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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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今日は真っ白な朝…

負傷 バリーの代わりにオフィスへ行きましたが、お客さんは4人だけで、あとはキャンセル…

陽はさして来ましたが、景色のない中では次のお客さんも期待出来ず、個人的には連続フライトがあり飛ばないといけないし、もしお客さんが来てもパイロットは5人いるので、その時点で方向転換してソロ フライトに切り替えました。


新たなテイクオフ スペースを求めて、新たな場所へ行きたくも、既に10:30で疲労も考慮して、今日は2時間で行け、何度も飛んでいるホワイト タワーへ。

力を入れない歩き方… を意識して、セーブして登りましたが、1時間45分で到着。

身体は重いも、今までで一番 楽に登れました。


しかしここから飛んだ中では、今までで一番 難しいテイクオフになりました。

この狭い凸凹の場所からのテイクオフ…

正面の風や湖 方面の風ならまだしも、今日はスペースのほとんど無い林方面、真横からの1m弱の風…

まだ風が全く無い方がテイクオフし易い!


どうやってテイクオフしようか? 30分以上も考え続けた…

何度かトライしても出られず、結局 真っ平らな狭い場所にグライダーを半分 真横にセットして、あと半分は下の段に垂らして、林 方向に真横にライズ アップして、3歩で段の下へ飛び出していく…

十分な揚力は無く、空中に飛び出して荷重が掛かり、沈みながら滑空した所に木があり、それを右に交わしながら、ある意味ギリのテイクオフだった。

もちろん考え、想像したテイクオフでしたが、難しいテイクオフだった。

このテイクオフでつくづく感じた…
次に買うグライダーはIbex15、もうひとつ小さなグライダーだ!と。

ラインが短く、翼の面積が小さいという事は、より安全に狭いスペースからもテイクオフ出来る!

自分の分野にとって最も重要なポイント、天と地を結ぶテイクオフとランディング。

自分の世界を追求していく事で、グライダーもそれに対応できる小さなものに変わっていく…

今日のテイクオフで強くそれを感じました!




今まで、様々な場所からテイクオフしてきました。


ハヌマントック


カリカDVC


ダドゥワ


ピサン ベース キャンプ


ナワル


アイス レイク


トラングラ パス


マナン


ティティ レイク


バンタンティ


クリスティ


フォクシン

連続フライト40日目の今日は、ホワイト タワーからのテイクオフで大きな経験を積む事が出来た‼

いよいよ明日はX-day。

目標とした41日連続フライトを達成します。
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この感覚は、芸術の世界に住む人達が追い求める世界でもある。

何かを生み出す時に、邪魔になるのが概念。

自分もパラグライダーを使って、何かを生み出したいのだから、求めるものは概念のない世界にある。

パラグライダーもまた芸術の世界となりえる。


今日は中国、ベルギー、インドのお客さんと仕事しました。

1本目でうちのバリーが落ちたのを、空中から見ていたので、一気に神経が張り詰めました。

幸い木に引っかかりながら地面に落ちたので、大事には至りませんでした…

その後グライダーを回収して、お客さんと飛んで下りて来たので一安心しました。


彼のグライダーはクラスCのグライダーで、タンデム機としては難易度が高いグライダーです。

使い始めて1年ですが既に700本以上 飛んでいて、最近ラインを伸ばしたばかり。

700本は日本では5〜6年使った本数ですが、ここでは1年。
なので毎年グライダーは買い替えます。

以前にもSun rise のババジーが同じグライダーで落ちており、ハイスペックのグライダーは、古くなるとよりリスクが増す感じがします。

しかしParanova のセバスチャンに至っては何とクラスDのタンデム機に乗っており、あんな細長いタンデム機は見た事がない!

