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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2013/05/08 (Wed)
24日目 コクヘタンティ〜ティティ(フライト)〜ルプセチャハラ
今回のアンナプルナ一周で一番出会いたかった山、それが最後に訪れるダウラギリ8172mだった…

朝日と朝もやの中、ティティ レイク裏山を登る…

出会える可能性は朝、しかも天気がよくなければ8000m級の山は完全に雲に隠れてしまう。

日本にいる時から地図を眺めてはダウラギリが見える場所を探していた。
そしてそこから飛べる事を強く望んでいた。

麓からでは雲に蓋をされ見る事が出来ない…

「ティティ レイク」この周りの何処か近くの山からテイクオフ出来れば、雲の上を覗く事が出来れば、ダウラギリを正面に見て飛ぶ事が出来る… その為の場所探しが一昨日、昨日だった。

計7時間歩いてその場所を見つけた!

朝日で輝くダウラギリ…

そして今朝、神様が微笑み、最高のロケーションの中でダウラギリに出会う事ができた。

8172m ダウラギリ‼


テイクオフは下の方ではなく、上のカルカから。

昨夜 地図を眺めては計算をし、Ibexでも間違いなく森を超え、ランディング地点のカリガンダキまで飛んで行ける! そう確信していた。

昨日は微妙だと感じたその距離も、今朝カルカに上がって眺めると、必ず超えられる! そう感じた。

ダウラギリ…


昨年、世界にある8000m級 14座を日本人で初めて制覇した 竹内 洋岳 が最後に 登りつめた山、それがダウラギリだった。

ダウラギリ…


ポカラから見えるその微かな姿でさえ威厳を感じ、サランコットを飛んでいる時もいつも視線はダウラギリを追っていた。










神様がいて、ダウラギリに会えて、その空を飛ぶ事が出来た今日、それはアンナプルナ一周の成功を意味していた。

残るはプーン ヒルからのフライトだ。

プーン ヒルはアンナプルナを離れ、アンナプルナ全体を離れた所から眺める事ができるビュー ポイントだ。

いったん1000mまでに下がった標高も、プーン ヒルに登る事で3200mまで上がる。

このアンナプルナ一周をプーン ヒルで振り返り、プーン ヒルからのフライトを成功させ、無事ポカラまで帰る事が出来れば、このアンナプルナ一周の旅は終わりを告げる。

あと5日!

必ずアンナプルナ一周を成功させる!
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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