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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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何もしないで、一カ所に何日間も座り続ける事が私に出来るのだろうか?

悟りのヒントに「何もしない」、その行為があるのではないか…

何かをする事で人は安心できる。

何もしない事は不安で仕方が無い。

今日はこれだけの事をやった!明日もあれもあれもやらなければいけない。
忙しい忙しい忙しい‼ 気が付けば年の瀬…

それは生きている事の証でもあるのだが、同時に生きる事である「今」を感じられるその瞬間を失っている… そう感じてならない。

無意識ではあるが、その安心を求め、私は42年間 生きてきました。

3月 インドの旅も「悟り」の為 何かしなければならない!
そんな思いもあり、仏陀の後を追いかけ、母なる河 ガンジスの源流を目指す… そのつもりでいます。

しかし「何もしない」事への真意も探したい。

静と動をはっきりと分けて、インドを歩きたい…

仏陀の聖地を巡る前半は「静」、
そしてガンジス源流を目指す後半は「動」。

自分はアドベンチャー パイロットです。
パラグライダーを背負い、テーマを持って旅する事は私のスタイルです。

前半はパラグライダーで飛ぶ事はないかもしれないが、パラグライダーを使ってやれる事はいくらでもあります。

後半はアンナプルナ同様に山を登っては飛ぶ事になるだろうが、決して飛ぶ事が今回の最大の目的ではありません。

何カ所 飛びたいとか、標高に対するこだわりもありません。

こだわるのならば、それは自分のスタイル!
テーマを持って、パラグライダーと共に旅をする自分のスタイルです。


あの頃と違い… 達観した自分がいます。と同時に不快感を露わにする自分もまだいます。

自分はあと何年 生きられるのかは分からないけれど、残された人生の観念「柱」がこのインドの旅でできあがるに違いありません。


カトマンズにあるイミグレーションからの景色…

今日はパスポートを取り返すべく、イミグレーションへ行ってきました。

1週間前に訪れたうちのパイロット バリーからの情報や、ネパールという国を考えると、丸一日かかるだろう… と思っていましたが、朝10時〜夕方4時まで計6時間イミグレーションにいました。

そして無事 パスポートを取り返す事が出来ました。

罰金は4万円程ですが、インドへ出なくてはいけないし、稼ぎ時の時期 10日間 働けないので、そんなこんなを考えると今回 20万近くの出費になりました…

しかしこれは頭で考えるからそう思ってしまうのであり、お金は所詮 紙切れ。
インドへ行ける機会が出来た!その経験こそが全てだと思っています。

さあインドへ‼


最初2時間は相手にされず、その後 計5カ所の部屋を行ったり来たり…

もう二度とないであろう… そう願う、一日イミグレーション 生活は楽しくはないけれど、ネパールの役所姿が垣間見えて、ネパールをより知ることが出来ました。

これ仕事しているの? でもいいや。

これでも一様 国は成り立っています。


3ヶ月ぶりに手元に戻ってきたパスポート。そしてたった2日間だけのビザ。

12月30日までとなっていますが、出国は31日…

しかし何の問題もありません!


パイロット仲間のポーランド出身 サブリナも今日 来ていました。

以前にも紹介しましたが、彼女はこの後 台湾へ向かい、英語を教えながら、タンデムの仕事を探しながら、数ヶ月 滞在する予定だそうですが…

どうなるのか分からない… と言っていました。

後先の事など誰にも分からないし、そんな事は考える必要はないと思います。

台湾での健闘を祈ります!


朝から何も食べていなかったので、終わってすぐに近くでモモを食べました。


その後はタメルまで、約30分 歩いて戻りました。


至る所で土砂崩れでは無く、建設作業中… この砂はセメントと混ぜて使うものです。


タメルに戻って来ました。


タメル…慣れないと、歩くだけで疲れてきます。


夕飯はチベット料理店。

まずはトマトと豆腐のスープ、ラッシー(飲むヨーグルト)、コーヒー。


そして水牛とジャガイモのスープとライス、ティー モモという蒸しパンを食べました。



明日は一日オフで何もする必要がないので、何もしません!