セバスチャンはキャリア30年近くあり、マヌーバーを教えるインストラクターでもあり、彼しかあのタンデム機は扱えないと思います。


確かに飛んでいて機敏に動き、スピードもあり、滑空比もよく、感覚がより伝わって来て、パイロットとしては楽しいだろうけど…

彼等は普通のタンデム機はバルーンの様でつまらない… と言います。

しかしお客さんの命を預かり、観光フライトであるタンデムの分野において、ハイスペックのグライダーは全く必要ないと自分は感じています。


毎日飛ぶという事は、日々の中で、どこかで必ず集中力が欠ける時があり、大概はそんな時に何かが起こる…

そんな時ハイスペックのグライダーは、そこをカバーしてくれない。

常に集中力をもっていられれば問題ないのだろうが…

飛び続ける世界の難しさが、今日バリーが落ちた事に現れています。


彼はこの一年間、ポカラから一度も離れる事なく飛び続けています。

自分はその間に2ヶ月、アンナプルナと日本に行き仕事はしていません。

この会社で一番フライト本数が多いのはバリーです。

彼は17歳になる息子に仕送りしているので、収入を得る為にも飛び続けなければいけないのだと思います。


プロ タンデムの世界は簡単に全てを失いかねない、シビアな世界でもあります。


1本目の中国人。

まさしく飛んでいます!
鳥になっています‼


この時は上の状況がつかめなかったので、バリーとお客さんの状況がどうなのか? 不安でしたが…


仕事が終わった後のメイン オフィス。

明日は日曜日、私の休日ですが、バリーが数日 身体の様子を見るとの事でお休み…

なので仕事です。

疲労のピークは超え、ひとつ壁を超えた実感です。

明日で40日連続フライトの自己記録に並びます!


こちらは家の近くにある日本レストラン、アニールの愛息子3才。


ネパールの子供は目が大きくて、可愛いらしくて、お人形の様なおもちゃの様です!


こちらはアニールに住んでいる新井さん。
毎年この時期に4ヶ月間、ここに住んでいます。

野菜を買っての自炊 生活。

しばらくお目にかかれなかった人参があり、喜んで買っていました…


こちらもアニールに住んでいる斎藤さん。

彼は3ヶ月の滞在ですが、4年連続でここに来ているそうです。

料理は? 適当に野菜を切ってぶっ込む… とのこと。

私もそんな感じです!


ちなみにこれは、野菜をぶっ込んで本だしで味を付けた汁と、大根の醤油付け…

こんな感じ。
自分の仕事はパラグライダーであり、そのパラグライダーを使って競うのでは無く、パラグライダーを使って悟りを求めていく…

パラグライダーの概念。
より高く、より遠く、より早く… ではなく、その概念を超えた世界をパラグライダーを使って探していきたい!

今は「人生とは何か?」を探る為に、それを「悟る」為にパラグライダーをやっている。

パラグライダー ひとつとっても、アプローチの仕方は人それぞれです。


新聞によると商業用として、お金を払い、許可を得てから登れる山を、新たに166も追加したという…

どんだけ山があるんだよ!

ヒマラヤの大小それぞれの山、そこに訪れる観光客、挑戦する登山家によってネパールは成り立っている…

この記事を見てつくづく感じます。


今日は3本共に中国のお客さん、しかも女性ばかりでした。

11月に入ってからは、中国のお客さんと飛ぶ回数がめっきり減りましたが、今日は久しぶりに中国人Dayでした。


2本目のお客さん。

中国のお客さんと飛ぶ事は、多くのパイロットが歓迎します。

なんと言っても写真を買ってくれるので、収入が増えるのと、体重が軽いから飛んでも浮きやすい。
そして英語が出来ないから、空中での会話が少なくて済む事。



中国シーズンになると、8〜9割は中国のお客さんと飛ぶ事になるので、自分としてはそれ以外の時期は、色々な国のお客さんと飛びたい!

同じお客さんでも、欧米人と飛ぶ方が気が張るのは確かです。

欧米人は基本 胃も強いし、高く上がる事を喜ぶ人が多い。

体重も重く、写真も買わない人の方が多いので、仕事としては大変ですが…


ランディング場の壁画で鯉ですね。


「春」とあるから、日本の何か…


レストラン富士山。

この後ろ姿からしても、一生懸命 作っているのが伝わってきます…


今日は最後にアイスクリームを食べました。


ここまで来ると、3本飛ぶだけでキツイね…

飛び終えてからブランチ オフィスに行っての接客は無理。

早く家に戻り、とにかく明日に向けて休みたい! それだけだ。

久しぶりにYeti に行って、一緒にテレビを見て、ダルバートを食べて、焚き火に当たって…

少し楽になった。

帰りにはオフィスに寄って、声を荒げた事を謝罪して…

些細な事に我を失っていた。

明日からは、ひとつ向こう側を歩けそうだ。

今日で37日間、休む事なく飛び続けている。

しかし40日連続の前回よりは、飛んでいる本数も少ないし、一日5本、6本と飛ぶ事はなく、一日3本。

しかもバンダで休みの日は、仕事ではなく、自分で歩いて登って飛んでだから、ストレスは仕事よりは少ないはずだ…

しかし精神の異常が、一気に来た感じがする。

今回は40日連続を超えた世界を覗きたくて、自分でやっている事だが、もう二度と意識して飛び続ける事はないだろう…

一年中 飛ぶのが仕事なのだから、続ける為には、1週間に1日は飛ばない日を作る事はとても重要であり、それはどんな仕事でも同じだと思う。

うちの会社も一週間に1日、各パイロットが休む事を決めたので、自分の休日 日曜日、40日を超えた最初の日曜日、12月1日が記録を終わらせる日であり、それまであと9日間は飛び続けて、46日間 連続フライトまで挑戦を続けたい!

