その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
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人から敬まわれている人はいるけれど、この周りで生きている色々な人達と、敬まわれて生きている人の違いが分からない。
人は総理大臣だとか金メダリストだとか、お医者さんだとかプロ野球選手だとか有名人になると、その人を「敬う」。
だから自分も何か注目される事が、アドベンチャー パイロットとして必要だと思った時期もありました。
しかし今はそんな気持ちは全く在りません。
それは周りに生きている色々な境遇の人達を、自然と受け入れられる様になったから… だと思います。
今は静かにそっと何気無く、正直な話し、誰にも知られる事なく、次の目的地へ向かいたい… そう思っています。
自分もそこに生きる色々な境遇の人達の一人で在りたい… それだけです。
人は総理大臣だとか金メダリストだとか、お医者さんだとかプロ野球選手だとか有名人になると、その人を「敬う」。
だから自分も何か注目される事が、アドベンチャー パイロットとして必要だと思った時期もありました。
しかし今はそんな気持ちは全く在りません。
それは周りに生きている色々な境遇の人達を、自然と受け入れられる様になったから… だと思います。
今は静かにそっと何気無く、正直な話し、誰にも知られる事なく、次の目的地へ向かいたい… そう思っています。
自分もそこに生きる色々な境遇の人達の一人で在りたい… それだけです。
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アンナプルナから約10ヶ月かかりましたが、次の挑戦がラッダク、仏教の宇宙、地球上の宇宙に決まりましたので、これからしっかり準備を進めていきます。
私からのメッセージです。
地球上の宇宙 ラッダク。
以前にも紹介した映像です。
特にここに流れているチベット仏教のお経が心に響き、毎晩 寝る前には聞いています。
私からのメッセージです。
地球上の宇宙 ラッダク。
以前にも紹介した映像です。
特にここに流れているチベット仏教のお経が心に響き、毎晩 寝る前には聞いています。
今日 日曜日は私の休日で、11日ぶりのお休みです。
仕事も忙しく、疲れ気味なので、今日はゆっくり骨休め。
早朝は日本語スクールで授業、その後 イミグレーションでビザを1ヶ月更新して(今だにツーリスト ビザ⁉)、お昼ごはんを食べて、その後は日本のテレビでも見て過ごそうかな…
疲れてなければ、歩いて登って飛びたいけど… 3時間半 かかるのし、日中はもう既に暑い。
明日の朝早く起きてやります。
やはり定期的に歩かないと! 自分の基本は飛びではなく、歩く事だから。
最近は毎日3本。
でも中国人というよりは、欧米人が多い。
気候も良く、山も少し霞んでいるが見えているから、この時期もいいのかもしれない。
他のパイロットにXCが入ると、ランディング後 時間ができるので、その場を抜け出して近場のお店でゆっくりします。
その場を抜け出す事で、一旦 仕事を離れ、その世界を離れ、リラックス出来る。
ネパール版 ローカル コンビニ?
棚に商品が並んでいます。
時間がある時はここで、ポテトチップとレッドブルを買って間食。
床にはポテトや玉ねぎが無雑作に転がっています…
日本語スクール。
今朝は「時間」について勉強しました。
年、月、日、曜日、時、分、秒など。
英語とローマ字を使って教えています。
ポカラにあるイミグレーションでビザを更新。
お昼はダム サイドにあるジャーマンベーカリーでケーキとフライド ライス。
最近はダム サイドでの食事は、日本食のアニールよりも、ここの方が多いかな…
外の風に吹かれゆったりと出来るし、ケーキが美味しいから。
仕事も忙しく、疲れ気味なので、今日はゆっくり骨休め。
早朝は日本語スクールで授業、その後 イミグレーションでビザを1ヶ月更新して(今だにツーリスト ビザ⁉)、お昼ごはんを食べて、その後は日本のテレビでも見て過ごそうかな…
疲れてなければ、歩いて登って飛びたいけど… 3時間半 かかるのし、日中はもう既に暑い。
明日の朝早く起きてやります。
やはり定期的に歩かないと! 自分の基本は飛びではなく、歩く事だから。
最近は毎日3本。
でも中国人というよりは、欧米人が多い。
気候も良く、山も少し霞んでいるが見えているから、この時期もいいのかもしれない。
他のパイロットにXCが入ると、ランディング後 時間ができるので、その場を抜け出して近場のお店でゆっくりします。
その場を抜け出す事で、一旦 仕事を離れ、その世界を離れ、リラックス出来る。
ネパール版 ローカル コンビニ?
棚に商品が並んでいます。
時間がある時はここで、ポテトチップとレッドブルを買って間食。
床にはポテトや玉ねぎが無雑作に転がっています…
日本語スクール。
今朝は「時間」について勉強しました。
年、月、日、曜日、時、分、秒など。
英語とローマ字を使って教えています。
ポカラにあるイミグレーションでビザを更新。
お昼はダム サイドにあるジャーマンベーカリーでケーキとフライド ライス。
最近はダム サイドでの食事は、日本食のアニールよりも、ここの方が多いかな…
外の風に吹かれゆったりと出来るし、ケーキが美味しいから。
自分がどの様な人間なのか?
日本を離れこの地に住むようになって、だんだんと解ってきた。
仕事以外では団体行動を一切取りたくない事や、人と同じ行動をとらない事。
良く言えば他人に左右されないと言えるが、悪く言えば協調性が無く、他人に興味が無い。
こんな人間 日本ではとんでもない奴で、社会では生きていけないけれど、ここでは何の問題もない。
だから自我が出て来たのかもしれない…
でも仏教では自我というものは無く、無我があるだけで、自我は概念の塊に過ぎない。
何事も主観的は間違いであって、あくまでも客観的にもの事を見て行動出来るか? が大事だ。
こんな自分が正しい!とは思わないし、客観的に見て変だ!と感じていられる自分ならば問題はない。
2月に入ればパイロット達は大会に向けて、気持ちが盛り上がっていくだろう…
彼等の話しはブーメランがどうだ、エンゾ?がどうだ、マントラがどうた、アイスピークがどうだ… 盛り上がっているが、うるさいから自分はその場を立ち去るだけ。
でもパラグライダーの魅力はXCでありコンペであり、彼等がパイロットとして優れている… のも事実。
ただ自分には興味がない!だけ。
興味があるのは、自分の世界を飛ぶ事! それだけ。
そしてパラグライダーが全てではないし、飛ぶ事が全てでもない。
お前はソロ フライトしないのか? とたまに聞かれるが、テイクオフ場からは飛びたくないし、サランコットを飛びたいとも思わないから、別の場所に歩いて登り飛んでいる。
別に知られる必要もないし、一様 フライト禁止区域だから何か言われるのも面倒だし、知られたくもない。
日本では禁止なら飛ばないけれど、ネパールだからあってないようなものだ。
その辺は有難い国です。
このルールもゴムバンドみたいなものだから、ある程度なら伸び縮みして融通が効く。
大会なんてどうでもいいから、満月の中、満点の星空の下で宇宙を感じながら飛ぶ世界ってどんな気分なんだろうか?
