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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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パン一つとビスケット…

朝サランコットを登り、その後は一日中フライト…
そうするとどうなるのか…

最後のフライトを終え、オフィスに帰る途中で喋ることも出来ない状態になりました。
余りの空腹で力が入らない、意識がもうろうとする状態…

ハンガーノック状態に

以前に自転車のロードレースをやっていた時は経験した事はありましたが、久しぶりになりました。

ハンガーノックとは、完全にエネルギー切れ。ガス欠です。
全く力が入らない、身体がOFFの状態になります。

オフィスに帰り直ぐに食事をして30分寝たら、血の気が無かったのが全身に血の気が通うのが分かる様に戻っていきました。

お昼ご飯は朝から用意しておかないと、日中買いに行く時間がないので、結局何も食べないで過ごす事になり、今日のような状態になり得ます。
山を登っているから、尚更エネルギーが必要なのに…

もっとしっかり「食べる」事に重きを置かないと、身体を潰してしまいますね。

食べることは生きること!
身体を使う日々だからこそ、尚更です!
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レイクサイドからサランコットまで…
今日はこの犬2匹を引き連れて登りました。
まさかサランコットまで一緒に登って来るとは思いませんでした!
あの短い足で高い石段も難なく登り、追い越されては、犬が私を待っていてくれる展開…
競争したら絶対に敵わない!
野生の生き物は強いですね。

でも少し疲れたのか、サランコットに着いた後はひと眠り…

その後テイクオフまで付いて来て、2匹で戯れていましたが、その後は…
私は飛んだので分かりませんが、仲良くレイクサイドまで帰って行ったと思います。
今日は今シーズン初めてサランコットを登り、朝はゆっくりとサランコットで時間を過ごしました。

子供達がいる風景を見て、改めて子供は宝だな〜 子供が多い国っていいな〜
… と、しみじみと。

フライトは3本。
インドに行くまでの目標90本まで、あと1本になりました。
まだ20日あるから、130本飛んでインドへ!

ホテルから歩いて1時間30分のハイク アップ。空身だとやはり楽ですね。
実際に山を登ったのは1時間、ホテルが遠いので、登り口まで30分かかりました。

朝一のフライトが無かったので、ここで朝ごはんを食べ、セカンドフライトまでゆっくり過ごしました。

テイクオフには沢山の子供達が集まって来ました。

最後のフライトはスエーデンからのお客様3名でした。
ランディング後に迎えのジープが来るのを待つ間、ビールを飲みながらゆっくりと…

昨日、今日と2本ずつのフライト。
お客様は少し減っていますが、一日2本飛べれば十分!
日中時間が持てるようになり、間食した後、ふらふらレイクサイドを散歩しました。

今日はポカラに来て約1ヶ月で、初めてのドン曇り空。
サランコットをトップアウトするのがやっとの条件でした。

後2〜3日は雲かな…

ポカラに来て1ヶ月、タンデムも落ちついたから、そろそろ歩かないといけないね!
明日の朝は歩いてサランコットを登ろうかな…
後ろからやって来るTomaの足音を聞きながら。

Nirvana オーナーの息子です。
スパンダンと言います。
年は2歳と2ヶ月。
漫画のように目が大きく、キラキラしてます。
お人形みたい…

馬鹿だね〜
顔なじみで私が長くここにいる事をしっているのに…

今シーズンから値段設定があり、なんか色々やられて2000円…
昨年の感覚+オマケで700円払うつもりで持ち金は1000円で1000円払って出てきました。

明らかに高い値段で、昨年までも一度行っては別の散髪屋に変えたのに…

今シーズンも次回からは別の所に行く事にします。

ランディング脇の田んぼも、稲刈りが始まりました。
カマを片手に刈り取っていきます。
刈り取った稲は、そのままその場で寝かせて乾燥させます。

昨年は乾期の11月に雨がよく降りましたが、今年は大丈夫そうです。
農家としてはこの時期 雨は大敵、稲が乾燥するまで天気が気になるところ。

今日は久しぶりに雲が広がりましたが、週間予報では雨の心配?はなさそうです。

乾燥し砂埃…
日々の移動にマスクは欠かせません!

