。

明日からもこれが続く事は.... ありません。













「ポカラでのパラグライダーは4年後の2019年に終了する」と政府から発表があった。

これは以前から噂されていた事だが、4年後にポカラに国際空港が誕生する事を意味している。

国際規則によって、サランコットはその領域に入る為、ポカラでのパラグライダーが出来なくなってしまう事になった。


ポカラにパラグライダーが登場して20年。遂にこの地から消える事が決まった。

余りにも目まぐるしく変わり続けるこの環境は、まるで何回も交通事故に会うかのようだ。


果たして国際空港から半径何キロまでが、飛行禁止区域に当たるのだろうか?

そこにアスタムもその空域に入るのだろうか?


ハッキリ言える事は、ポカラ以外にポカラ以上の商業タンデムをやる場所はないと言う事。


だからこそ、今までの概念を変えなければいけない!

皆と同じ事をやっていても、結局はこうなってしまうのだから、自分で自由な発想の下に、新たなパラグライダーの在り方を探し、決断しなければいけない。

あと4年!

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今日は朝から仕事が入った為、朝 早々にポカラに戻って来たので、何人か会って話したい人に会えなかった…

ポカラでのパラグライダーがあと4年で終了する事になり、どうしてもアスタムで押さえておきたい場所があり、その話しをする為にまた明日 アスタムに行く予定です。

サランコットとアスタムはそれ程 離れていないので、アスタムが飛行禁止区域に入らずにパラグライダーが出来るのか? 分からないが、ポカラからは最も近くて可能性のある場所なので、他の手には渡さない様に話しを付けてきます。


自分の生き方は自由の刑に処されている。

自由を放棄して保障を求める生き方.... をしない。

人の本質にある自由は、やりたい事をやり、社会に貢献し、感謝の中で生きること。

その為に必要な事は100%責任を自分で取る、その「覚悟」。


先人が命を懸けてでも手にしたかったもの。

自由への道。






女性のお祭りティージは今日が最終日でした。

仕事が一本入り、その後にオーナー兼パイロットのクリシュナと一緒に、彼の村ディクール ポカリまで行って来ました。

毎年この時期 恒例のサッカー大会も開かれていて、その隣りではティージのダンスを女性達が踊っていました。


日本在住のネパール男性。



午後からはディクール ポカリ村へ....


ディクール ポカリ村で、このティージの時期に開催されているサッカー大会。

14チームによる5日間のトーナメント戦で、今日は準決勝。

沢山の人々が日傘を差し、周りを囲んで観戦していました。


ティージ フェスティバルは女性のお祭りです。

日頃の鬱憤を、歌と踊りで発散します。

ネパール女性の正装は赤のサリーなので、殆どの女性は赤のサリーでお祭りに出掛けます。


村に行くと、ネパールで生きている事を実感します!

だから、自分はネパールの村に住みたいのだと思います。

サランコットからのフライトは、自分にとっての生きていく為の基盤です。

数年後 観光客が以前に増して戻って来ても、サランコットからのフライトで得られる収入は月15万円。それまでは月6~10万円。

以前の1/3~1/6ですが、それでも生きていける金額です。

しかし、この基盤がなくなった時、それはその他の枝も摘まれてしまう事になり得ます。

この基盤があるから他の事を利益関係なく、ほぼ無償で出来るのであり。基盤があるからこそ色々な事が始められます。

だから、この仕事はどうしても続けていかなければいけない!!

今は底だし、これからもその状況は続きますが、会社も含めてこのビジネスを投げ出すわけにはいかない!!

