写真屋さんにあった子供の写真

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地下にあるNCELLショップから

ネパールに着いてそうそうに気付いた。
パソコンの充電ケーブルを持ってくるのを忘れた……

これで6ヶ月間、持ってきたパソコンもDVDプレイヤーも使えない…
少し落ち込むな（≧∇≦）

I Phone 5があるからこの日記は更新出来るし、あとはネットカフェでやるしかない。

ポカラでのホテル どうしよう？
DVDも見えないし、ネットもパソコンで出来ないから、少し高くなってもテレビとwifiのあるホテルにしようかな…

静かな所は譲れない！
リラックスできる空間が長期滞在、日常を過ごすには絶対に必要だから。


カトマンズのホテル

ただいま^_^
ネパールに帰ってきました。

6ヶ月ぶりのカトマンズは夜11時だった事もあり、静まりかえっていました…

ホテルはなすがままにブッダガーデンに…
いつも泊まっているBlue Horizonは空きが無いとの事で、なすがままに連れて来られここに決定…
2晩で45$、4000円ぐらい。

テレビもwifiもシャワーもあり、こんな感じです。
苦労して探せばもっと安いホテルはいくらでもありますが、長旅の後のカトマンズはなすがまま、これが一番！
別に危険もないし、ぼったくりもしれています。

観光立国のネパール、唯一の産業が観光なので、とことん値切るのは失礼！
彼等が生活出来なくなってしまいます。

なすがままに…

この国はステキですよ！^_^


着いたそうそう腹が減ったので、サンドイッチを買いました。

普段は下から眺めている雲…
対流圏の上を飛ぶ飛行機の高度は10000m以上。遥か下には積雲が見え、最も高い所にある雲 巻雲の上を飛ぶ飛行機。

もしパラグライダーでこの高さを飛んだら… 何処まで飛んで行けるの？

流石にこの高さはぞっっっとします。

kansai intermational airport

出発に向け、荷造りが完了しました。
仕事道具のタンデム機はネパールに置いてあるので、荷物は小さくなるだろう… と思っていましたが、半年間滞在の荷物はやはり重くなります。

今回はDAXのサポートを受けて、Eurasia80とPillar50のバックを半谷さんから頂きました。
ありがとうございました。

赤のEurasia80にはアンナプルナ一周を周る道具が入っていて、黄色のPillar50にはポカラでの生活道具が入っています。
合わせて35kgぐらいになります。

それでは身体に気を付けて、がんばってきます！

今ポカラは一日５００人のお客さん（ほとんど中国人）がパラグライダーを楽しんでいます。
今は中国のお休みの時期にあたり、大挙してネパールにも訪れています。
一日５００人ということは、一週間で３５００人、一ヶ月で１５０００人！
今がタンデムのピークを迎えています。
中国パワーの恩恵を受けている、ポカラのパラグライダー事情です。


More than 500 flight per day！　Ｃｒａｚｙ...

今日のCooは残念ながら昼過ぎまで雨…
タンデムフライトは出来ませんでしたが、講習会場での体験は何とかやる事が出来ました。
今から金沢へ戻り、明日の午前は獅子吼で最後の仕事をして、その後 関空のある大阪へ向かいます。

天候に恵まれないCooでの2日間でしたが、これが自然と共存するパラグライダーの姿でもあります。
自然を知る事が、上達の道であり、このスポーツを長く続ける秘訣です。

約5ヶ月ぶりのCooです。
稲刈りも終わっていて、ランディングはご覧の通り…

Cooはここ2週間ほどまともに飛べなかったそうです。
今日も天気はイマイチで、時折 雨も降りましたが、4名のお客様と飛ぶ事が出来ました。

明日は30名のお客様を、4名のパイロットでこなす予定ですが… 天気次第です。
出来るだけ多くの方と飛べれば…
7〜8本飛んで日本を締めくくり、いざ戦へ！
シビれる日々が待っています。