パラグライダー…
その形は無限大にあり、その楽しみ方も無限大にあります。
自分は自分のスタイルで、自分の道でパラグライダーを通して挑戦したい事に向かって進んで行きます。

XーAlps出場を決めたBabu、彼はアドベンチャーパイロットであり、自分もアドベンチャーパイロットとして彼とは違う形で、色々な事にチャレンジしていきます。

今はタンデムパイロットとして、休み無く日々飛び続ける事が日常であり、その経験は将来必ず生きてくる。

そしてアンナプルナへの挑戦は、アドベンチャーパイロットとしてのスタートライン。
この経験も将来必ず生きてくる。

未来へのヒント、答えを求めて残り5ヶ月半過ごします。
X-Alps2013の出場選手が決まったようですね。
日本からは我等が扇澤さんに只野さん出場するとこになりました。

そしてネパールではSano Babooが出場します。
彼をしばらく見かけませんでしたが、インドのシッキムのパラグライダーフェスティバルに招待されて行っていたようです。そして彼は新たにパラグライダー会社を立ち上げます。
彼はExpedition XC のネパール人リーダーです。
彼がどんなレースを見せてくれるのか?興味が尽きませんが、今度会ったらX-Alpsについて意気込みを聞いてみます。

そしてネパール人ではありませんが、前回2位のToma。
彼は今シーズンネパールで働いていますが、毎日のように山を登っています。
その姿はただただ驚くばかり!というか、それが普通に見えてしまうところが化け物です。
Fly nepalで働いているパッシャに聞いたら 毎日最近は2度サランコトを駆け上がっているとのこと。。。
ちなみにサランコトは標高差800mあり、獅子孔の山を2度登るのに匹敵します。

BabooにToma、そして日本チーム。
来年の夏が楽しみですね!

ここポカラはタンデム天国
多いときには一度に50機以上のタンデム機がサランコットの空域を飛ぶこともあります。
よくも毎日 毎日 これだけのお客さんが来るもんだ。。。 と思いますが、とにかく毎日飛べるので、ポカラでパラグライダーを見ない日はほとんどないと言っていいでしょう。

パイロットとしては、皆でガグリングを組んで、そこに鳥たちも加わって大空を飛べることは、飛んでいて楽しい!

よくお客様に うらやましいお仕事ですね と言われますが、それは空を飛ぶことが魅力的だからにほか無いと思います。(実際は仕事なので、感覚的には全然違うのですが。。。)

タンデム10にソロ1の割合でしょうか


ホテルから歩いて5分の所に日本料理「たべものや」があります。
仕事が終わりゆっくりしたい時は、ここで時間を過ごします。
二階には個室があり、そこでご飯をたべてネットをやって、椅子に腰掛け、音楽を聞きながらゆっくり時を過ごすのがストレス解消方にもなっています。

ご飯は日本で食べるのと同じくらい値段はしますが、ゆっくりする時間料と思えば高くはありません。

庭には小さな畑があり、今日はダイコンを植えていました。
新鮮な野菜が日本の味で食べられ、唐揚げにトンカツ、自前の豆腐もあり、ここは日本そのものです。

サウナも500円で入れるので、こんど時間のある時に利用したいな…

今日は今シーズン初めて日本人のお客様と飛びました。
78人目にして、初めての日本人です。

昨日来た韓国人パイロットは晴れてNirvanaの一員になりました。
コンペパイロットのSongは上手くサーマルを捕まえていました。Yeoは苦戦していましたが、ここで飛ぶのは今日が初めてだし、二人共に持っている雰囲気は長年タンデムをやっていて、落ち着いているので、問題は無いと感じました。

これでパイロットはカナダのFred、韓国のSong、Yeo、そして私Kazuの4人になり、今までのペースよりは少し飛ぶ回数も減り、少しはゆっくりした時間を持てそうです。

私が泊まっているホテルにソーラーシステムがやってきました。
これで停電が18時間やってこようと、部屋の灯りだけは大丈夫です。
それにしても、朝7:30にノックされて作業開始…
朝早くから働いているのね!

