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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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ネパールガンジに着きました。

朝5時にポカラを出発して、ネパールガンジに着いたのが夜7時を回っていました…

その間に1度の食事と2度のトイレ休憩。

それ以外は信号もないので、14時間 走り続けた事になります。

ポカラを出た後はネパールガンジとは反対方向に100km程走り、そこから南下するコースは???と思いましたが、走っていて何故 遠回りしてでもこのルートを選択しているのかが分かりました。

ポカラから南下するルートは山越えを繰り返し、5時間近く蛇行し続けます。乗っていてもフラフラになります。

しかし、100km距離が伸びても今日のコースでは山越えが短く1時間程度。後はひたすらタライ平野を真っ直ぐ走り続けるので、お客さんも楽だし、ドライバーも楽だし、安全です。

とは言っても、14時間のバス移動はとても長かった…


明日はネパールガンジで先ずはジャジャルコットのバス停を探し、バスチケットを買って、後はゆっくりします。

チョウジャリ村へは明後日に行きます。


ネパールガンジのバス停に着いて直ぐに、目の前のゲストハウスに飛び入りました。

ここも余りキレイではないけれど、よっぽどではない限り、いつも宿は選ばないでとっとと決めます。

ネパールの街の宿に泊まると、いつもポカラのホテルのレベルの高さを感じます。

首都カトマンズと比較しても、ポカラの方が安くてキレイなホテルが多いです。

ネパールガンジは大きな街ですが、ツーリストが来る場所ではなく、宿もインドの宿の様です。

ここからインドとの国境まで1〜2km。

ネパールとインドの偉人ガンジーが合体したらかのような街の名前。

ネパールガンジに到着しました。

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慣れ親しんだ世界には見えないものが沢山あります。

それは過去と同じ事を繰り返すことで成り立っている世界。周りのものを見えなくさせてしまう盲点の沢山ある世界です。

その環境を離れる事で、新たな世界に触れる事で、景色を変えていきスコトーマ(心理的盲点)を外していく。

明日からの旅はそんな新たな世界に触れる事で、見えなかったものを見、認識できなかったものを認識していく.... そんな10日間にします。


明日は朝5時にポカラを出発し、500km離れたネパールガンジには夜7時に到着予定です。

14時間バスに乗るので、かなり大変な1日になりますが、ポカラを離れてまだ見ぬ世界を見られる楽しみの方が強いです。

ネパールガンジは初めての場所で、泊まる所も次のチョウジャリ村へのバスがどうなっているのか?も、行ってみないと分かりませんが、荷物もそれほど大きくないので自由に気ままに動いてみます。



今回はテントや寝袋、ガスなどがいらない為、グライダーを入れても13kgほど。
パラグライダーのストライキは3日間で終わり、明日から仕事は再開されるようです。

しかし、レイクサイドにはツーリストがほとんどいなく、私は明後日から10日間の日程でジャジャルコット郡にあるチョウジャリ村に行く事にしました。

10日間ですが、片道 移動にバスで2日間(ポカラ~ネパールガンジ14時間、ネパールガンジ~チョウジャリ村10時間)かかるので、実際にチョウジャリ村で過ごせるのは5~6日間しかありません。

2日続けて10時間以上のバス移動は大変なので、ネパールガンジで1日休息を入れるかもしれません。

本当は2週間ぐらいチョウジャリ村に滞在したいのですが、27日からはレイクサイドで恒例のストリートフェスティバルが開催され、パラグライダーの仕事も5日間は忙しくなるし、授業も10日以上は休めないので、26日にはポカラに戻る予定です。

新たなものへの第一歩。その繫がりになる旅にします。



この位の目線、抽象度の高さで物事を見ていきたい。

今日のローカル新聞にも載りましたが、昨日からパラグライダー全社がストライキに入りました。

ネパールはストライキ社会ですが、ネパール語でストライキの事を「バンダ」と言います。

この言葉は今までにも何度も出てきているので、この日記をご覧になっている人は既にご存知だと思います。


今回のパラグライダー バンダは空港税を巡って、政府とパイロットとの折り合いが付かない事によるパイロット組織NAA(ネパール エアースポーツ アソシエイション)呼びかけによるバンダです。

ネパール人パイロット全てが団結してバンダを起こしています。

このバンダがいつまで続くのか?は、正直言って全く分かりません。

国有地ではなく私有地を使って行っているパラグライダーが、国有地を使っている飛行機やヘリコプターと同じカテゴリーに位置づけられ、空港税と言う全く関係のない税金を全てのパイロットが毎月払う事への疑問。しかも一人月12000円はネパールでは大きな金額です。

今パイロット全体で200人以上いるので、単純に政府に入る金額は月240万円以上になります。年間2880万以上。

NAA側はライセンスを更新する時、又は年1度だけの支払いを主張しています。

果たしていつまでこのバンダは続くのでしょうか?

当然 仕事は出来ません。


2015年はパラグライダービジネス崩壊に始まり、大震災、タライでのストライキ、インドの制裁、ガソリン+ガス問題、そして今回のパラグライダー ストライキ.....

全てが大きく変わり続けている年、激動の1年になりました。



この状況下でも次々にオープンするパラグライダー会社。

50近くの会社があると思われますが、日本人の感覚では理解できません!

ネパール人の感覚は私達の感覚と大きく違う事が、今年1年でハッキリと分かりました。

この国でどの様に生きていくのか?

ある意味 その違いがを楽しめるように!

違う国を選んだのだから、違いは重要だし、そこにネパールに住む価値があります。




器具を買ってからはコーヒーを淹れる楽しみが増えました。

豆を細挽きと中挽きで飲んでみましたが、全く味が変わります。

細挽きは成分が多く抽出される為、濃くて重い味になります。

中挽きは細挽きに比べて、スッキリとした後味の爽やかな味になります。

飲みやすいのは中挽きで、お湯の注ぎ方を注意すれば濃さも細挽きと変わらないので、毎日飲むのなら中挽きかな.....

