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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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今日は1日 雨が降り続く、寒い一日でした。

朝8時から午後3時まで、Lionsの教室で約2時間の授業とオフィスワーク。

その間の休憩で、行きたかったアロマ コーヒーにも行って来ました。


Lionsにはネパール人先生が一人います。

彼の授業を30分ほど見させてもらいました。

ちゃんと学校で習った事を繰り返し教えているので、自分には出来ない教え方でした。

彼が授業をして、自分は会話を初め脱線しながら、応用編を教えるのが理想だと感じました。

パラグライダーの仕事がなければ、自分も8時から9時。そして9時から10時まで授業できますが、出来れば7時から8時を彼が担当し、その授業の応用編で8時から9時を自分が担当する.... パラグライダーの状況によって10時まで授業を行う。

ネパール人と日本人の先生、その長所を引き出せるやり方を検討していきます。

因みに彼の時給は200円。そして、私達は授業料を貰わないかたちで教えているので、ビザが下りて留学まで辿り着かなければ無償になります。



今教えている2人の生徒。


午後からはビザを申請する生徒も集まり、和歌山にある日本語学校 入学願書を書いてもらいました。

留学までの流れは、先ずは3ヶ月間 日本語を勉強して、その後にビザを申請し、全てのチェックが終わり申請が下りるまで3ヶ月。計6ヶ月を要します。

この5人は全てが上手くいきビザが下りれば、来年の4月に留学の予定です。

留学時期は1月、4月、7月、10月 の1年4回。

今年の留学は4月分があと10日で締め切られ、あとは7月と10月のみ。

今やっている事が結果として現れるのは6ヵ月後.... 

それも今の生徒の数でハッキリと表れるので、生徒を増やすためにも色々と戦略を立て、行動していかないといけません!



オフィスから歩いて3分にあるCafe Aroma。

ポカラの街の中では最も本格的なカフェだと思います。


しかし、取り扱っているのはネパールのコーヒーではなく、イタリアのブランド「イリ コーヒー」でした。

 アメリカーノ             エスプレッソ

お湯で割ったアメリカーノと凝縮させたエスプレッソ、この違う2つを飲んでみました。

イリーを調べたら、世界4大陸のアラビカ種コーヒーを独自にブランドした有名なイタリアのコーヒーメーカーでした。

アメリカーノは普段Beans Cafeで飲んでいるものより、風味も味もあまりなくイマイチ....

エスプレッソは5段階で酸味3、渋味3、エグ味4、キャラメル風味2...

エスプレッソは今まで好んで飲まなかったので、判断はイマイチ分からない....

これからはエスプレッソやモカ、フレンチプレスなど... あれば、色々な淹れ方のコーヒーを飲んでみます。




帰りは久しぶりにラトナ コーヒーに寄りました。

ホームページでも紹介されていましたが、素焼きの手造りマグカップが完成し、それで飲んでみました。


何故に紙コップなのだろう?と思っていましたが、やはりそうでした。

実は震災前に、オーダーメイドでカトマンヅ近郊の村で素焼きのマグカップを作ってもらう様に頼んでいたそうです。

市販のコーヒーカップではなく、オリジナルのカップで飲んでもらう事にも拘った結果、今までは紙コップでの提供になっていました....

遂にオリジナルカップで飲む事ができました。


パンケーキ                コーヒーゼリー


そして、昨シーズンに出来た厳選マチャプチュレ スペシャルが生豆のまま販売されています。

500gで800円。

自分好みの焙煎をして、器具を揃えれば、世界に唯一の味を楽しむ事ができます。


スタッフの女性とその子供。

ドリップパックに詰められたコーヒーの粉。それを1袋18個に分けてビニール パックしていました。

壁には受注の紙も貼られていて、楽しそうに働いていました。
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朝7時 起床。

7時半 ガイレパタンへ通勤。

8時〜9時半 Lions Education で仕事。

レイクサイドに戻り12時半までパラグライダーの仕事。

その後 ガイレパタンに戻り、午後3時半までオフィス滞在。

午後4時からダムサイドに行き、以前に泊まっていたディポックさん宅で夕食。

夜10時 就寝。


Lions Education の仕事は基本 朝8時〜9時で、パラグライダーの仕事がない時にはオフィスに午後一度は顔を出して色々な事をする予定です。そして、定休日は土曜日になります。

今うちでは4人がビザの申請をしていて、2人が生徒として日本語を習い始めて1ヶ月… そんな状況です。

明日から新聞に広告を出しますので、もっと生徒を増やしていかないといけない!



今日の午後に「こころ」という日本語学校のスタッフがオフィスに訪問して来ました。

既に10年以上の歴史ある会社ですが、昨シーズンは1年間で95人を日本へ留学させたそうです。(ちなみにうちは2年弱の歴史で、昨シーズン1年間では8人留学)

多い時で生徒は65人いたそうで、今はガソリン問題とお祭りシーズンという事もあり、現時点では25人の生徒だそうです。(うちは今2人)


1人留学させると会社に入って来るお金が約16〜18万円。95人という事は約1.650万円程になります。

うちのオーナーのマヘンドラは年間目標50人!!と言っていました。

いきなり50人は教室の広さや設備、キャリアなどからして難しいですが…

あえて自分もスコトーマを外す為にも、ぶっ飛んだ目標設定が必要なので、私自身 初年度の目標をマヘンドラと同じく50人 留学させる!にします。


「こころ」はカトマンズに学校があり、ポカラはその支店になります。そのポカラ支店だけで95人。

ポカラには留学目的の日本語学校が多分20以上あり、「こころ」はポカラでNo.1で多くの留学生を送り出しています。


10年後には10以上のビジネスをやっている自分を思い描いていますが、今シーズンは先ずこの留学ビジネスの基礎を創り、起動に乗るように、このビジネスに力を入れてやっていきます。


ぶっ飛んだ目標設定でコンホートゾーンを吊り上げ、スコトーマを外す事でやらなければいけない事が見え、行動しない事が苦しい状態を自分自身に仕掛けていきます!




「Lions Education Consultancy」のオーナー3人。Kazu&Mahendra&Dipendra。


昨夜の瞑想の中で決断が出来たので、今日オフィスに行ってサインをして来ました。

潜在意識の中にあった答え。それは面白そうだし、色々なことを経験したいし、是非やってみたい! 

