映画「岳」を見ました。
山を愛する山岳ボランティアガイドと山岳救助隊の人間ドラマが描かれていますが、その中で主人公の三歩が言った言葉がある。

山で絶対に捨ていけないものがある。
花の種でも二酸化炭素でもゴミでもない.....
山に絶対捨てはていけないもの、それは「命」！

山の怖さは、その命をいとも簡単に奪ってしまうところにあります。
僅か標高600mの獅子吼の山でさえ、吹雪けば簡単に遭難します。

アンナプルナ一周は高い所で標高5400mを超えます。
自分はパラグライダーの経験はあっても、山は素人同然です。その危険性を知っているパラグライダーよりも、山を歩く、自分がどちらかと言うとパラグライダーよりも安全と思っている山歩きの方が、経験がない分注意が必要です。

全てが未来への大きな経験になる！
パラグライダーを始めて4年、未知の世界への期待、高揚と不安.....
その都度訪れる局面をどう判断出来るのか？

自分をどれだけ知っているのか？
自分をどれだけ分かっているのか？

自分は一体何者なのか.....

「何が何でも生き抜いてこそ本当のプロだ」(三歩の言葉)

これは全ての道に通ずる。