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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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朝の山散歩も頃合がつかめてきた。

目覚ましは7時に合わしているけど、その前に起きることが多く、今日は6時20分起床。

早めに散歩に出かけ、帰ってきてらシャワー、そしてストレッチ後にまた30分横になる.....

既に頭と身体は起きている中で、このまた横になって寝る行為が気持ちいい。


疲れを取る為、体調を整える為に40分 山を歩く.....

朝の自然は清清しい。


この上りは標高差190mだけど、道なき道を行くので、今まで2度と同じ上り方をした事がない....

途中岩場もあり、簡単なロッククライミングも出来る。

基本はグラスクライミング。草の根元を掴んで上っていく。

朝から凄く楽しめる!


朝日と木漏れ日。

朝日とシバ寺。




今日は2本目から雨となり、3本目はキャンセルに....

いつ以来の雨だろう?


今年は1月2日、3日が雨で仕事なし。2月3日が雨で3本目がキャンセル。

それ以来でした。


正直 雨はうれしい! 霞んだ空気もお掃除してくれるし.....


明日はまた晴れそうです。
 





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先日 情熱大陸で放送された向田麻衣さん。今日Youtubeで見ました。

自分の出来る事で、ネパールを支援していくその姿に、考えさせられる事もあった。


ネパールは発展途上国だが、この国が不幸せだとは全く感じない。
逆に先進国にはないものが眩しくさえ感じる…

しかし多面的であり、その幅は先進国よりもかなり広い。

貧富の差はそのひとつだが、幸せに生きていける最低限のライン。それ以下で生きている人達へのサポートは必要であり、そのサポートの形は様々にある。

そこに形など無く、自分に出来る事でサポートしていけばいい。


これは仕事が何故 存在するのか? と同じだ。

人は1人で多くの事は出来ない。自分の出来ない事を他の人にやってもらい、その人達が出来ない事を自分がやる…

その支え合いが仕事であり、それは支援でも同じ事が言える。


今 自分が出来る事は明確だし、それは時と共に変わっていく。

ネパールで生きているのだから、自分の出来る事でサポートしていくのは当然だし、それは小さな事でも構わない。

この国で生きているという事は、自分の人生はこの国に助けてもらっている様なもの。

恩は返していかなければならない。

自分に出来る事は必ずある。



情熱大陸 向田麻衣


社会企業家 向田麻衣






今日はヒンズー教のシバ神の誕生日 シバラトリー。

シバとは3つの重要な神の1人として扱われ、世界の寿命が尽きた時、世界を破壊して次の世界創造に備える役目をしている。


シバラトリーの日には雨が降る!と言われ、確かに雨の季節ではないのに夜になると毎年雨が降る....

今日も景色は真っ白で、夜には雨が降るのだろうか?


意味は分からないが、松明を焚いて、サトウキビをその中で熱し、それを地面に叩き付けると爆発する。

それが風習で、夜になると至る所で破裂音が鳴り響く。


そしてこの日は大麻を吸っていいとされ、シバラトリーだけは堂々と吸っている。(ネパールでも大麻は違法なので、普段は見つかると捕まる)


自分には全く関係ないお祭りだが、以前にインドのハリドワ-ルに行ったが、そこはシバ神を祭る街であり、多くの修行僧サドゥ-が修行する場所であった。


ハリドワ-ル


シバ神とガンジス河




一番リラックス出来る時間。
それは仕事を終え、陽が暮れるまでの約2時間…

その時の気分のお香を焚いて、ソファーに横になり、テレビをボーと眺めている時間…

仕事は午後3時には終わるから、明るいうちからゆったり出来るのが嬉しい。


お香立て。


お香は常に10種類くらいは置いています。


遂に蚊が現れ始めた…

2日続けて3時頃に起こされたので、近場で蚊帳を探したが見つからず、蚊取り線香もシーズン前なので見つからず、結局 電気式のを買った。

電気が来ている時に付けて、扇風機で部屋中に匂いを送った。

昨夜は蚊に起こされる事はなかった…


よく寝られないと精神的ダメージがあるので、しっかり寝る事も仕事のひとつです。

今日もバンバンで、XCなら何処までも飛んで行けそうなコンディション.....

