その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
2024/11/15 (Fri)
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2015/09/07 (Mon)
ベグナス コーヒー農園を視察。
今日は朝から、ベグナスにあるコーヒー農園に行ってきました。
ポカラから15km離れたベグナスから山道を走ること約30分、標高1100mの山の中にベグナス コーヒー農園がありました。
農園といっても、日本のような農園をイメージしないで下さい....
コーヒー農園を見たのは初めてですが、鬱蒼とした林の中に隠れるようにしてコーヒーの木々が生えていました。
A Model Sustanable Agriculture Farm(持続できる農園の手本)
この農園は「持続できる農園の形」として援助によって作られたようで、以前 アスタムにある「はなのいえ」のスタッフも視察に訪れたようです。
以前は野菜の栽培や養蜂などもやっていたようですが、今ではコーヒー栽培がメインで、少しの薬草栽培をしています。
今後はキウイ フルーツの栽培を始めるそうです。
コーヒー細断センター ロイヤル エベレスト 製粉所 ベグナス。
収穫時にはここでコーヒー豆の選別、乾燥、皮むきを、機械を持ち込んでやるそうです。
オーナーのスルヤ アディカリさん65歳にお話を伺いました。
30年前にスルヤさんがグルミ郡で働いていた時にコーヒーの木に出会い、地元のベグナスに持ち帰ったのが始まりだそうです。
当時は価値が余りなく、乾燥させる前のコーヒーチェリーが1kg15円程だったのが、今では1kg750円まで高騰。乾燥させグリーンビーンズの状態ではその何倍もの値段になるそうです。
収穫の時期は11月~3月までの5ヶ月間で、収穫が忙しい時期には村人10人ほど、それと海外から来るボランティアの人達で作業をするそうです。
ボランティアの人達は数日間の短期から、5ヶ月間の長期まで、この村に泊り込みで作業をするそうです。
今ではコーヒーの木も300本を超え、収穫量も1トンになるそうです。
コーヒー豆 収穫前の今は普通の村の生活で、牛とヤギが食べる草刈に出掛け、田植えの終わった田んぼの管理が日常。
ここでも空き家が増え、街に出て行く村人も多いとのこと。
そこに外国人が入り、農業ビジネスをしている外国人もポカラに何ヶ所かあるそうです。
スルヤさんの後に付き、林の中に入って行きました。
コーヒーの実は直射日光に弱い為、ネパールのコーヒー栽培のほとんどは鬱蒼とした林の中に、コーヒーの木が隠れて生っています。
濃い緑の葉がコーヒーの木。
枝にコーヒーの実が生っています。
まだ緑色ですが、これが赤くなる2ヵ月後には収穫の時期を迎えます。
この辺りに植えて4ヶ月ほどの苗が沢山あります。
今日のベグナスの森で聞いた音です。
最初はこの音が何なのか?分からなかった....
初めて聞いた虫の音色でした。
ここの村とアスタム村では随分と環境の違いを感じました。
先ずは林が鬱蒼としている場所がアスタムには少ない.... そんな印象で、果たしてアスタムがコーヒー栽培に適した場所なのか? それはアスタムで生活しながら、ラトナ コーヒーの日本人オーナーの話も聞きながら、地形を観察しながら....
あと、ポカラ近郊でも他にアディカリ村、ダンプス村、ニルマリポカリ村にもコーヒー農園があるので、見に行ってくる事は必要です。
このベグナス コーヒーのオーナーがコーヒーの苗を仕入れたグルミ郡は、ネパールで最初にコーヒー栽培が始まった場所なので、そこの視察も必要だし、テレビで紹介された池島さんのいるサンジャも盛んなので、そこに行って話も聞いてみたい。
先ずはポカラ近郊の農園を視察しながら、アスタムでの栽培が可能なのか?を判断して、それから.....
会社その三は「Astam Coffee Project」(アスタム コーヒー プロジェクト)になります。
何だこれは? 小学校の前にあったボード。
バングラディッシュ、インド、ネパールで雨水 地域の小さな農業システムに補強を加えた気候変化に対応できる強度のある建物?
何かの援助か?それとも無駄使い?
必ず丘の山頂には、どこの村にもヒンズー教のお寺があります。
そして、山奥にも小さな集落が必ずあります。
帰り道。向こうに見えるのがベグナス湖です。
そして、農作業をする村人。
私達がいつも住んでいる場所にあるフェワ湖は、雨の季節になると湖の色が茶色く濁ってしまいますが、ベグナス湖は美しいままでした。
ホンダ XC100でのドライブも随分と慣れました。
今週中には新しいバイク VR150 が納車なので、XC100、VR150、Yeti のPulsar180 と乗り比べが出来そうです。
帰ってから仕事が入り、1本。
まあ、色々と書きたい事はあるけれど....
うちの会社は3年が間もなく経ちますが、1人としてパイロットが他の会社に移った事はありません。
他の会社はパイロットの移動が結構ありますが、それは当然 不満があるから。
うちは自分とオーナー兼パイロットのクリシュナが気を使っているので、気難しい人や重いお客さんは自分達で飛ぶ事がほとんど。
経験上 お客さんを見れば察しがつくし、ポイントとなるお客さんは分かるので、そこを押さえて飛んでいます。
写真も気難しく渋っている人は子供だけの分は買うけど、自分達は買わないだろう.... とか分かるけれど、自分やクリシュナが子供と飛ぶ事は少ない。(自分が誰と飛ぶかは決めています)
本当は写真を買ってくれる子供と飛びたいけれど....
それを他のパイロットも分かっているので、誰も文句を言わないし、不満で他の会社に移る事もしない。
本音は気難しい人とは飛びたくないし、軽い人と飛びたいし、写真も買って欲しいけれど.... 自分達の行為を皆が知っているし、技術なんかよりも人格を求めて飛んでいるので!
でも、この仕事がない中 1本飛んで収入2500円が3回も続くと.....
自分は半分 日本人、半分ネパール人なので、99%ネパール人 パイロットしかいない環境は半分アウェーで飛んでいる感じも正直あります。
しかし、ここで生きているのだからこれが普通だし、44歳.... ここで飛び始めた頃と比べて、随分と穏やかになりました。
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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