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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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今回滞在した場所はインドというよりもネパール。今はインドだが、かつてはネパールだった場所。
国籍はインドだが、皆口を揃えて言う「私はネパール人だ」と。
そこにインド人ツーリストがやって来ている… そんな場所だった。

ポカラで48日間飛び続けた疲れを癒すのと、アンナプルナへのトレーニング、それが目的だった。

そこで感じた事、それは自分が失ったもの、その存在の意味を痛感した旅だった。

今回経験すべきは、ハイクアップしキャンプ、テイクオフを探し翌日飛ぶ事と、その場でランデングを見つけ、そこに下ろす事だった。
そしてリアルなコンディションをIbexで飛び、その性能を知る事も一つだった。

初めての場所でイメージして、安全かつ挑戦して飛ぶ事は簡単な事ではない。
そこには経験の積み重ねが必要になってくる。
その意味でも今回の経験は一つの財産として、未来の挑戦に繫がっていくと信じている。

残りポカラでの3ヶ月とアンナプルナ挑戦の1ヶ月。
その失ったものを探し、プロとして仕事をし、アドベンチャーパイロットとしてのスタートライン、アンナプルナ一周を成功させる事。

目的はハッキリしている。
そこに進んでいく、そこに挑戦していく!

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インド最終日は2時間歩いてテイクオフへ行き、フライトはたったの20分…
そこから3時間歩いてホテルへ。

5時間歩いて20分飛んだ!
20分飛ぶ為に5時間歩いた!
どうだ!

足の状態も少し痛いけど、5時間歩けるぐらいだから問題ない。

アンナプルナ一周を歩く自信はある。でもこれは単なるトレッキングに過ぎない。
問題はそこから更に山に登り、そして飛ぶ!その体力と状況判断できるのか?
そこだ!

ポカラに帰ってからはその辺りをしっかり考え、約3ヶ月でしっかり準備したい。

カリンポンの夕暮れ

明日もう一日カリンポンに滞在し、インドでの最後のフライトをして、明後日にネパールのカカールビッタ、そして翌日の夜にはポカラに戻る予定です。

25日間のインドでしたが、ダージリン、ガントック、カリンポン…
長期滞在するならダージリンかな…
ホテルも良かったし、街の雰囲気も良かった。ただパラグライダーをする場所ではなく、ゆっくり休養をしに来る所って感じです。

飛ぶなら数日しか飛んでいないけど、ここカリンポンが一番だと思います。
一本の道沿いにあるシンプルな町ですが、町全体が南を向いていて暖かく、洗濯物もすぐに乾く!

でもやはりポカラに勝る所はありませんでした。
飛ぶ環境、山の景色、ツーリストの多さ、そして長期滞在し生活していくのに最適な場所…
それがポカラだと思います。それを感じた旅でした。

住めば都ですが、私にとっての都は「ポカラ」そう感じています!

帰ったら、またがんばって仕事します!

強い風の中でテイクオフし、飛び、ランデングする…
その経験が自分には必要と痛感!

昨日も雲ひとつ無い晴天でしたが、一転 風が強く、テイクオフ場で7mは吹いていました。

そんな環境の中で痛感した、強い風のなかでテイクオフし飛ぶ経験が圧倒的に足りない… と!

オーナーのスエーデン人 ロジャーはクリスマスで忙しいらしく、飛んではいないけど、ここ2日間はここで働いているインド人タンデムパイロット2人と共に行動している。

自分のイメージでは、インド人=あまり上手くない…
があったが、彼等は違った。
それは環境によるところが大きいと感じている。

彼等はインドのビリーという所で普段は飛んでいる。
ビリーはインドの中でもパラグライダーのメッカ、今は雪が降りとても飛べないが、インドに行くと言ったら皆から進められた場所。
ヨーロッパからもレベルの高いパイロットが毎年やって来る。
そんなパイロットをまじかで見ながら飛んでいる、その環境が彼等をレベルアップさせている… そう感じる。

普段から強い風の中で飛んでいるのだろう。
テイクオフでのグライダーさばきも、トップランデングも、空中でのフライトテクニックも、それを証明している。

ランデングに至っては今まで経験したランデング場のなかで、最低な場所にそれがある。
直角な岩盤にぶつかった風がローターとなって渦をまいている…
そんな場所に彼等は下ろしている、しかもタンデムで。

自分も3度そこに下ろしたが、3度共にストーンと落ちてランデングした。
流石に3度目は意識して、スピードを付けて慎重にランデングしたが、それでも地上1m程の高さで必ず落ちる…
2回目では2m程落ち、立ったその衝撃で左足首を少し痛めてしまった。

ここは普段プロパイロット3人以外に誰も飛んでいない場所。
だからあそこをランデング場でやっているのだろうけど、普通のパイロットでは怪我をする…
10月にはやって来たパイロットが骨折している。

