その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
2024/11/15 (Fri)
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2014/01/25 (Sat)
「フライト時間」ではなく「ランディングへの高さ」
元気が出ない… 少し鬱気味です。
アクシデントによる心のキズが治り、元通りになるまでには、少し時間が必要なようです。
一度のアクシデントでそれまでとは別人になってしまう…
それまで出来ていた事への自信も無くなり、飛んでいても以前までの様な楽しさも感じない…
飛ぶのが辛い。
私の事故から約1週間が経った今日、タンデムでのツリーラン(飛んでいて木に引っかかる)があった。
年間で一日平均200人のお客さんだから、1週間で1400人のお客さん、つまり1400本のフライトになる。
1週間に1400本も飛べば、一度は何かがあってもおかしくはない…
今日 ツリーランしたパイロットも私と同じ心境であろうと察する。
いい意味で言えば初心に戻った感じだが、別の言い方をすれば恐れを感じながら飛んでいる…
技術がどうとかでは無く、精神状態の問題。
これを元に戻すには、やはり飛び続けるしかない。
タンデムの世界は仕事だから、当選 パイロットの顔付きはソロ パイロットのそれとは違う。
楽しいだけのパイロットなど存在しない。
しかし「飛んでよかった!楽しかった!」と思ってもらう事が私達の仕事なので、その雰囲気がこちら側になければ仕事にはならない。
初めてのアクシデントで、今まで感じなかった初めての事を学んでいます。
ランディング真近の風景
知らない人は、パラグライダーは空中が一番危険だと思っている様ですが、パラグライダーで怪我するのはテイクオフとランディング、このどちらかしかありません!
それはそこに地面があるから。
空中で何かあっても、そこで怪我する事はなく、その後 地面に接触する時に怪我をする…
安全に飛んで下りる、それが最大のテーマであるアドベンチャーの世界。
テイクオフ場、ランディング場が整備されたエリアで飛ばない自分の分野では、天と地を結ぶテイクオフとランディングが一番のポイントになる。
タンデムはエリアを飛ぶが、お客さんを怪我させる事はできないので、その意味では通じる点があります。
ランディングで気を付ける事は、他のグライダーと同時進入にならない位置どり。
狙った場所に下ろせる様に、風向きと風の強さの把握。
最後ファイナル アプローチに入る高さと位置。
グライダーを安定させ、ブレーキのかかるスピードへ速度を付け、いつシンクで沈んでも対応出来る様にブレーキ幅を残し、最後 タイミングを見計らいブレーキをかける。
そして何と言っても必要なのがアプローチの高さ!
高さがあれば全てに対応出来るが、高さがなければ全てには対応出来ない…
経験も積んできているので、高さがあれば対応出来るが、今回はその高さが全くなかった事が事故に繋がってしまった。
高さが必要な事は分かっている事だが、「フライト時間」と「高さ」を天秤にかけた時に「フライト時間」により意識が行ってしまった事で「高さ」を失ったのがあのフライトだった。
フライト時間への意識はこの経験によってなくなり、高さを考えたフライトになる!
時間よりも高さ!
タンデム、そしてアドベンチャー、これは共通する大切なポイント。
どちらも安全に飛んで下りる事が、何よりも必要な世界です。
フムデ空港に着陸したフライト(アンナプルナ一周)
アクシデントによる心のキズが治り、元通りになるまでには、少し時間が必要なようです。
一度のアクシデントでそれまでとは別人になってしまう…
それまで出来ていた事への自信も無くなり、飛んでいても以前までの様な楽しさも感じない…
飛ぶのが辛い。
私の事故から約1週間が経った今日、タンデムでのツリーラン(飛んでいて木に引っかかる)があった。
年間で一日平均200人のお客さんだから、1週間で1400人のお客さん、つまり1400本のフライトになる。
1週間に1400本も飛べば、一度は何かがあってもおかしくはない…
今日 ツリーランしたパイロットも私と同じ心境であろうと察する。
いい意味で言えば初心に戻った感じだが、別の言い方をすれば恐れを感じながら飛んでいる…
技術がどうとかでは無く、精神状態の問題。
これを元に戻すには、やはり飛び続けるしかない。
タンデムの世界は仕事だから、当選 パイロットの顔付きはソロ パイロットのそれとは違う。
楽しいだけのパイロットなど存在しない。
しかし「飛んでよかった!楽しかった!」と思ってもらう事が私達の仕事なので、その雰囲気がこちら側になければ仕事にはならない。
初めてのアクシデントで、今まで感じなかった初めての事を学んでいます。
ランディング真近の風景
知らない人は、パラグライダーは空中が一番危険だと思っている様ですが、パラグライダーで怪我するのはテイクオフとランディング、このどちらかしかありません!
それはそこに地面があるから。
空中で何かあっても、そこで怪我する事はなく、その後 地面に接触する時に怪我をする…
安全に飛んで下りる、それが最大のテーマであるアドベンチャーの世界。
テイクオフ場、ランディング場が整備されたエリアで飛ばない自分の分野では、天と地を結ぶテイクオフとランディングが一番のポイントになる。
タンデムはエリアを飛ぶが、お客さんを怪我させる事はできないので、その意味では通じる点があります。
ランディングで気を付ける事は、他のグライダーと同時進入にならない位置どり。
狙った場所に下ろせる様に、風向きと風の強さの把握。
最後ファイナル アプローチに入る高さと位置。
グライダーを安定させ、ブレーキのかかるスピードへ速度を付け、いつシンクで沈んでも対応出来る様にブレーキ幅を残し、最後 タイミングを見計らいブレーキをかける。
そして何と言っても必要なのがアプローチの高さ!
高さがあれば全てに対応出来るが、高さがなければ全てには対応出来ない…
経験も積んできているので、高さがあれば対応出来るが、今回はその高さが全くなかった事が事故に繋がってしまった。
高さが必要な事は分かっている事だが、「フライト時間」と「高さ」を天秤にかけた時に「フライト時間」により意識が行ってしまった事で「高さ」を失ったのがあのフライトだった。
フライト時間への意識はこの経験によってなくなり、高さを考えたフライトになる!
時間よりも高さ!
タンデム、そしてアドベンチャー、これは共通する大切なポイント。
どちらも安全に飛んで下りる事が、何よりも必要な世界です。
フムデ空港に着陸したフライト(アンナプルナ一周)
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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