細挽きでより濃い目に淹れるとエスプレッソに近い味になるので、自分はこちらが好みです。


こちらは細挽きで、ほぼパウダー状態です。


ドリッパーは3つ穴の台形のカリタ系。


1杯出しで飲んでいます。


コーヒーを淹れるドリッパーは大きく分けてこの3種類です。

台形1つ穴のメリタ系。

蒸らしの後に杯数分の目盛りまで一度に注ぐだけなので、だれでも簡単に同じ入れ方を行うことができます。

1つ穴なので抽出時間が長くなり、濃くてコーヒーの旨味も雑味も全て出るので、好き嫌いが分かれる味になります。


台形3つ穴のカリタ系。

蒸らしの後に数回にわけて注湯します。
注ぐ早さで抽出スピードをコントロールする必要があります。

1つ穴より抽出時間が短くなる為、雑味が出る前に美味しさだけをドリップする特徴があります。


円錐形大きな1つ穴のハリオ系。

ネルドリップのおいしさとペーパードリップの手軽さを両立。
注湯の速度で味を変えられるのが特徴。
外側のスパイラルリブが空気を外に逃してくれるので粉の膨らみを邪魔しません。



台形の3つ穴カリタ系を使っていますが、円錐形のハリオ系もラトナ カフェで売っているので、そちらも買って違いを飲み比べてみます。




今朝の授業風景。

右に座るのはパビットラ先生の息子7歳。ずっと見に来たかったようです。

と言うことは生徒は1人だけ.....

今は初級クラスの生徒が3人、私のクラスの生徒は5人の計8人。

自由参加なので全ての生徒が来る事はなく、日によって1人の日もあれば5人の日もあります。そして、全く来ない生徒もいます。

果たしでどれ程 本気で日本へ行きたいのか? 疑問に感じる生徒もいます。

授業料は無料で、留学する時にお金を頂くのですが、留学出来なくても生徒がお金を損する事はありません。

しかし、そこに緊張感のなさが生じる事が一番危惧する事で、本当は授業でもお金を払って受ける方が生徒の意識も違ってくるように感じます。

昨年は沢山のネパール人が日本へ留学しましたが、今年は希望して書類審査や日本語試験を通っても、最後の日本政府による面接で半分近くは落とされ、全体的には留学できるのは25%ほど。生徒のやる気で大きく左右します。

日本語自体は留学後に2年間、日本の日本語学校で「あいうえお」から再度 勉強するので、ネパールで教える上で最も大切なことは言葉ではなく、日本へ行きたい!というやる気を引き出し、日本語に触れる楽しさを感じてもらう事です。

やはり授業や勉強ではなく、日本への想いを持ってもらい、それが彼らにとってより重要なものであること!

重要になれば努力などしないでも、日本語は自然に身に付きます。

勝手に自分でその様に行動していくからです。

人生やりたい事をやる!

それが日本へ行って何かすることで繫がっていくのならば、自然と日本へ行きたくなるし、自然と日本語も学んでいきます。

大切なのは、自分のやりたい事とは何なのか?

それがあれば、全ては形を変えながらも繫がっていきます。


授業とは知識を覚えさせる場ではなく、子供達のやりたい事を探し出す場所。

学ぶ事は大人になってからでも出来ます!

大切なことは自分がやりたい事を、何の常識や既成概念もなく、自分の中から探し出す事です。

それが分かれば、後は勝手にそこに向かって行動していきます。

やりたい事があり、それをやる事が人生です。
< 希少だから価値がある >

全てのものは希少性によって価値が付随します。

自分の命がいくつもあったのなら、この命の価値も下がります。

皆が違い、皆がたったひとつの命だからこそ、その価値は無限大です。

これは全ての面で同じです。


希少価値。

それが無くなり、同じであればある程、価値は下がり、それに伴って質も下がります。

国という大きなレベルでも、これは同じです。


今日また予想しなかった事態が現れました。

ネパール政府の組織であるCANが、パラグライダー会社 全てを停止処分にしました。

理由は空港税を会社(パイロット)が受け入れなくなったからです。

パラグライダーでは世界で唯一の空港税を取る国ですが、その金額がパイロット1人に付き月12000円程になり、95%がネパール人パイロットとなり、何の規制もなく会社を増やし、地震にストライキ、インドによる制裁によって観光客も仕事も激減しました。

昨シーズンまでは12000円 例え空港税で取られても、収入がかなりあったのでネパール人パイロットは文句も言いませんでしたが、状況が悪い方へ変わったので(自分達で変えてしまった)、ネパール人パイロットが空港税を払わなくなりました。

そして突然の、今日から全会社 停止命令となりました。


パラグライダーの価値を下げたのは許可を今年に入って出し続けた政府と、それに伴って何の個性もない全く同じビジネスを始めるネパール人です。

希少性がなければ価値は下がります。

そして、見事に質も下がっていきます。

そして、それが国というものを造っていきます。

ネパールにいると強くそれを感じます。


希少価値。

この世のものは同じであってはならない!と。
= 今日の怒りに対して =

怒りというのは自分が正しく、相手が間違っている!と勝手に思っていたり、そこに囚われている時に現れる。

多分 あれがネパール人だったなら、今日の事で怒りが現れる事はないだろう。

そして日本だったなら、あの様な電話での対応もないだろう。

それは自分が日本人で、ここがネパールだという事。

日本の常識や感覚がネパールでの常識や感覚と違うという事。

随分と順応はしてきたのだが、40年近く日本で受けた常識や感覚が簡単には抜けないでいる。

その日本とネパールの違いがまだ、自分の中で分かっている様で落とし込めていない。


三つ子の魂 百までも… とあるが、それは強烈にこの中にあるし、プラスの面も沢山あるので、その上に全く違った文化と感覚を積み上げていく事しか出来ない。

そして今日は、もう一つ自分の中にある感覚が怒りを呼んだ。


パラグライダーの他にも仕事があるので、それによってパラグライダーの仕事を休まなければいけない状況も出てくる。

日本語は今の段階で収入は全くなく、ボランティアに違いので、パラグライダーの仕事が入れば飛んで収入を得たい… という感情がある。

この感情が怒りを呼んだ事にも繋がっている。


つまり、日本語を教えるというお金には代えられない付加価値が、とにかくお金を稼ぎたい… に負けた事になる。

お金を稼がなければ生きていけない… は、日本ですり込まれた洗脳だと感じるし、お金というものへの感覚とお金では買えないものへの感覚の上下関係が違っている。

間違いなくお金への感覚が強くすり込まれている。

お金は必要だけれど、そこを勘違いするとまた同じ事が起こる。

お金は必要だけれど、お金が最も大切なものではない!