そして沢山の吐いてしまうお客さんを目にしました。


自分も2本目の中国人はランディング後に吐いていました.....


高く上がりたい!30分飛びたい!

ソアリングタンデムなので、時にお客さんが気分悪くなることは仕方がない面もありますが、基本 吐いてしまったらパイロットの責任も多少ならずともある....  そう考える事が必要です。


タンデムでの意識は3割フライト、7割お客さんの顔色。

フライトに必死になっている時点で仕事ではありません。


この時期は高く上げるにも、幾らでも飛び方はあるし、お客さんに負荷の掛かりにくい上げ方もある。

ソロではないのだから、トップアウトすれば高く上げるも十分だし、上げ過ぎるといざという時に下ろすのが大変になる。


お客さんも千差万別なので、飛び方の基本の中で状況に応じてどちらにも対応できる距離感。

経験なくしてその判断は難しく、1本1本の全てが新しい経験として次への資料になる。


一番忘れてはいけない事は、私達は擦り切れるほど毎日飛んでいて、お客さんは一生に一度の初体験。極端な「日常と非日常」180°感覚が違う2人がそこに居ると言う事!

そこを意識できれば、どのように飛べばいいのか? が解ってきます。


出来るだけ気分が悪くならない飛び方、仕事の仕方を探っていきます。





決め撮り(同じ位置、同じポーズの逆さま)

3本目のネパール人。彼は見るからに落ち着きがなく、直ぐに酔ってしまうだろう....  と予測して飛んだけど、ビックリ!とてもタフでアクロもバンバンに楽しんでもらった....

飛ぶ前、そして飛んでいる時のお客さんの精神模様....

その予測が当たるのか?外れるのか?

タンデム パイロットとしての楽しみ方のひとつ。


パッキング ボーイの日常…

彼等はパッキング、グラハンのプロ!


ネパールは8割がヒンドゥー教徒、その他はチベット仏教徒で少しのクリスチャン。

ランディング場の吹き流しにも、チベット仏教の旗タルチョが使われている。


帰ったら先ずはシャワー、そして洗濯。

干す場所は屋上の右前が定位置になっています。

今日は日曜日で定休日でした。

以前から約束していた、先月までお世話になったホームステイ先 デポックさん宅にダルバートを頂に行きました。


その後は以前にも紹介したブッダと会い、いつもの如くジャーマンベーカリーでご馳走して、日常会話をダラダラと…

何でもガスを買うお金がなく、最近は撒きで御飯を炊いているとの事。

ボート1つで生計を立てている彼だが、押しが弱く、欲もなく、今日も15人のインドネシア客を見す見す逃していた…

そこに運良く?3週間に1度の、ガスボンベをインドから運んで来たトラックが!

慌てて飛び出した彼は、ボンベ運びを手伝い、付けで1つ手に入れたようだった。

そして帰り際に一言…

「3週間後には返すから、1000円 貸して欲しい…」

ガスは値上がりして1800円。

彼からお金を貸して欲しいと言われた事は初めて。

どうせ返してもらう事は期待していないし…

そうだ、彼のボートでレイクサイドまで乗してもらい、彼の仕事、そこに1000円払う!