頭の中はラダックでいっぱいだ!
そしてもっと魅力的な事を思い付くかもしれない。
日本を離れこの地に住むようになって、だんだんと解ってきた。
仕事以外では団体行動を一切取りたくない事や、人と同じ行動をとらない事。
良く言えば他人に左右されないと言えるが、悪く言えば協調性が無く、他人に興味が無い。
こんな人間 日本ではとんでもない奴で、社会では生きていけないけれど、ここでは何の問題もない。
だから自我が出て来たのかもしれない…
でも仏教では自我というものは無く、無我があるだけで、自我は概念の塊に過ぎない。
何事も主観的は間違いであって、あくまでも客観的にもの事を見て行動出来るか? が大事だ。
こんな自分が正しい!とは思わないし、客観的に見て変だ!と感じていられる自分ならば問題はない。
2月に入ればパイロット達は大会に向けて、気持ちが盛り上がっていくだろう…
彼等の話しはブーメランがどうだ、エンゾ?がどうだ、マントラがどうた、アイスピークがどうだ… 盛り上がっているが、うるさいから自分はその場を立ち去るだけ。
でもパラグライダーの魅力はXCでありコンペであり、彼等がパイロットとして優れている… のも事実。
ただ自分には興味がない!だけ。
興味があるのは、自分の世界を飛ぶ事! それだけ。
そしてパラグライダーが全てではないし、飛ぶ事が全てでもない。
お前はソロ フライトしないのか? とたまに聞かれるが、テイクオフ場からは飛びたくないし、サランコットを飛びたいとも思わないから、別の場所に歩いて登り飛んでいる。
別に知られる必要もないし、一様 フライト禁止区域だから何か言われるのも面倒だし、知られたくもない。
日本では禁止なら飛ばないけれど、ネパールだからあってないようなものだ。
その辺は有難い国です。
このルールもゴムバンドみたいなものだから、ある程度なら伸び縮みして融通が効く。
大会なんてどうでもいいから、満月の中、満点の星空の下で宇宙を感じながら飛ぶ世界ってどんな気分なんだろうか?
頭の中はラダックでいっぱいだ!
そしてもっと魅力的な事を思い付くかもしれない。
行き先、目的地は決まった! ダラック。
インターネットで色々と調べていると、ダラックを訪れた人が感じている事、共通点がある。
「空が近い!」
「宇宙を感じる」
「月面のようだ…」
ラダックにある湖
ラダックに1ヶ月滞在し、チベット仏教と地球上の宇宙で、自分にしか出来ない事にチャレンジします。
こちらはアンナプルナ1周で飛んだマナン上空。
今 思えば、ここも宇宙を感じる場所でした。
ラダックでは初の夜間飛行にもチャレンジします。
そこで満月がいつに当たるのか?調べてみました。
2014 新月と満月の日にち。
新月とは月が太陽の方向にあり、月の影しか見えないので、月が輝いて見えない日。
(地球 一 月 一 太陽 の位置関係)
満月とは月が太陽と反対の方向にあり、地球の夜側に月が存在し、月に太陽が当たっているその正面から見る事になるので、月が丸く見えます。
(月 一 地球 一 太陽 の位置関係)
地球上の宇宙を飛ぶのは、満月の夜(前後)になる予定でいます。
そしてラダックで色々な事に挑戦できる様に、訪れる時期を検討中です。
ラダックの3月は寒く、峠も雪に覆われ歩けないので、3月には行きません。
今のところ以上です。
今日のお仕事。
中国の旧正月。今日も中国人客は21人中3人だけでしたが、その他の国のお客さんが増えている… 何故だろう?
今日も3本中 1本だけが中国のお客さんでした。
2本目はアメリカ人、3本目はノルウェーのお客さんでした。
旅の目的地がラダックに決まりました。
これがラダックの州都 レー の年間 気温と降水量になります。
年間を通して雨のほとんど降らない乾燥した大地、そして一日に夏と冬が同時にある気温差が特徴です。
仕事との兼ね合いもありますが、いつ訪れるのが自分にとってベストなのか? 考えます。
富士山レストランにカケジュクが…
店内の見た目も日本らしくなってきました。
日本のカレンダーを上手く利用した、オーナー手製のカケジュクです。
子供の目が違うでしょ!
アマン12歳。
かなり年期の入ったボロボロのグライダーをボロボロのバッグに押し込み、「俺、写真撮られるの嫌いなんだよね…」と言いながら、渋々ポーズ。
うちのジープで別のランディング場へ移動し、もう一仕事。
グラハンをしながら、パイロットが飛んで来ればパッキングの仕事をして、客が減ったら別のランディング場へ…
彼は馬に乗りながらトレッキングするポニー トレックのお手伝いもしている。
馬も扱える子供ですが、表情に子供の面影はもうない!
うちのバリーが日本とフィリピンを1ヶ月旅して帰って来て、今日から仕事再開でした。
何やら日本の風土が彼には合わなかったようで、全てがコントロールされた国だ… と言っていた。
ドレッド ヘアーだし、巨漢だし、英語だし、ルーマニア人だし… 日本では何かと目立った事でしょう。
フィリピンでは沢山の中国人 旅行者に会ったそうだが、ポカラは…
中国人が目立つ様になったと思ったけど、仕事を見る限りそうでもなさそうだ。
うちの会社はフルブッキングだったけど、中国人は半分。
自分も3本の内 中国人は1人だけだった。
他の会社ではお客さん1人だけの所もあったし…
19もあるパラグライダー会社。
一番新しい会社Fly Himalaya が危機に…
オーナーのバブーは退いたし、暫く閉店状態が続いている。
この会社は潰れそうだ。
初めてチュニジア(アフリカ)のお客さんと飛びました。
空中では気が付かなかったけど、足がピーンとしてたり、クネッとしてたり…
だから写真もいつもと何だか違って見えます。
ピーン
ピーン
ピーン
クネッ
見えてきた。
「悟りの世界」をテーマに、インドをパラグライダーと共に旅をする......
