忍者ブログ

その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


ダサインの今日は、天気予報通り一日 雨でした。

ダサインに一日中 雨が降る事は稀だそうで、記憶にないそうです。

今回はインドで発生した巨大サイクロンが北上し、ダサインの今日 ネパールにやって来たからですが、明日までこの天気は続きそうです。

仕事は休みになり、お昼には今住んでいる家族にダルバートをご馳走になり、夕方からはYeti に行き、一緒にダサインを祝いました。


お祝い時は必ずプジャを受けます。

プジャとはお祈りで、赤く染めたお米を額に付け、神様にお供えしたプラサード(果物やお菓子)を食べます。


頭に載っけてあるのははトウモロコシの葉っぱで、お祈りの時に使うそうです。

食べられるとの事で食べたら、ちゃんとトウモロコシの味がしました。


近所の姉妹。


イギリスに留学している次女ムナの旦那さんの弟。


親戚の家族。


ここの家族はバウン カーストで、彼等 彼女等のダサインは今日 一日だけ。

モンゴリアン カーストのグルンやモゴルは、今日から5日間 ダサインを祝うそうです。


お祈りを受け、皆 プラサードを食べています。


そして夕食はもちろんダルバート。

お祝いなので、今日は鳥肉と山羊のカレー付きでした。


Yeti の二人の母親、ビスヌーとサヌー。

長女のスニータは今年1月に結婚し、約500km離れたネパールガンジに住んでいますが、今 妊娠中で大事を取って今回は来ていません。

後数ヶ月で赤ちゃんが生まれるそうです。

赤ちゃん、可愛いだろうな…


Yeti の3人兄弟。

長男 ケシャブ 28歳(右)、次男 ビシャール 26歳(左)、三男 サガール 25歳(中)。

この家族とも、もう10年の付き合いになります。

二人の姉妹は結婚し、Yeti レストランも場所を変え、新しくなりました。

そして長女には間も無く赤ちゃんが…

時の流れを感じます。
PR

左が神の山 マチャプチュレ6993m、右がアンナプルナⅢ7555m。

マチャプチュレは最も低い山ですが、ポカラから最も近くにある為、一番大きく見え、ポカラのシンボルです。

アンナプルナⅢは別名 エレファント マウンテン、象の山。形が象に見える事から付けられた名前です。

ヒンドゥーでは象も神様。象の神 ガネーシャは商売繁盛の神です。

ヒマラヤの神々の中にネパールはあります。


アンナプルナⅢ の裏側の村 ナマル3600m。


アンナプルナ一周では、その裏側で、アンナプルナⅢを真近に見ながらフライトした。

ここから見える山の中で、最も標高の高い山がダウラギリで8172m。

ですが、最も離れている為に小さく見えます。

しかし、その威厳のある形に見惚れてしまう....

ダムサイドに住む一番の理由は、このダウラギリを拝める事!

レイクサイドではダウラギリは全く見えないし、アンナプルナもほとんど見えない....


アンナプルナ一周で一番 感動した山、ダウラギリ。(ティティ湖 裏山から撮影)


ティティ湖 裏山からのフライト。

ネパール最大のお祭りダサイン。
そこで食べられるのがチャンドラ、ヒマラヤからやって来た山羊です。

今朝はオフィスに向かう道中、その山羊の皮を穿いている人達に出会いました。


標高の高い場所に住む山羊なので、普段見かける山羊と違い、毛が長いのが特徴。


一頭で1万8千円する高級品です。

一ヶ月の平均月収と同じくらいしますが、ダサインは最大のお祭り!お祝いです。

もちろん、皆が口にできる訳ではありません…


数日前 ヒマラヤからポカラにやって来たチャンドラの大群は、ダサインのお祝いで各家庭へと…


明日はダサインで、仕事はお休みの予定でしたが、急遽 外国人パイロット3人だけで営業する事に…

理由はお客さんがいるから…

しかしネパール人パイロットはお休み。
ヒンドゥーにとってお祈り、お祝いの大切な日です。

ですが… インドから巨大なサイクロンが北上して来て、上陸と共に勢力は衰えましたが、明日はネパールにも影響がありそうで、一日 雨の予報です。

今日の夕方から雨が降り出しました。

なので、休みになるはずです。

(でもマジック ポカラだから半信半疑…)


昨日の段階では、超巨大なサイクロン。


今日の段階では、上陸した後に勢力は衰えましたが、広い範囲で雨が降っています。


明日の雨予想では、ネパール全土が雨雲の中に…

雨のダサインになりそうです。

これは今朝8時に、住んでいる家から撮った写真です。

手前に見える丘が、いつも仕事で飛んでいる職場 サランコットで、標高が1700mです。

そして後ろに見えるのがアンナプルナ サウスで、標高が7219mです。

こんな景色の中を飛べるのも、ネパールで仕事をする魅力です!