生活の基盤を守り抜き、枝葉を増やしていく為にも、これからも耐え忍んでいきます。


昨年の自分の方がお金はあるが、今年の自分の方が人間的に成長できる。

スコトーマ(盲点)にも気付ける。

これこそが真の教育。





初めての階段を前に、何度も登ろうとするイサン1歳。


ルーティン。それは、決まったサイクルのなかでの生活。

仕事があるから毎朝7時に起きて、仕事があるから毎晩12時には寝て…

私達は小さな頃から学校、職場と決まったルーティンの中での生活をしてきた。


今はその基である仕事が4ヶ月もない状況だから、ルーティンもなくなってしまっている。

夜3時過ぎに寝る日もあれば、昼1時に起きる日もある…

一日中 眠くて怠い日もある。


決まりのない中での日々(ある意味で自由)は、形の中で生きてきた者にとっては初体験。

多くのサラリーマンは定年退職後に訪れる状況かもしれない… 定年退職という言葉は近い将来 死語となるだろうが。


頭を使って考える事も多く、身体を動かさない日も多く、今までの人生の反対の事をやっているからなのか? 仕事がないにも関わらず疲れている。

頭を使って考えるとすごく疲れるが、それは今までは与えられた事をやってきた人生だったから…

これからは自分で生み出して、事を造っていかなければならない。


今 見えている世界は、自分の心が映し出された世界なのだから、その心の在り方がこれでしかない事に気付かされる。


バイクのチェックも今日 終えたので、これからのアスタムとの二重生活で、このルーティンのない日々のモヤモヤを変えるきっかけにしたい。


何度も登ろうとする君が正しい!

意識という曇りガラスで世界を見ている大人達は、意識という汚れを持たない彼等の行動を「危ない」と止めてしまう.....

周りに多くの赤ちゃんがいて、彼等を眺める時間も多いのだが、正しいのは彼等だ!!

彼等を見て学ぶことは多い。


今日はネパール パラグライディングに於いて、歴史的な日かもしれない....

ネパール人 パイロット(タンデム パイロットのみ)が、初めてパラグライダーのライセンスを政府から受け取った。その数100名以上。

今まで正式なライセンスはなく、2年以上のソロフライトとマヌーバー トレーニング。タンデム トレーニング、そしてタンデム試験で合格し、お客さんを乗せて飛んでいる。

しかし、誰もタンデム試験で落ちた者がいない.... 100%の確立でタンデム パイロットとなっている点は異様かもしれない。だから、レベルにはかなり差があるのが現状です。(危険とかいうレベルではないが、プロとしての仕事が出来るのか?そのレベルに差がある)

しかし、このライセンスは国際ライセンスではなく、ネパール限定のもの。


外国人が持ち込み、外国人主導で続いてきたネパールのパラグライディングも、ここ2年でその環境が180度 変わりました。

ただどうしても言いたいのは、他の血。外国の血が入らない環境になる事は絶対に良くない!

それは井の中の蛙、大海を知らず。循環のない環境は衰退していきます。

自分も外国人なので、その砦になるくらいの気持ちは.... 正直ありません。


他は関係ない。

自分を持っていれば、関係ない。

無いものを、有ると思い込み執着するその「心」を手放せ!!

そんな心境です。







どんな環境になろうと、全ては「空」である事を悟った人には関係のない事だろう。




< バイクも日常 生活に >

出掛けるのは仕事がもう入らないだろう時間帯、午後3時過ぎからに…

予定は1〜2時間。今日は何処へ行こうか?

今日はアンナプルナ1周で最初にテイクオフした村、カリカスタンに決定!

しかし途中から道を逸れ(少し迷い)、かなりの山道を走っていたら周り回って、以前に訪れたベグナス コーヒー農園に…

麓の舗装された道は、年月と共にアスファルトが剥がれ穴、ガタガタだらけ…

メンテナンスが全く出来ないのに舗装する事は、年月と共に不自然なガタガタの道を生みだす事になる。


途中からの村道は雨でぬかるんでいて、穴ボコ、雨で削れむき出しの石だらけ。

しかし、こちらは昔からある道そのもの。


新品のバイクも泥だらけになり、走行距離も300kmを越え、これで最初に規定されているメンテナンス サービスに持って行きます。

その後はベグナス湖に下り、ハイウェイを走って約3時間のドライブは終了。



今日の道を走れれば、アスタムの山道は楽勝!