自転車で来ていたので、別にボートに乗る必要はないけど、自転車を載せたボートは面白いし、たまには湖からの景色も見て見たい。


久しぶりの湖、久しぶりのボートは気分転換にもなり、とても有意義な1000円の使い方になった。



ダムサイドのメインストリート。


インドからガスボンベを運んで来たトラック。


ボートに自転車を積んでレイクサイドへ。


ブッダは付けのお金を払いに行ったので、ドライバーは雇われている15歳の彼。

もちろん雇わなければ、全て彼の懐に入るのに…

人間は出来ているブッダ。

しかし欲がなく、お金もない…









夕方オフィスに寄って体重を計ったら73.2kg…(服や靴を引けば72kg)

今日 ホームステイでお世話になったデポックさんにも、「少し太った?」と聞かれた…

お昼はお腹一杯ダルバートをご馳走になったし、その後はジャーマン ベーカリーでブッダとケーキも食べたし…

風邪気味で2日間歩いていなかったので、夕方には山歩きをした。

「体重70kg」は普段の生活では重要で、これを越えると身体も動かなくなるし、怪我にも繋がる。

この日常でのベストが70kgなので、意識して身体を動かさなくてはいけない。


そして汗だくで帰って来たあと問題 発生…

山歩きの後はドロドロになるので、部屋の裏庭のドアを使うのだが、そこに備え付けたナンバーキーが開かない?

958のナンバーで設定しているのに、958で開かない…

ついさっき958で開けて、そして閉めたのに958で開かなくなっている。

正面玄関のドアは内側から閉めているので、スペアーキーがあってもどうにもならない…

Tシャツだし、汗で寒くなっていくし、誰もいないし…

丈夫な鍵と聞いて買ったから、ハンマーで叩いたくらいでは壊れない…


携帯も中なので、レセプションの電話でオーナーに電話して、日中アパートを管理しているビノットに来てもらう事になった。

彼が持ってきたのはペンチ… ???

まさか… グニュ。

1秒で鍵を壊して開いた。

(ネパールではこの手の鍵は簡単に壊せる事を彼等は知っている様だが、日本人の私には「鍵は丈夫で簡単には壊せない…」 との概念がある)


ネパールのナンバーキー(中国製)なんてもう買わない!

店屋の言葉なんてもう信じない!


でも一番がっかりしたのが自分自身の慌てようだった…

その慌てている姿が客観的に見える中で、こんな事もあるだろう… と感じているなかで、しかし慌てている自分が恥ずかしかった。


自分をこう分析している。

頭に血が登りやすく、瞬間湯沸かし器の様に怒りが表に出てしまう性格。

一旦 頭に血が登ると、我を見失ってしまい、それが言動に出てしまう。

これが今までの、そして今の自分だ。


もし自分の心をコントロールでき、収める事が出来る人ならば、仏陀に興味を持たないはずだし、仏教に身を置こうとは思わない。


鍵が開かない事 如きでアタフタしてしまう自分…

情けない。

基本フライト撮影は記念写真なので、場所を選んでポーズを決めて撮るのだが、経験を積んでいくと色々なタイミングで撮る事が出来、「ハイポーズ」の決めの写真だけではなく、より自然な写真が撮れるようになる。

ビデオは流れで撮れるので自然な感じが出るが、写真も流れが撮れるように決めの写真と、より自然な写真 両方を撮るようにしています。


流れの写真

決めの写真

流れの写真

流れの写真

決めの写真


はっきりと人の格は見て取れる。

その人がそこで今 どの様な行動を取っているのか?

その答えが人格だ。


日常にもそれは見て取れて、例えば趣味で飛んでいるソロ パイロットが、パラグライダー会社の車に乗る時がある。

そこでもはっきりと人格は見て取れる。

お客さんや仕事をしているパイロットが座る前に、既に座っているソロパイロットもいれば、最後に席があるのを確認してから座るソロパイロットもいる。

これは仕事で飛んでいるパイロットでも同様で、別の言い方をすれば無神経だが、そこへの行動が人格として見える。


とても簡単に人の格は見えるもの。


人の格は生まれや育ち、見た目や言葉などには現れない。

どんなに着飾っても、どんなに能弁に語っても、それは人の格にはならない。

ただそこで今どの様な行動を取っているのか!

人の格はいとも簡単に見て取る事が出来るものだ。


客観的に自分をどう当てはめ、見つめ続けられるのか?