空を飛ぶことが魅力的なのではなく、如何に感動できる景色の中を飛ぶことが出来るのか?

これはアドベンチャー フライトにも通じる事ですが、「感動する」という、この概念に囚われないシンプルな世界!

これこそが自分の求めている世界であり、そんな世界の中で私は生きています。




2本目に飛んだ男性はアメリカ人。奥さんはタイ人。そしてサウジアラビアのドバイに住んでいる。

簡単に言えば、栃木県の旦那さんと、香川県の奥さんが、京都に住んでいる.....

それと同じこと。

国や人種に、私達の概念が縛られている.....  その違いだけです。





人が鳥と同じように、空を飛ぶ姿を誰かが想像し、そしてグライダーが生まれた.....

その翼を使って人は空を飛ぶことが出来る。

そして多くの人達に、それを体験していただくのが私達の仕事です。

感動する為だけに、私は空を飛び続けたい!



昨夜はかなりの強風が吹き抜けて行った…

今日は朝から夕方まで、日射のほとんど無い曇り空でした。

3本のフライトも、ほとんど飛んで降りただけのフライトになりましたが、テイクオフの風も全く無く、緊張感のある空間に…

ほとんどの人が初めての体験だし、誰もが飛んで降りるだけのフライトだったので、パラグライダーはそういうもの…
何の違和感も抱くお客さんはいませんでした。

逆に一日の中でコンディションがコロコロ変わり、高く上がるグライダーと低い所を飛ぶグライダー… その両方を真近に見てしまうと、何故 私は低いの? と感じてしまう…

だから一日 全くコンディションの無い今日の様な日は、お客さんとの間に何の問題も起きない。

人々は他との状況を比べて生きている…
そんな生き物なんだと感じますね!


ジープでテイクオフ場に到着。


今朝はテイクオフ場から、ラムジュン ヒマールが見えました。


今もなお、お客さんの7割は中国人です。


中国人のほとんどは、空中写真とビデオを先に注文しています。

どんどん下がっていく今日の様なコンディションで、空中でカメラがフリーズ(動かなくなる)してしまうと大変な事に…

空中でカバーを開け、手袋をしている為 バッテリーを歯で引っ張り出し、再度バッテリーをはめて、レンズを拭いて、カバーをして、カバーも拭いて、スイッチを入れ直して撮影 再開…

その最中に小さなカメラを落としてしまっては、カメラ代 3万円が消えていくし、お客さんからもクレームが付く。

今日の様なコンディションでは、その時間もないし… ビデオも写真も少ししか撮れてないし…

しかしカメラがフリーズしてしまう事は何回も経験しているので、今日のコンディションでも落ち着いて、空中で開けて直しました。

経験が全て!

もし初めて今日 カメラがフリーズしていたら、撮影を諦めていたと思う…


午後3時、3本目のフライト。


今日は冬の様な曇り空だった…


日本ではする事のない、赤いバラ柄のバンダナ。

環境が違和感を消し去ってくれる!


夕食はトンカツ定食。これとラーメンも食べました。


レイクサイドにも、ダサイン名物 巨大ブランコ登場。

ネパール最大のお祭りダサインが今日からスタート!

お祭りの期間は10日間で、14日がメインの日になります。

皆が実家に帰りダサインを祝う14日は営業しない為、仕事はお休みに。

そして15日はAvia の事故で亡くなったステファンの供養の為、全ての会社が営業をしません。

したがって14日、15日とお休みになりました。

Nirvana、Yeti、両家族とダサインを祝いたいと思います。

みかん入荷で、フレッシュ ジュースにしてもらいました。

酸っぱくて、ビタミンCが沢山 補給できました!


毎朝 日本の朝ごはんを食べています。

今日はご飯2杯、味噌汁、インゲンの胡麻和え、大根と人参の酢付け、生卵2個、ネパールの梅 でした。

夕ご飯は5時くらいに食べます。
朝ごはんを食べる習慣になり、朝からお腹が減っていて、食欲があり、体調もいいです。


朝一のフライトが今日のベスト フライトでした。

お客さんはネパール女性で、お医者さん。


予定時間をオーバーして、30分以上のフライトになりました。




一年ぶりにヒゲを剃りました…
自称 32歳… 若く見えるかな?