今晩やって来た韓国人パイロット2人。
一人はコンペパイロットで、もう一人はノーマルパイロットだそうだが、韓国人はレベルに差があるから、一度フライトを見てみないと…

ポイントは安全にしかもお客様を楽しませる事が出来るのか?
言葉も含めて、ここでプロのタンデムパイロットとしてやっていけるのか?

明日はしっかりその辺りを見て、確かめたいと思います。
これを仕事にするには、飛び続ける覚悟が必要になってくる。
日本の仕事とは明らかに違う世界。
飛び続ける事の意味を、今実感している。
プロタンデムパイロットとはどういうものなのか! を、今は経験する時期。

飛ぶ事が仕事、それはどういう事なのか…

飛んで飛んで飛んで学ぶ。
今日も4本。
最近 また中国人客が増えてきました。
2本は中国人客した。

Nirvana officeは人通りの多い立地条件のいい所にあります。
お金を換金に来る人や、バスチケットを買いに来る人、そしてパラグライダーについて訪ねて来る人など…

パラグライダーは大きなテレビ画面で紹介しています。
通りすがりに立ち寄って見て行く人も多く、お客様の40%がエイジェンシーを通してでなく、直接オフィスに来てパラグライダーを予約されるのも強みです。

今日も忙しく一日が過ぎました。


Nirvana officeの外

テレビ画面でタンデムを紹介

私がネパール女性と飛んだシーンが流れています
今日はイミグレーションまで行って、12月1日までVISAを更新してきました。
12月はインドに25日間行ってきます。
ダージリンに近いシキムという所と、南のゴアに行く予定です。
シキムは山の中にあり、アンナプルナのトレーニングとして行き、ゴアはビーチのあるリゾート地なので、遊びに行く予定です。

それまでに90本飛んで貯金を…
と考えていましたが、忙しくてもう既に70本飛びました。このペースで飛べばインドに行くまでに140本…

沢山飛べるのは嬉しいですが、もう既にバテ気味で頭が体に付いて行っていない感じなので、パイロットが増えたら少し休みながら飛んでいきたいな…

飛んでいて辛いのが、お客様が酔ってしまうこと!
特に朝一のフライトはどうしようもない。
日本だったら、お客様を酔わすなんてパイロットとして失格… となるけど、ここは30分飛ばないといけないので、ソアリングが必要になってくる。

朝はヒマラヤも綺麗に見えるし、空気も澄んでいて気持ちがいいから、お客様は朝一飛びたがるけど、それは全くの正反対。
サーマルは小さく歪で、川をどんぶらこどんぶらこと流れる桃の様。
低い所でアップアップしながら、山を見る余裕もないまま、気持ち悪くなりランディングに向かうのが常。
今日の中国人も空中で吐いてしまった…

ベストは13時からの3本目でサーマルもしっかりしていて、お客様に合わせて色々なフライトが出来る。
次が15時からの4本目で、上がりはしないけどアーベントでゆったりリラックスして飛ぶ事が出来る。
11時からの2本目は、まだサーマルが弱く、朝一よりはましだけど、日によっては全く上がらない日もある。

この様に一日中同じ条件で飛べないのがパラグライダー。
それがこの乗り物の難しいところであり、その難しさが逆に魅力にもなる。

ウルトラライトプレーンやモーターパラグライダーなら、こんな苦労しなくて、皆同じ様に飛べるのに…

日本の様にソアリングしない方がいいのか?ここの様にソアリングして長く飛んだ方がいいのか?

難しいところですね。
考えさせられる…

これだけ毎日 毎日飛んでいると、何かがずれてくる。
それは人間なら誰でも起こる。
それとタンデムで大切な事を履き違えない事!