言葉には出来ても、それを体感として落とし込めているのか?


あの生徒が来て授業を受けているあの状況で、生徒の事を第一に考えたのなら、パラグライダーの仕事が出来ない状況を常に感覚として落とし込めていたのなら、スタッフへ怒るのではなく、授業が終わった後に出来る事だけをやればいい! となっていた。

お金が欲しい…

パラグライダーの仕事を休みたくない…

お金というものへの感覚が間違っている事に、この怒りの感情で初めて気付いた。


お金は必要だが、お金が最も大切な訳ではない!


言葉で分かっているのと、体感として感情で理解しているとでは全く違う。
人間は一生の間に感情の起伏の量が決まっているのかも知れない…

私は普段 静かでおとなしいが、時に怒りが爆発する。それはまるで瞬間湯沸かし器のようだ。

それは自分でも自覚していて、その怒る自分が嫌で変えたくて、仏陀に興味を持ち、仏陀の教えを実践しているのだが…

怒りを露わに人々の前でさらす事は、何のプラスにもならず、自分の信用を下げるだけ。

それが分かっているにも関わらず、同じ事を繰り返してしまう。

普段は亡くなった母親に近いが、怒りを露わにする時は父親に似ている。この辺りの自分がコントロール出来ないのは遺伝があるのかも知れない…

普段の自分を知っている者にとっては、怒りを露わにする自分は全くの別人で驚く人が多い。

普段は感情の起伏が少ないから、それを爆発させる事で±0 に保っている様に感じるのだが、怒りは120% 無用であり、自分そして周りを不幸にするものなので、この感情の在り方を今までもそうだったが、これからも見つめ変えていく事が自分の課題です。


今日の怒りとは?

仕事以外で怒りを露わにした記憶は大人になってからはない。

そして、その怒りはいつも単発的なものから来る事はなく、同じ事を何度 言っても変わらない時に現れる。

今日の怒りは、日本語を教えていた時にオフィスから仕事の連絡が入り、あと30分 教えなければいけない… と伝えた瞬間に電話を切られてしまった。

まだ話し中で、あと何分後に出発するのか? お客さんは何人なのか?… など聞きたい事があったが話し中にも関わらず切られてしまった。

このスタッフはいつも話しを聞かない内に切ってしまうので、いつも再度 掛け直さなければいけないのだが、今日はその後 電話は繋がらず… 繋がった時には怒りが爆発していた。

スタッフの視点では、最低30分は来れないという事は今の仕事は無理で、次のパイロットに連絡する… となるが、こちらはいつ出発するのか?も分からず、このまま授業を続けたらいいのか? 今すぐオフィスに行った方がいいのか? 分からない。

今から出発するのなら仕事を休んで、次のパイロットに行ってもらう事になるし、30分〜1時間後なら授業を途中で切り上げてオフィスに向かう事になる。

その判断が途中で切られたら分からないし、いつも最後まで聞かずに電話を切ってしまうスタッフで、何度も注意している。今日はその後 繋がらない事もあり、怒りが電話越しで爆発してしまった…


本当は日本語の授業を仕事が普段 始まる9時まで、遅くとも10時までにしたいのだが、一人の生徒が遠くからやって来るので、その時点で仕事が入っていなければ生徒を待って授業をしたい。

しかし、お客さんはいつ来るか分からないので、この様な状況が度々あり、自分にとってはより電話での状況説明が必要になります。

日本では仕事で怒りが爆発した経験はないが、ネパールでは文化の違う適当さにこの様な感情が出てしまう。

この感情と対面する事で仏陀に出逢えたので、そういう面ではネパールに感謝しなければいけない。

感謝しながらも怒りが爆発する…

ここに学びがある。

怒る事は最低であり、分かっていても怒る自分がいて、人間は理論や理屈の生き物ではなく、人間は感情の生き物であり、その中でこの感情をどう自分のものにしていけるのか?

この世に自分のものなど何ひとつ存在しません。

唯一 自分のものと成り得るのは、この感情。

自分自身の内側だけです。

ネパールの農業技術支援/東かがわ有志が実行委

2015/12/06 10:09藤井市長にネパールでの活動の抱負を語る六車さん(左端)ら技術協力実行委の関係者=香川県東かがわ市役所

藤井市長にネパールでの活動の抱負を語る六車さん(左端)ら技術協力実行委の関係者=香川県東かがわ市役所

 
香川県東かがわ市内の農業関係者ら有志が「ネパールへの技術協力実行委員会」(田中勝弘会長)を結成、事前調査のため、8~15日の日程で同国を訪問する。4日には渡航団のメンバーらが市役所に藤井市長を訪ね、発足の経緯や現地での活動に向けた抱負を語った。

 実行委は、国際協力機構(JICA)のシニア海外ボランティアとして、ネパールで農業協同組合の設立や運営指導にあたった経験を持つ六車哲郎さん(65)の呼び掛けで立ち上げた。市国際交流協会や市生活研究グループ、県農協などが参画し、同国への農業分野での技術支援や人的交流による市の活性化などを目指す。

 六車さんによると、ネパールの現状は40~50年前の日本と似ており、住民の多くは自給自足の生活を送っている。また、男性の多くが国内外へ出稼ぎに行っているため、農村には女性しか担い手がおらず、生活改善に向けては女性の視点に立った農業技術支援が欠かせないという。

 今回の事前調査では首都カトマンズや近郊のダディンなど6カ所を訪問し、六車さんが立ち上げた農協の関係者らから「何が協力できるか」などをヒアリングする予定。六車さんは「換金性の高い作物を効率的に生産できれば、家族が一緒に住むこともできる。4月の大地震で被災し、現地の状況もだいぶん変わっているので、しっかり内情を把握したい」と話した。