徐々に高層雲が広がり、コンディションはダウン…


仕事場への道中、ヒマラヤのジョムソンから遥々やって来た山羊さん達と遭遇…

道も塞がれ、しばしの鑑賞。


一年に一度、ヒマラヤからやって来る山羊さん達は、明日から始まるネパールで最大のお祭り「ダサイン」のメインディッシュに…

ダサインは収穫のお祭り。

山羊さんは神に奉られ、生贄、そしてご馳走になります。

至る所で、首をナタでちょん切られる光景を目にします。


今日3本目は風も無く、コンディションも終わっていて、10分弱のフライトに…

長く飛べない時は、別の飛び方をします。
それはスピード感を体感できる飛び方!

大空を飛んでいる時は、パラグライダーはゆっくりに感じます。
何故なら、対象物がないから。

それが山肌を飛んだり、地面が近づくと、時速40kg のスピードを感じる事が出来ます。

飛行機も空を飛んでいる時は、そのスピードを感じませんが、離陸や着陸の時はそのスピードを実感できます。

それと同じで、そのスピードを体感できるのは対象物の近くを飛ぶ時。

そこでやるのが、山のギリギリを旋回しながら飛ぶ事。

ただ左右、翼端との距離は思ったより遠いので、ひとつ間違うと木に当たってしまいます。

なので左右は余裕を持って、上下は距離感が分かるので、ギリギリまで、足が木に触れるまで。

もちろん、順風の場所で!
乱風やシンクの場所ではやらない‼

そのスピードを体感してもらえる飛び方で、ショート フライト時はたのしんでもらいます。


ショート フライトでも、楽しんでもらえました!


ブランチ オフィスの近く 1


ブランチ オフィスの近く 2


今日は雲は多くても、一日を通して 神の山を見る事ができました。


夕方、自分の住んでいる家から見えた職場のサランコットと、後ろに広がるアンナプルナ サウス。

アメリカでは酔っぱらいは蛇行運転、インドでは酔っぱらいは障害物を除けられず、真っすぐに運転…

蛇行運転で事故を起こすのが先進国で、直進運転で事故になるのがインド…

インドという国を分かりやすく表現した絵ですね!

障害物だらけのインドは、真っすぐには進めない。

右に左に寄り道しながら、遠回りしながら、気長に歩を進めていく…

インドには人生そのものが待ち受けています。

This is India !!
















コンディションがよくなると、この仕事は楽しい!

やはり飛んでいて楽しいのは、高く上がり、色々な所へ飛んで行けて、周りの景色、雲の変化に見惚れながら、楽しくお客さんと会話が出来る時…

毎日そんなコンディションの中で飛べたなら、毎日 飛んでいても感動できる。

日々 晴れ間が広がり、日々 コンディションが良くなってきている。

パラグライダーは平均時速35〜40km/h で飛んでいるから、スクーターやバイクと同じくらいの早さで飛んでいる。

立体 三次元の空の中で、時に100機ものグライダーが間近で重なり合う様は、パイロットにとっても迫力があり楽しい。

地上から見る空の世界とそこは、全くの別 感覚で、緊張感もあり、パイロットは最も鳥に違い生き物として、生活しています。

今日は3本とも、楽しく飛ぶ事が出来ました。


夕方、雲の合間から見えた神の山。

雲量が多い為に、水墨画の様な、油画の様な景色が夕方には広がります。

今朝はまた全体に雲が大空を覆っていて、またか… と思ったが、その雲の層は薄く、朝9時には青空が広がり始めた。

日中は雲量は多いものの青空もあり、明らかに空模様は変わりつつある。

この衛星画像でも、ネパールにかかっていた雲が南下して、ネパールには厚い雲が見当たらない。


予想通り、チベット北部にあった高気圧が南下し始め、今はネパールの右上まで来ている。

毎日 飛び続けられる季節がやって来た!

日本でもニュースになった、インド北部 ウッタラカンド州には常に低気圧が停滞していたが、今はインドのタール砂漠上空に南下している。

それにしてもこの低気圧、南下はしたけど常にこの辺りにある…

何故なんだろう?