カトマンズの狭い範囲でゆっくりします。

今日は午前中に1本 仕事をして、午後からカトマンズへ向かいました。









ポカラのツーリスト エリアであるレイクサイドは、今日から年末恒例のストリート フェスティバルが始まり、賑わいを見せていましたが、カトマンズのツーリスト エリアであるタメルは極普通のいつものタメルでした。

ツーリストの9割はカトマンズ(タメル)は嫌い、ポカラ(レイクサイド)は好き… と答えます。

カトマンズは首都であり、人や車も多く、ゴチャゴチャしていますが、世界遺産が多くあり、見て回る所は沢山あります。

ポカラは世界遺産は一つも無く、見て回る所もあまり無いですが、ヒマラヤと湖があり、自然に囲まれた街です。

全く違った街であり、私はどちらも好きですが、住むなら断絶ポカラです!

明日はイミグレーションへ行って、罰金を払ってパスポートを取り返してきます。

無事に事が進むのを願うばかりです。

ポカラでの6ヶ月で、今までで一番 力が抜けた感じでカトマンズに来られています。

やってきた事への自信と時間の流れが、そうさせているのだと思います。

9年前に初めて訪れたインドと今回のインドでは、あの頃と明らかに違う自分に出会える… でしょう。

その為にも明日はパスポート‼


こちらは今日から始まったポカラのストリートフェスティバル。
明日は1〜2本 仕事をして、夕方にはカトマンズへ向かいます。

翌日にはカトマンズのイミグレーションで罰金を払い、パスポートを取り返して… がネパールだから一日かかる。

そして30日は祝日なのでイミグレーションは空いてないので、前日の29日が駄目だったら、インドへ向かう当日 31日がラスト チャンス…

この日が駄目だったら?

知ったこっちゃない! 国外退去を諦めポカラに戻り働きます。
丁度 忙しい時期だし…

無事に国外退去できるのがいいのか? 帰って働ける方がいいのか?

なるようになれ!です。
















明日で仕事は一旦 お休みになります。

カトマンズとデリーとハリドワールで10日間。

6ヶ月 同じ所を行ったり来たりしながら飛ぶだけの日常だったので、今は精神的に少しテンションの上がらない鬱状態…

パラグライダーを始めて5年間… 6ヶ月間このような生活を続けたのは初体験でした。








今年中に国外退去しないといけないので、インドへ出る予定ですが…

とりあえずインドについて、多少の情報は仕入れてないと壁に体当たりする事になるので、訪れるデリーとハリドワールの最低 情報はインプットしました。

間違いなく何かが起こりますが…


デリー近郊


ハリドワール

今回の突然インドにやって来ました!のテーマをせっかくなので決めました。

「インド」直にその世界で、3月に迫ったインドの旅を考え、見つめ、そして感じて、その答えとなるヒントを見付け出す事。

3月はインドの中で旅する場所は決めているので、そこに「悟り」と「パラグライダー」と「旅」をどの様に結び付けていくのか?

3月のインドはそこへの挑戦になります。




今日はビザ取得などに必要な証明写真を撮ったのですが、フォトスタジオでは無く、普通のスーパーマーケットでの撮影…

白い布を広げ、その前での撮影でした。


このデジカメとパソコンを使って写真をコピー…


こんな感じの写真(左)になりました。

右の写真はネパールのフォトスタジオで撮ったものですが、日本では色付きメガネは禁止ですが、ネパールでは問題ないそうです…


かなり古いSDカードやバッテリーの充電器… 誰か買うの?


Nipon と書かれた扇風機もありました… 何故 1台だけここに?


今回はMountain Dax のPillar50でもスカスカの荷物。

荷物が軽いと気も楽だな〜

明日の今頃はカトマンズです。

晴れマークの天気予報のはずが、ドン曇り。
日射の届かないポカラの街… しかし雲の上は快晴でした。


ご覧の通り、サランコットに上がれば雲海が広がり、天気予報 通りまさに晴天でした。


ポカラでも朝は5度以外に冷え込み、前日までの晴天による放射冷却で、冷気が下に溜まったまま。

そしてそこに雲が一面 張ったものだから、晴天の太陽の光でさえこの雲を突き破る事が出来ませんでした。


そんな視界ゼロの中に突っ込んで行くタンデム… 軽蔑すべきパイロット!

こんなプロ意識の無いパイロットがいるのも事実です。

仮に99%安全であったとしても、お客さんを乗せて私達は飛びません!