 渡航団は4人で、市生活研究グループ会長の田村照栄さん(66)ら女性2人も参加する。田村さんは「行ってみないと分からないことばかりだが、話を聞く中で何か協力できる素材を見つけたい。加工品にできるような農作物があれば、いろいろ作戦も考えられる」と意気込んでいる。



ネパールへの技術協力実行委員会 プロジェクト マネージャー 六車 哲郎さん。


今日2本目の仕事が終わった後、突如 日本の方からお電話を頂きました。

そして、オフィスに戻ってからお会いして、短い時間でしたがお話しすることが出来ました。


六車さんは私のブログを普段からご覧になられていて、上の記事にもありますが、今回ネパールには農業分野での技術支援の視察に来られたそうです。

以前にネパールで農業協同組合の設立や運営指導にあたった経験を持ち、本職は農業に関する運営コンサルタント。

もっと色々と話を伺いたかったのですが、農業運営のプロの方のようです。


自分のこれからの人生の目的は既にこの日記にも書いていますが、自分にとって重要なものが変わったことで、見える景色と繋がりが日々 変わっていきます。

先日の楢戸医師との出会いも、今日の六車さんとの出会いもそのひとつです。


今後 色々なことをやるに当たって、農業経営のプロ 六車さんとの繫がりも重要なものにしていきたいので、今後メールのやり取りなどで話を伺いながら、人生の目的に色々な面で繋げていきます。


明日ある日本語検定試験に向けて、最後の仕上げ中.....

昨夜 自分で模擬問題を作って、今朝は2時間 解いてもらいました。

NAT5という初級コースを受けますが、200時間の勉強量.... と目安には書いてあり、これは約10ヶ月 勉強したのと同じぐらいです。

明日受けるうちの生徒は3週間~3ヶ月 勉強した生徒なので、合格する事は難しいです。

しかし、本当に日本に行きたくて勉強している生徒は3ヶ月でも合格するので本人次第!

明日は朝7時~10時までネパールではカトマンズ、ポカラ、チトワン会場で試験が行われます。



その後は仕事がなかったので、バイクを定期点検に持って行きました。

買ってから2ヶ月半で1500km程 乗っていますが、既にスピードメーターが壊れたのと、後ろのブレーキランプが壊れました。

スピードメーターは中のケーブルが壊れていますが、替えがないとのことで部品待ち。

ブレーキランプは小さくて頑丈なものに変えてもらい、エンジンオイルを交換して、整備をしてもらって、1100円でした。10000kmまでは整備は無料です。

夕方に取りに行き、乗って帰りましたが、全然 乗り心地が変わっていました!

バイクは車よりも定期的なメンテナンスが重要な乗り物である事が分かりました。



午後には仕事が入り1本 フライト。



夕方にはラトナ カフェに行って、欲しかったコーヒーミル、ケトル、ドリッパー&サーバーを買って来ました。


左からドリッパー&サーバー、コーヒーミル、ケトル。

日本のオーナーが日本から持ってきた、全て日本製で計13100ルピー(15000円位)。


コリタのコーヒーミル。これでコーヒー豆を挽きます。


フィーノのケトル。この独特の注し口でお湯のコントロールをします。

ドリップコーヒーはお湯の注し加減で、味が変わってしまいます。


ラトナといえば「マチャプチュレ プレミアム」。

100%アディカリ村で採れた豆を使ったコーヒーです。

値段的にも味的にも、ネパール コーヒーの中では私の一押しです!

これからは豆のまま買って、自分で飲む分だけミルで挽いて飲めます。



明日は土曜日でネパールの休日。

生徒は試験ですが私は授業がありません。

今夜はコーヒーでも淹れて、明日の朝はゆっくり寝たいと思います。


めちゃくちゃ旨い!


16日以降に1週間ほど、チョウジャリ村のあるジャジャルコットへ行こうと考えています。

仕事も少ないし、今シーズンはポカラにいて仕事のあるときには仕事をしようと思っていましたが、今シーズンも5ヶ月を過ぎて折り返しを向かえ、一度ポカラを出る時期が来たようです。

ジャジャルコットは直線距離でポカラの西180kmの所にありますが、一度インドとの国境まで南下して、そこから西に向かい、ネパールガンジという大きな街から北上しなければいけません。

距離にして450km、バス移動で時間にして多分20時間以上。ネパールガンジで一泊して翌日に向かう事になるので、2日間かかります。

一度カトマンズに行って、そこから飛行機で飛べば楽ですが、それでも2日間かかり、飛行機も週1本しか飛んでいないので、ポカラからバスで行く事になりそうです。(本当はバイクで行きたいのですが、ガソリンの給油が途中で出来ないので仕方がありません)



チョウジャリ村は山に囲まれていますが、この様に大きな河が流れ、台地が広がる場所でもあるようです。

道中はタライを通るので、マデシによる道路封鎖やストライキに出会うかもしれません。

今回はグライダーも持っていき、現地は歩くしか交通手段がないと聞いているので、1週間は久しぶりの運動週間にもなりそうです。

今は楢戸医師の連絡待ちですが、今からどの様な旅になるのか?楽しみです。

初めて訪れる場所で、初めての体験で、初めての人達と時間を共にする.....