夕暮れ時のポカラで最も渋滞するプリティビ チョークも、半クラッチ多用でクリア。

バイクがメンテナンスから戻ってきたら、アスタムとの付き合いが本格的に始められそうです。



今日は最後に、このVTRをご覧ください。

今日は午後3時過ぎからミニ ツーリングに出掛けました。

距離にして45km程でしたが、途中から雨の中でオフロード走行も出来ました。

経験の少ない自分でもすごく乗りやすいバイクで、エンジンも150ccとオフロード車の間では中の小くらい。強力に引っ張るすごい馬力はないけれど、山道も舗装された道も普通に乗れるバイクです。

スピードはMaxで70km/h 位とそれほど出ませんが、オフロードを走る時の乗り心地の良さはやはりオンロード バイクとは違います。

明後日辺りに300km走行後のチェックに出すので、その後バイクが戻って来てからアスタムに話をしに行ってきます。


最近よく見ているバイク屋「ホワイトベース」のYoutube。

別に詳しい訳でもない素人だけれど、何か見ていると楽しい....

ネパールに来ていなかったら、バイクに乗る事なんてなかっただろうな。



ツーリングの最後はラトナ コーヒーでのティータイム。

アイスチョコレート パンケーキとマチャプチュレ プレミアム コーヒーで220円。

折角の挽き立てコーヒーも、紙コップだと.... 何故コーヒーカップにしないのかな?


ネスカフェは美味しくない!と、ネパール人もオーガニック コーヒーを飲みに来ていました。



子供達もバイクに乗ってお話し中....

バイクに乗ることは自分にとってまだ非日常な感覚ですが、パラグライダー同様にやがて日常に変わっていきます。


9月も12日で6本目、先月までと変わらず2日に1本の仕事となっています。

今日は朝から雨が降っていて、午後からも曇り空....

そんな中でも仕事が出来たことが、今後の人生に繫がる縁が生まれた... のかも知れない。

それは今日飛んだネパール人のお客さんではなく、昨日 飛んだ日本のお客さんでした。

もし今日 飛べなかったのならば、この縁はなかったのかも知れない...

その日本のお客さんが、今日も飛びに来てくれました。










ひとつの縁に繫がるかも知れない日本のお客さん。

このお客さんとは昨日に飛んだのですが、連絡先を聞いていなかったので(今日も予約されていたので)、もし今日 飛べなかったらこの縁は無かったかもしれない....

彼らはネパールの中西部ジャジャルコットという村で外科医として働いていて、ここ5年間 毎年5ヶ月間その村で医療に当たっています。(以前はインドでの医療も)

ポカラにはパラグライダーをしに来たそうですが、その理由がパラグライダーを医療に利用できないか?その為に体験されに来ました。

何でもジャジャルコットの村には病院がひとつあり、そこまで怪我や病気の村人を運んで来るのに丸一日 山道を担いで歩いて来るそうです。多くの村では歩く以外に手段が無いのが現状です。

その為の輸送手段を探していて、ヘリコプターは値段が高く無理なので、ネットなどで調べて辿り着いたのがモーター パラグライダーでした。


モーターを使って飛ぶパラグライダー。


勿論、怪我や病気の度合いによっては無理ですが、これによって運べる患者さん、そして衣料品など.... その可能性を確かめに2日間 飛んでみての感想は「motor para-gliderでチョジャリ救急というのは日本人が今始めるのに適しているのではないかと考えています。冗談でなく真剣に。ヘリコプターのときとは違って、利枝もやや賛成気味?利枝も私も、日本で講習をうけてみたいと持っています。」とメールを頂きました。

医師である彼らが本気であるのならば、私もネパールでプロとして飛んでいるパイロットなので、その可能性を考えてみる事にします。

Google earth で地形を見るに、飛べる可能性はありそうなので、出来たら12月に一度グライダーを持ってジャジャルコット村へ行ってみようと考えています。


なので、会社その六は「Paragliding Ambulance project」パラグライダー救急プロジェクト

まったく自分の頭には無かったパラグライダーの在り方です。

これが出来れば世界でもほとんど類を見ない、概念を超えた究極のパラグライダーの在り方になるかもしれない....

日本のような規制の厳しい国では無理だし、環境も整っているので必要の無い事ですが、ネパールだからこそ可能かもしれない!

パラグライダーの概念.... その盲点が外れる縁。そのきっかけになりました。



今は女性のお祭り「ティージ フェスティバル」の最中ですが、この写真もその写真でしょうか?



このアパートの管理人も弟のクリシュナに代わり、その子供達も代わりました。

奥が娘のイスニハ2歳半で、前が息子のイサン1歳です。
  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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