タンデムのランデング場にあそこを選んでいる事自体 日本ではあり得ないし、普段あそこに下ろしている事自体 驚きだった。

ダージリン、ガントックも同じインドだが、インド人パイロットしかいない場所。
以前に行ったタイも同様だった…

良い面も悪い面も含めて、他の血が入ってきた方がそこで変動が起こる!
日本に足らないものは、まさにこれだと思う。

以前に「バランスが必要で、あまりアグレッシブにならない方がいい」
と書いたが、自分は趣味で飛んでいる訳ではないので、「風が強ければ飛ばなければいい…」は当てはまらない。チャレンジしていくことはとても大事なことだ。
そこでの経験こそが未来に繋がっていく… そう信じている。

もちろん、安全に飛ぶ事が一番であることは揺るぎない。その中でチャレンジしていく。
そのバランスが求められている。

この足では荷物を背負って歩けないので、今日は飛ばないで観光します。


自分が失った物に気づいた…
いや気づいていたが、それが本当に大切なものだと知った旅だった。

それが何かは、残り4ヶ月のネパールで答えを出す事になる。

4年前に決めた道その地で、ぶれる事無く、自分のスタイルで生きていく事になるだろう。

自分の居場所は何処なのか?
その地で何処に向かって生きていくのか?

インドでその後ろ姿が見えてきた!

カリンポンの朝
今日は一日中 まったく、まったく、まったく… 雲が出来ない快晴、しかもテールウインドウ…
観光には最高な一日ですが、パラグライダーには最低?な一日でした。

バックサイド

中央にカンチェンジュンガ、右にマカルー

フロントサイド。右下にカリンポンの町がみえます。

フロントサイド。下にトタンで出来たパラグライダーオフィスがあります。

こちらがパラグライダーオフィス。今まで見た中て最もシンプル!

そんな状況でしたが、二本飛びました。
一本目はテールウインドウが強く、テイクオフ場からは飛べない状況で、草むらから反対側にテイクオフしようとトライし、一回目はスタチン…(これでIbexでどれくらい助走距離がないと滑空しないのか?が分かった)

ラインをチェックし直し二回目にテイクオフ。
尾根を回り込んで、タンデムでランデングするグランドに下りました。

グランドからテイクオフまでWalk up

そして二本目は午後2時に前から風が入ってきたので、テイクオフしてカリンポンの町の方をフライト…
条件がまったくもって渋く、タンデムのランデング場に下りればいいのに、色々な場所に下りる練習をしよう!と、飛びながらスペースを探し、見つけたスペースにスライディング…
プロテクションの無いハーネスなので、当然立ってランデングしたいのですが…
自分のイメージよりも、難しいランデングスペースでした。

ソロフライトは何かに挑戦して経験を積まないと!
それが強く、アグレッシブになり過ぎ…
少し自分を抑えないと、怪我をしては何もならない!
そのバランスが最も大事なところです!

二本目のランデング後に集まって来た人々。

普段はパラグライダーがここに下りる事は無いので、「アクシデントか?」と言われました…


明日はクリスマスでタンデムが忙しいみたいで、お手伝いでタンデムを飛ぶ事になるかもしれません…

ソロなら条件次第ですが、35km先のペリン目指して飛び、歩いて帰ってくるのは時間的に無理なので…
今晩考えます。
早速Google earthで周りの地形を調べてみた。

ここはガントックの様に入り組んだ谷では無く、このカリンポンの長い尾根を挟んで両側に川があり、北西を向いた面の下を流れる河は大きく、乾季の今は至る所にスペースがあり、長い尾根沿いに行ける所までトライ出来そう。
35km先にはシッキムの入口 ランポ町があるので(それ以上はまた許可が必要)、そこまでトライし一泊、翌日35km歩いて帰ってくる…
そんな想像をしてみました。

ガントックと違い山岳地帯では無いですが、ランデングする場所が沢山あり、色々な飛び方、色々なスタイルで楽しめそうな場所だと思います。

明日はとりあえず朝はみんなとテイクオフへ行き、ランデング場までフライト。
その後は歩いてテイクオフまで登り、ランデング場までフライト…
とフライトエリアを飛んで、何に挑戦するか? を明日は模索します。

カリンポンは3〜4日しか滞在出来ないので、短期で何が出来るのか?


向こうに見えるのがテイクオフ場がある、カリンポンの丘。
ガントックからジープで約3時間、カリンポンにやって来ました。

南に約100km、標高で400m 程下がりましたが、ずいぶん暖かいです!