この難題の答え、進むべき道、向かうべき場所が見えてきました。
私が向かうべき場所。
仏教とパラグライダーが融合し合える場所、それはインド北部にある「ラッダク」。
ラッダクこそが今回のテーマに見合う場所であると感じています。
仏教の宇宙に触れ、そこに広がる宇宙を飛ぶ......
これが今度の旅の目的であり、挑戦になります。
ラダックに広がる宇宙へ向かいます!
「悟りの世界」をテーマに、インドをパラグライダーと共に旅をする......
この難題の答え、進むべき道、向かうべき場所が見えてきました。
私が向かうべき場所。
仏教とパラグライダーが融合し合える場所、それはインド北部にある「ラッダク」。
ラッダクこそが今回のテーマに見合う場所であると感じています。
仏教の宇宙に触れ、そこに広がる宇宙を飛ぶ......
これが今度の旅の目的であり、挑戦になります。
ラダックに広がる宇宙へ向かいます!
ひとつの想いが生まれた。
宇宙をパラグライダーで飛ぶという想い。
その宇宙はラダックの空であり、仏教の世界、その宇宙でもある。
空を飛ぶだけが挑戦ではない!
しかし今回、ひとつの挑戦を挙げるとするならば、この宇宙を飛ぶ事に挑戦したい。
ラダックの月夜を飛ぶ!
出来れば満月の夜に、地球上の宇宙、仏教の宇宙をパラグライダーで飛ぶ事をアドベンチャー パイロットとしての挑戦にしたい!
これは概念の向こう側の世界であり、自分が求めている世界にも通じるのではないか…
ラダックはパラグライダー パイロットとしても、仏教徒としても、もの凄く可能性を感じる場所だ。
だから1ヶ月 ラダックで、その両方にチャレンジする事も素晴らしい体験になるだろう。
まだ決め兼ねている… 今の自分にとって何が最も必要なのか?
そして何処へ向かうべきなのか。
今日辺りから旧正月を迎えた中国人 観光客が、ポカラでも目立ち始めました。
明日から1週間程は各会社 忙しくなりそうです。
Nirvanaも今日までは1日2本ペースでしたが、明日からはフルブッキングを目指し、毎日 3本飛べる様に頑張ります。
今日の風は難しく、アップダウンの激しい条件で、タイミングを合わせられないと10分で終了… タイミングが合うと2000m程までは上がり、楽々30分の遊覧飛行。
1本目はシンク帯の中を飛んでいる様な状態で、皆ランディング場に滑り込む様な感じ。
2本目は一度皆下がって、それが上がって来るタイミングを待てたので、楽しい飛びが出来ました。
数日 見つからなかった私のメモリーカード… 犯人はMountain Flyerのパイロット 彼でした。
会社間を越えて仕事をするので、他の会社のお客さんや、他の会社のパイロットと仕事をする事も多く、メモリーカードはたまに行方不明になります。
カードに大きく「KAZU」と書いてあるけど…
富士山で初めて食べた「茄子味噌炒め」。
もう少し味噌が効いててもいいかな〜
60点!
仏陀の教えである「無常観」。
全て存在するものは絶えず移り変わると観察する人生観であり世界観。
「無常」とは、全て目の前にある現象は一瞬一瞬に生滅を繰り返す「刹那無常」と、人が死んだり、草木が枯れたり、水が蒸発したりする様な過程の姿を見る「相続無常」で説明される。
仏陀が成道して悟った時、衆生の多くは人間世界のこの世が、無常であるのに常と見て、苦に満ちているのに楽と考え、人間本位の自我は無我であるのに我があると考え、不浄なものを浄らかだと見なしていた。
西洋思想の「永遠不変」ではなく、「生滅流転」の世界観。
「命あるものは必ず死ぬ」
これが真実であり、この世の一切のものは常に生滅流転して、永遠不変なものはない!
変わり続ける。
http://buddha.kokaratu.com/06.html
仏教のページ。
一瞬を捉えた写真でさえ、永遠にこの世に存在する事は無い…
時間に縛られて生きている
ここポカラも同じだが、私達は時間に縛られて生きています。
こと私は、9:30から始まる仕事に合わせてオフィスへ行く。
その後は大体の時間の流れの中にあり、2本目は11:30、3本目は1:30、そして飛び終えてオフィスに戻って来るのが3:30頃。
ポカラは時間の縛りはあるものの、日本の様に鎖で縛られているのとは違い、ゴムバンドで縛られている感じです。
しかし縛られている事に変わりはありません。
この世の中が時計を刻む時間で動いている以上、仕方が無い事です。
しかしそんな世界が全てでは無い事も私達は忘れています。
もしもこの世の中に時計という時間を計るものが無かったならば…
太陽が昇る朝から太陽が沈む夕方まで、人は太陽と共に生活していて、そんな世界が存在していました。
そして現に今でも、その世界は存在しています。
時計と共に時間を計らない世界… そんな世界にしばらく身を置いてみたい。
インドではそんな生活をしながら、新たな世界を見つけられたら…
今朝9:30からのフライトで、9:30を過ぎても出発しない私達に対し、苛立ちを見せる中国のお客さんがいました。
9:30なんていう意味不明な暗号に縛られて生きている…
「朝日が昇り、暖かく感じる様になったら飛びに行きましょう!」
人の感じ方はマチマチであり、皆が集まるまでには暫く時間がかかるでしょう。
しかしそんな時間の誤差は、長い長い人生の中では問題に値しない!