「XC クロスカントリー フライト」というコースがあり、XCが入るとパイロットの目の色が変わる。

XC とは1時間フライト コースで、最低でも40分 飛ばなくてはいけない。
そして出来るだけ色々な場所に飛んで行くのが、本来のXCになる。

無論エンジンが無いので、条件が伴わなければなす術なく、40分どころか10分で終わってしまう…

そんな条件の時は、始めからXCは出来ない事を伝え、普通のフライトに変えてもらう。



今日は2本目にXCが入っていたので、朝の段階から条件が気になり、そして気合いが入っていた。

雲底が低く、吸い上げで長く飛べるが、余り移動が出来ない…

1本目が終わりオフィスに戻ると、XCのお客さんがキャンセルになっていた…

一気に力が抜けた。

やはりノーマル フライトとXCでは、気持ちの持ち様が違う。

ノーマル フライトも同じ仕事だが、やはりXCは、プロとしてのスイッチが自然と入る。

今日はキャンセルとなりましたが、日々の中で、このスイッチを入れなければならない1本 1本の経験、その積み重ねがパイロットとしての器を作っていく… そう感じています。


日本では見かけないグアバ。

今住んでいる庭にグアバの木があり、今が時期のようで、よく貰って食べます。

硬いうちは渋みがありますが、少し柔らかくなってから食べると、少しの酸味と甘みがあり、小さな種のコリコリ感もあり、甘くて美味しい! と言うよりも、野生の味かな…


今年で42歳… 中年です。
しかし体系は余り変わっていない。

20代前半は自転車をやっていて、体重は63kgぐらいだったが、42歳の今は70kg。
パラグライダーを始めて、ここ5年は70kgだから、この生活=70kgということ。

身長178cm だから、70kgってところか…

8000m級 14座 完全登頂した竹内さんは、180cm で65kgだが、自分は登山家ではないからちょっと重い。

山に向かうには70kgは重いから、やはり体重は減る事になる。

うちのおじいちゃんもお父さんも、お腹の出てない体系をずっとキープしていたし、それだけ動いていた。

でもサラリーマンやっていたなら、きっと中年太りしていただろう…

そして結婚して、幸せな家庭を持って…

太っている人って、何故か幸せそうに見えるね!
今やインターネットの普及によって、ネットを通して、色々な人達の人生模様をホームページやブログという形で、垣間見る事が出来る時代です。







人それぞれが、それぞれの人生を歩んでいる…

この地球上の何処かで、一人一人が、私達の知らない世界を旅している…

楽しい事、辛い事、悲しい事…

永遠に出会う事のない多くの人達が、この地球で今を生きている…



もう一度 生まれ変わったとしても、ネパールで空を飛んで生きている… そんな人生には巡り逢わないだろう…

一期一会。

人生も二度と訪れない、一度きりの巡り合わせ。

世界唯一の共通点 「今」を「大空ネパール日記」を通して、他の人が知らない「私の世界」をこれからも書いていきます。

以前はランディング場で飛び終えた後、コーラやスプライトを飲んでいたが、今は朝に果物屋さんに寄って、フレッシュ ジュースを1ℓ作ってもらい、それを飲むようにしています。


住んでいるダムサイドからオフィスに向かう途中にあり、ここでジュースを作ってもらってから、朝食を富士山に食べに行くのが朝の日課になっています。


今はパイナップルとモーション(柑橘類)とザクロが旬で、それをミックスしたフレッシュ ジュースです。


天気も昨日から回復し、昨日 今日と共に3本づつのフライト。


今はレギュレーションで一日 3本と決まっていますが、3本だと慌ただしく急いで飛ぶ必要が無く、だいたい午後3時過ぎには仕事が終了。


毎日 飛び続けるのなら、一日 3本づつがベスト!

パイロットも焦る必要がなく、飛び終えた後もゆっくりする時間があるので、自分達のやりたい事も出来るし、精神的にも体力的にも続ける事が出来ます。

一日3本のルールは、20ある全ての会社にお客さんが分配されるのと、パイロットへの負担を考えてのもの。
強いてはお客さんへのサービス、質の向上に繋がります。

3本飛べれば、収入的にも問題ないし、休めるし、会社が潰れる事もない。

とても良いルールだと思います!