大丈夫が99回続いても、100回目には事故が起きる…

雲の中を飛ぶ事はとても危険な事であり、目隠しして飛んでいるのと同じ事です。

先日 亡くなった韓国人パイロットは、彼の意識の欠如で、その1%がたまたまポカラで起こったのであり、必然でした。

この状況で飛んだパイロットも同じ事!

結果がどうこうではなく、明確な判断基準を持つ。

そこへの意識がプロであるべきパイロットが、お客さんと飛ぶ事が出来るタンデム パイロットです!


こちらはヒマラヤ サイド。

フライトはもちろんキャンセルしました。


お客さんには残念でしたが、帰り道でヒマラヤと雲海を記念撮影。

雲海とヒマラヤが同時に見える事は年に数える程度しかなく、この景色を見えただけでも価値はありました!

サランコットに上がらなければ、たたのドン曇りの一日でしたから。


そして今日はその後、Nirvana スタッフ 皆でローカル チキンを食べにノーダラまで行きました。


途中で寄った七面鳥ファーム。
しかしここでは料理してもらえないとの事で移動… 見学だけ。


ノーダラにあるローカル レストランへ行きました。


これがネパールです!

レイクサイドのレストランは世界どこにでもあるレストラン…

ネパールにいる実感に浸れました。






そして夜は、これまたネパールなダンスバーに連れて行ってもらいました。

2年前にもTeam5で働いていた時、同じ様なダンスバーに行きましたが、恥ずかしくて余り踊れませんでした…

が今回は汗をかきながら皆と一緒に踊りました。


ネパール ダンス!
パラグライダーのパイロットとして生きている…

と言うと、聞こえはいいかもしれないけれど、実際はそうでもない。

短期間、期間限定ならば楽しいだろう。

しかしこれを何年、何十年と続けていくには覚悟が必要になる。

しかも異国の地。色々な事があり、失望もし、憤りもあり、その中でもちろん楽しい事もある。
そしてその変化に対応していかなくてはならない。

ある意味 自由な世界だが、フライトも含め、「籠の中の鳥」の様な日々でもある。

だから皆 年に何回かは、ポカラを離れ籠の外へと飛んで行く。

今は忙しく無いから、今日も1本飛んで昼からは自由だ…
しかしいつお客さんが来てもいいように、籠の中で時間を過ごしている。

生活するとはこう言う事なのだろう…

パラグライダー パイロットもサラリーマンもそんなに変わりはない。

ただ少しの時間と自由が、サラリーマンよりはある、日本よりはあるのは事実です。

それを生かすも殺すも自分次第。

この環境があるから自分のスタイルが生まれたのだし、年に何回かはパラグライダーを担いでまだ見ぬ世界を旅する。

インドで果たし何が出来るのか? 何が見つかるのか?


オフィスにはボランティアで届いた多くの荷物がありました。

ネパール版 サンタさんが各学校に配るのでしょうか?


フライトは最後 湖の上を飛びますが、そこでの飛び方は二通りあり、ゆっくり景色を楽しむのか? グルグル回すのか?


お客さんに伺う、又は状態を見ての二者択一。


グルグル回すとある意味、大変な感覚を味わえますが…

あくまでもお客さんの様子を常に伺いながら!
自己満足はプロとして失格です。


気持ち悪くなってしまったなら、苦でしかないのが実際です。

20〜30分のフライトで、その辺を見極めるのも仕事のうち。
あくまでも時間は目安であり、そこには拘りません!


昔から日本人に人気のあったDBモモ レストランが移転します。

場所はNirvana ブランチ オフィスのすぐ近くになります。


どんな写真が撮れるのか? は、お客さんの表情によっても変わってきますが、もちろん経験も必要になってきます。


条件がよく高く上げられれば、写真もビデオも余裕を持って撮る事が出来ますが… 上がらない時に如何に売れる写真が撮れるのか?

そんな条件でも心に余裕があり、段取りがしっかりしていないと写真は上手く撮れません。

タンデムの世界はこれでパイロットのレベルが分かってしまうと言っても過言ではありません。


色々なお客さんと飛ぶので、それを通してパラグライダー以外にも色々と考える事が出てくるのですが、やはり形にはまってしまった考え方「概念」は良くない。

例えば、インドやネパールは宿を予約しないで出向く方が幸せな国であり、それは問題が起きるからであり、決めてしまっていたら状況に臨機応変に対応出来ないでしょう。

そして宿 選びも、それまでの考えに固執しないで、まあいいか! で大体の所に決めてしまった方が幸せになれる。


次の挑戦が何故インドなのか?