この感覚も無常を知る悟りの世界に繋がり、自分が求めている世界の一端です。
ここポカラも同じだが、私達は時間に縛られて生きています。
こと私は、9:30から始まる仕事に合わせてオフィスへ行く。
その後は大体の時間の流れの中にあり、2本目は11:30、3本目は1:30、そして飛び終えてオフィスに戻って来るのが3:30頃。
ポカラは時間の縛りはあるものの、日本の様に鎖で縛られているのとは違い、ゴムバンドで縛られている感じです。
しかし縛られている事に変わりはありません。
この世の中が時計を刻む時間で動いている以上、仕方が無い事です。
しかしそんな世界が全てでは無い事も私達は忘れています。
もしもこの世の中に時計という時間を計るものが無かったならば…
太陽が昇る朝から太陽が沈む夕方まで、人は太陽と共に生活していて、そんな世界が存在していました。
そして現に今でも、その世界は存在しています。
時計と共に時間を計らない世界… そんな世界にしばらく身を置いてみたい。
インドではそんな生活をしながら、新たな世界を見つけられたら…
今朝9:30からのフライトで、9:30を過ぎても出発しない私達に対し、苛立ちを見せる中国のお客さんがいました。
9:30なんていう意味不明な暗号に縛られて生きている…
「朝日が昇り、暖かく感じる様になったら飛びに行きましょう!」
人の感じ方はマチマチであり、皆が集まるまでには暫く時間がかかるでしょう。
しかしそんな時間の誤差は、長い長い人生の中では問題に値しない!
この感覚も無常を知る悟りの世界に繋がり、自分が求めている世界の一端です。
その空は低く広がり、宇宙へと繋がっている事を体感できるという。
その空はまさに「地球上の宇宙」。
この空を飛ぶことは、宇宙を飛ぶことに繋がっていくのかもしれない......
ラダック! ここではそんな体験がきっと出来るに違いない。
毎週 日曜日の朝は日本語 教室です。
朝7時からのスクールに合わせて5:45起床。
自転車 30分のエクササイズ?にはあまりならないけど、楽をしたらこの年になると簡単に体力は落ちて行くので、自転車で行っています。
生徒は2〜4人で、今日はラムとビンディヤスワリ。
この2人はいつも来ています。
男性のラムはあと5ヶ月後に日本へ留学します。
女性のビンディヤスワリはまだ19歳で、将来 日本へ行ってエンジニアになる為の勉強をしたいとの事です。
月〜金はネパール人の先生が教えていて、日曜日は私が教えています。
今日は形容詞をメインに勉強しました。
2月1日にはカトマンズとポカラで日本の映画が無料上映されます。
スポンサーは日本大使館とネパールでの日本語の先生達。
ポカラでは丁度このスクールの目の前の建物で上映されますが、11:00〜5:00の間で、中国新年に当たり仕事も忙しいので… 雨が降らない限り無理かな…
1月 インドから帰って来てからは、一日平均 2本弱の仕事ですが、少し疲れ気味… 風邪気味です。
ランディング場は4ヶ所ありますが、NirvanaはParanovaのランディング場を使っています。
ランディング場は何処も子供達で溢れ、レイクサイドからも離れていて静かで、とてもリラックス出来る場所になっています。
今日は子供達がグライダーを使って凧揚げをしていました。
ライズアップした後、トーイングの要領で引っ張りあげます。
上げてしまった後はコントロールしずらいので、上手く風向きに合わせバランスが取れないとご覧のように…
ジャーマン ベーカリーの料理は美味しけど、ハンバーガーはイマイチだった…
夕食はご飯を炊いて、ピクルスでお茶漬けにします。
圧力鍋で炊くと5分で炊き上がります!
元気が出ない… 少し鬱気味です。
アクシデントによる心のキズが治り、元通りになるまでには、少し時間が必要なようです。
一度のアクシデントでそれまでとは別人になってしまう…
それまで出来ていた事への自信も無くなり、飛んでいても以前までの様な楽しさも感じない…
飛ぶのが辛い。
私の事故から約1週間が経った今日、タンデムでのツリーラン(飛んでいて木に引っかかる)があった。
年間で一日平均200人のお客さんだから、1週間で1400人のお客さん、つまり1400本のフライトになる。
1週間に1400本も飛べば、一度は何かがあってもおかしくはない…
今日 ツリーランしたパイロットも私と同じ心境であろうと察する。
いい意味で言えば初心に戻った感じだが、別の言い方をすれば恐れを感じながら飛んでいる…
技術がどうとかでは無く、精神状態の問題。
これを元に戻すには、やはり飛び続けるしかない。
タンデムの世界は仕事だから、当選 パイロットの顔付きはソロ パイロットのそれとは違う。
楽しいだけのパイロットなど存在しない。
しかし「飛んでよかった!楽しかった!」と思ってもらう事が私達の仕事なので、その雰囲気がこちら側になければ仕事にはならない。
初めてのアクシデントで、今まで感じなかった初めての事を学んでいます。
ランディング真近の風景
知らない人は、パラグライダーは空中が一番危険だと思っている様ですが、パラグライダーで怪我するのはテイクオフとランディング、このどちらかしかありません!
それはそこに地面があるから。
空中で何かあっても、そこで怪我する事はなく、その後 地面に接触する時に怪我をする…
安全に飛んで下りる、それが最大のテーマであるアドベンチャーの世界。
テイクオフ場、ランディング場が整備されたエリアで飛ばない自分の分野では、天と地を結ぶテイクオフとランディングが一番のポイントになる。
タンデムはエリアを飛ぶが、お客さんを怪我させる事はできないので、その意味では通じる点があります。
ランディングで気を付ける事は、他のグライダーと同時進入にならない位置どり。
狙った場所に下ろせる様に、風向きと風の強さの把握。
最後ファイナル アプローチに入る高さと位置。
グライダーを安定させ、ブレーキのかかるスピードへ速度を付け、いつシンクで沈んでも対応出来る様にブレーキ幅を残し、最後 タイミングを見計らいブレーキをかける。
そして何と言っても必要なのがアプローチの高さ!
高さがあれば全てに対応出来るが、高さがなければ全てには対応出来ない…
経験も積んできているので、高さがあれば対応出来るが、今回はその高さが全くなかった事が事故に繋がってしまった。
高さが必要な事は分かっている事だが、「フライト時間」と「高さ」を天秤にかけた時に「フライト時間」により意識が行ってしまった事で「高さ」を失ったのがあのフライトだった。
フライト時間への意識はこの経験によってなくなり、高さを考えたフライトになる!