カリンポンのメインロード
今日がガントゥク最終日。
最後は知り合いとタンデムフライトしました。

約3週間ぶりのタンデム、緊張しました(-_^)
やはりソロとタンデムとでは、スイッチの入れどころが違うみたいです。

約10日間滞在したガントゥクを振りかえると、自分の目的 Hike up & Flight は今の自分が出来る範囲で、ガントゥクで出来る事は全てやったつもりです。

標高差300m、600m、1000mにあるテイクオフ場は全て歩いて登ったし、誰も飛んだ事が無かったハヌマントックからのフライトも出来た。
ただフライトに関しては中国との国境、チャング 方面に進め無かった…
それが残念でした。

後から考えると、もっと違うルートで飛べば、違った形のフライトになったかもしれない…
ここでも自分の中にある既成概念に縛られた結果だと感じています。
(でも何故 日射の無いローターサイドに雲が出来続けたのか?回り込んであそこを飛ぶ決断をすれば、また違った結果になったのか?そこで終わって歩いて帰る事になったのか?
パラグライダーの魅力はここ、その判断にあります。)

そして経験して分かった事もあります。
標高2000メートル台では木が生い茂り、林があり、電線があり…
と、牧草地でも無い限りテイクオフ出来る場所を見つける事が難しいという事を痛感しました。

ダージリンのタイガー ヒルはテイクオフ出来る場所が無かったし、今回のハヌマントックもほんの 少しスペースがあっただけで、あそこが無ければ歩いて下りるしかありませんでした。

アンナプルナ一周も2000m台は同じだと思います。3000mになって森林限界を超えて初めて空間が出てくる…

ただ別の問題「風」が今度は現れてくるので、それもまた直面して判断して経験するしかないと考えています。

生活面では、知り合いのアルジュンの部屋に泊まる事になりましたが、そのアルジュンが1週間 パラグライダーのミーティングでムンバイに行ってしまい、一人住まいに…
もう少し早くガントゥクを離れたかったのですが、部屋の鍵を預かっていたので動けませんでした。

そしてとにかく移動が大変でした!
日常生活でこんなに歩いたのは、多分初めてだと思います。
バスが無く、タクシーもいつ来るか分からない…
で、歩いてネットの出来る市内まで行く羽目に。
今日もこの後は一時間歩いて戻ります(≧∇≦)

明日はジープで3時間程の所にあるカリンポンまで南下します。
カリンポンもダージリンと並ぶツーリストエリアだそうで、現地女性と結婚したイギリス人がHimarayan paragliding というタンデム会社をやっていて、そこでお世話になりながら3日間飛ぶ予定です。
また何か挑戦出来る事を見つけて、その3日間の中でやります。

ダージリン、ガントゥク、カリンポン…

インド滞在も残すところ5日間となりました。




レストランオーナーの弟とタンデムフライト


Ibexで遊ぶパイロット


北側にある標高差1000mのテイクオフ場。距離にして20km、歩いて3時間半でした。

手作り感 満載のイスがありました。



こちらが南側にある標高差600mのテイクオフ場。

ここガントゥクでのIbexの遊び方は、標高差1000mの北側からテイクオフし南側にある標高差600mのテイクオフまで尾根伝いにミニXC、そしてトップランデング。
そこでガントゥク市内を眺め一服し、その後はランデング場までフライトダウン…

一服も含め約1時間半のIbexでの楽しみ方です。

普通のグライダーなら、更にガントゥク市内上空で上げなおし、北のテイクオフまで一周のコースも可能です!
Sikkim adventure
シッキムもまたトレッカーが訪れる場所です。
8600mのカンチェンジュンガを眺める事ができるwest sikkim、ペリン、ヨクサムからのトレッキング…
今回は行きませんが、次回シキムを訪れた時にはガントゥクはもういいので、ヨクサムから始まるトレッキング、そしてフライト!
また新たな挑戦する場所が見つかりました。

初めて食べたポークフライドライス

ポークトゥッパ
(ポカラではあまり食べない豚も、ここではよく食べます)

ここガントゥクの料理はシンプルな塩味が特徴で、ネパールやインドの様な唐辛子の味ではありません。

この辺りが中国とのボーダー近くの街であると感じます。



Sikkim paraglidingのオフィスには、お客様からのメッセージが沢山貼ってありました。

ネパールでは見かけない便利な道具で、ホットシャワーがない一般家庭で欠かせない水を温める道具です。
コンセントをさして約30分で、バケツ一杯分の水がお湯に!
これで冬のシャワーは大丈夫!?

あっ… そうか。
冬のネパールはほとんど停電だ…
だからこんな便利なものも無いのか。

ここシッキムはほとんど停電はありません。

晴れた日のガントゥク

今回飛んでみたかったガントゥク上空!

gunnji sisetsu mae ( armiy place)
This time in Gangtok my challenge was hike up to Hanuman tok 30km and stay 1 night and next day flight from there and try to chhanggu just boder to chaina.

My Moto is everytime walk up and Flight
Just Challenge in my world !!!



many india tourist comes to here.

This time I diceded to sleep here near the take off



唯一あったスペース
ここからテイクオフ!

テイクオフ直下の谷
It was nesseceary to flight up in here and try to border.

思うように上げられない…
I wanted to try to chhanggu but... 
It was difficult to gose up with Ibex.
I didn"t get permission for chhanggu so when I landing this side it happen some ploblems
so nessecery to come back to gangtok.
There are 4 chack post over there.
1 hour  try to up here but just keep same hight so diceded to flight Gangtok side.

少しでも進みたかった中国との国境方面
  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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