今日は一日 曇り空で、半分以上の会社が1〜2本 飛んでいましたが、私達は飛びませんでした。

雨が降りそうでも、必ず飛びに上がる会社と、晴れてコンディションが良くなければ飛ばない会社に、ハッキリと別れます。

そこは各会社のオーナーとパイロットの考え方の違いが現れ、とにかく飛んでお金を得たい会社と、お客さんを第一に考え、条件を選ぶ会社とに別れます。

サランコットを飛ぶ分には、よっぽどの事は起きないけれど、何かが起こるとするならば、プッシュする会社、Fish tail と Everest が危険だ。

ここのパイロットは考え方が危うく、それは飛び方にも現れている。

逆にSunrise や Frontia 、Paranova といった老舗は慎重な判断をするパイロットが多い。
そしてそれは飛び方にも現れている。

パイロットは人間だから、その雰囲気や言動である程度、プロ度が分かる。

そしてその飛び方でも、プロ度が分かる。
それは単なる技術なんかじゃない!

考え方が飛び方に現れ、人間性が飛び方や雰囲気、判断に現れる。

果たして自分はどんなパイロットなのか?


ここ1週間はほとんど飛べてなく、仕事がない日は必ず1時間、ジムで汗を流し、コンディションをキープ出来る様にしている。

トレーニングではなく、コンディショニング。

余計な筋肉は体が重くなるから、付けたくない。
細くて、体幹がしっかりした身体が必要。

室内で機械を使って何かするより、実際に山に登って歩いた方がいいが、今出来る事をやっています。


ご飯を食べた後なので少し重いが、体重は空身で70kg。

やはり歩いてないから、体は少し重い感じがする。


こちらは新たに出来たウルトラ ライト プレーンの会社。

今朝、夕方と飛んでいたのは事故を起こしたAvia ではなく、この新たな会社 でした。
Avia はしばらく営業 停止です。


流れ、空の雰囲気、アバウト天気予報を見ると、明日から天気は回復 傾向だと感じる。

ここ16日で仕事をしたのは5日だけ…

明日からは休みなく飛び続けたい。

今はレギュレーションで一日3本と決められている。
一日3本なら日々飛び続けられる。

40日連続が自分の記録なので、そこに迫れる条件を期待し、体調と精神を管理して、自身の連続フライト記録に挑戦したい!

おおざっぱな天気予報… からすると、明日はダメだね… 明後日は… あと2日は仕事はなさそうだ。

とりあえず明日… 何しようか?

明日は土曜日だからネパールの休日。日本の丸ちゃんから、ネパール航空の商談を頼まれているから、Yeti へ行ってケシャブにその件を頼もう。

こう仕事が出来ないと、当然 収入も無いので、Yeti でダルバート食べて、家では自炊すれば、お金を使わなくてすむ。

お金は1〜2ヶ月 仕事が無くても、問題ないけれど、やっぱり仕事が出来ないと不安になるね…

お客さんは来るから、あとは天気次第だ。

もういい…って程 仕事がある時期があり、なかなか仕事がない、仕事が出来ない時期がある…

タンデム パイロットはある意味 自由業だから、そこに上手く対応 出来ないといけないね。

本当に時間がある… この頃です。


最近は常にこの辺りに曇が湧き続けている…


チベットにある高気圧が南下して来れば、乾季の到来なのか…

この図がアバウト過ぎてよく分からないが、毎日 見ていても、気圧配置がほとんど動かないのは、大陸だからなのか? 海に囲まれた日本とその辺りが全く違う。


今晩のメインはインドのチーズです。
コクの無い淡白なあっさりした味で、インド料理のパニールといった、トマトや葉っぱのカレーに入っていたり、ネパール料理のタルカリに入っていたりして、癖のない味なので何にでも合います。


大根とオクラのサラダ、キャベツ炒め、マッシュルーム スープ、全てにインドのチーズを入れてみました。


Nirvana オフィスの向かいにあるショップ。

新聞、学校本、文房具などのお店ですが… 彼女は一体 誰だろう?


昨日の事故の記事が、今日の新聞に載っていた。

Avia club がスタートして16年目で、初めての死亡事故だそうです。

パイロットは操業以来のベテランパイロットで、Avia オーナーの息子(35歳)。お客さんは33歳の中国人。

新聞によると、目撃者の証言では、機体はバランスを失い、旋回しながら落ちて行った…

聞く話では、雲の中に入ってしまい、視界がなくなり山に激突した…

機体トラブルか、雨によるトラブルか、雲中飛行によるトラブルか…

もう二度とこの様な事故が起こらない事を願うばかりです。



今日で6日続けて太陽が出ない、雨が降ったり止んだりの日々が続いています。

モンスーンが終わったと思ったら、更にモンスーンよりも雨が降る日々が続いています。

今日はおおざっぱな天気予報では、晴れのち曇り… だったけど、全く当てになりません。

後どれ程 この雨空が続くのかは、誰にも分かりません。

風邪をひいた1週間、そして雨空の1週間…

ここ2週間はろくに仕事をしていない。

Avia の事故もあり、ポカラ全体が天気同様に、重苦しい雰囲気に包まれています。

天気が崩れ続けて、明日で1週間…

このまま1ヶ月も太陽が顔を出さないなんて事はあり得ないし、ジタバタしても仕方がない!