これからの9日間の経験はパイロットとして、人として、今 自分が求めている「悟り」の為の、何かを得る日々になるだろう。


今日の夕暮れ
自転車の件 以来、私の精神状態は異常になり、いとも簡単に怒りが込み上げ、声を荒げるようになっている…

やはり目に見えない疲労が、自分の精神状態を蝕んでいるのが分かる。

過去の経験からも、疲れが溜まると、ちょっとした事でも簡単に憤る事は自分でも分かっている…

今はまさしくそんな精神状態にあります。



今朝は中華丼。

朝が一番しんどい…



新聞は先日の選挙の記事ばかり…


チャイナ ゴールド… まさしく!


今日は1本仕事をして、休養をもらった…

あくびばかり出て、集中力も低下しているのが分かったから。

タンデムのテイクオフで、リバースだったが、ブレークから手を離して持ち替える… という、今までに一度もやった事がない事を無意識にやってしまい、「何故ブレークから手を離したのか??」自分でも分からず、飛んでいても「何故?」そればかり考えてしまった…


すぐにレイクサイドを離れ、ダムサイドで時間を過ごした。


最近はネパールも、自家用車を持つ人が増えている。


その後は家に戻り、今の状況を色々と考えた…


昨日から雲が出来始め、今日は朝からヒマラヤを見る事は出来なかった…
仕事はトルコ、インド、イギリスの方と飛びました。

1本目は久しぶりに他会社のお客さんで、違うテイクオフとランディングを使った。

もう感覚が摩耗しかかっているので、違う場所を使うだけで気分転換になる。

全く力を入れないで、ある意味 無意識で1本目は飛んだ。

2本目はインド女性だったので、お客さんが酔わない様に… それだけしか考えなかった。

3本目は一発のサーマルで2000mまで上がり、あとはサーマルを探しながら前に出て、湖の周りを回ってランディングした。

今日は精神的におかしかったので、休むように飛ぶ… を心掛けた。

毎日の事で、特に心掛けなくても自然と意識と身体は動くので、特に何もしないで仕事をこなしていく… それも技術のひとつ。

飛ぶ事が食事をする事や、何気なく歩く事…

究極はベッドに横になる事、それと同じ様な感覚…

無意識に何も考えなくても、自然と全て出来ていて、その中でお客さんには楽しんでもらっている…

そんな感覚で飛ぶ事が出来ないと、飛び続ける事は出来ない!


2本目 インド女性。
ネパールに住んでいると、全く理解出来ない事が起こり、精神状態が異常になる時がある。

疲れもあるのだろうが、今朝は朝ごはんを食べていると、突然 精神が錯乱し始め、呼吸が苦しくなった…

昨夜も精神状態がおかしくなり、呼吸が苦しくなった。

30日を超えて飛び続けると、よく出る症状だ。前回もそうだったし…

ただ今回は、ネパールの文化?でもう考えるのも嫌、もう切り捨てようと思っている事が起きている。

そうゆうものだと諦め、無視し、切り捨てる!

ネパールの一面を見たとし、鍵を掛け、蓋をして、そこへの感覚を無くす。

思えば、お婆ちゃんに買ってもらった旅行カバン。
そこに20kgのボランティアTシャツを入れ持って来たが、5ヶ月近く経った今でも帰ってこないし…
電話したら、「明日持ってくる…」の返事も、私は全く信用していない。

最も理解できなかったのは、壊された自転車が5日経った今日、何の修理もせず、謝罪も無く、オフィスの前に置いてあった事…

もう切り捨てて、諦めて、無視して、そこへの感覚を捨てて、自分で修理に持って行った。

そこの自転車屋で夕方までに修理しておく… と言われて、もちろん自分は信用していなかったが、もしかして… と思い、夕方取りに行ったが、当然 修理はしていない!