私は日本人です。その日本の常識や考え方、概念が全く通用しない世界がそこにはあるから!

人は環境に左右される生き物だから、その環境は自分で探し、選んでいくしかない。




今日2本目はまさかの午後4時のフライトになったけど、お客さんが来れば飛ぶ! それに備えて籠の中で思いのまま過ごしています。

なんだかんだ言ったって、自分で選んだ人生なのだから、生きていて楽しい!

それしかないと思います。



それしかない。

どんな仕事にも楽なものから大変なものまであり、この世界でそれに当たるのがコンディションとお客さんになります。

大変なコンディションから楽なコンディションまで…
大変なお客さんから楽なお客さんまで…

大変なコンディション(風が弱い)に大変なお客さん(重い、走れない)と飛ぶ時が、プロとしての真価が試される時であり、そこで納得してもらえた、自分で納得できる仕事ができた時が一番 充実感を感じます。

そこから逃げるパイロットは成長できない!


バングラデシュのお客さん。


各パラグライダー会社にはグライダーの売り買い情報が貼ってあります。

今日マウンテン ホークで働いていた女性パイロット サブリナが、ここを離れ台湾に行くとの事で、今まで使っていたグライダーを買ってくれる人がいないか? 紙に印刷して持って来ました。

彼女は流しのタンデム パイロットらしく、以前はアラスカで250本、そしてここポカラで250本、計500本このグライダーで飛んだそうです。

500本飛んだグライダーを5万5千円での販売…

新品を買えば30万以上しますが、このグライダーの寿命はあと100〜200本だと思うので、使えるのは2〜3ヶ月でしょうか…

ポカラで1シーズン働いたそうですが250本… 厳しかったようですね。

明らかに外国人パイロットには厳しい環境になってきているので、新たな生き場を求めて台湾へ向かうそうです。

台湾ではタンデム フライトと英語の先生をしながら生活していくそうですが、きゃしゃな女性にとってこの世界で生きていくのは男性以上に大変な事だと思います。

でもまたそこが魅力なんでしょうね。

私もこの世界で生きていく以上、プロとしての強さを身に付けていきたい!

一番必要なのは技術では無く、強さです。

新しいメガネを作りました。


Ray-Ban… ?


韓国人はよくこの形のメガネをかけているから、日本人には見られないかも…

4000円程でした。
自分はパラグライダー パイロットだが、飛ぶ事が最大の目的では無く、新たな地をパラグライダーと共にテーマを持って巡る… そのテーマこそが最大の目的になります。

それを実践するのが来年3月のインドであり、「悟り」をテーマに仏陀の聖地、母なる河ガンジス、そしてガンジスの源流を目指します。

形の無いものへの挑戦なので、自分の中にある概念を取っ払って、インドを歩んでいきます。

これがパラグライダー パイロットとしての私の在り方であり、ここにいる意味にも繋がっていくと感じています。

その意味でも12/31〜1/6のインドは、その世界を感じる為にも、貴重な1週間になると思っています。

「悟り」のインドまで、あと2ヶ月です。


仏陀の聖地


ガンガー


ガンガーの源



仕事であるタンデム フライト 1本1本も、そこへ繋がっていきます。




オフィスで働く? レッサム18歳と親戚の女の子。

朝の風景


ここ2〜3日はこんな感じで白い…


湿気が多く、日射もある程度あると条件はいい。
あ… なるほど、そうなんだ!

目で見て、肌で感じて分かる日々です。

しかし午後を過ぎると空は完全に雲に覆われ、風も終わります。

夕方には1ヶ月半ぶりに雨もパラッと落ちました。


シンガポールに移住したインドの家族でした。


最近はジープがオフィスの前に止まっている事も多い。



過去、「5+5=?」の世界に生きてきたから、その答えは10しかなかった。
答えはひとつだった。

それは分かりやすく、ルールとしてその概念があり、誰もが同じ考え方の中で生きていける環境だった。

現在、一番の違いはここにある!