時間よりも高さ!
タンデム、そしてアドベンチャー、これは共通する大切なポイント。
どちらも安全に飛んで下りる事が、何よりも必要な世界です。
フムデ空港に着陸したフライト(アンナプルナ一周)
アクシデントによる心のキズが治り、元通りになるまでには、少し時間が必要なようです。
一度のアクシデントでそれまでとは別人になってしまう…
それまで出来ていた事への自信も無くなり、飛んでいても以前までの様な楽しさも感じない…
飛ぶのが辛い。
私の事故から約1週間が経った今日、タンデムでのツリーラン(飛んでいて木に引っかかる)があった。
年間で一日平均200人のお客さんだから、1週間で1400人のお客さん、つまり1400本のフライトになる。
1週間に1400本も飛べば、一度は何かがあってもおかしくはない…
今日 ツリーランしたパイロットも私と同じ心境であろうと察する。
いい意味で言えば初心に戻った感じだが、別の言い方をすれば恐れを感じながら飛んでいる…
技術がどうとかでは無く、精神状態の問題。
これを元に戻すには、やはり飛び続けるしかない。
タンデムの世界は仕事だから、当選 パイロットの顔付きはソロ パイロットのそれとは違う。
楽しいだけのパイロットなど存在しない。
しかし「飛んでよかった!楽しかった!」と思ってもらう事が私達の仕事なので、その雰囲気がこちら側になければ仕事にはならない。
初めてのアクシデントで、今まで感じなかった初めての事を学んでいます。
ランディング真近の風景
知らない人は、パラグライダーは空中が一番危険だと思っている様ですが、パラグライダーで怪我するのはテイクオフとランディング、このどちらかしかありません!
それはそこに地面があるから。
空中で何かあっても、そこで怪我する事はなく、その後 地面に接触する時に怪我をする…
安全に飛んで下りる、それが最大のテーマであるアドベンチャーの世界。
テイクオフ場、ランディング場が整備されたエリアで飛ばない自分の分野では、天と地を結ぶテイクオフとランディングが一番のポイントになる。
タンデムはエリアを飛ぶが、お客さんを怪我させる事はできないので、その意味では通じる点があります。
ランディングで気を付ける事は、他のグライダーと同時進入にならない位置どり。
狙った場所に下ろせる様に、風向きと風の強さの把握。
最後ファイナル アプローチに入る高さと位置。
グライダーを安定させ、ブレーキのかかるスピードへ速度を付け、いつシンクで沈んでも対応出来る様にブレーキ幅を残し、最後 タイミングを見計らいブレーキをかける。
そして何と言っても必要なのがアプローチの高さ!
高さがあれば全てに対応出来るが、高さがなければ全てには対応出来ない…
経験も積んできているので、高さがあれば対応出来るが、今回はその高さが全くなかった事が事故に繋がってしまった。
高さが必要な事は分かっている事だが、「フライト時間」と「高さ」を天秤にかけた時に「フライト時間」により意識が行ってしまった事で「高さ」を失ったのがあのフライトだった。
フライト時間への意識はこの経験によってなくなり、高さを考えたフライトになる!
時間よりも高さ!
タンデム、そしてアドベンチャー、これは共通する大切なポイント。
どちらも安全に飛んで下りる事が、何よりも必要な世界です。
フムデ空港に着陸したフライト(アンナプルナ一周)
鎖に繋がれた犬と野良犬…
どちらが幸せなのだろうか?
ペットとして鎖に繋がれた犬には自由は無いけれど、3度の食事に困る事はない…
逆に野良犬には自由があるけれど、食べ物はいつも自分で見つけなければいけない…
どちらが幸せなのか? は難しい問題だ。
そしてこれは人間社会にも当てはまると思う。
どちらが幸せなのかは、自分で決めればいい。
しかしその「幸せ」への答えには、何の不満もあってはならない!
昨日 見た「世界丸見えテレビ」の中で、芸人のスマイリー キクチさんがインターネット上で根も葉もない殺人犯に仕立てられ、風評被害に苦しむ姿が放送されていた…
韓国ではインターネットでバッシングを浴び、自殺する芸能人が何人も出ている。
まさにこれだ!
自分自身の不平不満を、あたかも他人のせいにして、一斉に攻撃する自分を知らない人達…
彼等は狭い囲いの中にいるから、それがどういう事か?が分からないのだろう…
不満を持って生きる事が、如何に愚かだという事を!
昨日は水曜日でしたが、サントスと代わり休日でした。
足の状態もまだ70%だし、久しぶりに一日中 部屋にいてインターネットで日本のテレビを見て過ごしました。
インターネットは日によって状態がまちまちなので、いつも動画を見られる訳ではないですが… 昨日は一日中よかったです。
「世にも奇妙な物語」と「世界まる見えテレビ」を見ました。
夕食は自炊して、質素に食べました。
昨日 使ったお金は250円程です。
よく買いに行く、近くのお店。
昨日はミックス ピクルスを買いました。
日本で言うところのお漬物ですが、中にはマンゴーやライム、青唐辛子、ゴーヤ、ニンジン、その他 野菜が入っていて、特別 辛くはないですが、痺れます!
これひとつあればご飯が進むし、お茶漬けにしてサラッと簡単に食べる事が出来ます。
今日は3本。
アクシデント以降は精神的に疲れているのか、飛んでいても楽しさは全く無く、苦痛さえ感じます。
毎日 飛ぶという事は、色々な精神状態の中で飛ぶ事になります。
飛んでいるのが苦痛で仕方が無い…
そんな状態の時を経て飛び続ける事で、真のプロ タンデム パイロットになれるのだと思います。
それは「強さ」以外にありません!
ダム サイドに帰ってからよく行くのが「ジャーマン ベーカリー」で、コーヒーを飲みながら必ず食べるのがこのオペラ ケーキ。
最近はネパールのケーキも美味しく、このケーキはその中でも一押しです。
何気ない夕日を「美しい…」と感じられる幸せがありました。
足の状態もまだ70%だし、久しぶりに一日中 部屋にいてインターネットで日本のテレビを見て過ごしました。
インターネットは日によって状態がまちまちなので、いつも動画を見られる訳ではないですが… 昨日は一日中よかったです。
「世にも奇妙な物語」と「世界まる見えテレビ」を見ました。
夕食は自炊して、質素に食べました。
昨日 使ったお金は250円程です。
よく買いに行く、近くのお店。
昨日はミックス ピクルスを買いました。
日本で言うところのお漬物ですが、中にはマンゴーやライム、青唐辛子、ゴーヤ、ニンジン、その他 野菜が入っていて、特別 辛くはないですが、痺れます!