答えはとてもシンプルなものでした。


損得だけを考え生きていたなら、何の為に人は生きているのか? それを見失ってしまう事になります。

ビジネスなので利益を出していかないと続けられませんが、私自身50万円の先行投資と毎月1万4千円の経費を払いながら、1年後には利益を作っていけるようにやっていきます。

正直 お金儲けが一番の目的ではないので、このビジネスで学べること、今後 色んな方向に繫がっていくものを大切に、この留学ビジネスを自分のライフワークのひとつとして、ずっと続けていけるように。

自分達の会社「Lions Education Consultancy」そのオーナーの一人として 、明日から仕事をしていきます。


オフィスを後にする2人の生徒....







これまで3年間、ずっと続けてきたサランコットからのフライト。その仕事の他に新たな仕事が加わった事で、見える景色もまた変わってくる。

サランコットからのフライトがパートタイムになってしまった事で、逆に色々な事にチャレンジできる時間が生まれた。

収入だけを見たのなら、サランコットからのフライトが昨シーズンまでのように多く飛べるに超した事は無い。しかし、環境の変化によって状況が変わり、そんな単純な生活をしていても精神的にも満たされなくなっていった。

今後は色々なことをやっていく中で、見える景色を変えていき、人格を向上させていく事が最も大切なこと。

見えている景色=世界をどんどん変えていきたい!!

あまりYeti には最近 顔を出さないけれど、長女と次女が戻って来ています。

どちらも1歳 数ヶ月の息子がいて、左が長女スニータの息子で右が次女ムナの息子。

次女の息子は既にYeti に10ヶ月 住んでいて、この環境には慣れているので最近では泣く事はありませんが、長女の息子はここに来てまだ5日ほど。慣れない環境でよく泣いています。

このアパートにも同じ頃の子供が2人いますが、ほんと周りに子供が沢山いて、どの子も同じくかわいいもんだ。








ローカルバスは最近 全て新しいバスに代わりました。

どれもインドからの中古ですが、見た目的にも少し安心感があります。


以前は当たり前の光景だったバスの屋根乗りも、3年前から禁止されました。

ジープの屋根に乗って、ヒマラヤを眺めながらサランコットに向かう.... 最高でした。


しかし、今はガソリン問題で屋根 乗りが復活しています。

バイクも使えない。限られたバスに多くの人を乗せようと思うとこれしか有りません。

危険?そうとは全く感じません。


いつになるのか?分かりませんが、ガソリン問題の終息と共にこの光景もおしまいです。
自分が心地よいのはNot Normal なこと。それを感じられる事が気持いい。

例えば周りから見てそれはあり得ない、無理でしょう... と思われること。

常識という囲いがあるより、常識という囲いがない人。

その囲いが取れた人が悟った人。

つまりは全てが同じ価値で分け隔てがない人。

Not Normal はNormal よりも抽象度が高く、より幸せに生きられる。



周りの最初と途中からの眼差しの違いがNot Normalで気持ちいい。


持っている雰囲気とメッセージがNot Normalで気持ちいい。
9時?それとも10時? 部屋に掛けてある傾いた壁掛け時計を見て、9時なのか10時なのか分からなかった…

しかし、そんな中で別に気にもしないで生活している姿を見て、!と思った。

壁掛け時計が傾いているかなどどうでもよく、9時か10時かなどどうでもいい…

管理社会から抜け出す為に、潜在意識が私を日本の外へと追い出したのだと感じる様になった。


国民総背番号によって、留学生に与えられた労働時間、週28時間までが強制的に管理される。

これは一日4時間、月収10万円。

これでは留学生が学費を払いながら生活していく事は難しく、もう既に日本行を取り止めたネパール人も出始めている。

これによって留学ビジネスをやるかどうか? 決断できないでいる。


正しいか?正しくないか?の二者択一しかない社会は、その狭間で生きている者にとって余りにも生活しにくい環境だ。

この管理社会に強い違和感を感じている。



10月も下旬に入り、欧米人を中心に観光客が少し増加しました。例年の50%くらい。

「はなのいえ」のお客さんは1人、3人、1人..... と少ないようでした。

アスタムにと泊まったこの日のお客さんは日本の方お一人で、しかもネパールで活動するJAICAのスタッフでした。

厨房では2人のスタッフが夕食作り....

この夜のメニューは日本食オーダーで、親子丼、鳥のから揚げ、キャベツと人参の浅漬け、自家製冷奴、お味噌汁、お酒(ロキシー)、自家製ヨーグルトなど。

お客も少なく、静かな夜でした。



ホームステイの2階に住んでいますが、そこにソファーがあり、夕食後から寝るまではここで静寂での瞑想。

寝るのも9時半ごろ... と、街での12時過ぎに寝る生活とは一変。

ここにはインターネットも無く、街でのインターネット情報依存症がここでは解消できます。

ほぼ毎日この日記を心の整理の為に書いていますが、これがいい事なのか?

何もしない時間を持つことの方がよほど大事なこと.... そう感じています。














2泊3日でダサインをアスタムで過ごしてきました。


午前中はヒマラヤが顔を出し、青空が広がりました。

ダサインは収穫際で、稲刈りの季節を迎えます。


今回の調査はこの2つ。コーヒーを植える場所とテイクオフ場の調査。


今あるコーヒーの木はバナナの木に隠れたかたちで生っていて、殆ど陽が入らず、しかも手入れをしていない為に伸び放題.... 2mm以上に伸びています。

実の成りようはご覧の通り....

コーヒーの苗を植えるのに適した場所を探しました。
その①がキウイ フルーツの木の下。
日射は30%ほどですが、風通りはいいです。

その②は西斜面の空き地。
斜面は水捌けがいいので、雨が降っても根が腐らない。
周りに日を遮る木はありませんが、斜面のため陽が入るのは午前10時を過ぎてから。
日差しは80%くらい。

その③は西斜面の木が生えた所。
木の日陰も出来、日差しは50%くらい。

その④はその他のバナナの木の周り。
バナナの木の周りは日差しを考えて、日の入る場所を選ぶ。
日差しは50%くらい。


コーヒーの木は熱帯地域の植物のため、気温も高目で日差しも必要だが、直射日光がずっと当たると葉が枯れてしまう。

そこで、ある程度の日陰を作る為に背丈の高い木が周りに植えられます。

ただ直射日光が強く暑い季節は、必ずヒマラヤサイドから雲が湧き、午後を過ぎると自然と雲で日射が遮られるので、そこを考慮してより陽に当たる場所の方がいいように感じます。

現に全く日差しを遮るものが周りにないコーヒーの木でも、何の問題も無く実をつけている所を何度も見かけました。

最初は全く違った環境の場所に植える事で、どの様な結果になるのか? 知る事もできる。

コーヒー農園ではなく、少量でもいいからブランド コーヒーを造りたいので、これをビジネスとは考えていない取り掛かりの方が、10年後、20年後には別の形として価値を生んでいる.... そう考えています。

「はなのいえ」は一泊12000円の価値を生み出す農業リゾート施設だし、周りに合わせて安くしない、品質を下げない事が成功している部分なので、ここでコーヒーを造るのならばこのやり方しかない。

周りを見て、いちいち周りに反応しない事が成功の鍵!!