今もこんな事があった。

ほんの数日前は「国外退去の一週間前には罰金を払い、パスポートをもらわないといけない!」だったのが、たった今 180度 全くの正反対の情報が届いた。

「パスポートをもらった後は2日以内に国外退去しなければいけない!」……?

明日からカトマンズへ行く予定を突如 変更しなければならない。

自分は忙しい年末と年始どちらかは働きたいから、12/31出国にして年末は働く予定だったのに…

こんな事なら年末にインドに行って、1/1にはネパールに戻って年始には働く選択をした… 罰金も5000円程 安くなる。

結局 年末から年始、最も忙しい1週間を空ける事になってしまった。

暇な時に居て、忙しくなったら出て行って、帰って来た時には又 暇になっている…

29.30日は知り合いの日本の団体さんがお客さんで入っているのに、日本人の私はここにいない…

これは「?+?=10」の世界だ。

無限にある「?」である答え…
しかしそこに答えはもはや存在しない。

変わり続けるという事は、そこにはルール「形」が何も無いという事だ。

出国の2日前にイミグレーションに行って、そこで何かが変わっていたら… 何かが起こったら…

今年中に国外退去 出来なくなる。

どうするのか?

何の心配もない!

無限に「?」の答えがある、また変えられる世界にいる。

全ては変わり続ける、その環境にいるのだから。

この違いに憤っていた自分よ、サヨウナラ。

どうにでもなるし、どうにでも出来る!

これは「素晴らしい世界だ」と思える自分に乾杯しよう!

変わり続ける。


5ヶ月以上 給料の計算をしていなかったので、今日オフィスでオーナーとしました。

いつも何かしら抜けていて、自分の計算と合う事は無い。

今回はXC3本とノーマル1本が抜けていた。

それでも結局6000円程 合いませんでした…

そして毎月引かれる空港税が9000円に上がっていました。


新車を購入したそうだ…


5万円の自転車。


バングラデシュでのビル崩落。

以前にも紹介した写真ですが、この写真がアメリカの CNNテレビで「今年の写真 2013」として放送されていました。

生と死… 愛… 絆…人生…この世…

12月に入ってから、ここでも生と死に直面しています。

韓国人パイロットの死に、ソナムの結婚、新たな生命の誕生。そしてつい先日、今住んでいるここの家のお婆さんが亡くなりました。

この写真は「人生とはどういうものなのか…」を教えてくれている様に思えます。


ものは考えようだ。

不法滞在によってネパールを一度出なくてはならず、突如 訪れたインドへの旅…

僅か6日間の旅だが、その間にこの地を訪れる事に決めた。

ハリドワール。

ハリドワールはヒンドゥー教の聖地であり、首都デリーから北に250km。電車で約5時間の場所にあります。

そしてここからガンジスの源流を目指して北上する事になるであろう3月。

3月の「悟り」を求めたインドの旅は、前半は仏陀の聖地を巡り、後半はガンジスの源流を目指す旅になりそうです。

なのでこのハリドワールは後半の出発地点であり、そこを訪れイメージを膨らましておきたい。
その風を感じておく為にも、ハリドワールを訪れる事に決めました。

今回はグライダーは持っていきませんが、3月に向け常に飛べる場所を意識して行動します。

ロープウェイで登れる山があるので、そこも観察して来ます。

そこから飛べれば、ガンジスの中州に向け飛んでいけるかもしれない…

パラグライダーの概念をぶっ壊した旅がしたいので、飛べなくてもパラグライダーと共に旅をする「新たな世界」を目指します。

でもそれは3月。

今回はネパール政府がくれたプレゼント… ⁈ と思って、インドの風に吹かれてきます‼

インドは大変だろうな… だから楽しみです。


http://chaichai.campur.com/holyganga/haridwar001.htm
昔から見ていた柴田さんのホームページです。

何の意味があるの?か、歩道の淵を白黒に塗り始めました…

そしてこの通り。

バイクを少し後ろに押せば済む事なのに、そんな事 気にしないから…

至る所でバイクのタイヤが白黒に塗られていました。

白はアンラッキー? 黒はラッキー?