これひとつあればご飯が進むし、お茶漬けにしてサラッと簡単に食べる事が出来ます。
今日は3本。
アクシデント以降は精神的に疲れているのか、飛んでいても楽しさは全く無く、苦痛さえ感じます。
毎日 飛ぶという事は、色々な精神状態の中で飛ぶ事になります。
飛んでいるのが苦痛で仕方が無い…
そんな状態の時を経て飛び続ける事で、真のプロ タンデム パイロットになれるのだと思います。
それは「強さ」以外にありません!
ダム サイドに帰ってからよく行くのが「ジャーマン ベーカリー」で、コーヒーを飲みながら必ず食べるのがこのオペラ ケーキ。
最近はネパールのケーキも美味しく、このケーキはその中でも一押しです。
何気ない夕日を「美しい…」と感じられる幸せがありました。
昨日は雲ひとつ出来ない快晴でしたが、今日はお昼過ぎから高層雲が広がり始め、午後2時には空一面を覆ってしまいました。
明日は一日 雲空の予報が出ています。
冬から春へ… 空模様も変わり目が速いようですが、それでも毎日 飛べてしまうのがポカラです。
これでランディング場 上空100〜150mですが、この高さがあればどんな状況にも対応出来ます。
これは朝のフライトで、この高さでランディング上空に来て、フライト時間は時計を見ていないので分かりませんが、感覚で15分弱です。
ここはNirvana のブランチ オフィスですが、その横に新たなビジネスを展開するそうです。
ハンディクラフトのお店を開く予定で、手作りの帽子やショール、バッグ、アクセサリー、服… などでしょうか?
反対側には親戚が経営するトレッキングショップがあり、メイン オフィスの隣にも別の親戚が経営するお店があります。
広さは6畳程で、一ヶ月の家賃が2万円。
初期投資 費用は30万円程と言っていました。
この金額なら将来 自分も何か始められるかも知れません!
今はパラグライダー以外に、週一ですがボランティアで日本語を教えています。
この広がりも考えていきたい!
ここで生きていく為には、パラグライダーだけやっていても将来が分からない世界なので、別の何かも見つけたい!
問題は何をするのか? それが見つかれば、いずれ何かを始めるかもしれません。
明日は一日 雲空の予報が出ています。
冬から春へ… 空模様も変わり目が速いようですが、それでも毎日 飛べてしまうのがポカラです。
これでランディング場 上空100〜150mですが、この高さがあればどんな状況にも対応出来ます。
これは朝のフライトで、この高さでランディング上空に来て、フライト時間は時計を見ていないので分かりませんが、感覚で15分弱です。
ここはNirvana のブランチ オフィスですが、その横に新たなビジネスを展開するそうです。
ハンディクラフトのお店を開く予定で、手作りの帽子やショール、バッグ、アクセサリー、服… などでしょうか?
反対側には親戚が経営するトレッキングショップがあり、メイン オフィスの隣にも別の親戚が経営するお店があります。
広さは6畳程で、一ヶ月の家賃が2万円。
初期投資 費用は30万円程と言っていました。
この金額なら将来 自分も何か始められるかも知れません!
今はパラグライダー以外に、週一ですがボランティアで日本語を教えています。
この広がりも考えていきたい!
ここで生きていく為には、パラグライダーだけやっていても将来が分からない世界なので、別の何かも見つけたい!
問題は何をするのか? それが見つかれば、いずれ何かを始めるかもしれません。
これは今使っているタンデム グライダー Axis の Sirius です。
このグライダーを使った事で、タンデム グライダーに対しての考え方がまたも変わりました。
以前は1年間使える丈夫なグライダー! が選ぶ上での重要ポイントでした。
しかし今ではもっと重要な事を感じています。
パラグライダーは自然環境スポーツなので、その環境によってどのグライダーがベストなのか?は変わってきます。
ここポカラは良く言えば風が安定している。裏返せば春を除けば、風が弱い日が多い…
その中でソアリングをするタンデム フライトをします。
今とても苦労しています…
今使っているグライダーの長所は、スピードがあり、滑空比もいい(1-2 タンデムの中では)です。
スピードがあるからなのか、ランディングでのフレアの係りは素晴らしいの一言!
しかし短所も凄く感じるグライダーです。
均等に翼面加重がかかっているの?と感じる程、翼端がバタバタ潰れます。どんなに抑えていてもバタバタする。
そしてコンタクトポイントから20cm程引いてもスカスカ… まるでゴムバンドを引いている感覚。そして突如その位地からテンションが係る。
軽いお客さんと飛ぶ時はどんなグライダーでもそんな感覚ですが、このグライダーは重目のお客さんでもこんな感じです。
だからテンションの係るポイントで操作する為に、手にラインを巻いて操作したりしますが… 手が痛くて続けられない。
飛んでいる時の感覚として、ブレーク コードをあと15cm 短くしたい。
しかしそうするとコンタクト ポイントを過ぎて引っ張っているので、テイクオフではグライダーが上がって来ない…
とにかくかなり引いてブレーキをかけた状態で操作している…
だからバブル サーマルの様な弱いサーマルだと、なかなか高さをキープできない…
これは私だけでは無く、空を見ればよくわかります。
渋い条件の時は私と同じグライダー Sirius は相対的に下を飛んでいる…
これはハッキリ見て分かります。
もちろん普通にサーマル コンディションの時は、その差は見えなくなってきます。
以前からそうだったのか?新たなSirius がそうなのか? は分かりませんが、このグライダーはこの感覚の違いをハッキリと感じるグライダーです。
しっかりしたサーマルがあれば問題無く、スピードもあるので、ヨーロッパの様な風の強い環境に向いているグライダーだと思います。
風が弱目の環境で、ソアリング タンデムには向いていないグライダーだと思います。
この環境では操作性のいい、浮きのいいグライダー… Bi Golden や Magunam がベストだと感じています。
テイクオフが軽くて操作性のいいグライダー!
