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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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夢を持つ事、目的を持つ事は素晴らしい事であり、人は「夢を見つけなさい、目的を持ちなさい」という。

でも果たしそうなのだろうか?

夢や目的に心を奪われ、その他 多くの事が見えなくなるのではないか?

夢や目的は生きる一部分に過ぎない!

インドへは夢や目的を持たないで、そこにある世界に自分の身体と心を預けてみる…

「悟る」為のひとつの行為、それが自分にとっては空を飛ぶパラグライダーに在る。
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今朝の太陽は危険を感じる程に強かった…
そして直ぐに空模様は一変し、黒い雲があちこちに現れ始めました。


朝一のフライトに上がる頃には小雨も…
テイクオフ レベルのクラウドベースとなりましたが、何とかフライトは完了。


その後は一日 雨模様となりました。

お昼はオーナー宅でダルバートを久しぶりに食べ、その後はオフィスの隣りにあるオーガニック ショップで会話…



夜には先日 購入したインド映画を見て過ごしました。

ヒンディー語… 何となくストーリーは分かるものの、肝心な部分がイマイチ分からない…
でも綺麗だから最後まで観賞。


今が一番暑い季節ですが、雨が降ると涼しくて過ごし易いです。

日本の夏に比べれば、ここは天国です!

一人一人が後悔なくこの世を生きられたのなら、この社会は幸せで満たされる。

だから自分がしなければいけない事、それは後悔のない人生を送る事。
それ以外は見当たらない…


ここポカラには日本料理を食べられるお店が6軒ありますが、最近はここ「富士山」。
6月30日にオープンしたばかりのお店ですが、美味しいです!
メニューも豊富で何より日本のラーメン、日本のカレー ライスが食べられます。

このカツカレー、日本のカレーと同じスパイスで作ってあるそうですが、断然こっちの方が美味しい!
辛さもCoCo壱番屋でいうところの「辛さ2」程で丁度よく、いろんなスパイスの味がします。

カツも日本のトンカツそのもの。

そしてご飯は一回お代わり無料なので、腹一杯で満足しました。

420円と少し高いですが、納得の味でした。


手作りのカレーのルー。

これを使ってのカレーうどん、ドライカレー、カレー味のコロッケ、唐揚げなど… いろんなカレーメニューがあります。
昨晩は12時間以上 寝た…

モンスーンの季節も、雨が降らなければお客さんは来る。

ポカラに来て18日間で飛ばなかったのは2日だけ、このところ11日連続で仕事はしている…

最初の疲れが少し来ている感じだ。


今日はここでのタンデム パイロットの収入について書こうと思う。

収入は一本飛んで幾らの歩合制、つまり飛んだら飛んだだけ貰えます。そして空中で撮った写真とビデオをお客さんに買ってもらえれば、プラスそれも収入になります。

多く飛べるかどうかは、その人の力量と言うより、忙しい会社で働けるかどうか?で決まります。

パイロットとして認められ、人間関係を大切に繋がりを持つ事が重要です。

昨シーズンを例に取ると、写真代も含め、1本飛ぶと収入は平均4千円程でした。

忙しい月で95本飛びました。
月の収入にして38万円程でした。

最も暇な月で40本、16万円程です。

そして年間の月平均は60本程で、24万円の収入になります。


ネパールの平均月収は1〜2万円程なので、月24万円の収入はここではかなりの高給取りになります。

ただし、仕事道具グライダーは消耗品なので、30万円はするグライダーを毎年買い換えなければいけません。

そして何より、怪我をしたり、病気をしたり、ましてやお客さんを怪我させる事が出来ない!