白に塗られて「今日はついている!」
って思えたのなら、あなたは幸せな人生を送れるでしょう。

鳥の糞が自分に直撃したら、皆ラッキーだと言っている。

そんな迷信もあるそうだ。



今週末に罰金を払いパスポートを奪い返しに、カトマンズのイミグレーションへ行きますが、全く信用出来ないし、していない…

本当にイミグレーションにパスポートが保管してあるの⁇

イミグレーションへ行っても係員は「私は知らない。政府に自分で確認してくれ… 」

そんな事 容易に想像出来る。

で結局カトマンズで何日も過ごす羽目になる… その間 仕事が出来ない…

うちの会社に聞いても誰も分からないのだから。

何の正しい情報もない。だから不法滞在になったのだし…

まあいいか!

そう思えたのなら、あなたは幸せな人生を送れるでしょう。
今年中に一度ネパールを出ないといけないので、12/31〜1/6まで一週間、インドに行く事に決めました。

インドの首都デリーとヒンドゥー教の聖地 ハリドワールに行く予定です。


カトマンズ〜デリー 往復チケットで、約18000円。

航空会社の名前がスパイシー ジェット…⁇

インドです。


















先日はソナムの結婚式に行って来ました。


生後11日目の赤ちゃんを抱く叔母のサヌー、姉のモニーサ16歳。


ツーリスト バス ステーション。

5ヶ月半… 基本 半径2km 圏内での生活と、職場であるサランコットを行き来する毎日…

少し気分が鬱気味になっていて、気持ちの張りが無くなってきている。

そこでツーリストがポカラに到着する場所、ツーリスト バス ステーションに行ってみた。

初めて訪れるポカラ… その高揚、緊張感がツーリストから垣間見える。

自分もここに帰って来る時のあの高揚感が、ここに到着したツーリストを通して少し甦ってきた…

あの感覚が今一番 必要であり、ポカラを少し離れたい気持ちはある。

しかし3月に一ヶ月 インドを旅する事は自分の心、魂の中に強くある。

予定外の出費も重なって、しばらく何処に行く気になれない。

せめてバイクがあれば、気分転換に少し違う世界に行けるのに… バイクは必要だ!


マナスルと満月

不法滞在、そして今年中に一度ネパールを出なくてはいけなくなった。

どうしようか? 考えた。

しばらくポカラを離れたい気持ちもあり、日本へ帰る事やタイへ行って休養する事… インドは今からではビザが間に合わない。

そして何処かに行って滞在すれば仕事も出来ず、罰金も含め30万近くの出費になる…

そうなると3月のインド 1ヶ月は難しくなる。

その1ヶ月は仕事も出来ないので、やはり30万近くのマイナスになるから…

決めた!最もお金を使わない選択でいきます。

12月31日ネパールを離れバングラデシュへ。そして年をまたいで近日中にネパールに帰って来る。

バングラデシュのビザがどうなのか?調べないといけないが、これが一番 お金がかからない方法で、仕事が出来ない日を計算しても、罰金も合わせ15万以内で済む。


話しは変わるが、昨夜ネットでたまたま派遣社員の足切りを見た。

一日何台 生産を上げても、会社からは感謝の言葉ひとつもらえない…

月の収入12万円、そして足切りで職がない…

自分も派遣で働いていた時期があったので、その頃と今を比較していた…

パラグライダーで大空を飛び、お客さんと喜びを分かち合い、ありがとう… の感謝の言葉をもらえる仕事。

昨日は久しぶりに3本飛んだが、3本目が入った時、正直 飛びたくなかった…

しかし派遣労働、あの頃を思い出す映像を見て感じた。

日々の中で忘れているんだろう… この仕事の意味を、そしてお金をもらえる事の幸せを。

そして今回の事で、インドへの気持ちがより強くなりました。

3月のインドの為に、今回は出来るだけお金を使わない選択をしました。

日本には来年 6月に帰る予定です。

Ps インド デリー空港では到着時にビザが取れるようなので、新たな地 バングラデシュか? 魂の地 インドか?

どちらにせよ短期滞在になりますが、私はどちらを選ぶのだろうか?
果たしてここまで馬鹿にされて、この国にいる価値があるのだろいか?