未来への目的を持つ事で繫がっていくものを大切にします。



ジャジャルコットは宝石のひとつトルマリンの産出地として、コレクターには知られているそうです。

今朝はは昨夜お会いした衣笠病院の方々とお仕事をしました。

ネパールが始めての人はお一人で、その他の人は何回か医療ボランティアで来られています。

ネパール9日間滞在で、被災地を訪問し終え、ポカラは1泊。今日にはカトマンヅに戻られ、2日間 医療機関を訪問された後、日本へ帰られます。












楢戸医師に昨夜会い、その後インターネットで色々と調べてみた。

昨夜もお会いしましたが、元ネパールJICA隊員で理学療法士の女性 前田さんと、医療関係のネパール人男性2人が楢戸医師とタッグを組んで、ネパールでの医療活動を行っているようです。

私と飛んだことが繫がりとなり森医師夫妻は日本でパラグライダーを始めていますが、来年5月から再びチョウジャリ村で医療活動に従事されます。

これからの私の人生は人々の役に立つ、少しでも人々の助けになれるように生きていくことが目的なので、自分に出来る分野でそれを行っていきます。

お客さんと飛ぶ観光フライトもそのひとつですが、それ以外にもパラグライダーで出来る事はあります。

もちろんパラグライダーに限った事ではありませんが、これはプロで専門家なので自分に出来る事のひとつにパラグライダーはある..... と考えています。


自分にとって重要なものが変わったことで、見える景色も変わり、繫がりも変わって行っています。



チョウジャリ村の風景

この村の特徴に大きな河が流れていて、この河はやがてガンジス河に繫がります。



チョウジャリ病院


前田さんの話ではネパールなので山はありますが、その麓は平野が広がっているとのこと。

空港があることでもそれは分かります。


楢戸医師とネパールのスタッフ。


麓から村へはこの様な道を登って行きます。

この様な山道なので、その道中をパラグライダーで何か役立てられないか....

先ずはパラグライダーというものを誰も見た事がないので、ここを飛ぶ事だけでも村興しの第一歩になります。

村人に興味を持ってもらい、そこから何かに繋げていきたい。

いずれは医療品や物資の搬送などが先ずは主な目的となります。


あとは、ここの利点は空港があることなので、ツーリストを何かの目的で呼んで来られれば、観光フライトも出来るし、その利益の一部を医療行為に当てる事も出来ます。

先ずは出向く事から始めます。

人にはそれぞれに違う事で出来る事があるので、自分に出来る事をやっていきます。

前回会うことが出来なかった楢戸医師に、今晩お会いしました。

今回は横須賀にある衣笠病院の外科医、牧師、常務理事、主任の4名とカトマンズで楢戸医師のお手伝いをしてりる方、それとカトマンズで病院経営をされているネパール人の方たちと一緒に食事をしました。(そのうち4名とは明日パラグライディングをします)

毎年この病院の方々はネパールに来られているそうで、今回は震災地のダーリン、ゴルカを視察されポカラに来られました。

もう少し色々とお話したい事はありましたが、これが繫がりの第一歩となります。


楢戸医師は次回は3月にチョージャリ村に行かれますが、今月16日から1週間 別の医師がチョウジャリ村に行かれるそうなので...... どうしようか?

仕事を休んで行くのか?

行きたい気持ちが強くなったら、授業も仕事も休んで行こうかな....

数日内には行くか、行かないか決めます。


Cross  Nippon + Nepal 家庭医 楢戸 健次郎 氏。




これは2016年の日本語検定の予定表ですが、今年最後の検定が今週土曜日の12日に開催されます。

うちからは4名が受けますが、合格できる可能性があるの生徒は1人。

本当は来年2月に受ける予定で、検定の勉強を今週から始めたばかりですが、先週 SKYPで面接を受けた生徒が検定試験を受けた実績が必要なため、合格するしないに関係なく、今回 受ける事になりました。

来年2月に合格できるよう、今回は経験を積む意味での検定試験となりそうです。





仕事は12月に入っても1日1本ペースありますが、その理由のひとつは12月に入ってほとんどの外国人パイロットが働く事が出来ないから。

当たり前ですが、ワーキングビザもなければ書類も揃っていないパイロットはお客さんを乗せて飛べなくなっています。

ここに住んでいない外国人パイロットはそれがないので、今は仕事が出来ません。

今は.... と書いたのは、毎年同じで1週間もすればチェックが緩くなってしまうのがネパール。

それと、NAAメンバーズカードを2年振りに更新しました。

NAAとはネパール エアースポーツ アソシエイションの略でこれが無いと飛べませんが、言ってみれば2年間 チェックがなかった訳で、私自身もこのカードの存在を忘れていました。


次のワーキングビザ更新は3月ですが、前もって手続きしても絶対に期限切れになる事は今までの経験上 察しが付きます。

何せ5ヶ月も手続きに時間を要するのだから......






お昼過ぎに1年振り「青空」レストランへ行きました。

富士山ばかり行っていたからね.....

これは梅かつ定食。

富士山にはない創作的なセンスのいい料理が多いです。

これは本当に美味しかった!

梅かつ+定食で520円。

インドに行きたくなった.....

昨夜、「こんな所に日本人」という番組でインドを見ていたら無性に。

思えば2年前にデリーとハリドワール、1年半前にラダックに行って以来インドに行っていない。

「暑い、汚い、臭い.....」とイライラしながらも、旅をしていたリポーターが羨ましかった。

休みを10日以上取れるのであらば、迷わずにインドに行く。

世界はインドかその他...... それしかないくらいに似通ってしまっている。


現状では少ない仕事を休んでインドに行く事は出来ないし、学校の授業もあるので、果たしていつになったら次インドへ行けるのだろか?