ハァー… やっぱりかと切り捨てる。

もう信頼なんて言葉は自分の中には無い。

きっと今までもこんな感じだったのだろうが、精神的に疲れが溜まると、そこに対応するだけの余裕がもはや無い。

失望し、そこをアレコレと考えるものだから、余計に精神状態がおかしくなっていく…

考えるなんて行為は何の意味もない。

ここに住んでいるから、自分の感覚も日本とは随分 違ってきて、「明日 遊びに行くから…」なんて言っても、行かない事がほとんどだし、そこへの悪気はもはや無い。

全てはmaybe 多分しかなく、必ずなんて世界はここには無い。

以前はネパールと日本 両方にいたから、ネパールから日本に帰った時は随分と感覚の違いに苦労した。

しかし自分は日本人だから、一生 日本人の感覚が消える事はあり得ない。

でもそれがここでは、自分を苦しめる事にも繋がっている。

失望し、諦め、無視し、切り捨ててもいいが、ネパールを嫌いになってはいけない!

日本には無いものが、沢山ここにはある!

私はここで生きていくのだから。


何かが違う…

「悟り」を求める日々の中で、突如 噴き出すマグマが自分の中にあり、それは「悟り」とは相反するものだと考えていたが…

いつも平常心を保ち、落ち着きがあり、静かで清らかで、微動だにしない精神と心…

悟った人のイメージはこんな感じだが、やはり何かが違う!

何か内側から沸いてくる憤り。それをコントロールしようにも出来ない現実…

気付く事、それは自分の中にあるマグマは、まさしく闘争心だという事。


今日「何処から飛ぼうか?」と考えた時、その答えは「リベンジ」だった…


「悟り」を求める中で、この闘争心とどの様に向かい合っていったらいいのだろうか?

きっとまた、「悟り」にも既成概念が邪魔をしているのだろう…

数多くの枠の中でしか、景色が見えないでいる。

その枠を取り外す事が、「悟り」に繋がっていくのだと感じている。

連続フライト34日目は3本の仕事。

明日はネパール総選挙という事でバンダ…

明日は飛べないので、今日はお客さんも沢山で、各会社 盛況でした。

ツーリストも明日はお休みするしかなさそうです!














< 連続フライト35日目 >

連続フライトを続ける為、総選挙の今日はフォクシンまで歩いて登り、一昨日 テイクオフできなかった場所へ…

リベンジし、連続フライト35日目を達成しました。


朝9時にテイクオフ出来る様に、今日は朝6時にスタートです。


一昨日はここから飛ぶ事は出来ず、見守る子供達をがっかりさせましたが…

前回より1時間早く到着し、予想通りの風の中でテイクオフする事が出来ました。

子供達に飛ぶところを見せられて良かった‼


ランディング後


帰りの道中…

朝6時に出て、帰って来たのが10時。

前回よりも1時間 短縮出来たのも、風が後ろから入って来る前に飛ぶために、少しペースアップして登り、予想通りの風の中でテイクオフ出来たから。

今日は想像 通りにいった楽しさがあり、前回は新たなテイクオフする場所を探さなければいけない… そして見つけ出し、そこから飛べた感動があった。

体力的には何の問題もない!

後は精神的なものに課題がある。


帰りの道中には、花に見惚れるゆとりがあるが…

登り… 飛ぶ前の自分と、帰り… 飛び終えた自分は別人に感じる。

マナスル8163m。

知らなかった....

この山がマナスルだったんだ....

昨日も日記に載せたポカラの東にある山。

雪の量からしてもかなり高い山であることは分かるし、マナスルがこちらの方向なのは知っていたが....

まさかこんなに近くに見える、これがマナスルだとは思わなかった。

ネパール人に聞いても彼らは全く知らないし、彼らにとってヒマラヤはヒマラヤ.... 名前などどうでもいいのかもしれない。

今日 日本の人に聞いて知りました!

8000m峰は14ありますが、ポカラから見える8000m峰はダウラギリ、アンナプルナⅠ、そしてマナスルです。



アンナプルナⅠ8091m(真ん中より左の、少し尖がっている部分)
各パイロットが週一で休みを取る事が先週から始まり、私の休日は日曜日…
という事で今日は休日でした。

最初で最後であろう、連続フライト記録へのチャレンジ。

自身の40日連続フライト更新まで、あと9日… という事で、休日の今日もフライトしました。

さすがに朝は最近フラフラですが、目標があるのでそれに向かっています。

ソロフライトなので職場以外へ!

ソロではテイクオフ場からはテイクオフしない!ランディング場も使わない!そして職場(普段飛んでいる所)は飛ばない!