耐久性、1年間使える… に拘るより、仕事で負荷のかからないグライダー!
これが今タンデム グライダーに求める一番の要素です。
この日記を見てくれている人は余り多くはありません。
アクセス数は一日40〜50程です。
感心の無い人は見ないので、感心を持ってくれている人達に対して毎日 書いています。
自分の日記なので、世間体など気にする事なく、自分の気持ちを毎日 書いています。
ここに書いている事 = 自分自身だと思ってもらって結構です。
オブラートに包んだような書き方は気持ち悪いのでしません!
またそんな環境、世界では無いと感じています。
以上です!
今日のお客さんは幸運でした!
雲ひとつ無く空気も済んでいて、ヒマラヤもポカラの街も湖も、とても綺麗でした。
しかもブルー サーマルで条件も良かった!
(写真はオルジャイ)
左足が腫れていますが、そんな事 言っていられません!
今日は3本。
楽しく無かろうが、苦痛であろうが、飛び続けるしか道はありません。
アクセス数は一日40〜50程です。
感心の無い人は見ないので、感心を持ってくれている人達に対して毎日 書いています。
自分の日記なので、世間体など気にする事なく、自分の気持ちを毎日 書いています。
ここに書いている事 = 自分自身だと思ってもらって結構です。
オブラートに包んだような書き方は気持ち悪いのでしません!
またそんな環境、世界では無いと感じています。
以上です!
今日のお客さんは幸運でした!
雲ひとつ無く空気も済んでいて、ヒマラヤもポカラの街も湖も、とても綺麗でした。
しかもブルー サーマルで条件も良かった!
(写真はオルジャイ)
左足が腫れていますが、そんな事 言っていられません!
今日は3本。
楽しく無かろうが、苦痛であろうが、飛び続けるしか道はありません。
隠す事なく、昨日 起こしてしまった事を書きます。
お客さんを乗せて2年と8ヶ月。日本で約300人、ネパールで約900人の計 約1200人のお客さんと飛んできました。
毎日 飛ぶ日常の中で、昨日 初めてお客さんに怪我を負わせてしまいました…
左太ももの骨折で、1ヶ月の入院が必要です。
昨日の内に彼の住むカトマンズに救急車で搬送され、手術する事になりました。
幸い神経には異常が無く、骨折だけと聞いています。
例え1万回飛んでも、1度でもお客さんに怪我をさせる事が許されないのが私達の仕事です。
一瞬にして全てを失い兼ねない世界で、私達は生きています。
昨日は悔しくて涙が溢れました…
しかし起きてしまった事は仕方がないし、そこを悔やんでいても前に進めないので、ここにこれからについて書く事で、前を向いていきます!
事故はランディングで起きましたが、問題はランディングでは無く、完全な判断ミス、そして意識の問題です。
朝のフライトは基本 条件が渋く、しかもNirvana のテイクオフ場は一番下にあり、低い位置で何とか高さを保てる様に苦労しながら飛ぶ事が多く、一日の中で最も神経を使う仕事になります。
飛んで下りるだけのタンデム フライトではなく、フライト時間20〜30分… となっているので、厳しい中でも出来るだけ空中にいられる様に努力します。
何とかして回していても、どんどん下がって、諦めて、何とかNirvanaのランディング場に届く… なんて事もあります。
届きそうも無い時は、近くの別のランディング場に下ろす事もありました。
昨日もまさにこれでした。
本当に風のない時は、皆同じ様に飛んで下りるだけで、皆平等で、どうする事も出来ないので気が楽です。
しかし弱いサーマルがあり、タイミングがあり、下の方であがいている中で、見上げれば上の方をグライダーが飛んでいる…
大概のお客さんは?… と感じ、何故 私は低い所を飛んでいるの? と比較してしまいます。
しかしバブル サーマルしかない無い中で上げるのは厳しく、その格闘の中でよりサーマルが弱い下の方は更に厳しくなる…
何とかしよう、何とかしよう… とカンバっている内にギリギリの高さになり、ランディングへ向かう…
まさに昨日はこれで、手前のランディング場に下ろすのか? Nirvana のランディング場へ向かうのか?
ここでの判断を誤り、Nirvana へ向かってしまい、最後 追い風を背に急ターンしながらのランディング(一番 危険なランディング…)になってしまい、トラックの様なタンデム機では曲がりきれず、高さもなく、そのまま地面にぶつかってしまいました。
今までで最も低くかったのに、何故Nirvana のランディング場へ向かってしまったのか?
最後 回り込むのが無理だと感じれば、ホローの中で反対側から滑り込む事も考えるはずです。
しかしあの高さで回り込めると感じた自分がいて、タンデム グライダーを日々 扱っている自分が、その感覚を抱いた事自体おかしな事です。
毎日 飛びます!
最近 感じる事は、たまに飛んで凄い飛びをするよりも、大した飛びはしなくても、毎日 毎日 毎日 飛ぶ事の方がずっと難しい… という事です。
それは意識、感覚を日々 同じ様に保つ事の難しさです。
そこに必要な事は、例え日々の中で意識が薄れても大丈夫な様に、絶対に守る明確なポイントを決めておく事だと今回 気が付きました。
① お客さんへの説明の中で、20〜30分というフライト時間への責任を私は持ちません(勿論 何故か?を説明する) しかしお客さんへの安全への責任は私が持ちます… と伝える。
これによって安全をより意識し、フライト時間を気にしなくなる。
時計は見ない。
フライト時間を気にしない。
(*時計を見なくても30分以内は感覚で分かる)
② テイクオフではいつでも止まれる意識をもつ。
止まれれば怪我はしない。
危険なお客さんならキャンセルする。
③ ランディング場付近へはある一定以上の高さを持って入って行く。
ランディングは高さを持つ事で、色々な局面に十分に対応出来る。
高さがないと対応する事は出来ない。
怪我をするのはテイクオフ時かランディング時しか無いので、実際のポイントはここに尽きる!
ただ①②③これだけ意識する事は毎日でも、意識が薄れても出来る。
止まる!高さ!