パラグライダーのテイクオフを予定している場所①。
ただ、風が谷風で斜め横から入ってくるので、テイクオフも斜め横に向かって出て行くことになります。
そうすると木々が邪魔になり、ここをテイクオフ場にするには木を5~6本ほど伐採しなければいけない。

フライトは至ってシンプルで、正面にアンナプルナⅡⅣを見てテイクオフし、左にターンしながらマチャプチュレを見、後はひたすら谷風に押されながら、正面にアンナプルナⅠサウスを見ながら真っ直ぐに飛び、最後は谷風に正対してランディング。

きっと10分弱のフライトだろう。

テイクオフ場所②
ここから飛べれば30分飛ぶ事も出来るし、何より全く違った景色、違った飛び方を尾根を挟んで右と左ですることが出来る。

ただ、ただ、難点はテイクオフ場がフラットな点.... これは正直タンデムでは使えない。
風がグライダーの場所まで入って来ないし、入ってくる風は回っている。
この様は地形のベストは風がない状態。ソロならビギナーは無理。

ここからタンデムで飛ぶとしたら、グライダーを持ち上げて構えてくれるスタッフが3人。
お客さんは80kg台まで。年齢制限。かなりお客を選んで飛ぶ事になる。


テイクオフしてしまえばこの尾根を挟んで右と左で、全く違った景色とフライトが出来るので、ここが使えればベスト。

ソロフライトだったらここから飛んで遊べる。



ダサインで帰郷した写真を撮る長男。妻と母と2人の子供達。
長男はドバイに10年間出稼ぎに行っていて、あと4年でアスタムに戻って来るそうです。

ダサイン名物の竹で作ったブランコ(小)
普段は子供達が遊ぶ為に作りますが、おじいちゃんが乗っています。

ホームステイでお世話になっているおじいちゃんとおばあちゃん。
とは言ってもまだ50歳を少し越えたところ。

ガソリンが常時 入り次第、アスタムには戻りますが.... ブラックマーケットのガソリンでも手に入れば、1週間に1度は足を運びたいと思っています。



PS. この後ノウダラ村にも行き、アスタム、ノウダラと二つの家族 親戚の集まりの中に入りました。

全く知らない人達が殆どで、その親戚が集まり、その中で客観的に人々を見ていて感じた事。

自分は結婚していないから感じる事ができた事だと思います。

結婚していたら、お祭りは100%自分や妻の親戚の場所に集まり、顔を知ったもの同士がその場を共有する。それ以外の場所には行かない。見ず知らずの親戚の集まりに行く事は100%ない。

お正月。知らない親戚の集まる場所に出向く事はない。

何か会社に似ているな... と。

その会社に定年までいたら、その環境がその人の全てで、その人の世界。

家族、親戚もそれに近いから、どんどん枝葉を広げていく必要がある。


その分 気を使い、気まずかったり居心地もいまいちだけど、何かが見えてくる。


最後はいつものYeti に行き、いつもの顔ぶれが集まるお祭り。

当たり前の光景を前に、1日を振り返ると共にそこに気付かされました。




PS. 明日の夕方には、3週間ぶりにアスタムに戻ります。

2日泊まって、ダサインで帰郷している村人への挨拶と、コーヒー栽培が出来そうな場所の特定、他にパラグライダーでテイクオフできる場所の視察。

次回はいつアスタムに戻れるのか?分からないので、置いている私物はまとめて持って帰ります。

明日、またラクスマンからガソリンを2ℓ (1ℓ400円)分けてもらう事になりました。

こんな感じで、ガソリンが手に入るときには時間を見つけて、アスタムに戻ろうと思っています。



暗闇の向こう側へと続く道を歩いて.... 光。



サッカー場でネパール人が居眠りをしているインド人側のゴールに向かってガソリンをお願いしているが、審判は反対側で立って待つ中国人側のゴールを指差し「向こうに頼みなさい!」と笛を吹いている....

今後はネパールの南 国境側からではなく北 国境側から。

中国との国境側から、中国政府に働きかけてガソリンを輸入するプランが上がっています。

2大大国、中国とインドに挟まれた国 ネパール。

今後はインドではなく、より中国との関係が強まりそうです。

オーナー兼パイロットで、このアパートを管理しているクリシュナと妻スリザナ、娘イスニハ。

クリシュナは23日から3週間のヨーロッパ旅行に、もう一人のオーナーで兄のウペンドラと2人で行きます。

とても仲の良い兄弟です。日本では兄弟で海外旅行はあまりないかも....



今日は大阪に住んでいるネパール人 マヘンドラ夫妻がネパールに帰ってきているので会って、彼がやっている留学ビジネスのオフィスに行って来ました。

そこで今後のビジネスパートナーとしての打診を受け、1週間以内に返答する事になりました。

以前に3ヶ月ほど週一で日本語を教えていた所です。

この「Lions Education Consultancy」は既に1年8ヶ月 運営していますが、その中で12人の学生を日本へ送り込んでいます。

色々と仕組みや収益について聞きましたが、最初の投資が場所を借りるための手付金、オフィスの机やテーブル、パソコン、教室の机など備品全般+政府の許可書などで150万円。その後は家賃や光熱費やスタッフ1人の給料で月3万円x12ヶ月=1年間で36万円の出費。

これを自分が加われば3人のオーナーで運営していくので、一人50万円の準備金と、毎年12万円の経費を払う事になります。

収益は年間2人の学生を日本に留学させられれば会社としては年間経費プラスマイナス0。3人目からが会社の利益となり、年間10人を送り込めば最初に投資する私の50万円はカバーできるので、最初の10人を送り込むまではマイナス。自分の利益は出ない事になります。

最初の1年~1年半がんばれば、その後はビジネスとして利益が出る予定。

今のオーナーは2人。日本に住んでいて日本での大学や働き先をマネージメントするのがマヘンドらで、ポカラで会社の経営や書類作成、大使館や日本との連絡を取り、進めていくのがマヘンドラの妻スニータの兄に当たるディペンドラ。

自分が参加すれば、自分の担当は先ずは日本語を教える先生役を含め、日本人のボランティアなど、その先生役をマネージメントするのが自分の仕事。

あとは毎月広告を打ちますが、ポカラで日本人の先生が日本語を教えているところは何処にもないので、日本人の自分が教える事は宣伝にもなり、広告塔としての役割もあります。


ビジネスとしては年間10人を留学させれば、自分の収入は年収60万円程になり、月計算で5万円。週5日間、月に20日間 教えるとすれば1日当たり2500円。

先ずは年間10人留学を越える事が目標になります。


お金についてはそんな感じですが、それよりもネパールと日本の掛け渡し。その繫がりを国レベルとして作っていくことはとても重要なので、その一翼を担う事。一番のやりがいはそこにあると思います。

ひとつ問題があるとすれば、アスタムとの行き来がより大変になると言う事.....