今はそんな時期だと感じて、収入もないし自炊して、美味いものでも作ろうか!

時間がいくらでも有り余っています。


6日間 同じ空模様…


人は年齢と共に体系が変わっていく。

新陳代謝が低下し、若い頃と同じ事をしていても、年齢と共に体重が増え、脂肪が付きやすくなる…

これが普通です。

子供の頃、若い頃、はしゃぎ走り回っていた私達も、年と共に体が重くなり、走る事を止め、体を動かす事が億劫になっていく…

近くのコンビニさえ、歩く事や自転車から、バイクや車で出掛ける様になる。

これも普通の事です。

年齢と共に、体系が変わっていくのは、とても普通で自然な事なのです。

ダイエット…

痩せる事が目的のダイエットが上手くいかないのは、何キロ痩せる… という結果が目的になっているから。

ダイエット… その行為そのものが楽しければ、きっと結果として痩せる事に繋がるのかもしれないけど、何キロ痩せる… という結果を目標にするから、ダイエット = 辛いもの となってしまう。

体系は生活そのものです。

その生活をして生きているのだから、その体系でいいと思うのだけど…

今の自分の体重は70kgです。

そして山に向かう時には67kgです。

この3kgの違いは、その生活スタイルの違いです。その結果として3kg違ってくる。

ダイエットして3kg痩せたのと違い、生活スタイル、その行為の結果として3kg痩せた事になる… そして今の生活に戻れば3kg当然 増える。

体重70kgの生活スタイルを今している… ただそれだけです。



目標を決め、それまでの行為を楽しむ。その結果がどうであれ関係がない!

勝ち負けはもう卒業したし、その世界にはもういない。

「目標」そこまでの道中、その行為を如何に楽しむのか!

挑戦はその為にあるのだと思います。
今朝 ウルトラ ライトプレーンでの事故があり、パイロットとお客さんが亡くなりました。

今日は喪に服して、全ての会社がフライトを取り止めました。

事故の詳細は分かりませんが、白い日本寺 付近で事故にあった模様です。

今朝は継続的に雨が降っていて、何故その中でフライトしたのか?

ウルトラ ライトプレーンはハンググライダーの下にエンジンが付いた乗り物です。

例えエンジンが付いていても、ハンググライダーです。
パラグライダー同様にパラグライダーも、雨の中でフライトする事はありません。
それは翼に水が付き重くなり、失速(落下)してしまうからです。

ウルトラ ライトプレーンのエンジンがどれほどの馬力なのか? は知りませんが、当然 飛行機やヘリコプター 程の力はなく、雨の中を飛べる乗り物ではないと思いますし、ここでも雨の中を飛んでいるところを見た事はありません。

何故 フライトしたのか? 疑問が残ります。

お客さんが亡くなってしまった… これは取り返しのつかない事であり、今後 Avia はどう対応していくのか?

ウルトラ ライトプレーンを見ては、どんな条件(風雨以外)でも苦労なく、同じ様に飛べて羨ましい… と思う事もありますが、やはりエンジンを使った乗り物は何かが起こる…

車、バイク、飛行機、ヘリコプター… よりも、エンジンを使わないパラグライダーは安全ですが、機材の買い替え、チェック、そして気象に対する判断を誤ると同じ事が起きます。

しかし毎日 飛ぶ中で、それは自分で対応できるものだと感じています。

事故のないように!

これは私達 パイロットに課せられた義務です。

ご冥福をお祈り申しあげます。


事故のあった、ウルトラ ライトプレーン (後ろに見えるのが日本寺)

最近は日本人の方と飛ぶ機会が増えています!

今日はインドとネパールを旅している日本人 女性 と飛びました。


インドで知り合ったインド人に、ネパールにポカラという素敵な所がある! と誘われ、インド人をガイド役にポカラまで来た日本人 女性 2人組。


ネパールでは世界遺産があるカトマンズ、ナショナル パークがあるチトワン、そしてヒマラヤと湖、自然豊かなポカラ。この定番 3カ所を訪れたようです。


以前インドで騙され、インド人と旅した経験のある私は、インドで知り合ったインド人をガイドに大丈夫なの? と思いましたが、ちゃんとしたエージェントのガイドさんだったので、一安心…


フリーターなので… と、1ヶ月 休みをもらい、初めてのインドとネパール。
全く英語ができない… と言っていましたが、言葉なんて何処に行ってもどうにでもなります!