とは言っても、何かに拘り縛られなければ近い将来、いつだって行ける。


インドは拘り囚われた人を受け入れない。

仏教はこんな混沌とした環境の中で生まれた。


今の自分を試す為にも、今シーズンのどこかで一度インドへ行きたい。






拘りや常識に囚われて、同じ行動を取らない事だ。

そこには意識的盲点や精神的盲点によって見えない景色がある。

認識できていない事を認識するためには、過去を棄てて未来に焦点を当て続けること。

ならば、この壁の向こうの景色が見えてくる。

認識できないから、見えないから、人は人の後を付いて歩きたがる。




心囚われ、それがたった一言の誤解で全てが変わってしまった。


どうしてこんなにも上手く行かないのだろう…


あれから3年が経つと言うのに、未だに繋がらない。


ネパールで苦しみもがいている自分がまだここにいる。


今日は力が入らないなか、何とか力を振り絞って1本飛んだ。



初めて飛行機のパイロットと飛びました。

新しい国際航空会社 ヒマラヤン エアラインズのパイロットでドイツ人。

ヒマラヤン エアラインズはネパール近郊の国を結ぶ、新規参入の国際航空会社のようです。

彼のお父さんもパイロットだそうで、奥さんは中国の方でした。





日本語 学校の面接が終わったので、1月から2月にある日本語検定試験NAT5の勉強をやっています。

この試験を受けるのは4人ですが、1人の生徒が遠くから来ているので、出来るだけその生徒に時間を合わせてやっています。

なので、4人しかいなくても3クラス、計3時間 の授業。パラグライダーの仕事が午前になければの条件で。

是非 生徒が日本へ行って勉強出来るように..... それしか考えてないです。

収益は..... どうでもいいかも。

収入はそれまで全くありませんが、やりがいもあり、色々な事ができるので、それだけで今のところはいいです。




唐辛子にコーヒーと刺激の強いものを好んでいますが、タバコもお酒も飲まないので、度を越えなければいいかな.....  しかし、無くてはならないものがコーヒーと唐辛子です。

嗜好品なので人生のお供のようなものです。
朝の楽しみの一つが、授業の合間や終わりに通うAroma Cafe でのひと時。

注文するのは決まっていて、ドッピオ(エスプレッソのダブル)とチーズサンドイッチ。

これで450円ほどするので、朝食兼 軽食としてはネパールではかなり高く付くが、美味しいからいい。

しかし問題が.....

最近の長時間停電でエスプレッソ メーカーが使えない。

ネスカフェならある..... と言われたが、断ってマサラ ティを注文した。

この機械が使えないと、カフェとしての価値も下がってしまう。

今のネパール.... 1日の半分は停電している気がする。



Aroma Cafeにあるエスプレッソ メーカー。

        
頼んだマサラ ティ。ミルクティの上にマサラが浮いていた。

美味しいが、やはり砂糖が多く甘い......  

自分は砂糖でお茶の味が死んでしまうと感じるが、ネパール人は砂糖が入っていない と 味がしない..... という。

これも文化の違いで、味覚も違ってくる。   
  
  

12月に入ってパラグライダーの仕事はほとんど無くなった。

グライダーも収納されたままだ。

予想通りだし、他に仕事もあるから特に問題は無い。

パラグライダーだけしかやっていなかったら、精神的にきつかっただろう......



勧められたおやつ。

よくネパール人が食べているのは見かけるが、自分は食べた事がない。

こんな事が周りには沢山あり、こんな事でも新たに体験する事が重要だ。

レストランも行き着けだけだし、食べるものも決まってしまっている......

過去に縛られ生きている。



過去で生きている。

私達の日常は過去の記憶に支配されている。それが現在 見えている景色です。

年と共に1日が、1年が早く感じるのは、過去が増え続け、未来、新たな経験や体験が減っていっているから。


目の前でスケートボードでいつまでも遊び続ける子供達.......

過去が短かく、今を生きている彼らの見ている景色と、過去が積み重なった中で今を生きている大人の見ている景色。

その違いを彼らの行動からも感じる事ができます。



インド ボリウッド スター

女優 ソナム カプール。
今日はネパールに住む身にとっては長い一日でした。

朝7時に家を出て、生徒4人が面接を受けて、結果を受けた後これからの方針を話し合って、そこから2本の仕事をして、それからパビットラ先生と今後のスクーリングの打ち合わせをして、ご飯を食べたのは夕方5時を回っていました。

仕事前にホットドックを1本食べただけで、その後 食べる時間がなかったので、先生との打ち合わせは空腹でへとへとでした.......

部屋に戻ってきたのが夕方6時過ぎ。

ん...... 日本では普通じゃないか?

私はもはやネパール人です。



インターネットを使ってSKYPで、大阪の日本語学校の面接がありました。

1人15分くらいの面接で、自己紹介と何故日本に行きたいのか?何を勉強したいのか?将来何をやりたいのか? を中心に質問がありました。


選考をする先生とマヘンドラ、カメラ係の男性がいました。


うちのオーナーであり大阪に住むマヘンドラが通訳兼 サポーターの様な役割をしてくれました。


5人が受ける予定でしたが、1人は村での農作業があるとの事で欠席???

彼にとっては日本に行くよりも、今日の農作業の方が大切だったのかな.......

結局 その後彼とは連絡も付かず、別の学校を探す事になります。

実は彼、他の学校からの転入生で一度もうちの授業には来ず、前回の京都の面接では全く会話が出来なくて落ちた生徒です。

本当に日本へ行きたいのか?

知りたいのはそこです。



今後のスクールは1人の生徒の為に、午後も授業をする事に決めました。

彼女も他校からの転入生で今日の面接は通ったのですが、うちで一番 これから勉強しないといけない生徒です。

彼女は何とアスタム村近くからやって来ているので、ここまで来るのに1時間 山を歩き、そこからバスで1時間近く掛けてやって来ます。

その為 他校では午前11時から12時に授業を受けていたようです。

うちではパラグライダーの仕事 次第になりますが、彼女の要望の時間に合わせて授業をする予定です。

往復4時間掛けて来て1時間の授業ではかわいそうなので、出来るだけ2時間 授業をして、毎日 来てもらわなくてもいいようにします。




今日は3日ぶりに仕事があり、2本飛びました。

年配の日本の方とも飛べて、昔 日本でやっていた情景を少し思い出しました。




万が一、いずれパラグライダーの仕事が以前のように忙しくなったのなら....... 

朝早くから働いている現状では、パラグライダーの仕事をセーブする事になります。

収入よりも遣り甲斐を優先したい!!

仕事を幾つもやる事で、ひとつの仕事だけをやるよりも収入面が下がったとしても、お金を稼ぐ事が全てではないので、やりたい事をやれる環境を優先したい。


世の中には1億円稼ぐ人よりも、500万円の収入でもそれ以上の付加価値を世間に生み出している人がいます。

それが収入だけで人を判断できない点です。

株式トレーラーとか、お金を動かし、お金を得ても、付加価値が伴わなければそもそも価値はない。


どんな付加価値をこの世の中に生み出しているのか?