今日ランディングでアクシデントがあった。
いつも音楽を流しながら飛び、ランディング前はいつもタンデムヘリコ、タンデムサット… をやりながら降りてくるアクロパイロットがいる。

技術を見せつけながら、タンデムとは思えないランディングをする。
よくもあんなに振り回して、最後ピッチコントロールをして上手くランディングするな…
とパイロット目線で感心する反面、疲れきった姿のお客を見る事も度々。

彼がランディングで怪我をさせてしまった。
パイロットならば対応できるランディングも、お客は当然 対応できない。
身体が反応できない。

自分も3本目はフライトには支障はなかったが、ブレークラインが絡まった状態で飛んでしまった…

そしてフレッドは空中でカメラを落とし、映像を楽しみにしていたお客様がオフィスで猛抗議するなど…

ラインチェックをしっかりするや、カメラのセイフティーをしっかり確認するなど…

どうしても日々の中で薄れてしまう感覚を、疲れた中でも集中力を失わず如何に確実に出来るのか?

飛び続ける中で考えさせられる日々です。

今日から韓国人パイロット テイの名前が消えた…

プロの世界、危険なパイロットは解雇される。
彼の技術に問題がある事は昨年から分かっていた。
他会社からクレームがあり、彼は働けなくなった。
世界の頂 エベレスト
そこへ無酸素 単独登頂に4度目挑んだ若き登山家 栗城 史多が、又もその壁に阻まれました。

しかも5300m付近で同行していたカメラマンが亡くなり、彼自身も頻度の凍傷で手の指を切断する結果となりました。

エベレストは商業登山の代名詞になっていますが、決して誰もが登れる山ではありません! それは酸素ボンベがあったとしても同じ事です。

8000mはジェット機が飛ぶ高さです。
その高さに放り出された人間は、30秒で意識を失ってしまう。
とても人が生きられる場所ではありません。

そんな場所へ、何故あえて望んで行くのか?

「娘さん よく聞けよ 山男には惚れるなよ… 」

という歌がありますが、ここにはそんな男達が集まって来ます。

顔を見ればそうなのかは大体判るし、体力作りで走っている人も、これから山に向かうのだろう。

パラグライダーもそうだけど、本物かどうかは雰囲気で判ります。
山男もサミットを目指す人は、今から向かう雰囲気をもっている。
トレッキングと山頂を目指す登山とは、明らかに別物です。

自分も残り4ヶ月かけて、しっかり山を登れる体力を付けて、アンナプルナへ向かいます!

静かな場所でゆっくりしたい…

仕事では英語での会話になるので、頭がパンパンになる。
せめて仕事が終わったら、一人でゆっくり静かな場所で脳を休めたい…

ここもそんな場所の一つ。
気候が少しつづ変わり、朝晩は少し寒くなりました。
それにしても、渋いね…
30分飛ぶ為に必死に回している毎日です。
特に朝一のフライトは神経にこたえる! 日本語で「バカヤロー、もっと風よ来い」と、ぶつぶつ言いながら。

条件が良ければ楽しく飛べる仕事も、この条件では重労働ですね…

フライト確立100%も、一ヶ月以上も続けば体調によっては地獄に感じる事もあり…

飛んでなんぼの世界だから、この状況には感謝しないといけないですね!

身体の調子は80%戻りました。あとは薬の副作用が無くなれば大丈夫。
トマを追いかけて、早く歩きたい!


二本目に飛んだお客様

日々 巻雲が増えてきた
後数日で稲刈りも始まる

遊びに来ているツーリスト
そこにテンションを合わせるのは大変だな…
体調が悪いと書くと特に家族は心配するので、あまり書かない方がいいですが、予想通り4日目の今日からは回復しつつあります。

明日、明後日には体調は戻りそうな感じ。
本当にここ数日間はしんどかったし、その中で飛び続けた経験は貴重でした。

まずはしっかり朝ごはんをたべる!!
それが大事な事を、改めて実感しました。

今日も4本フライトしましたが、明日も4本、明後日も… 毎日続きそうです。

今日で10月も終わりますね。
約2週間で56本飛べました。
インドとアンナプルナ一周の為に、どんどん飛んで貯金しておきます。


サランコットに向かう道

空には巻雲が
高気圧も少し動き、雲一つ無い天気も変わって行きそです。
とはいっても、フライト確立100%は変わりそうにありませんが…

今日から来た韓国人パイロット テイ
一本目はテストを行って、合格すれば今日から早速 お客様と飛ぶ予定。
  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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