仏教徒としての学びはそこにある。


べらべら喋る人や皆で行動する事は苦手だが、「嫌いだ」と言ってはいけない。

「これは好き、これは嫌い」の自己主張。

好きなものを近付け、嫌いなものを遠ざける…

その態度を捨てなさい。
朝は元気も、3本飛んだ後はぐったりで視覚と感覚が伴わずバラバラ…

咳が体力を奪い、そこから疲れてしまう。

いつもそうだが、喉から風邪になるのか、喉から咳が出るのか…

咳が出なければ、これほどは疲れる事はない。


会社が多い分、テイクオフ場は5ヶ所あり、ランディング場も5ヶ所あります。

毎日の様に他会社のお客さんと飛ぶ機会があり、その度に他のテイクオフ場から飛んだり、他のランディング場に下りたりします。

やはりいつも使っている自分達のテイクオフ場、ランディング場は安心感がありますが、気分転換になるのは他のテイクオフ場であり、他のランディング場です。

特に上のテイクオフ場は日中はかなりサーマルブローが入り、風が止んだ時に出る…

下にあるうちのテイクオフ場は、風も上程ではなく、この風の強い季節には凄く出やすい。

飛んだら簡単に舞い上がり、体重の軽いお客さんだとグライダーが暴れるので、今は重いお客さんと飛んだ方が安定します。


風の強い春、今がパラグライダーのベストシーズンです。


ブルースカイのランディング場はサーフボードの様な物 + パドル を使った新しいウオーター スポーツで遊ぶ人達を見かけます。








いつ以来だろう… 髭を剃ったのは。

いつもは髭トリマーで3mmに揃えますが、頭は1mに丸刈りし、髭は約1年ぶりに剃りました。


カレーを作る鍋があったので、初めて使ってみました。

カレーではなく魚の缶詰めを使った煮込みです。
視覚と感覚。

目に映っている風景や状況が感覚としてどれほど伝わって来ているのか?

それをどれほど感じ取れている状態なのか?


それは仕事をする上でのバロメータになる。

強いては生活全般のバロメータにもなる。


マト ゴンパと大自然 (ラダック)

あと2週間で小ブレーク、1週間のお休みとなる。

パラグライダーのプレ ワールドカップがここで開催されるからだが、自分には用がない。

前にも書いたように、新たな場所の空撮に出かける予定でいる。


多くの人はコンペティションこそパラグライダーの華だと思っているが、パラグライダーをやっている極一部の人にとっての華であり、パラグライダーを知らないその他多くの人にとってはタンデム フライト、そこにこそ華がある! 毎日飛ぶ中でそう感じる。

パラグライダーは見るものではなく、体験して初めて分かるもの!

誰もが経験出来るのはタンデム フライトだけ。

プロのタンデムパイロットとしては、タンデムこそパラグライダーの華である! 胸を張ってそう言いたい。










ニルヴァーナの隣りに出来たパラグライダー会社、その名も「ブッダ パラグライディング」。

そう、あの偉大な仏陀を名前に使っている… 遂に。

これがうちの兄弟会社で、ニルヴァーナの意味は覚り、永遠の安らぎ… であり、ブッダは仏教の祖だ。

何故ヒンドゥー教の彼等がこの様な名前を付けるのか? 少し不思議だが、仏陀はヒンドゥー教の神様のひとつでもある。


ブッダ パラグライディングか…

仏陀を尊敬する仏教徒からすれば、この名前は余りにも重い。

この会社で働く機会も出てくるので、まさに覚りを目指して飛ぶ事になる。


ニルヴァーナ オフィス、小さな床屋さん、ブッダ オフィス。


更にはナマステ パラグライディング、スカイ バード パラグライディング、更に更に…

このパラグライディングの渦に巻き込まれない様に、しっかり自分を持つ必要がある。

何の為に飛んでいるのか? だ。
視覚と感覚がズレてきている。

自分が何をしているのか!

自分が何処にいるのか!

自分が何を目指しているのか!