全てを簡単に失ってしまう可能性があるシビアな面も孕んでいます。


よくお客さんから「毎日空を飛んで、楽しんで、羨ましい仕事ですね…」と言われますが、飛ばなければ生活出来ない世界なので、楽しいだけではない大変な面もあります。

自分はお客さんを乗せてまだ2年、飛び続ける体力がまだプロのレベルまで達していない。

ここは乾季になると、3〜4ヶ月全く雨が降らない日々が続きます。それは3〜4ヶ月休む事無く日々 飛び続ける事を意味し、これは体力的にも精神的にも限界の世界になります。しかしこれがプロの世界です。

ただ、ずっと続けていくには一週間に一日は飛ばない日を作る、身体と精神を休める日が必ず必要になってくるので、今シーズンNirvanaはローテーションを作り、一週間に一日は休みを作ってハイシーズン を乗り切る予定です。


仕事がある事は幸せな事でありますが、毎日の中でそれが当たり前になり、忘れがちになります。

大変な世界ですが、空を飛んで高収入を得られる世界。
プロなので収入はその成果だと受け止め、一日一日、一本また一本と仕事をしていきます。












ネパールのレストランにはこの様な絵が飾ってあります。

描かれているのは精神世界です。
今日は久しぶりに頭が上がってしまった…

自転車競技では「足が上がってしまった…」と言うが、その意味は疲労でもう足が動かない、言う事が聞かなくなる事を意味する。

頭が上がってしまう… の意味は、放心状態で、もう考える事が出来ない状態。

自分はキャプテンなので、テイクオフは皆が出てから最後にテイクオフする事がほとんどだ。

風がどんどん悪くなり、皆が飛んだ後 私のお客さんだけ残りテイクオフに悪戦苦闘… そんなフライトも多い。

例え他の皆が飛んだとしても、無理な風になったなら私だけ飛ばない…
安全を考えればそうする。

今日の3本目もサイドの風に変わり、お客さんは全く会話の出来ない中国人…

走るコース取りやテイクオフの手順が上手く伝わらない…

結局 最後に止まろうとしたお客さんを押し出して、前の木を右に交わしながらテイクオフした。

タンデムのテイクオフで、思わず叫んだのも久しぶりだ。

パラグライダーは頭と神経を使うスポーツだ。

だから本気で戦って飛んだ後、ランディングした後は放心状態になり、立てない… 分かる人には分かると思う。

今日は久しぶりに頭が上がってしまった…

最後のテイクオフに相当 神経を使った。
ヨーロッパ アルプスを舞台に今行われている X-Alps は、徒歩とパラグライダーによる究極の世界です。

私が体験したアンナプルナ一周もまた、徒歩とパラグライダーの世界でした。

その魅力は何と言っても陸と空、その対局の二つの世界を体感出来る点にあります。

空の世界と陸の世界は全くの別世界です。

「歩く」という人が出来る最もシンプルな行動と、人が決して出来ない空を「飛ぶ」という行為…

それを大自然に抱かれながら、決断しながら進めていく。

その世界を知った者は、再びこの世界に戻ってくる…

魅力的な世界です。


http://www.youtube.com/watch?v=UbOiSu3JqMg <= 歩く世界の魅力(You tube)

・・・パッキングボーイの夢

アンナプルナ一周ではいつもテイクオフ前に考えていた事はただ一つ、「怪我無く安全にランディングする!」でした。

ランディングする場合を下見出来る訳でも無く、飛びながら最も安全に下ろせる場合を決め、全神経を集中してランディングする…

このフライトは広い場合に下ろせるフライトでは無かったので、谷間の段々畑をターゲットに、空から最良の場合を決め谷風を計算しながら下ろしました。


http://www.youtube.com/watch?v=NZuls9cam-k <= テイクオフ前の心境 (You tube)
空を飛ぶパラグライダー、その天と地を結ぶのがテイクオフであり、ランディングです。

アンナプルナ一周の最大の醍醐味は、このテイクオフ探し、そしてランディングにありました。

それはあたかも宝探しのようでした…


http://www.youtube.com/watch?v=j4iCxKHOI14 <= テイクオフ探し(You tube)
アンナプルナ1周で感じた、これをやる上での3つの要素があります。

1、体力 (20kg近い荷物を背負い日々山を登り続ける体力)

2、覚悟 (日頃から覚悟を決めて飛んでいるのか、覚悟を持って生活しているのか)

3、強い気持ちと心 (困難に立ち向かったとき、そこを乗り越えていける気持ちと心)

この世界で一番大切なのはフライト技術などではなく、この3つの要素です。


http://www.youtube.com/watch?v=2ys4ye37vjc <=アンナプルナで感じた3つの要素(You tube)

次の挑戦は「悟りの世界」だ。
その舞台はインドになる。

自分はパラグライダーのアドベンチャー パイロット、この概念を超えた世界にパラグライダーと共に挑む。

時期は来年3月頃を考えている。

果たしどの様なものになるのか?