アスタムでもやりたい事は沢山あるので、夕方4時までには戻りたい。

レイクサイドにいてパラグライダーの仕事をするのは9時から3時までの間の2~4時間。

それがどの時間帯なのか?はその時にならないと分からない。

教える時間帯は自由に決めていい.... とのことでしたが、生徒が集まりやすい時間帯はあるので、ポカラにいる時間帯の間で、パラグライダーとの兼ね合いをどうしていくのか? そこを考える事になります。


アスタム定住ではなく、2重生活を続けていく中で、日本語の先生を給料を払い雇える時が来てから定住....    となるかもしれない。

先ずはガソリンがなければ、どうする事も出来ませんが....


政府発行の許可書。

一週間以内に答えを出しますが、色々な事をやっていくひとつとして、全く別のビジネスですがしっかり覚悟を決めて答えを出します。



ポカラの中心街 マヘンドラプルにあるカフェ。

中心街にもカフェは幾つもありましたが、殆どのところがインスタントコーヒーでした。

しかし、ここのカフェはオーガニックのコーヒー豆を挽いて出してくれる所で、ここを訪れるのは4度目です。

しかし、しかし.... エスプレッソ機は10ヶ月前に壊れたままで、修理できる人がいないとの事でした。


オーガニックコーヒーを注文したら、コーヒー豆を細かく挽いてミルクコーヒーが出て来ました....

コーヒーと言えばミルクコーヒーがネパールの中のネパールでは常識。それを忘れていた....

ツーリスト場所ではコーヒーと言えばブラックが出てきて、ミルクコーヒーを頼めばミルクコーヒーが出てきます。


これはこれで美味しいけれど、たっぷりのミルクで豆の味がよく分からなかった。


そしてもう一言。

活気が全く違う。レイクサイドとマヘンドラプルでは!!

今はダサインでネパールの街は買い物客でとても賑やかです。

観光地レイクサイドとは余りにも対照的でした。


オーガニック カフェを出すのなら、観光地ではなく街!

ネパールの中のネパールに出すべきだと。

コーヒー文化を創っていく為にも。
< 道の駅 アスタム >

日本にある道の駅。地域原産の色々なもの、色々な情報を提供、販売する場所。

そんなアスタム版 「道の駅」を作りたい。

アスタムで栽培したもの、作った商品、アスタム情報を扱ったお店を作る。

レイクサイドはビジネスに適していないが、唯一無二の「道の駅」ならばレイクサイドで商売として成り立つ。

そして販売店が出来る事で、もの作りが成り立つ。

「道の駅」は食事も出来るし、商品の販売も出来る。

レストランはレストラン。カフェはカフェ。お土産屋はお土産....

全てが単体のものしかないお店ばかり。

「道の駅」ならば色々のものが融合した、唯一無二のお店が出来る。

レイクサイドで商売をするのなら、地域原産、現地直送の唯一無二のオリジナル「道の駅 アスタム」。

ここを目標とすることで、色々なもの作りが出来る。

色々なもの作り、その販売場所であり、融合の場所であり、繫がりの場所でもある「道の駅 アスタム」を会社その八と決めました。








ガソリンが無くても問題はない.... いや違う。

ガソリンが無くても死ぬ事はない... 百歩譲って、そんなニュアンスだろう。

しかし、ガソリンが無くても死ぬ事はないが、あの地震のときより今の方がより深刻だ....


1度 ポカラに少し入ってきたが、未だにガソリンとガスが手元に届かない。

既に3週間。未だに目途が立たない状況。

1ヶ月 続けば、元に戻るのは3ヶ月は掛かる。

以前の10倍、いや30倍の量が入ってきてようやく皆の手元に届く。

何故なら、殆どの家庭やレストラン、殆どの車やバイクの燃料が空状態だから....

それが満たされる為には、以前の30倍の燃料が必要になる。


これに目を付けたビジネスが始まっていて、インドから個人で持ち運び、5倍の値段で売り捌く。

それでも欲しい人が後を経たない.... そんな状況です。

今 ガソリンを手に入れる為には1ℓ 500円。しかも裏ルートなので、いつ手に入るのか?分からない。


変化に対応していくしかないのだが、自分の予定も大きく変わってしまった.....

地震とガス欠で観光客も少なく、40もの会社がある異常な状況では仕事も殆どないのは仕方がない。

しかし、村との2重生活が出来なくなってしまった事は大きな誤算。

これが3ヶ月も続くのなら、仕事もなく、ここで身動きも取れない状況では精神的におかしくなってしまう....


そして、もっと危惧する事がある。それはバブルの崩壊だ。

銀行は簡単にお金を貸し、多くのホテルや住まいが建てられているのだが、収入が途絶える状況下で返済できるところは無く、やがてお金を貸し続けた銀行は回収できずに潰れる。

この金利も異常で、震災とガス欠のダブルパンチによってバブル崩壊し、全てが回らなくなる。

インドからの輸入以外にパイプを作ってこなかった政府の危機管理の無さは、いとも簡単にバブルを崩壊させる。

自分は遅くても2年後には、それが訪れると考えています。


4年後と言わずに、来シーズンからでも村で生活していける環境作り。

自分は村で生きていく事が、この国に適した生き方だと感じているし、逆の言い方をすれば、街で生きるのならばネパールである必要はどこにも無い.... そう思っています。


一度だけ村に行って帰って来られるガソリンはあります。

それをどの様に使うのか?

23日からうちのオーナー達はヨーロッパに約1ヶ月 行きます。

今ここにいても仕方が無いので、別に会社的には問題はありません。

この一往復分のガソリンは22日までのアスタム滞在に使って、4日ほど仕事を休んでダサインを村で過ごそうと考えています。

そこで一旦 2重生活を切り上げて、荷物も持って帰り、いつとも分かりませんがガソリンが常時手に入る状況が来てから、再度アスタムとの2重生活を始めたいと思っています。

その時にはより具体的に、覚悟を決めて。




今日ハッと思った....