もう一度 取り戻す必要がある。



自分が何者なのか?

そのひとつの答えがある。

「Buddiest」

私は仏陀を尊敬する仏教徒だという事。

色々な血が入り混じる環境で、それがはっきりと分かった。

自分が何者なのかが。

また少し風邪気味だ…

数日寝込むような風邪は、1シーズンで1回ぐらいだが、軽い風邪は何回もある。

季節の変わり目に風邪を引く事は多いが、いつも喉が痛くなり、それが風邪の合図となっている。

一昨日は少し身体が火照り、昨日辺りから喉が痛くなり、鼻水が出るようになった。

対策は「うがい」を日常に取り入れる事。

1日3回「うがい」をする。

朝 顔を洗った時、仕事から帰った時、寝る前。

出来るようでいて、なかなか出来ない習慣が「うがい」。


体調が悪い中で飛ぶ事は、時に地獄の如くしんどい…

それは大半が「うがい」で防げるはずだ。


今回はそこまでの風邪ではなさそうなので、今晩はしっかり寝て直します。


今日は部屋の掃除と、ベッドシーツと布団シーツを家政婦さんに交換してもらった。

週一でやってもらう事になっているが、アパートで働いている女性なので、無料でやってもらえる。

彼女の仕事はアパートの掃除 全般だが、基本 毎日朝8時〜夕方5時までいて5000円の月給。

これが掃除係の一般的な月給。

あとは住人が掃除をしてもらった後にチップを渡せば、それがプラスになる。

それほど汚れていなかったので、今回は300円チップを渡しました。

自分が払うチップは300〜500円くらいかな…

あと洗濯物を出せば4kgで150円。

これは決まりで皆払いますが、自分は帰って直ぐに毎日 自分で洗濯する習慣が出来ているから、洗濯を頼む事をまず無いかな…

やはり週に1日休めると精神的にも楽になる。

天気もコンディションも昨日、今日と良好で、神経をそれほど使わなくてもよく、3本順調に飛んで、午後3時前には仕事を終えた。

今日は中国、韓国、中国のお客さんでした。






ポカラの街もインフラ整備中…

近年 自家用車を持つ人も増え、ツーリストを乗せた大型バスも往来するようになり、道路の拡張工事が続いています。


道路を作るのは元来インド人の仕事の様で、インドからやって来ては作業をしています。


こちらのダンプは派手派手…

こちらのダンプ、トラックは全てインドの自動車会社TATA製です。


仕事後はレイクサイドから少し離れた場所でカジャ(おやつ)タイム。

ローカルレストラン。


バッフトゥッパ(左)とバッフモモ(右)。

バッフトゥッパは水牛の肉が入ったネパール式ラーメン。

バッフモモは水牛のミンチが入ったネパール式餃子です。

辛さもほどほどでとても美味しく、たまにうちのドライバーと仕事終わりに行きます。


自分のグライダーを畳んでくれるパッキングボーイ(左)と、仕事でサランコットを往復してくれるうちのドライバー(右)。


ドライバーのスルヤが12000円の月給を嘆いていた… 18000円欲しいと。

以前のジープから今はハイエースでの送迎なので、免許も違うらしく、車幅も広く、給料を上げて欲しいとオフィスと話し合っているとの事だった。

パラグライダー会社が増えれば増える程、サランコットへの山道は渋滞する。