今週の獅子吼は全く飛べませんでした… 今日は飛べたようですが。
私は今日で6日連続で飛んでいません。
毎日飛ぶ者にとって、6日間は余りに長すぎます。これは不安に繋がります。

2年前にネパールで毎日飛んでいた時、感じた感覚があります。
24日連続で飛んで、2日休んだ次の日、飛んで感じた恐怖感… 感覚の違いをあれほど感じた事はありません。
毎日飛んでいると、次第に鳥になる感覚を覚えます。考えなくても自然と風に乗ることが出来、不思議な感覚を味わえます。
月に60時間以上飛んだあの時の感覚を今は忘れてしまいましたが…

毎日飛ぶことは決して楽しい事ではありません。
サンデーパイロットの様に、1週間に1〜2日飛ぶのが楽しく続けていくポイントだと思います。

明日からCOOでお客様を乗せて飛びますが、普段飛んでいない場合で、しかも飛ぶのが一週間ぶりなので緊張します。

しかし空を飛ぶという事は、そういう事です！
緊張感を求めるからこそ、私はアンナプルナを周るのです。

今年は日本に帰って来てすぐに、茨城県にあるエアパークへCOOへ3週間、仕事で行きました。
そして最後もCOOへ行く事になり、今日は東京に来ています。
今晩は浅草のホテルに泊まり、明日COOへ行きます。

明日、明後日とCOOで働いた後、いよいよネパールへ向かいます。


浅草からはスカイツリーが見えます！

欧米人は冒険好きです。
この写真はアンナプルナの標高５０００ｍの所にある湖、ティリチョ湖です。
よくもここまで自転車を押して登ったもんだ・・・　と感心します。
自転車でのアンナプルナ一周・・・　ほとんど押して、担いで歩くことになるでしょうが、よくやりますね・・・
感服しますが、奴らならやりますね。

私はこの場所で飛ぶことを考えています。
私の場合は歩きとパラグライダー！　この写真の雪山を更に６００ｍほど登り、そこからのフライト。
こんな青空が広がり、風が弱ければチャレンジします。

私が行く４月、ここの気温は朝晩はマイナス１０度以下、日中でもマイナスの世界。
風が吹けば体感温度はもっと下がります。
凍えながら一夜を過ごした後に、こんな景色が広がっていれば天国ですね！

秋は日本海に中国や中央アジアで出来た移動性の高気圧が流れ込んで来る為、北東の風が吹く事が多くなります。
ここ獅子吼は西面を向いている為、風は後ろから吹き込んで来ます。

移動性の高気圧なので、去って行きますが、3日間は北東の風が続きパラグライダーはとべません…
明日までこの風は続きそうです。

獅子吼の山に虹が掛かりました

映画「岳」を見ました。
山を愛する山岳ボランティアガイドと山岳救助隊の人間ドラマが描かれていますが、その中で主人公の三歩が言った言葉がある。

山で絶対に捨ていけないものがある。
花の種でも二酸化炭素でもゴミでもない.....
山に絶対捨てはていけないもの、それは「命」！

山の怖さは、その命をいとも簡単に奪ってしまうところにあります。
僅か標高600mの獅子吼の山でさえ、吹雪けば簡単に遭難します。

アンナプルナ一周は高い所で標高5400mを超えます。
自分はパラグライダーの経験はあっても、山は素人同然です。その危険性を知っているパラグライダーよりも、山を歩く、自分がどちらかと言うとパラグライダーよりも安全と思っている山歩きの方が、経験がない分注意が必要です。

全てが未来への大きな経験になる！
パラグライダーを始めて4年、未知の世界への期待、高揚と不安.....
その都度訪れる局面をどう判断出来るのか？

自分をどれだけ知っているのか？
自分をどれだけ分かっているのか？

自分は一体何者なのか.....

