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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2015/02/16 (Mon)
180°感覚の違う2人。

今日もバンバンで、XCなら何処までも飛んで行けそうなコンディション.....

そして沢山の吐いてしまうお客さんを目にしました。


自分も2本目の中国人はランディング後に吐いていました.....


高く上がりたい!30分飛びたい!

ソアリングタンデムなので、時にお客さんが気分悪くなることは仕方がない面もありますが、基本 吐いてしまったらパイロットの責任も多少ならずともある....  そう考える事が必要です。


タンデムでの意識は3割フライト、7割お客さんの顔色。

フライトに必死になっている時点で仕事ではありません。


この時期は高く上げるにも、幾らでも飛び方はあるし、お客さんに負荷の掛かりにくい上げ方もある。

ソロではないのだから、トップアウトすれば高く上げるも十分だし、上げ過ぎるといざという時に下ろすのが大変になる。


お客さんも千差万別なので、飛び方の基本の中で状況に応じてどちらにも対応できる距離感。

経験なくしてその判断は難しく、1本1本の全てが新しい経験として次への資料になる。


一番忘れてはいけない事は、私達は擦り切れるほど毎日飛んでいて、お客さんは一生に一度の初体験。極端な「日常と非日常」180°感覚が違う2人がそこに居ると言う事!

そこを意識できれば、どのように飛べばいいのか? が解ってきます。


出来るだけ気分が悪くならない飛び方、仕事の仕方を探っていきます。





決め撮り(同じ位置、同じポーズの逆さま)

3本目のネパール人。彼は見るからに落ち着きがなく、直ぐに酔ってしまうだろう....  と予測して飛んだけど、ビックリ!とてもタフでアクロもバンバンに楽しんでもらった....

飛ぶ前、そして飛んでいる時のお客さんの精神模様....

その予測が当たるのか?外れるのか?

タンデム パイロットとしての楽しみ方のひとつ。


パッキング ボーイの日常…

彼等はパッキング、グラハンのプロ!


ネパールは8割がヒンドゥー教徒、その他はチベット仏教徒で少しのクリスチャン。

ランディング場の吹き流しにも、チベット仏教の旗タルチョが使われている。


帰ったら先ずはシャワー、そして洗濯。

干す場所は屋上の右前が定位置になっています。
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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