とにかく形のないものへの挑戦なので、難しさもあり、また楽しみもある。

そしてその世界は無限に存在する。

ガンジスの支流から始まり、ガンジスと共に旅をするのか…

ブッダの生誕の地、ルンビニから始まり、ブッダの足跡を辿る旅をするのか…

デカン高原を彷徨う旅もあれば、タール砂漠を超える旅もある…

巡礼地を巡り、瞑想とフライトで繋ぐ旅もあれば…

そこにどの様にパラグライダーを絡めていくのか?

ただインドにも有名なフライト エリアは幾つかあるが、そこを訪れる様な旅はしない。

歩くのか? リキシャーなのか? 深夜特急なのか?

「悟りの世界」の入り口に繋がる挑戦とはどんなものなのか?

概念を取っ払って、もう少し時間をかけて決めたい。



夕暮れ刻、 屋上にてブッダの教えに耳を傾ける…




そして今、ここにいる事への不思議を感じずにはいられない…
コンディションがイマイチな午前〜午後1時までに2本飛び、太陽が顔を出し条件が良くなったその後にお客さんは無し…

ソアリングをするタンデム フライトなので、お客さんから「もっと高く上げて… 」と言われると辛いものがある…

条件を待って飛べるものでは無いので、仕方が無いと言うしか無い。

せめて少しでも腕を上げて、少しでも高く、少しでも長く飛んであげたい。

そういう意味では、ソアリングをしなくてもいい日本のタンデム フライトとは随分と違う。

ソアリングが出来るからパイロットとしても飛んでいて楽しい… とも言えるが。

その後は買い物をしに、マヘンドラプルまで自転車で行きました。

別に近くでも買えますが、半分は運動も兼ねてマヘンドラプルへ…


ポカラの中心地 マヘンドラプル


掛け時計を買いました。



インド映画を2枚。
一枚30円のコピー商品ですが、コピー=違法 ではありません。


キッコウマンの醤油。600mlで400円するので、日本よりも高価品です。

シンガポール製ですが、日本の公認を得ています。少し濃いかも…

味噌も探しましたが… ポカラでは手に入らないようです。


早速キッコウマンの醤油を使い、ゴウヤとピーマンとソーセージの炒め物を作ってみました。

今日は2本目まで順調に飛べていましたが、その後 道路工事が始まり1時間半に渡って通行不可能に…

結局それが災いし、3本目を飛ぶ頃には小雨+ホローの風になってしまいテイクオフ場で待機…

雨も止み、ホローの風も収まりましたが、お客さんはポカラ在住のネパール人家族、そのお母さんを見て「この風ではテイクオフは難しい… 」と判断し、飛んでもショートフライトなのでお客さんと相談し、また明日 来てもらう事にしました。

他の会社はその後 飛んでいましたが、これがベストだと判断しました。


網で魚を捕る子供達…

道が塞がれてジープがなかなか来ない…

以前はイライラする事もありましたが、今は「まあ仕方が無いか… 」と思える自分がいて、写真を撮りに散策…


子供達がウナギを捕まえている写真が撮れました。
今日 タンデムでのツリーラン(木に引っかかるアクシデント)があった。

お客さんを乗せて飛ぶプロが、木に引っかかる事はあってはならない事だ。

そのパイロットの会社はとにかくプッシュする、飛ぶ為の条件など構わず、お客さんの事よりも利益優先の会社だ。

それはパイロット 個人を見ていても感じる。

「一本飛べばいくら入る… とにかく小雨だろうが、ショートフライトだろうが、飛んでしまった者勝ち」

確かに分かる。
ビジネスだから収入をいくらでも得たいのは…

しかしこれが当たり前になり、お客さんをないがしろにしたビジネスが続いたなら、必ずや問題は起こってくる。



社会に貢献する… という意味では、タンデム パイロットはお客さんに楽しんでもらって、飛んで良かったと思ってもらえて、始めて社会に貢献した事になる。

目先のお金よりもそこへの哲学!