見るべき点はここです。



サンギタ アディカリ

今ではもう驚かなくなったが、ネパールに来た当初から3年前まで..... 約5年間くらいはこの文化が一番びっくりする事だった。

あっと言う間に、何の前触れもなく、突如として結婚していく周りの女性達.....

それがどういうことなのか分からなかった。

しかし、今ではこの文化を理解しているつもりだし、この文化こそがネパールの宝にも思えてくる。

会った数日後には結婚していく彼女達。

親同士の話し合いで相手が決まり、本人同士は1度会っただけで数日後には結婚していく.....

変な言い方かもしれないが、こんなに簡単に結婚が決まってしまう文化も世界には存在する。

そして、この文化の素晴らしさを実際に感じている。


親が選ぶ基準は幾つかあり、絶対条件としてまずカーストが同じであること。学歴が同じかそれ以上であること。年は男性が2~3歳上であること。親類関係であること。

それ以外で選ぶ基準は他の国と変わらない。


この感覚を自分が持つことで、日本を始めその他の国の結婚事情が異様に感じてくる。

そして、この文化を自分は素晴らしく思う。


言葉では言い表す事は出来ない。

ネパールに来て自分が学んだことが、この文化にはある。

こんな結婚こそ理想であり、それはここに住んでみないと分からない事だろう。


何が重要なのか!?

何が重要なのか!?


そこに見える風景がこの文化にはあります。

この国の文化。ネパールの姿が結婚に現れています。




明日は面接なので、その要点をまとめて練習をしました。

大事なのは日本語が話せることではなく、何故 日本に行きたいのか!? 将来 何がしたいのか!? を自分の言葉で伝えることです。

その意思が伝わったのなら、今回の面接は必ず受かります。

そのことを生徒には伝えました。



面接が終わった後は明後日から、日本語検定試験に向けての授業に入ります。

この検定に受からなくても行ける学校もありますが、そこは多くの志願者が集中し、席が既にない所も多く、検定試験を合格した方がより可能性は広がります。

インターネットで一番やさしい検定Nat 5の例文を見てみましたが、これかなり勉強しないと出来ません。

検定だから仕方がないかもしれませんが、この類はいかにも..... という感じで形に拘ったものでつまらない.....

だから試験は嫌なもので、つまらないものになってしまいます。


どの様に楽しく取り組めるのか?

勉強ではなく、やりたくてやっている「弱楽」で楽しく教えていきます。


 http://www.jlpt.jp/samples/n5.html <=因みにこれが最も簡単なNat 5の検定試験の例です。
今日は朝7時半~午後2時まで、4クラスで計4時間半の授業をしました。

と言うのも、明後日に大阪の日本語学校からSKYPで面接がある為、その練習をしました。

5人が面接を受けますが、以前に落ちた別の学校の学生はまた来ず、他の学校で勉強している生徒は初の授業.... うちの生徒3人はレベルが分かっているので、彼らに合わせた内容で行いました。

他の学校の生徒を見て感じる事は、彼らは殆ど日本語を喋れない....  と言うことです。

ネパールの先生が教える日本語は、会話ではなく読み書きが中心で、説明や会話はネパール語でやってしまうので、それが筆記試験は受かっていても日本語が殆ど話せない要因だと感じます。


今度の大阪の面接は、面接官が日本の校長先生とうちのオーナーで日本に住んでいるマヘンドラ。

面接は、必ず現地に住む日本語とネパール語が話せネパール人が補佐役で座っています。

今回は大阪なので、うちのオーナーのマヘンドラが補佐役としてそこに居るようです。


前回の経験でどんな事が聞かれ、何が重要なのか? 分かっているので、もう一日 明日しっかり練習して当日を迎えたいと思います。


どんな面接になるのでしょうか!




富士山のチキンチリ。

チキンチリなので辛めですが、日本料理の辛いは辛いに入りません!

毎日 青唐辛子を生でかじりながらネパール料理を食べているので、辛くなくては美味しくない!

そんな味覚になってしまいました......


運動量が落ち、汗をかく体質から変わったことで、辛いものを食べても汗は直ぐに引くようになりました。

元々 辛い物好きでしたが、汗が止まらないので食べませんでした。

運動量が落ち、発汗体質が変わったことは年を取った事を意味しますが、体質が変わったことで、辛いものを美味しく頂けるようになりました。

自然の摂理には逆らわない方がいいと感じています。

今日はネパールバンダで日本語学校もパラグライダーもお休みになったので、久しぶりに部屋掃除をし、日本にある日本語学校へ私達のLions を紹介する為にネットで調べました。

生徒が行ける日本の学校を増やす事は重要で、それによって地域の選択も出来る様になります。


先日 京都にある日本語学校の面接をSkyp を通して行った生徒2人のうち、全く会話にならなかった生徒1人は残念ながら落ちてしまいました。

また別の学校を探して面接を受ける事になります。


そして12月2日には別の3人の生徒が、和歌山にある日本語学校の面接をSkypを通して受けます。

2人は大丈夫ですが、1人はまだ勉強を始めて2週間程度なので、果たしてどうなるのか… ただ、とても勉強熱心な生徒なので、その雰囲気が伝われば大丈夫だと思います。

その生徒は明日、明後日と2日しか面接 練習が出来ないので、集中して教えます。

明日も明後日も2時間は練習をしたいので、パラグライダーの仕事が朝に入っても休む事になりそうです。

何とか3人が受かる様に、あと2日間はしっかり面接の準備をします。



最近は曇り空が多く、パイロットしては飛んでいても楽しくはないですが、仕事もボチボチあり、安全にお客さんに楽しんでもらえるように! 仕事しています。

低空飛行しか出来ませんが、皆が同じように飛んで同じように下りて行くので、ある意味 皆平等に飛べる条件ではあります。

殆どが初めてのお客さんなので、高く上がらなくても、長く飛べなくても、初体験のお客さんにはあまり関係がない..... かも知れません。その辺はクレームが来ないように、しっかりと説明をしてから飛んでいます。













普通に学校が再開され、通えますように..... との紙を掲げた生徒の写真が今日の新聞に載っていました。

インドとネパール国境付近によるストライキ、インドによる制裁でガスやガソリンが入って来なくなって2ヶ月。

色々の方面に影響が出ています。

しかし、明日ネパール全土がストライキになる発表がありました....