今はガソリン不足で他の会社のパイロットと相乗りして仕事に向かう事が多い。

音楽をかけながら向かう事も多いのだが、そこでポカラ パラグライディングのナレンドラがそれに合わせてハーモニカを気ままに吹きながら相乗りしていた。

彼はタンデムと言えども自由に飛んでいるし、ランディングも日本だったら絶対に怒られる様なクレージーなランディング(風がいいから問題ない)。ソロ フライトでは吹かしタバコをしながら飛ぶ事もある。

今までもそれは見ているのだが、今日 何故かハッと我に帰った。

日本では頭を押さえつけられて、その中で飛んでいた事を.... そして、それが当たり前となり、何の疑問も持たないままにここまで来た事を。

それは躾けや教育然りで、抑圧された状態の中で、それが当たり前となった社会の中で私達は生きている。

最近 何故にそこが引っ掛かるのか?

それはやるべき事を与えられ、その環境の中で生きてきた自分が、これからは自分で新たなものを生み出し、造っていかなければならない状況下に於いて、それが最も邪魔になるものである事を感じ取っているから。

この世を生きる上で、正しいかどうかはどうでもいい。

正しいかどうかはどうでもいい!!

この抑圧から解放されないことには、見えないものを見る事はできない。

別の景色を見ながら生きていこう。









「はなのいえ」マネージャーのドゥルガさんの知り合いで日本人の方が、来月ポカラに来る事になったので、うちのアパートを紹介しました。

3ヶ月の滞在ですが、1ヶ月の家賃は3万5千円。

本当は3万円ですが、短期滞在なのと、それまで部屋を空けておかなければならないので、クリシュナがこの値段で伝えました。

あとは返事待ちになります。

短期滞在? ネパールでは3ヶ月は短期滞在に入ります。

これがネパールの時間軸でしょうか。



親戚が日本に留学しているとの事で意気投合したおじさん。

マレパタンで会いましたが、彼も苗字は「アディカリ」。

アスタム村は殆どの人が「アディカリ」姓の「アディカリ」村ですが、うちのオーナー兄弟もまた「アディカリ」です。

ネパールでの姓はカーストを表しますので、姓を聞けばカーストが分かります。

何かと「アディカリ」さん達に縁があります。



正しいかどうかはどうでもいい。

この動画もまた、正しいかどうかを議論しても、その答えはどうでもいい。


宇宙の連続性の一部である私達が、無知ゆえに執着し拘り、受け入れられない..... それが苦しみを生む。

朝、昼、晩と移り変わる事に誰も苦しまないように、老いる事に、そして死んでいく事に誰も苦しむ必要は無い。

自分にとって自然とは別なのか?宇宙とは別なのか?他人の死とは別なのか?

私達は宇宙の連続性、その一部である。



今日は全く力が入らなかった…

仕事が無ければ緊張感も集中力も出ないし、何処にも行けない状況が続けば無理もない… 気力が出ない。

今日はそんな日になった。

明日は果たして?


1週間後のダサインはアスタムで過ごす事を考えています。

例年はレイクサイドのYeti とオーナー家族宅に行って祝いますが、今年は村のダサインを経験してみたい… これからの為に。


ここに流れる当然の移り変わり、その中で見えるもの。

世の中の常識や拘りが、如何にどうでもよくて、馬鹿げたものとして映っている。

過去、未来、永遠に同じ人なんて存在しないのに、何故 こんなにも偏るのだろう? 同じ方向しか見えないのだろう?

自分で判断出来ないで、洗脳された基準の中でしか生きていない人々…

そのスコトーマ(盲点)で見えていない景色を外す事!

最近 日本のテレビを見ていると、物凄い違和感を感じる場面がある。(箱物や肩書きを取り上げて、スゲ〜って羨む不思議な光景)

それはスコトーマの一部が外れたからだろうか?

それに気付けば、洗脳された奴隷世界。

見えている景色は皆 違うのに。

同じ方向に仕向ける常識、その矛盾に皆が苦しんでいる。

時間に追われ、そこに気付けないから。


タンデム フライトの一番の楽しみ方は、プレッシャーを自分にかけるフライトにあります。

今は1日1本だから、その1本はプレッシャーがかかるフライトの方がいい! 毎日 何本も飛ぶのなら、また別だけれど.....

それで緊張感もあり、プレッシャーもかかる100kg級は敢えて自分で飛んでいる。


今日のお客さんの為に昨夜からイメージを持って、直接 会ってからはよりイメージして。

今日は今シーズン最重量の116kgのヨーロッパ女性でした。

先ずイメージした事は、ランディング後のグライダー捌きについて。風が強めだったし、お客さんには怪我しないように座ってもらった状態でランディングしたかったから。

ランディング後は動けないので、ブレークラインを手に2,3重に巻いて、同時にリヤライザーを使ってグライダーを引き下ろすイメージでいました。(結果的にはそのタイミング時 風は強くはなくて、完全にグライダーの力を抜いた状態で着地 出来たので、フロントから潰れて頭の上にヒラヒラと落ちてくる状態で、引っ張られる事はなかった)


テイクオフ前に分かった事は、一度座ると自力では立ち上がれないお客さんだった事。

そして、1度目、2度目のライズアップで分かった事は、前に全く歩いてくれない事。

風が弱い、又は無風だったら、テイクオフする事が全く出来ないお客さんだったので、気象条件は最高でラッキーだったね!


空中は100kgだろうと130kgだろうと全く関係はない。風があれば逆に100kg級は飛んでいて楽しい。スピードがあるし、機敏に動くから。


いろんな意味で今日のお客さんは自分にとって、最高のお客さんでした!









もうひとつ思ったこと、それは経験について。

嫌がるパイロットには100kg級は飛ばせないが、うちのパイロットなら小さいグライダーを使っているサントスを除いて皆 飛ぶ事は出来る筈。

経験を積めば100kg級が、それほど恐れるものではない事が分かってくる。

だからタイミング。風のいい時には、皆に飛んでもらう経験をしてもらう事が必要だということ。

ポイントさえ知っていれば、毎日 お客さんを乗せて飛んでいるパイロットなら問題なく飛べる。

これからは条件を見て、皆にも100kgオーバーのお客さんと飛ぶやり甲斐、楽しみを経験してもらいたい。

10月に入って13日間で12本目のお仕事。

衛星画像では曇り時々 雨の空模様が予想されたが、どうなっているのか1日中 晴天だった....