これが自分の決め事であり、よい経験を積む事にも繋がっています。

今日はホクシンまで登って飛んで来ましたが、過去2度テイクオフした場所から飛べず、新たなテイクオフするスペースを探す事となりました。

見つからなければ、飛ぶのは諦めるしかなかったので、村人の言葉を無視して、今までの経験と想像で、後ろからの風が入らないスペースを見つけ出し、連続フライトを続ける事が出来ました!


朝もやの立ち込めた7時にスタート。


程よく寒く、歩いて登るには最適なコンディションです。


ホクシンまで3時間の道のり。


2時間登り、クリスティーを過ぎると尾根に出て、ご覧の風景が広がります。


尾根に出ると、後は尾根上を進んで行きます。


ここが新たに見つけたスペース。

以前にテイクオフした場所には予定通り10時に着いたのですが、既に後ろからの風が入り始め、平らな場所で助走距離が4m程しか無く、無風でギリギリな場所…

子供達10人程が集まって来たので、是非とも飛びたかったですが、飛ばない判断は正解です!

日射角など考えると、あと1時間早く行かないとダメですね… それか風が無くなった夕方。

以前の2回は朝早くと夕方に飛んでました…


今日は、新たに見つけたここからテイクオフ。

普通のグライダーなら難しい場所ですが、Ibex なら可能!

私がグライダーに最も要求するものは、正にこれです!


ホクシンの丘を飛んで下ります。


セティ リバーを超えた、広大な大地までフライト。


ランディングは高圧鉄塔の並びと、風向きに注意して下ろしました。


雄叫びの後、ホッと一息…


グライダーを方ずけた後の、この時の感覚が一番の魅力でしょうか…

テイクオフに神経を使う場所である事は分かっていたので、登る最中は勿論、昨夜から緊張感がありました。

無事 飛び終えて、歩いて帰るこの時が一番 楽しい!

朝7時にスタートして、予定通り12時に帰って来ました。


今日も真っ青な空。


刈り終えた田んぼの中、感謝の意味で天にストックを差し出す。


天日で乾かした稲を運ぶ村人たち。


ネパールの風景



最近 強く感じるのが、自分のスタイルは普通のパラグライダーとは対極にあるという事です。

自分のスタイルは、如何に安全に飛んで下りられるのか!なので、危険度の高いテイクオフとランディングへの意識が90%あり、最も安全な空への意識は10%です。

普通はその逆で、如何に空を飛ぼうか… パラグライダーは 空への意識がほとんどなはずです。

自分のスタイルを極めて行く事で、新たなパラグライダーの世界が見えてくる… そう感じています。

そのヒントはインドの旅で見つかるはずです

右がアンナプルナⅡ、左がアンナプルナⅣ
(今日 家の屋上から撮影)


裏側から見ると、こんな感じです。
(アンナプルナ一周、ピサン ベースキャンプ4200mにて)

壊れた自転車がまだ直っていないので(自分なら10分で直せるのに…)、昨日に続き今日も歩いての通勤…

この道は歩道で、自転車ではあまり通らないのですが、今日 初めて気付いた。 レイクサイドからもダウラギリが見えるんだ… で撮った写真。

I phon の写真では分かりにくいですが、彼方にダウラギリの頭が見えています。

それだけ空気が澄んでいて、遠くまで見渡せると言う事で、ネパールは今 一番 美しい季節を迎えています!


一本目はオーストラリア男性と飛びました。


テイクオフ場でビックリ!彼が流暢な日本語で話しかけてきました。


実は彼、オーストラリアで日本語の先生をやっている方でした。


今まではヨーロッパ アルプス、スイスで見た山が一番だと思っていたけど、ここもいい!標高が違う… と言っていました。

8000m級の山が見える場所はなかなかありません!

世界で8000mの山は、ヒマラヤだけです。


今日は2本だったので、その後はダムサイドに帰り、美しい景色を堪能しました。


湖にヒマラヤが薄っすらと映っています。

日中に映ることは稀で、空気が澄んでいて、青空が映えているからだと思います。


右にあるのが今住んでいる家で、自分は3階に住んでいます。

この家からの景色は最高ですよ!


家の手前にはゴルフ練習場があり、開けていて、ヒマラヤが一望できます。

屋上から澄み切った空を見上げる.....

東にあるこの山々がどの山なのか?知らないが.....

遠くにある為、こんなにはっきりと見えるのは、空気が澄んでいて、雲がない時だけだ。

職場のサランコットとアンナプルナ サウス。

神の山マチャプチュレとアンナプルナⅢ。

夕暮れ時のダウラギリ。

満月まもなく。

後ろを見ると、クリスティーからホクシンの丘が見えます。
  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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