明日カトマンズへ戻り、再度インドを訪れ、帰路へ…

若い、フリーター、時間がある!

時間があるという事は素晴らしい事です‼

自分は37歳の時に人生の転機を迎えました。
周りに合わせる事なく、自分のペースでゆっくりと人生を歩んでください。

今回は残念ながら天気が悪く、ヒマラヤは見えませんでしたが、是非ヒマラヤを見に又 来てくださいね!

今日から10月ですが、モンスーンに逆戻りしたかの様な天気が2〜3日 続いています。

昨夜はかなり雨が降り、今日も午前中は雨模様…

まさかの3日連続の休日になるのか… と思いましたが、昼からは雨も上がり、雲空ながら2本 飛べました。


1本目は、世界一周中の日本のお客さんでした。

日本のお客さんの多くは、世界を一人で旅している方々。

団体旅行客は日本人に少なく、世界を周っている中で、ネパールに寄っている人が大半。


インド経由でポカラに入って来る人が多く、ポカラ(ネパール)は天国に感じるそうです。

それだけインドが強烈な証!

日本とインドは180度 違いますが、ネパールは日本と90度くらいの違いでしょうか…


まだ旅を始めて3ヶ月だそうですが、世界一周… 羨ましい!

自分はここで囚われの身ですから…
でも、自分もお客さんから羨ましがられる事が多く、そう見えるそうです。


世界一周はきっと人生の「道標」になる事でしょう!

ネパールで空を飛んだ思い出が、世界一周の思い出のいちページになれば幸いです。

人生色々!世界も色々‼ 人々も色々!

そこに触れられるのが、この仕事の魅力でしょうか…


夕方には次第に、青空が広がりました。

明日からフルパワーで飛べるでしょうか?

天気は… 神のみぞ知る!でしょう。

大自然… そこに立った時、人は初めて大空を飛ぶ意味を知る。


広がる両手に翼は生え、飛ぶ事の意味を追い求め始めた。


アンナプルナでは14度、その翼を広げた。


それはまるで、自然と対峙する為の祈りのようだ。


大自然… その大空を飛ぶ為の自由と責任。


自分への戒めと、自然への敬意。


翼が生えた人間が、追い求めていくものとは一体 何なのか!


無事 飛び終えた後の祈りは、自然への感謝の気持ち。


生きている事の意味を、今ここに感じる。


何にも縛られない自由がそこにはある。

それに伴う責任は重い。

侮辱する事なく、礼儀をわきまえ、自分を戒め、全てを想像し、全てを判断し、そして敬意を払い、大地を蹴り、大空へ身を預ける。

大空を飛ぶ事の意味を、本気で考えるようになった。

形のない世界、そこに触れ、何かを感じた。

その世界を追い求め、これからも挑戦を続けていくだろう…

昨日はタンデム パイロット 8人が湖にランディングする… という、信じられない事があった。

昨日の雲の発達は急速で、あの状況でソアリングしている事 自体 もの凄く危険な事であり、既にテイクオフしていたなら、とにかく早く下ろさなくてはいけない!

沢山の機体が飛んでいて、皆も飛んでいるから大丈夫… という集団心理が働いたのだろう。

単独行動は危険だ… という先入観もあるが、それは違う。
時として団体行動は集団心理が働き、正常な判断が出来ない時がある。

空中に誰もいなければ、あの状況になれば一人として飛ばなかっただろうに…

けが人ひとり出なかった事は、幸いだった。


今日は朝から霧雨で、直ぐに止んだが、雲が発達して、今にも雨が降りそうな天気…

オフィスで雲を観察して、正午には今日 全てのキャンセルを決めた。

間違い無く雨が降ってくる!

そう感じ、家に戻るもポカラ市内は青空も少しあり、明るくなり始める。

分からない…

分からない…

分からない‼

条件は良くないが、昼からは飛ぶ事も出来た。
結果 飛んだ会社も2〜3あったが、昨日の事が皆 頭にあったのか、ほとんどの会社は飛ばなかった。


もし日本で天気予報が無く、インターネットでの詳細な天気予測や天気図がなかったのなら…

パラグライダー業界は路頭に迷うだろう。
それ程までに天気予報(詳細な)はこの業界にとって、無くてはならないもの!