だからポカラの天気予測は誰も当てにしていない。

明日は115kg、105kgと重いお客さんが予約中....

今シーズンは100kg級のお客さん全てを自分が飛んできたけど、前回は風が悪い中で、ガソリンを節約するために一番近いランディング場を使った。

リスクがあるので、明日は遠くにはなるけど風の通りの良いランディング場を使うことにします。

115kgは自分が飛ぶので、何とか天気が良くて風がある条件で仕事がしたい。

どん曇ならばキャンセルします。






今日うちのパイロット ラクスマンから1ℓ 400円でガソリンを分けてもらった。

バイクのタンクには多分(燃料メーターがないバイクなのでハッキリ分からない...)1ℓは残してあったので、これで2リットル タンクに入っている筈。

これで状況如何によっては、街を抜け出して村に行く事ができます。

その選択肢を考えて1ℓ 分けてもらいました。


今日は今迄で見た最長の列..... バイクや車が各スタンドに300台以上 並んでいました。

どう考えてもガソリンをゲットするのは無理な状況です。




エスプレッソ機を使って淹れたコーヒーは圧縮して淹れるので、コーヒーの油分が抽出されて少しとろみを感じます。なのでミルクにも負けない味で、カフェオーレやカフェラテなどにはピッタリです。

機械を使わないドリップコーヒーは淹れ方によって味が全く変わるので、個性的な味を作り出すことが出来ます。

ペーパードリップとネルドリップでも全く違い、その中でも淹れ方でまた違う....

自分はドリップコーヒーを勉強します。


その違い、見ていると面白いですよ!



「はなのいえ」で採れたハーブ 「カルダモン」。


中身はこの様になっています。

カルダモンはインド原産で、生姜とレモンを混ぜた様な爽やかな強い香りがします。

ネパールではお肉料理やカレー、チャイ、ケーキなどにも使われています。

カルダモン コーヒーは中東で飲まれており、「はなのいえ」でのハーブ栽培を含め、この様なハーブとコーヒーのブレンドもまた実践していきます。



こちらは市販の石鹸。

ペパーミントの香りのする石鹸で、色もエメラルド ブルーでとても奇麗でした。


「はなのいえ」のコンセプトは自然のものから造るオーガニック野菜であったり、ハーブであったり、フルーツであったりします。

コーヒーやハーブを使ったオーガニック石鹸....

お客さんの使う石鹸をオーガニックで作ってみる。

石鹸作りはまだやっていないと思うので、提案してみます。

問題のガソリンはいつ手に入るのか?分からない状況で、仕事も1日1本あるかないかの状況が続いています。(仕事の車は闇市からディーゼルを30リットル、5倍近くの値段で仕入れたので、1日1往復で1週間は走れそうです)

ネパール最大のお祭り「ダサイン」まであと10日。

今年のダサインは多くの人が田舎には戻れないで、家族と別々に過ごす事になりそうなので、この際 日程を変更した方が.... しかし、ネパールの暦に従ったお祭りなのでそれは出来ません。

自分も精神的にもキツイので、仕事を暫く止めて村で暮らそうか.... とも考えています。

しかし、収入面でそれが出来ない状況でもあります。


「はなのいえ」系列のお店「たべものや」にお話をしに行きました。

この「たべものや」の庭にもコーヒーの木が10本ほど植えてあり、既に4年以上の木で実も沢山生っていました。


ここでは既にシーズンだけですが少人数のお客さんにはコーヒーを提供している様で、収穫、皮むき、乾燥、焙煎、淹れるまでを、見よう見真似で実践しているようです。(ただスタッフは飲めません...)

「はなのいえ」にあるコーヒーの木も同じ時期に植えたようですが、明らかに実の生りようは違っていて、「はなのいえ」の木は「たべものや」の木の様に実が上手くは生っていない... と話していました。

苗を育てられない今シーズンは、この「たべものや」の実も利用してコーヒーの手順を学んでいきます。

矢作さんが言っていましたが、多くのコーヒーの木が既に栽培され始めているので、いずれは物余り状態がやって来る.... これは皆が同じことを始めるネパールの文化。

しかしネパール人がどの様な方向に向かうのかは分かっているので、その反対で自分はやっていきます。

その反対とは、利益を追求しないでお客さんと直接 係わりあえる唯一無二のコーヒー。

「はなのいえブランド」を造り、そこのお客さんに飲んでもらえるもの作り。

ビジネスではないコーヒーの在り方で、色々なものの中でのひとつ。その繫がりがコーヒー作りでもあると言う事。

これは今後アスタムで行う全ての事に共通する点です。

だから、色々な事をやって初めてひつの形、繫がりを生み出す。

その始まりがコーヒー作りになります。



蕎麦がネパールで唯一 食べられるお店「たべものや」。

市販のものはスーパーでも売っていますが、これは自家製手打ち麺なので日本の蕎麦ほどは美味しくありません.... ネパールで蕎麦を打つ、その努力を頂く感じです。

昨日のうちに、今日できることは寝る事しかない.... そう思ったので、今日は何にも考えずに(無理だが....)ネットで日本のテレビを見ながら夕方まで寝ていた。

そして夕方から夜にかけてレイクサイドをぶらついて、何もしなかった事で今やれることが明日には始められそうだ。

今やれる事はひとつしかない。

アスタムでの「はなのいえ」と協力して出来る事。その計画表 作り。

いつ日本のスタッフと会えるのか?は未定だが、その時に提示できるもの。


やりたいことは「ものづくり」と「パラグライダーで出来る事」。

「ものづくり」で先ず最初に手掛けたいのがコーヒー栽培とアロマ関連の商品づくり。

「パラグライダー」では専属インストラクターとなって、ミニトレッキングとパラグライダーを合わせたアクティビティを季節限定、人数限定でやりたい。


ものづくりはシイタケ、イチゴ、別品種の唐辛子など、今までやっていないものが無限にあるし、それに関連した商品、例えばアチャール(漬物)作りや乳製品パニール (チーズ)作りなども出来る。パラグライダーもダンプス方面も含めて可能性を探りたい。


アスタムに住む唯一の日本人として、村人とのの協力関係、「はなのいえ」との協力関係を時間をかけて築いていくこと。

その為の最初がコーヒーであり、パラグライダーなので、その旨を受け入れて貰える様に話をします。

とにかく行動する中で出来る事と出来ない事が出てくると思いますが、先ずは行動しないと何も始まらないし、何も繫がっていかない。

今はその行動すら出来ない状況なので、今やれる事。アスタムと「はなのいえ」に携わる最初の係わりを受け入れてもらえるように!!

