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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2015/10/14 (Wed)
プロとして最高のお客さん。


タンデム フライトの一番の楽しみ方は、プレッシャーを自分にかけるフライトにあります。

今は1日1本だから、その1本はプレッシャーがかかるフライトの方がいい! 毎日 何本も飛ぶのなら、また別だけれど.....

それで緊張感もあり、プレッシャーもかかる100kg級は敢えて自分で飛んでいる。


今日のお客さんの為に昨夜からイメージを持って、直接 会ってからはよりイメージして。

今日は今シーズン最重量の116kgのヨーロッパ女性でした。

先ずイメージした事は、ランディング後のグライダー捌きについて。風が強めだったし、お客さんには怪我しないように座ってもらった状態でランディングしたかったから。

ランディング後は動けないので、ブレークラインを手に2,3重に巻いて、同時にリヤライザーを使ってグライダーを引き下ろすイメージでいました。(結果的にはそのタイミング時 風は強くはなくて、完全にグライダーの力を抜いた状態で着地 出来たので、フロントから潰れて頭の上にヒラヒラと落ちてくる状態で、引っ張られる事はなかった)


テイクオフ前に分かった事は、一度座ると自力では立ち上がれないお客さんだった事。

そして、1度目、2度目のライズアップで分かった事は、前に全く歩いてくれない事。

風が弱い、又は無風だったら、テイクオフする事が全く出来ないお客さんだったので、気象条件は最高でラッキーだったね!


空中は100kgだろうと130kgだろうと全く関係はない。風があれば逆に100kg級は飛んでいて楽しい。スピードがあるし、機敏に動くから。


いろんな意味で今日のお客さんは自分にとって、最高のお客さんでした!









もうひとつ思ったこと、それは経験について。

嫌がるパイロットには100kg級は飛ばせないが、うちのパイロットなら小さいグライダーを使っているサントスを除いて皆 飛ぶ事は出来る筈。

経験を積めば100kg級が、それほど恐れるものではない事が分かってくる。

だからタイミング。風のいい時には、皆に飛んでもらう経験をしてもらう事が必要だということ。

ポイントさえ知っていれば、毎日 お客さんを乗せて飛んでいるパイロットなら問題なく飛べる。

これからは条件を見て、皆にも100kgオーバーのお客さんと飛ぶやり甲斐、楽しみを経験してもらいたい。
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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