あの狭い道に大型ローカルバス、タクシー、ツーリストバス、そして大量のパラグライダーの車が行き来する…

経験なくして運転は出来ない。


パイロットも食事を奢ったり、チップをやったりしているが、うちらの約1日分の収入がドライバーの1ヶ月分だから大変だ。


キャベツを一玉 買って帰ったパッキングボーイ。

大ぶりのキャベツで25円。

今晩のタルカリ(野菜のカレー)になる。

推定 彼の収入は月1万〜1万5千円くらい…

ちなみに彼は17歳です。



道路を作るインド人。

その道路を通って私たちを運ぶドライバー。

お客さんに空を飛ぶ体験をしていただくパイロット。

そのグライダーをパッキングするパッキングボーイ。

野菜を作り売る行商。

私達の胃を満たしてくれるレストラン。


みんな役に立っている。繋がっている。

それが仕事になる。




今朝は晴天だった。


今朝はコーヒーショップでサンドイッチとコーヒー…



仕事は3本共に中国のお客さんでした。


よく分からないのだが、今日は大安吉日で新たにスタートしたアパートのプジャ。

新しい建物をお祈りし、お祝いする日でした。




彼等はハイカーストのブラマンなので規律は厳しく、事ある毎にお祈りをします。

ハイカーストは文化を守っていかなければならない立場なので、保守的でより信仰 深い部族。

ハイカーストの自負も強く、他のカーストと一線を画します。


棚田と夕陽。
武田鉄矢の結婚論

「誰とでも結婚できる人が一番幸せな人」に共感した。


確かに美人、美男を連れて歩いている人を見ると普通だな… 人としての器を感じる事はない。

しかしブサイク(失礼…)を連れて歩いている人を見ると、人としての器の大きさを感じ、敬意さえも生まれる。


たかが小さな事で、ああでもない、こうでもない… と選ぶ哀れさが、結婚できない直接の原因だろう…


誰もが結婚していくここでのアレンジ結婚… それもひとつの答えの表れだろう。


この考え方は世の中 一般、そして自分にも当てはまる。

何も結婚に限った事ではない。世の中 全てに言える事だろう。


「拘りを捨てなさい」は仏陀の教えの中にもある。

拘りは主観。

拘りが周りを見えなくさせ、世界を狭くさせる。


「誰とでも結婚できる人が一番 幸せな人」

言い換えれば、「誰とでも結婚できる人格を持った人。拘りを持たない人が一番幸せな人」

自分もそう感じる。
今日はお休みだったが、日中に電気が来ていたのが僅か2時間半… 11:00〜13:30の間だけだった。

計画停電なので、タイムテイブルがあるはずなのだが… 誰にも分からない。

せめて電気が来ている時くらいテレビを見たいのだが、昨日、今日とNo signal 電波が来ていない…

インターネットのWifi も来たり来なかったり…

お風呂のお湯も暖かかったり、ぬるかったり、冷たかったり…

まあネパールだから仕方が無い。


何かに依存した生き方が強制的に出来ない環境なので、逆に人間らしい生き方が出来るのかも知れない。


何でもかんでも揃った環境は、あたかも自分で何でも出来てしまう… と勘違いさせてしまう。

自分で出来る事などたかだ知れていて、自分は無力なんだ… と知る事は大切だ。

人生20点でOK!