まだまだ盲点で隠れて見えていない事が沢山あるが、今は最初のプロジェクトをしっかり伝えられる準備をする事がそれに当たる。

Ps.ガソリンが以前のように手に入るまでには1ヶ月かかるかも知れない....
     動けない中でどうしていったらいいのか?そこも早急に考えなければいけない。



アスタム「はなのいえ」


< 44歳の今が人生の分岐点>

本当の自分は何がしたいのか?

その潜在意識にあるやるべき事。

本当に何がしたいのか?

本当に何がしたいのか?

本当は何がしたいのか!!


44歳で潜在意識に気付き、他人の真似事ではない、自分自身の生き方を見つけ、自分の足で一歩を踏み出す。

パラグライダーのプロ タンデム パイロットとして生きていきたかった… のは過去。

環境上パートタイムとなったここでのパラグライダーは、自分の仕事の一部として続けていくが、それも今後は新たな方向性へ転換していく。

異常な数の会社がスタートし、その後 地震、ストライキ、ガソリンやガスが入って来ない… 数々の状況の変化。


サラリーマンじゃないし、そもそも不確かな国 ネパールに住んでいる… それを選んだ以上、自由を選んだ以上。


自分自身が試されている… それが44歳の今。


現状の「今」。

ツーリストもいなければ、車もバイクも走っていない現状....
行動しないで考えている生活は楽しくない…

考えていても物事は前に進んでいかず、ストレスが溜まり、心が病んでしまい、行動するよりも疲れてしまう。

ガソリン!ガソリン‼ ガソリン‼!

ガソリンを早く手に入れ、視察したい所は幾つもあるので、早く動きたい!!


今後 村で生きていくにも、パラグライダーその経験は自分の武器であり、可能性は幾つもある。

アスタムからのフライトだけではなく、標高3682mコーチョン、標高3900mマルディからの2泊3日トレッキング&パラグライダー。

マルディ トレッキングはアスタムにある「エコ ビレッジ」が開拓したトレッキング ルートなので、彼等との協力の下で可能性はある。コーチョンは既にトレッキング&パラグライダーの場所として開拓されている。

ただ飛ぶだけのパラグライダーではなく、時間をかけて山を登り、最高のロケーションの中から飛んで下りる(XCでのポカラ着も可能)、時間とスケールと体力を兼ね備えた一味違うコマーシャル フライト。(ここの様にパイロットなら誰でもいい訳ではなく、プロのパイロットを選べば必然的に体力はある筈)

利益… 年に数回しか出来ないだろうし、色々な事をやる上でのひとつ。

ポーターも雇えるし、季節を選べばパラグライダーと言えども必ず飛べる環境もある。


アイデアは幾らでも浮かんでくるので、その中で繋がり、出来る事は必ず生まれてくる。

ただ、行動しないで考える事しか出来ない今の状況は楽しくない。

ガソリンはいつ手に入るのか⁈

アスタムにはいつ戻れるのだろうか…


今週 1週間は中国の国家休日のようで、パラグライダーも中国人と飛ぶ機会が少し増えた。

ガソリンもポカラに少しずつ入って来始めたので、1週間もすれば以前の状況に戻り、アスタムとの2重生活も再開できそうだ。





オフィス隣のBeans Cafeが今日は閉まっていたので、仕事後にマレパタンのラトナ コーヒーまで行ってコーヒーを飲んだ。


ここで焙煎したコーヒー豆をミルで挽く。


細かく挽いてありますが、これで中挽き(小)ぐらい。

コーヒー豆は焙煎の程度や、挽き方によって味が変わってきます。

【粉の挽き加減に於ける特徴】
挽き加減 湯の通過 成分の出方 特徴
細挽き ゆっくり遅い 早く出やすい 従って、メリタ式ドリップ法なら良いのですが、カリタ式ドリップ法では過抽出になって雑味等が出やすい粗さです。
極細挽きなら、高温で素早く抽出するエスプレッソ、又は水でゆっくり抽出する水出しコーヒー向きとなります。
中挽き 適度 適度 通常、カリタ式ドリップ法に使われる粗さで、多くのコーヒーメーカー向きです。
もちろん、ネルを使ったドリップで使われる基本の挽き方です。
粗挽き 早い 遅い この特徴を活かして、美味しいコーヒーを抽出する方法が有ります。
通過スピードが早いため粉の量を多くして、美味しい成分だけを抽出します。
酸味の少ない豆か深煎りの豆には、ぬるめのお湯でゆっくり蒸らし、抽出して下さい。


いずれ仕事としてコーヒーに携わりたいのならば、今のうちから研究や遊び心も込めて、自分で炒って、挽いて、淹れて、味見をする... を日常に。

全てはラトナで手に入るので購入したい。


ミル、サーバー、ネル又はペーパー、ポット。あとは網やフライパンなど、豆を焙煎する為の道具。


ラトナ サイドメニューのパンケーキ。

コーヒー屋さんにとっては、サイドメニューも重要なポイントとなります。

ネパール評論 Nepal Review

ネパール研究会

利子13%、紙くず同然の紙幣

谷川昌幸(C)

ネパールに来て驚くのはインフレ。人も車も百貨店もマンションも生ゴミも、なんでもインフレ。

 

1.金利13%

それらのインフレ現象のインフレの中でも、驚かされるのが、銀行の激増と金利13%。日本では0.01%~0.4%くらいだから、もう夢のような金利だ。愛用330万画素カメラの600ピクセル画像で、その迫力をど~んとお見せしよう。

 

 

どこも銀行だらけ。13%宣伝はラクシミ銀行とは別の銀行。この下にUNDP系機関がある。

 

制憲議会(国際催事場)向かいの大広告は12.5%だったが、さすが国連、UNDP隣は13%になっている。数百万~千万の金ぴか四駆を大量に持ち込めば、インフレにもなるわけだ。(もちろん他にも13%広告はある。)

 

2.物価高騰

13%の利子を払っても銀行がボロ儲け出来るのは、あらゆるもの、特に不動産が高騰しているからだ。カトマンズの不動産は長崎よりも、いや大阪郊外よりも高い。どんどん値上がりしている。

 

旅行者としてインフレを最も強く感じるのは、やはりタクシーやリキシャ。タクシーは、もはや100ルピー以下では相手にされない。市内で200ルピー、パタン250~300ルピー、キルティプール350~400ルピーは要求される。多少値切るとしても、日本並みになってきた。リキシャでも100ルピー。

 