これだけ‼
事故を起こす前も何件か他にアクシデントはあり、「他人事では無い!自分に起こる可能性もあるので、十分注意する事」と、ずっと思っていた。
そして自分が起こして「来たか…」と思った。
全てのパイロットが昨日の自分のアクシデントを知っていて、今日は「大丈夫か?」「元気を出せ!」と多くのパイロットから声をかけてもらった。
彼等も自覚しているはずだ、他人事ではない… と。
もう一つ気付いた事がある。
それは必ずまた事故は起こるという事。
それが5年後なのか、10年後なのかは分からない…
しかし必ずまた事故は起こる!
そう思う事がとても重要である事に気付いた。
他人事では無い。自分も注意しないと… では駄目なんだ。
必ずまた事故は起こる!そう意識する事が大切なのだと感じています。
ネパールでの保険がどうなるのか?まだ分からないが、カトマンズまでの搬送など、初日だけで16万円程かかったそうだ…
手術代に入院費、1ヶ月仕事が出来ない事など考えると、どれだけお金が係るのか? 今は分からない。
一瞬にして全てを失う世界…
一生懸命 働いて返していきます。
3月のインドは無理かもしれません…
彼が退院するまでの1ヶ月、常に考える事になりますが、前を向いていきます。
この経験は無駄にはしません!
お客さんを乗せて2年と8ヶ月。日本で約300人、ネパールで約900人の計 約1200人のお客さんと飛んできました。
毎日 飛ぶ日常の中で、昨日 初めてお客さんに怪我を負わせてしまいました…
左太ももの骨折で、1ヶ月の入院が必要です。
昨日の内に彼の住むカトマンズに救急車で搬送され、手術する事になりました。
幸い神経には異常が無く、骨折だけと聞いています。
例え1万回飛んでも、1度でもお客さんに怪我をさせる事が許されないのが私達の仕事です。
一瞬にして全てを失い兼ねない世界で、私達は生きています。
昨日は悔しくて涙が溢れました…
しかし起きてしまった事は仕方がないし、そこを悔やんでいても前に進めないので、ここにこれからについて書く事で、前を向いていきます!
事故はランディングで起きましたが、問題はランディングでは無く、完全な判断ミス、そして意識の問題です。
朝のフライトは基本 条件が渋く、しかもNirvana のテイクオフ場は一番下にあり、低い位置で何とか高さを保てる様に苦労しながら飛ぶ事が多く、一日の中で最も神経を使う仕事になります。
飛んで下りるだけのタンデム フライトではなく、フライト時間20〜30分… となっているので、厳しい中でも出来るだけ空中にいられる様に努力します。
何とかして回していても、どんどん下がって、諦めて、何とかNirvanaのランディング場に届く… なんて事もあります。
届きそうも無い時は、近くの別のランディング場に下ろす事もありました。
昨日もまさにこれでした。
本当に風のない時は、皆同じ様に飛んで下りるだけで、皆平等で、どうする事も出来ないので気が楽です。
しかし弱いサーマルがあり、タイミングがあり、下の方であがいている中で、見上げれば上の方をグライダーが飛んでいる…
大概のお客さんは?… と感じ、何故 私は低い所を飛んでいるの? と比較してしまいます。
しかしバブル サーマルしかない無い中で上げるのは厳しく、その格闘の中でよりサーマルが弱い下の方は更に厳しくなる…
何とかしよう、何とかしよう… とカンバっている内にギリギリの高さになり、ランディングへ向かう…
まさに昨日はこれで、手前のランディング場に下ろすのか? Nirvana のランディング場へ向かうのか?
ここでの判断を誤り、Nirvana へ向かってしまい、最後 追い風を背に急ターンしながらのランディング(一番 危険なランディング…)になってしまい、トラックの様なタンデム機では曲がりきれず、高さもなく、そのまま地面にぶつかってしまいました。
今までで最も低くかったのに、何故Nirvana のランディング場へ向かってしまったのか?
最後 回り込むのが無理だと感じれば、ホローの中で反対側から滑り込む事も考えるはずです。
しかしあの高さで回り込めると感じた自分がいて、タンデム グライダーを日々 扱っている自分が、その感覚を抱いた事自体おかしな事です。
毎日 飛びます!
最近 感じる事は、たまに飛んで凄い飛びをするよりも、大した飛びはしなくても、毎日 毎日 毎日 飛ぶ事の方がずっと難しい… という事です。
それは意識、感覚を日々 同じ様に保つ事の難しさです。
そこに必要な事は、例え日々の中で意識が薄れても大丈夫な様に、絶対に守る明確なポイントを決めておく事だと今回 気が付きました。
① お客さんへの説明の中で、20〜30分というフライト時間への責任を私は持ちません(勿論 何故か?を説明する) しかしお客さんへの安全への責任は私が持ちます… と伝える。
これによって安全をより意識し、フライト時間を気にしなくなる。
時計は見ない。
フライト時間を気にしない。
(*時計を見なくても30分以内は感覚で分かる)
② テイクオフではいつでも止まれる意識をもつ。
止まれれば怪我はしない。
危険なお客さんならキャンセルする。
③ ランディング場付近へはある一定以上の高さを持って入って行く。
ランディングは高さを持つ事で、色々な局面に十分に対応出来る。
高さがないと対応する事は出来ない。
怪我をするのはテイクオフ時かランディング時しか無いので、実際のポイントはここに尽きる!
ただ①②③これだけ意識する事は毎日でも、意識が薄れても出来る。
止まる!高さ!
これだけ‼
事故を起こす前も何件か他にアクシデントはあり、「他人事では無い!自分に起こる可能性もあるので、十分注意する事」と、ずっと思っていた。
そして自分が起こして「来たか…」と思った。
全てのパイロットが昨日の自分のアクシデントを知っていて、今日は「大丈夫か?」「元気を出せ!」と多くのパイロットから声をかけてもらった。
彼等も自覚しているはずだ、他人事ではない… と。
もう一つ気付いた事がある。
それは必ずまた事故は起こるという事。
それが5年後なのか、10年後なのかは分からない…
しかし必ずまた事故は起こる!
そう思う事がとても重要である事に気付いた。
他人事では無い。自分も注意しないと… では駄目なんだ。
必ずまた事故は起こる!そう意識する事が大切なのだと感じています。
ネパールでの保険がどうなるのか?まだ分からないが、カトマンズまでの搬送など、初日だけで16万円程かかったそうだ…
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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