外国人パイロットはこれから考える事になるだろう。

私は今日 初めて、自分が不法滞在者である事を知りました。

そして罰金を払い、国外退去となりそうです。

私だけではありません。ここで働く多くの外国人パイロットが同じ事になっています。

しかし私達は政府の言う通りにしただけであり、責任があるのはパスポートを2ヶ月以上も預かり、今まで何もしてこなかった政府にあり、期限が切れていないビザも2ヶ月も経てば、ほとんどのパイロットはビザは切れてしまい、パスポートは返って来ないわ、ワーキング ビザが出来ているのかも分からず、そしてビザが切れて2ヶ月近く経っている今日、自分が不法滞在である事を知りました。

自分は政府のインタビューもメディカル チェックも受け、てっきりワーキング ビザで働いているものと思っていました。

少し不安はありましたが、パスポートを預かり続けている政府が、全ての切り替えをやってくれているものと思っていました。

政府にパスポートを提出した時は、ビザはまだ切れてなかったので、どう考えてもおかしく、どう考えても責任は政府にあります。

政府がパスポートを受け取った時点で、責任は私から政府に移行したはずなのに… 何の情報も無く、今になってビザが切れているので罰金を払え! はどうしても理解出来ません。

パスポートが手元に無いのに、どうやってビザの更新が出来ますか? まだ2ヶ月 更新する事ができたのに!

自国に帰りたくても、パスポートが返って来ないから帰れないパイロットも何人もいます。

仕事も無く、お金も無く、帰りたくてもパスポートがないから帰れない…


ワーキング ビザは3ヶ月だそうです。

分かりますか? 同じ事です。

ワーキング ビザを取る為には、パスポートを一度 政府に預けなくてはいけません。

そう、また同じ事が起こります!

パスポートを返さず、不法滞在に仕立て、罰金を懐に入れる。

3ヶ月ビザならば半年や一年と違い、短い期間でお金を懐に入れる事ができるからです。

果たしてこんなに馬鹿にされてまで、働きたいパイロットがどれだけいるのか?


日本ではあり得ない‼ と、日本を引き合いに出す事 自体が可笑しい事である…

10年。そしてネパールに住むようになって分かったつもりでいて、分かっていない事はこれです。

例えば一年365日や一日24時間、月火水木金土日、人生そのものの時間に対する概念や、どうでもいいと思える感覚の範囲。

しっかりしなさい… て、何をどうする事なのか?

分からなくなってしまう事が沢山あって、つくづく自分は日本人なんだと感じてしまいます。

インドはネパールの比では無い… と聞きます。

楽しみにしていた3月のインドも、今 突如 海外に出ないといけなくなると、収入面を考えても、考え直さなくてはいけません…


海外旅行でネパールに来て感じるネパールと、ここに住み続けるネパールは全くの別ものです。

不法滞在者となった今、私はどうしたらいいのだろう?

大丈夫です。
私達も馬鹿では無いので、何かの運動を起こします。

こんな状況を笑って楽しめる懐が無い限り、ここでは生きていけません!

また明日以降、状況をお伝えします。

今日の時点では不法滞在、国外退去になっています。
当たり前になった仕事であるタンデム フライト。
それがふと客観的に見えると、途端に不安を覚える事がある。

もう1200本近くお客さんを乗せて飛んできたフライトだから、極普通に仕事として飛ぶ事は出来るのだが…

時間に余裕ができ、一度 自分を離れ、自分が知るプロ パイロットのタンデム日記などをネットで見ていると、自分が同じ事をやっている… そこへの不安を感じる時がある。

自分を客観的に見た時に感じる不安…

それは毎日 飛び続け、経験を積み続ける事でしか解消出来ないものだと思います。

今日も視界の無い空で、自分の仕事は無かったので、完全に仕事モードから離れ、午後2時過ぎにYeti に行きがてらブランチ オフィスに寄ったら、そこにお客さんが…

仕事で使うカメラも持って来なかったし、ズボンは薄手のトレパン、ご飯も食べてなく空腹…

でしたが、カメラは他のを借りて、そのまま飛びに上がりました。

しかしこの1本で自分のメンタル面、お客さんの運動神経を見抜き、それに合わせたランディング スタイルなど… 凄く学ぶもの、感じる事があった1本になりました。


経験に勝るものはなく、飛び続ける事でその世界はどんどん広がっていきます。

がしかし、飛ばない日やその時間がある事で、自分を客観的に見る事ができ、不安を覚える事で原点に帰れる。

プロであるべき仕事への「敬意」と、そこへの「戒め」…

まだパラグライダー人生は始まったばかりです!