3.札束でポンと支払い

もっとスゴイ、信じられない、目が点になるような光景を、大サービス600ピクセル画像でお見せしよう。

 

 

ホッチキス止めの500ルピー札100枚(5万ルピー)

 

これはヒマラヤン・バンクで受け取った500ルピー札100枚の束。5万ルピーで約5万7千円。なんとホッチキスで止めてある。しかも、太い針4本で両側から。このホッチキス針をはずし、紙幣をばらすのに四苦八苦、半日かかった。銀行はいったい何を考えているのだ。

 

が、これは私の考え違いかもしれない。5万ルピー(500ルピー札100枚)や10万ルピー(1000ルピー札100枚)はそれぞぞれ一つの単位であり、一束単位で使う。つまり、ネパールには高額紙幣がないので、札束単位で交換するわけだ。

 

私のような貧乏旅行者は、5万ルピーの束をもらっても、それを解体し、1枚1枚チビチビ使う。実にケチくさい。

 

ところが、金利13%の超高度成長国ネパールには、成金がたくさんいて、5万ルピー、10万ルピーなど、解体する必要はなく、ホッチキス止めのまま札束でポンポン気前よく支払っているにちがいない。ホッチキスで銀行帯封の上から4,5か所しっかりとじておけば、紙幣の数をいちいち数える必要はない。

 

たしかに5万ルピー支払うのに、100枚あるかどうか、いちいち数えるのは面倒だ。外せないくらいしっかりとホッチキス止めしておけば、札束のままポンと渡せて便利だ。きっと、これがホッチキス止めの理由であろう。

 

4.紙くず同然の紙幣

しかし、銀行と成金は、紙幣を束単位で扱うが、われわれ貧乏人は、それをばらし、1枚1枚ケチケチ使わざるをえない。太いホッチキス針4,5本で両側からとじられていると、いくら時間をかけ慎重に外しても、紙幣は穴だらけになる。500ルピー、1000ルピーの新札でも、銀行を出たとたん、穴だらけ。日本なら、まちがいないく、紙幣偽造罪で逮捕されてしまう。これも600ピクセルでど~んとご覧にいれよう。

 

 

太いホッチキス針4本で両側からしっかり綴じられている。穴が開いてしまった(通貨偽造罪)

 

こんな穴あき紙幣は、誰でも嫌がる。少し大きな穴をつくると、店では受け取ってくれない。つまり紙くずだ。銀行は、札束をばらすな、束単位で使え、と暗に要求しているわけだ。

 

ネパールでは、5~100ルピー札はいうに及ばず、500ルピー札,1000ルピー札ですら、ばらされてしまえば、もはや銀行にとっては紙くず同然だ。

 

つい2,3年前までは、1000ルピー札は無論のこと、500ルピー札ですら、大きすぎて日常生活では使用しづらかった。どうして100~5ルピー札に替えるか、いつも悩んでいた。しかし、いまではそんな心配は御無用。リキシャですら、500ルピー札を出しても、ちゃんとお釣りをくれる。

 

円-ルピー交換レートには、それほど大きくは反映されていないが、ネパール都市部はいま、とんでもない大インフレ、大バブルである。狂乱物価といってもよい。

 

これは遠からず破裂する。政治破綻と、どちらが先か。同時発生の可能性が大だが、そうなると目も当てられない。先が思いやられる。



パラグライダー叱りインフレで、パイロットの価値もタクシードライバーやリキシャーマンと同等になってしまった。

パラグライダーの価値自体が低下した訳で、お客さんの命を預かるパイロットのライセンが受ける人すべて、100%の確立で取れてしまう現状が全てを表している。

車やバイクですら60%なのに.....

仮に日本でパイロット全てがお客さんを乗せて飛んでいたら.... ゾッとするでしょ!

彼等はパラグライダーの価値がどんどん低下していっていることに、気が付いていないのかもしれない......


しかし一番の問題はこの環境で飛んでいる自分自身な訳で、価値が低下した状況でもここを出て行けない自分自身の責任になる。

自由に生きているのだから、その結果に対する責任は自分自身にある!!と言うこと。

この環境をどう捉えるか?は各々の考え方だろうが...


4年後と言わず、ビザの件と生活面で問題がクリアできた時には、パラグライダーに関してここで飛ぶつもりはもうない。

プロなのだから、魅力の無いところで飛んでいたら可笑しいでしょ!

あとは自分の生き方、自分の責任になる。



昨日の新聞にシイタケ栽培の記事が載っていました。

コーヒー栽培と同じく、シイタケ栽培もまた村興しの農産物として注目されているようです。


https://www.facebook.com/everestkinoko/timeline

こちらは(株)エベレスト キノコ のFace bookです。

コーヒー栽培ほど盛んではありませんが、このシイタケ栽培も日本のJICAが最初にネパールで始めたようです。

お金を援助する方法ではなく、この様に産業を造る援助の仕方が正解!

ネパールは集り(たかり)の文化なので、何かしてもらえる事に頼ってしまい、自分達で働いて自分達で何とかする.... それが当たり前ではない国。

お金を援助しても一時凌ぎで、何の解決策にもならない。



色々な所の豆を集めた、市販のコーヒー豆。


最近レイクサイドに増えたものとしてCafeがある。

面白いように皆 同じ事を始めるのだが、少し前はマッサージサロンで、ここに来てCafeが増え始めた。

ネパール コーヒーの需要もあるのだろうが、殆どの所でエスプレッソ機を使って淹れている。

コーヒー豆はオーガニックを使っているが、パッケージ入りの市販の豆か粉が殆ど。

誰かこの逆をいけばいいのにね....

粉と豆とでは味と香りが違い、炒り立てとそれ以外とでは更に全く違う。

挽き立てをお客さんの前でネルまたはペーパードリップで淹れたのなら、見た目も香りも違うのに。


一押しはマレパタンにある矢作さんのラトナ コーヒーで、炒り立て、挽き立てが飲める。そして何よりレイクサイドから離れた町の中にあるのがいい。

レイクサイドから離れている.... それすら個性だし、何よりアディカリ村で採れた産地直産の顔が見えるところがいい。

ビジネス? ネパール人を取り込めばいいじゃん! コーヒー栽培がメインだし、カフェだけに依存していないし。

やはりレイクサイドはビジネスに適していない.... そう感じるし、その様な方向性が個性に繫がる。

皆レイクサイドで同じ事やっているから。


富士山レストランのコーヒー。

市販の豆をネルドリップで淹れた、コーヒーショップとさほど変わらない味です。

日本食専門店に負けてる?
  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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