自分で出来る事をやればいい。

出来ない事は他人がやってくれている。



人生とはいとも簡単に自分で管理出来る、とても単純な事だと仏陀は解く。

それは心から成るものだから。


休みは休む為にある。

前もって予定がある以外、何かをする必要はない。

何かしたいのなら、休みの日 以外にすればいい。

仕事は午後3時過ぎには基本 終わるので、疲れていなければ、したい事があれば仕事の後にする。

休みは神経を使わない事が大切なので、基本 家の中にいます。


料理に部屋の掃除… あとは昼寝をしました。




アパートに住んで1週間。

まだ掃除をする程 汚れていないけれど、床の雑巾掛けをしました。


朝の散歩は道無き道の直登から始まります。

滑って落ちて怪我をしない様に、気を付けて上ります。

いつも迷いながら、約20分で山小屋に。


165mを上ったあとに見えるポカラの街。

今朝はどん曇りです。


こちらは朝もやのレイクサイド。


フェワレイク。


今日からウズベキスタン パイロット Rustam が合流するので、パイロットは7人に。

そして今日は日曜日! 私の定休日。

バンダ以来 約3週間ぶりのお休みです。



昨日は土曜日でカニクラの日。

カニクラとは食べ物という意味。

土曜日はネパールの休日で、子供たちもお休みなので、毎週土曜に集まってくる子供たちにカニクラを持っていきます。

チョコパイ、ジュース、スナック、チャウチャウ、キャンディなど。

15人分くらいで500円ほど。

取り合いになる時もあるので、信頼できる大人に渡して配ってもらいます。








3本共に中国のお客さんでした。

中国人シーズンの到来です。

今日はYeti に住む従姉妹マニーシャの18歳の誕生日でした。

一人親元を離れ、ポカラに来て既に9年…

9年前の事は今でも鮮明に覚えています。

とても恥ずかしがり屋で、皆と一緒に食事をする事が出来ず、一人 台所で隠れる様に食べていたあのマニーシャが、今ではレストランでの接客から調理に渡り、Yetiレストランには無くてはならない存在となっています。


ほんと美人になったねマニーシャ!

彼女もあと2〜3年すれば結婚適齢期…

9歳の頃から知っているので、少し信じられない気もしますが、歳月は確実に経ち、皆 変わっていく姿を傍らから見守っています。

モチベーションを保つのが難しい…

集中力をある一定 保つ為にも、やる気、やり甲斐、の元であるモチベーションは必要なのだが、力が入らない…

基本 鬱状態が続いているので、更年期障害なのではないか? と疑ってしまう。

インターネットで調べたりして…

*男性で更年期障害を発症しやすい性格の方とは、神経質・真面目・几帳面・責任感がある方に多いそうです。

との事だ。


20代〜30代がピークの男性ホルモンが、40歳を過ぎると減少していくそうだ。

確かに昨シーズン 初めて体力の衰えを感じたし、このモチベーションの低下も初めての経験だ。


確かにオフシーズンでも全く休みなく、毎日 飛んでいる状況は過ぎている。

ここに住めば、これが半永久的に続く日常が待ち構えている。


如何にモチベーションを持ち続けられるのか?

これは大きな課題となりそうだ。


適度、適当、鈍感力。

これも必要な資質になりそうだ。



モーニング ウォークはアパートの裏山に上って1周して来るコース。

高低差165m、約40分の山歩きは負荷も適度で丁度いい感じです。


上りは直登の道無き道を、草むらをかき分けながら上ります。


山小屋があるここまで上がり、ストレッチを軽くして、下りは山道を使って降ります。


途中にある小さなシバのお寺。























ダライ・ラマ


他に非があるのではない。

自分の中にそれがある。

怒り、執着、憎悪、プライド、嫉妬…

自分の心の内を見つめなさい。

それを変えていきなさい。


ラダック チョルテン
今やるべき事は3つある。

歩く。ストレッチ。メディテーション。

この3つ。

「歩く」は体力作り。

「ストレッチ」は怪我を防止する為。

「メディテーション」は心を整える為。


プロとは飛び続ける事!

技術面は絶対的な安定感。

どんなお客さん、どんな条件であろうとテイクオフ、空中、ランディングで絶対的な安全を持ち合わせる絶対的な安定感。

それは経験と意識を積み重ねていく事で得ていくしかない。


そして今やらなければいけない事である身体作り。

40歳を過ぎると体力は衰え、身体は硬くなっていく。

飛び続ける為に必要な体力と柔軟性を、今やっていく必要がある。


タンデム フライト1万本。57歳まで毎年600本〜700本 飛び続ける。

これは出来る事ではないので、そこを意識して飛んでいく事がプロだと考えている。

その為に今やるべき事がある。

遊びではない事を示す義務がある。

飛んで収入を得ているプロである証が、生活、Life style になる。


< Life style >

Morning 朝
7:00 wake up 起床
7:15 walking 山歩き
8:00 Breakfast 朝食
8:40 Stretch ストレッチ
9:00 Go to Work 仕事へ

Monday 月曜日
7:00 Wake up 起床
7:15 Breakfast 朝食
8:00 Walk up to Sarangkot サランコットまで歩き
9:30 Stretck ストレッチ
10:00 Flight〜 仕事