哲学を持って一本また一本 積み重ねていけば、そこに結果としてお金はついてくる。



タンデムフライトとソロフライトの決定的な違いはこの哲学にあります。

ただ単にソロフライトの延長線上でプロのタンデムパイロットになる事は危険です。

お客さんの為に想像し、判断し、決断する!

それが出来るプロのタンデムパイロットになる為にも、そして飛び続ける為にも、今後の挑戦の為にも、何か大切なものを悟りたい!

次の挑戦を「悟りの世界へ」と決めたのも、そんな理由からです。


今日はモンスーンの季節で、月に一日あるか無いかのコンディション!

レイクサイドを歩くツーリストは少ないにも関わらず、パラグライダー ビジネスは盛況です。

今日一緒に飛んだお客さんは、オーストラリア人、中国人、中国人、韓国人でした。

今日飛べたお客さんは幸運でしたね!
























ね… 魅力的な国でしょう⁉

何か形の無いものへの挑戦がしたい…

パラグライダーと言えば、遠くまで飛んで行ったり、長く飛んだり、高く飛んだり… が目的になっているが、そういう形に囚われない世界をインドで探してきたい。

パラグライダー = 空を飛ぶという事は「自由」の象徴です。

そこに「こうあるべき」や「こうしなければいけない」は存在しない。

よく仕事ではお客さんに

「パラグライダーは鳥になる感覚を体験できるアドベンチャーです… 」

と説明するが、正にその通りだと思う。

ガンジスを飛ぶ鳥になりたい…

パラグライダーを使ってインドでどんな「自由」が手に入るのか?

これは形の無いものへの挑戦になるだろう!
午後1時までに空港へ行かなければいけないお客さんは、雨と霧にさいなまれキャンセルに…

今日 飛べる時間帯は午後1時から3時までだったのに、その時間にお昼ご飯を作っていたのが間違い…

ラーメンを湯がいている最中に仕事が入り、炊きたてのご飯もそのままに職場へ。

テイクオフ場は無風から次第にサイド フォローに…

3人のお客さんは無事テイクオフできましたが、自分とロシアンパイロットはフォローにさいなまれ、トライするもテイクオフ出来ない…

無風のタイミングを見計らってロシアン パイロットがテイクオフ。
軽いBi Golden が羨ましい!!

明らかに自分のBion は上がって来ない… 湿気に次ぐ湿気と昨日の水浸しで、この風では無理なのが分かる。

お客さん5人の内、飛べていないのは自分のお客さん1人だけ…

考えた。
パラノバ テイクオフ場ならサイドの風で何とかなるかもしれない…

そこでも何度かトライして、5回目にやっとテイクオフ出来た。

その後のパイロットはフォローで飛べなかった…

キツかった!
全神経を一本のテイクオフへ注いだ一日だった。


午前中はジムで汗を流しました。


一番風が入るテイクオフ場ですが、次第にサイドフォローに…


正直、仕事じゃなかったらこんな事やってられない…


今日のお客さんにはテイクオフという、スリルのあるパラグライダーのアドベンチャーの部分を、少し体験して頂きました。


しかし雨の季節に、時に雨に濡れながら、湿気の中で飛ぶ事は相当 グライダーには悪コンディションです。

乾燥しているのならいいが、湿気の中、無風でのライズアップには難しいコンディションにグライダーがきている…

まだ使い始めて8ヶ月、450本程度しか飛んでいないが…

風があれば問題ない。
風のない時の想像力をしっかり持って、安全確実にテイクオフしていきたい。

インドらしい写真があったので、まとめてみました。


機関車に乗る人人人人人…


テレビに映っている?

インド式 浮き輪


ちょと待ってよ、お父さん…


辛いのは片方だけ?


何故にここで?


路上 入れ歯やさん…


え… アイロンで⁉


結構 浮力あるな〜


バイクでバイクを運ぶ⁇


押した方が早いんじゃない…


店内に牛が… 日常の光景。


通れるの⁇


なるほど、そこにバイクか⁈


日常の通勤風景。


なるほど、こうすればいいのか⁉


振り落とされないでね!