ネパール全土のストライキは約3ヶ月振りです。

全てが止まります。



オーナーの奥さんギタと娘のクンジョン。

今日は土曜日でお休みなので、オフィスに遊びに来ていました。

ネパールは美少女の国でもあります。



最近になって計画停電が増え始めました....

多分(誰も分からない)1日に8時間は停電していると思います。

既に乾季に入っているので、これからは停電は増える一方です。

1日最大で16時間ほど例年 停電になりますが、今年はガスも無く、ガソリンやディーゼルも無く..... 電気はどうなるのでしょうか?

(しかし、電気が無くても多少の明かりはインバーターで付き、ガソリンは闇市から手に入ります。問題はディーゼルで動くジェネレーターとガスが手に入りにくいので、多くは電気でご飯を炊いていましたが、停電が増えればそれも出来ません)



最近は1人の女性と友達となり、彼女の誕生日が昨日でした。

日本とネパールとでは全く違った文化があるので、日本の感覚で何かを考える事が出来ない事は分かっています。

それが日本を離れて得た事です。

重要なものが違えば、見えている景色もまた違います。

その重要なものは人々でも違うし、文化や環境でも違います。

私に見えているものは、日本にいた頃に見えていたものとは全く違っています。

その景色は明らかに違うのです。

パビットラ先生の授業3日目。

彼の人柄や性格は良く知っているので、来週からは安心してクラスを任せられそうです。

7時の10分前には来ていて、毎朝 私を待っています.。

こんなネパール人はそうそういません!


これがネパール人の感覚です....

今朝は8時から、京都の日本語学校の面接がSKYPを使って行われました。

2人の生徒が面接を受けたのですが、この2人は他校からの転入生で既に日本語の試験をパスしているので、うちで勉強した事はありませんでした。

そして面接.... 緊張もありましたが、1人目は全く会話にならず、2人目は何とか面接になった感じ。

うちの生徒でまだ試験に受かっていない子の方が、よほど日本語が話せます。

結果は後ほどですが、果たして?というレベルではなかったけれど、こんなものなのかも知れません。

もうちょっと勉強して、せめて面接の練習をしていれば全く違ったのに.....


日本の日本語学校は生徒に来て欲しいので、審査を通すかもしれませんが、最終の大使館による審査はあの会話力では100%落とされます。

話では、大使館の面接を終えての最終合格率は50~60%とのことです。

彼ら2人もこれから私が教えるアドバンス コースに来てもらい、大使館との最終面接に何とか合格するように、会話を中心とした授業をしていきます。


ビジネス的には留学してもらわないと収益は全く出ないので、合格して日本へ行ってもらいたいですが、それよりも彼らの人生が変わる大事なので、その思いで教えていきます。

勿論、彼等がその気でしっかり授業に参加してくれない事にはどうしようもありませんが。



野宿をする人がオフィスの前で寝ています。

以前はよく見かける光景でしたが、最近ではあまり見かけません。

ずた袋を一人は敷布団に、一人は掛け布団にして寝ていました。

この袋は仕事に使うもので、日中はこの袋にペットボトルや金目の物を拾って集めて周ります。

それを業者に売って生計を立てています。

彼らに見えている景色は、自分とは全く違うものだと思います。






朝が早いので、パラグライダーの仕事が終わる頃には力が入らない程にお腹が減っています。

暫く食べていなかった肉を、最近では食べるようになりました。


体中が張った状態で、特に両肩はひどく張っています。

パラグライダーの仕事はあった方がいいですが、1本、飛んでも2本でいい。

生活のサイクルが変わり、疲れが出始めています。


肩は40肩かもしれません....
自分にとって重要なものが、その人の見ている景色であり、その人そのもの。

自分にとって重要なものが変わる事は即ち、見える景色が変わる事であり、自分そのものが変わる。

出来る限り本当の「R」。

隠された景色。

経験を積む事は決していい事ばかりではなく、年を重ね過去が積み重なっていく事で見えなくなる事も多い。

その為に、ひとつの事だけをずっとやっていてはいけない。

その為に、ひとつの所にだけずっと居座っていてはいけない。

現状に居座わる事で、人は過去によって生きる事になり、盲点に閉ざされた景色、その視野の中で生きる事になってしまう。

だからこそ、人は年を重ねれば重ねる程、違った新たな事にチャレンジしなければいけない。

それは世間と過去との対峙であり、誰もが時に気付きながらも目を背ける部分であり、そこに日常で隠された景色がある。


今のままでは到達できない目的!


その未来に目を向ける事で、現状の中で隠された「景色」を浮き彫りにさせ、その景色を見ながら生きていく。


今日は8時からの準備をしながら、授業を見ていました。

それにしても朝7時は早いな…


アロマ カフェのドッピオ(エスプレッソ ダブル)


ひとつの目的であるコーヒーに携わる仕事。

しかし、「はなのいえ」からの連絡で直接 会って話し合いが出来るまでは、何も出来ない事になってしまった…

この状況ではいつ会って話し合いが出来るのか? 全くわからない。


少し停滞した感はあるが、これでまた色々な方向性を考える事にも繋がった。

「コーヒーをネパール人が飲む風景 = コーヒー文化を根付かせる」

この目的は変わらない。

その為の方法や手段は見えてくる。


その辺りも考えながら、コーヒーに関する仕事についても取り組んでいきます。

今朝からパビットラ先生による授業が始まりました。

明日から彼には朝7~8時の初級コースを担当してもらいますが、数日は自分も同行して授業を見守りたいと思います。

その後8時からは会話を中心とした自分の授業です。



レストランはガスが無い為に閉まっている所も目立ちます。

2週間 閉めていた富士山レストランは昨日からオープンしましたが、田舎から持ってきたガス2つしかなく、ポカラに供給されたガスは並びましたが手に入れることは出来なかった.... 様です。



  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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