Night 夜
10:30 Meditation メディテーション
11:00 Sleep 就寝



今日は3本目は上がりましたが雨となりキャンセル....(予報よりも予測よりも、急速に天気が悪くなった)

ヒマラヤもはっきりクリアに見えなくなりつつあり、季節の変わり目を感じます。

春は上空は冷たく、地上は暖かいので、風が強くなります。

雲低も高いので、簡単に高く上がる季節。

そして3月、4月になるとプレモンスーンとなり、午後から急速に雲が発達し、激しい雨になることも....

これから1~2ヶ月がパラグライダーのベストシーズンとなります。





よく作るのがチャーハン。
簡単だし、多目に作って次の朝 温め直して食べることも出来る。

ほんだしと醤油ベースの和風チャーハンです。



http://www.mbs.jp/jounetsu/

次回の情熱大陸は社会起業家の向田 麻衣さん。

彼女はお化粧を通して、ネパール女性の支援活動をされています。

ネパールは世界最貧国のひとつで、今でも女性蔑視(特にローカースト)の文化が残っています。

正直ここポカラでこのような生活をしていると、とかくネパールを知らずに生きている事になります。

世界最貧国.... 女性蔑視....  ぴんと来ないのが事実。


ここは仮の世界なので、ネパールの真実を体験するためにも、ここを抜け出す時間の重要性を感じています。


ネパールを訪れるツーリストの殆どが、ツーリストエリアといわれる場所を訪れたに過ぎません。

ポカラのレイクサイドはその最たるもの。

本当のネパールを体験したいのなら、村に行って数日間でも生活を共にしてみる....

自分もそれがしたいし、それをお勧めします。

2月に入り中国、そして韓国のお客さんが増えて来ました。

どんな時にでも飛ぶ事が仕事なので、それ以外にはありません。




今日は靴を2足 買いました。

使っていた靴2足が同時に限界が来たので、生活も新たになった事だし…

前に使っていた同じサロモンの軽量靴と、North Faceの靴。

サロモンは軽量靴なので6ヶ月使えればOK。

North Faceはしっかりした作りなので、1年使えればOK。

もちろん偽物ですが、履き心地は問題なく、日常や仕事で使う分には十分です。

2足で7500円。


ただ本格的に荷物を背負って歩く時には、日本で買ったサロモンとカルバンを使います。


これからは自炊が更に増えそうです。

家賃は2倍(それでも25000円)になりましたが、自炊が増えれば生活費はさほど変わらなくなります。


ダイニング&リビング。

ここで食事をして、ソファーベッドに座ってインターネットをします。

奥の部屋にはインターネットが来ないので、この部屋にいる時間が増えそうです。


キッチンも片付きました。



寝室&リビング。

電気が来ている事にはソファーに座り、壁に掛かった大型テレビを見ます。

あとはぐっすり寝るだけ…

もともとホテルのベッドなので、ダブルで大きく、クッションも分厚く、布団も軽くて暖かい。

このベッドは最高です!
2月に入り、新たな生活環境に変わりました。


また少し鬱気味の中、仕事は3本(1本はXC)飛び、夕方にはうちのドライバーに手伝ってもらい、ニューロードにソファーを取りに行き、マヘンドラプルで扇風機とタコ足配線を買って、その後は引越し作業。

荷物を全て部屋に運んだ後に、タコ足のをお店に忘れて来た事に気付き、ドライバーは帰った後だったので、自転車でマヘンドラプルまで取りに…

夜はデポックさん宅で最後の夕食を頂いて、帰ってからは少し荷物の整理…


とっても動き、とっても疲れた1日でした。


また頭が重く、モチベーションの上がらない、力の入らない状態になっています…

新たな生活環境で、気分を変えていきたいところです。


ソファーはテレビの前に設置。


1年と7ヶ月お世話になったデポックさんと、奥さんのシマさん。
  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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