定員なんて概念がまず無い…


ゾウ 停止禁止?


ゾウだって通行 OK !


何気無い風景… ん、でもこれ凄くない‼


簡単に言うと、インドはこんな国であります。

ね、魅力的でしょう!?
パイロットとして、人として悟りたい…

悟りの世界へ

高い山に登り飛んだり、徒歩とパラグライダーで縦断したり横断したり一周するだけがアドベンチャー パイロットの世界では無い。

新たな世界へ

それは悟りの世界。

一人の人として、そしてパイロットとして、悟りの世界を覗きに行きたい。

インド… 天と地が織りなす悠久の世界。

そのインドをパラグライダーと共に放浪する。

これが次の新たな世界。

これを次の挑戦とする事に決めました。

パラグライダーと共に悟りの世界へ飛んで行きます。
さよなら ありがとう…

数分で天気が変わってしまうモンスーン…

天気が読めないこの季節は思ったように物事が進まず悪戦苦闘…
だからこそ仕事をした後は疲労感が心地良く、仕事をした!という感じです。


テイクオフに上がる間も観天望気。
5km程先のホクシンには雨のラインがハッキリと見えました。

1時間以内には雨がやって来そうだが、今は飛べる!と想像しました。


テイクオフで準備していると霧が上がって来ました… そして数分後には大粒の雨が!?

霧にさいなまれ前の雲の状況が分からなかった…

モンスーン、それは数分で天気が一変する予測が難しい季節。
当然 仕事でなければ飛びに上がる条件ではありませんが、ショート フライトになっても飛びたいお客さんがいて、可能性があるなら… とテイクオフへ上がる。 そんな日々です。


グライダーは水浸し… この状態ではもう飛べません。

水浸しになる事はグライダーにとって良くない事で、このままにしておくと痛んでしまい二度と使えません…

早く乾かしたいがこの天気では… どうしようか?


お客さんは先に降りてもらい、私達はそのままグライダーを積める屋根のある車が来るのを待って下に降り、いつ雨が来てもいいように、そのまま屋根があるランディング場へ直行。

そこでグライダーを乾かす事に…


風はほとんどありませんでしたが、子供達がグラハンをして乾かしていると… オフィスから電話で、飛べなかったお客さんがどうしても飛びたいという事で、半乾きのグライダーをたたみ再度テイクオフへ。


この時 雨の心配はありませんでしたが、風が全くない… 半乾きのグライダーでは立ち上がるのは難しい事は分かっていたので、しっかり立ち上がるまで何度かトライして、お客さんにも精一杯 走ってもらい、テイクオフ ボーイにも引っ張ってもらい、テイクオフする事が出来ました。




再度 空中では小雨が…


パラグライダーの魅力の一つにテイクオフ前の緊張感!があります。

今日のお客さんはかなり緊張したと思います。
一度テイクオフへ上がって雨で、再度 上がって風が無く、よく分からないが一生懸命 走らなくてはいけない…

その緊張感が無事飛ぶ事が出来、ホッとした瞬間に喜びに変わる。

ランディング後はもう一人のパイロット バリーと「仕事をした」事へのハイタッチ!


飛んでいる時間が長いとか短いだけでは無く、その緊張と安堵、その緩急に感激する… それもパラグライダーの魅力です。

もちろん最初にお客さんに説明し、もっと条件がいい時、長く飛べる時に飛びたいお客さんには翌日に変更してもらいます。


昨日同様に夕方には晴れ間が…


しかし後ろを振り返ると空の表情は一変…


最近のパターンは夕方 晴れ間があり、夜から朝にかけて降ったり止んだり、午前中は職場は霧の中、正午辺りから頑張ってタイミングで仕事をする…

今良くてもテイクオフまで20〜30分かかり、上がった時の状況を事前に判断するのは難しい季節です。


その後は富士山に行きました。


今日は一日かけて1本でしたが、トントン拍子で仕事が進まない事が吉!

霧からの大雨、水浸しのグライダー、色々な事を考えたシビアなテイクオフ、無事お客さんの要望に沿い飛ぶ事の出来た安堵感…

今日は実になりました。


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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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