今日は曇り空で日射も無く、風があり、肌寒い一日でした。

お客さんは1人だけ… で、私の仕事は無かったので、ネパール人の原点に還って、通りに座り、行き交う人々をひたすら眺めていました。

これはネパールでよく目にする光景で、何もする事が無く、座って会話をしながら時間をやり過ごす…

そして、ふとこの言葉を思い出しました。

常に何かをしなければいけない環境に今は有りません。

焦って生きる事はここには無いので、その流れの中で生きています。


生後8日目の赤ちゃん。

幸せな人生を歩める様に、ありったけの愛情を注がれて生まれて来ました。


Yeti の末っ子 サガール。
赤ちゃんは叔母の子供です。



何かに固執する事は良くない!

姿、形は自由に変えられる方がいいし、常にパラグライダーの事を考えて生きる人生なんてつまらない!

それはあくまでも一部分に過ぎず、何かを「悟る」為のひとつの手段であり、仕事であり、糧であり…

世界はそんなに狭くは無いと思っています。

何か特別なものは必要なく、ごくごく普通の生活の中で、ありきたりの幸せを感じて生きていければ…

それが一番の願いです。

やっている事は人それぞれ違えど、そんな事は重要では無く、何処にでもある平凡な幸せを感じて生きていられたのなら… それに勝るものは無いでしょう。










夜のオフィス

あと4日でソナムの結婚式という事で、昨日は靴を買いにマヘンドラプルまで行きました。

イタリア製のつま先がシュッ としたやつを買いました。

結婚が突然だった(アレンジ結婚なので、ネパールの結婚はいつも突然です…)ので、服を仕立てる時間が無く、今回も前回 Yeti のスニータが結婚した時に着た服を、Yeti のケシャブから借りる事にしました。

トピー帽子は自前です。


今回もこんな感じです。
今日も2本 仕事をして、ランチをSweet memorry で食べ、ブランチ オフィスに寄って… ダムサイドに帰って来たのが夕方4時頃。

ダムサイドの公園でブラブラして、目の前にあるヒンドゥーのお寺での結婚式を少し見て、アニールでの夕食…

今日で12月も11日…

時間だけが過ぎ去っていく。

1週間ほど休んで、大切なものを探しに何処かに行きたい… のが正直な感想です。


ダムサイドにある日本食レストラン、アニール モモ 屋上からの眺め。

左側に私 住んでいる家も写っています…


アニールの愛娘 アニーサ6ヶ月。

しばらく見ないうちに、顔がしっかりしてきた…

皆 家庭を持ち、家族が増えていくのを周りで当たり前の様に見ていると、自分が失っているものを強く感じます。

昨年12月にダージリン、シッキムを旅して、自分が失っているものにハッキリと気付いてから1年が経とうとしています。

日本では周りでも多くの人達が結婚してなく、違和感を感じる事は無かったけれど、ここに居ると家庭を持たない人生は、大切なものを失った人生に感じてならない…

どちらの感覚がより素晴らしいのか?

それはネパールだと思う。



仕事で使っている手袋に穴が空き、空中 写真を見てもかっこ悪かったので、新しいのを買いました。

指先の感覚はとても重要なので、出来れば素手でコントロールしたいのですが、ラインで指を切る事もあり、安全の為と防寒の為に手袋をします。

自分は触覚の様に、人差し指をラインに添えてコントロールするので、手にフィットして感覚の伝わる手袋を使います。

この手袋はそういう意味ではOKでしょう。

明日から早速 使ってみます。


そしてガスも購入しました。

キッチンが離れにあり、コーヒーを沸かすのに一々出て行くのは面倒だったので、アンナプルナでも使ったガスを買って、部屋で沸かせる様にしました。

コーヒーを沸かすくらいなら、これ一つで1ヶ月位 使えそうです。


私の I phone の待ち受け画面はボリウッド スター カトリーナ カイフですが、写真を撮ろうとした時、奇跡的に待ち受け画面が写真に写り込みました⁈

もう二度とこんな事は出来ません。

12月10日 18:53 の事でした。
  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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