観天望気で空を見上げたところで、見える範囲は極一部にすぎず、それだけで予測する事は至難の技だ。

ネパール。ここには天気予報が無いに等しい…
詳細な予測は全く無い。

内陸性気候で、天気の変化が分かりやすく、パターンが大体 決まっているが、しかし季節の変わり目、どう予測して判断したらいいのか?

分からない…

昨日と今日の違いって一体 何⁇

上空に寒気が入ってくれば、雲は急速に発達するけど、その寒気は気圧配置が読めて、初めて分かる事であり、観天望気だけでは分からない。

もし山にいて、今日の空模様になったなら、自分は間違い無く飛んでいない。

でも結果は飛んでも問題のない条件になった。

しかし結果がどうであれ、あの空では飛ばない選択を必ずする。

しかしサランコットなら飛んでいる。
それは判断できるから。

山(ヒマラヤ)はサランコットではない。

過程が全てであり、結果は関係ない!

飛ばなければ危険はない。

判断できなければ飛ばない!

知識ではなく、その感覚を磨く。

分からない中にも、見えてくるものが必ずあり、それをどの様に判断するのか!

結果には興味を持たない。

夕暮れ時…

明日で9月が終わる…

今月は1週間 体調を崩したり、ストライキだったり、雨だったりで10日間も仕事しなかった。
フライト本数も60本足らず… で予定外だったけど、仕方がないね。

雨季は終わった… と思ったけど、今日は朝から雲が急速に発達し、風雨になり、タンデムでの着水が何件かあったそうだ。

テイクオフ場で見る見る間に、雲が発達し、小さな雲の前線が迫って来る中、何機ものタンデムが飛んでいて、その中で事態の変化に対応するのが遅れたパイロットが湖に着水… お客さんともども、助かってよかった。

あの雲の発達、あの雲の前線… そしてどうなるのか?

今日はあの感覚を記憶にインプット出来たのが収穫だね。

テイクオフ場にいて、自分がイメージしていた場所はここではなかったから…

アドベンチャー パイロットだから、見ている場所は違う所にあるし、そこへの感覚は他のパイロットよりも、より研ぎ澄まされていなければならない。

10月は仕事も忙しいだろうが、気温も下がり、涼しくなるし、出来るだけアドベンチャー パイロットとしてのトレーニングも始めていきたい。

数多くのパイロット… その中で生きていく為にも必要な事、それは他の誰でもない、自分だけのスタイルを確立する事だと感じている。

我が道を進もう‼

とんで、とんで、とんで、とんで

まわって、まわって、まわって、まわる…


とんで、とんで、とんで、とんで

まわって、まわって、まわって、まわる…


とんで、とんで、とんで、とんで

まわって、まわって、まわって、まわる…

円 広志 の歌って、あたかも私達の日常を歌っているかの様だ…


円 広志 「夢想花」
次は 2014年3月 インド「悟りの世界」、がアドベンチャー パイロットとしての舞台となるが、インドの次は是非 サミットからのフライトに挑戦したいと感じている。

時期的には5月、1週間ほどの挑戦になるだろう。

目指す山の候補は幾つかある。

1.マルディ ヒマール 5553m

2.ピサン 6091m

3.チュルー 6429m

4.ダンプス ピーク 6012m

5.タシカン 6386m

この山のどれかに登り、サミット 頂上からのフライトに挑戦する事になるだろう。

インドから間がないので、今からしっかりイメージしておく必要がある。


アンナプルナ一周では5416mの「トロングラ パス」が最高地点だったが、ここは峠。
山のサミットでは無く、是非 サミットからのフライトに挑戦したい!


5416m 世界最大の峠 トロングラ パスにグライダーをセット。


飛び立つ直前…


傾斜が弱く、途中にランディング。


再度 フライト…


後ろに見えるのが、世界最大の峠 トロングラ パス。


ランディング後のガッツポーズ。
  
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[12/17 アジアン]
[03/10 アジアン]
[03/14 Kazu]
[03/13 田渕憲志]
[01/10 ユME]
[07/02 みき]
[07/01 Kazu]
[08/05 Kazu]
[08/03 kazu]
[07/30 Kazu]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者アナライズ
Copyright ©  -- 「 心 」 Life is BEAUTIFUL「 旅 」 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by 妙の宴 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]