「何が何でも生き抜いてこそ本当のプロだ」(三歩の言葉)

これは全ての道に通ずる。

快晴の獅子吼です。
台風が去って今日からしばらくは北東の風... フォローでしばらく飛べそうにありません。

先日届いたI Phone 5で大空ネパール日記を書いてみました。
撮った写真をそのまま載せられるので、とても便利です！

今年は「覚悟を決めるため」にネパールに行きます！

その覚悟が自分にあるのか？
それを自分自身で確かめてきます。

半年後の自分が想像出来ませんが、色々なことを挑戦することによって未来が見えてくる・・・
そう信じています。

気持ちが入ってきました！
魂が入ってきました！

いつまで続けられるのだろう・・・　パラグライダーを。

一番必要な才能は「なんくるないさ！」、そう思える精神構造！　そうだ。
「なんくるないさ」は沖縄の方言で「何とかなるさ」になる。
しかし「何とかなるさ」は単に楽観的な意味ではなく、挫けずに正しい道を進むべく努力すれば、いつか良い日が来る・・・　と言う意味。

お金の計算をすると辛くなる・・・
日本での家賃を払い続け、飛行機代に、ネパールでの生活費・・・
アンナプルナの挑戦も考えると、２００本ネパールで仕事しないと赤字になる・・・
昨年は１２４本だった・・・　
今年働く予定のniverva paraglidingは１０月からスタートする新しい会社、果たしてお客は取れるのか・・・
来年以降のお金にもう余裕はない・・・
パラを始めて４年で４０万円以上するパラグライダーを５機買った・・・　あった貯金もほとんど無くなった・・・
何でこんなにお金がかかるのか？
仕事でやっているのに、何でこんなにお金がかかるのか？
パラをいつまで続けられるのか？
憂鬱になる

なんくるないさ！
お客は自分で呼び込もう！
借金したからって命が取られるわけではない！
どうしてもダメなら決断するだけ

４０歳にしてやっと人生が面白くなってきた！
パラグライダーを始めて世界が広がった！

技術に大差はなど無い
だたその精神のど太さが必要なだけ
ど太っとい精神を持とう！


人間を辞めて鳥になるか！

今日はお休みでした。なので、あと２週間を切ったネパールへの準備を一日中しました。

まずは銀行へ行って航空券のお金をネパールへ送金して（無事届きますように！）、ビザ代に使う１００ドルを換金して、必要なものを購入して、髭トリマーを買って、美川へ練習に・・・
その後はズボンや上着を買いに行きましたが、ほしいものが見当たらず次回に。

あと、帽子！　前からずっと探しているのですが、ほしいものが見つからない・・・
自分にとって帽子はマストアイテム！　日射から頭を守り、額から流れる汗を止めてくれる帽子がほしい。
しかし汗をしっかり止めてくれる帽子が見つからない・・・　日射によって帽子を前後ろ両方に被るので、特に後の所に汗を止めてくれるタオル生地が使われているものがベストだけど、なかなか見当たらない。
手ぬぐいやバンダナを買って、帽子と使い分ける事にします。

美川は風速９ｍの強風でした。
分かった上で行ったのですが、その上で分かった事もありました。
IBEX　はマウンテングライダーで少し小さな翼ですが、強風では空に舞う木の葉同然です。
「強風でも飛べる・・・」は間違いで、「強風では飛ばない！」が正解です。
風の強さだけでは決められませんが、６m/sが飛べるMaxだと感じています、とくにヒマラヤでは。
風速計でいつも計りながら練習しますが、安全マージンは６ｍ/sだと考えています。
アンナプルナにも風速計は持って行き、判断材料の一つにします。


北東の強風と海風がぶつかって、美川上空に出来たクラウドストリート（雲の道）。

小舞子海岸まで１時間半のお散歩をしました・・・

決められた時間から　時の流れへ　

その道を想い　たそがれて　全てが瞬間で・・・　そして永遠に

忘れ去ってしまった記憶をたどり　自然の中で私に帰っていく

気が付けば後悔の中　だから気が付くその前に　自然の懐へこの身をあずけよう

時を止める事は出来ないのなら　その瞬間を大地と空に奉げよう

帰依への道　２０１２　ネパール　アンナプルナ


獅子孔の夕暮れ