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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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朝は2度、起きては寝てを繰り返した。

午前11時、お昼ごはんを食べにレイクサイドに向かって正解だった.....

雨がいつ降ってきてもいいように、そしていつ仕事になってもいいように、バッグに傘を忍ばせ、仕事で使うカメラを持って、歩いてレイクサイドに向かいました、

意識の中で半分は、食事をして、マッサージを受けて、帰ってこよう....  とあったが、食事を注文するとオフィスから連絡があり、急いで食べて仕事に向かいました。

分かっているのだが、仕事があり、飛べてしまう.....  ある意味パイロット泣かせの環境でもある。

ありがたい!でも休みたい!!

そんな日々が続いています。



どんな仕事も大変である事に代わりはない。

お金を稼ぐとは、汗を流し、頭と心と気を使う事。

自分はまだプロ タンデム パイロットになって2年程しかならない…

この分野のパラグライダーは日本には無かったので、ネパールに移り住んでからがプロ タンデム パイロットのスタートだと思っている。

プロ タンデム パイロットとパラグライダーの他の分野との違いは、毎日 飛び続ける事、その行為が最も大きな違いだろう。

日本人パイロットが私1人しかいないのは寂しい限りだが、日本にこの分野の世界がないから仕方が無い。

パラグライダー人口は多いのに、何故この世界に目を向けるパイロットが日本にはいないのだろう…

覚悟を持って日本を飛び出せば、その世界は待っている!
降水確率98%も予想通り飛べて、3本ともぶっ飛び(10分)でした。

コンディションが全く無いと、空中にはいられないので、1秒に1.5~2mずつ下がっていきます。

そんな時にはピッチング、ローリング、フィギュア8、ウイングオーバー..... とやって、お客さんに喜んでもらいます。

動かす事によって1~2分は更に飛ぶ時間が短くなりますが、何もしないで飛んで降りても面白くは無いし、フライト時間が短いので誰も気持ち悪くはならない。

勿論 お客さんに聞いて、顔色を伺いながら動かします。

今日は3本共に同じような飛びをしました。

自分にとっては、昔よくやった基礎練習をやっている感じです。

条件は無かったけど、3人共に楽しんでもらえて良かった!




ここは日中に雨が降って、夜に晴れる.... ということが無い!

必ず日中は天気が良くて、夜に崩れる.....

98%の雨予想ですら、日中は降らないで飛べてしまい、午後4時からシトシト雨になった。

本当に不思議だ!

仕事、仕事、仕事の毎日ですが、1日3本ルールに助けられています。

これが4本、5本とあれば、間違いなくダウンしてしまいそうです。

今日で30日連続で飛んでいますが、夕方からは久しぶりに本格的な雨が降り、明日の降水確率も1日通して80〜90%と高目なので、もしかしたら… でも、ポカラは飛べてしまうので、どん曇りで、コンディションのない中での仕事となりそうです。


ブレークコードをギリギリまで詰めているので、テイクオフでのハンドルの持ち方を変えないと引っ張ってしまい、上がりが悪いので、トグルの下を持って立ち上げる事が必要!

ギリギリまで詰めた分、飛んでいる時の抜けるストレスは軽減されましたが、それでも旋回に入れる時には、以前は手 全体に巻いていたのを、指2本に巻いて旋回しています。

タンデムグライダーで常に手に巻いてコントロールするのは、このグライダーが初めてですが、如何にプーリーの位置、コントロール位置が低いのか! が分かると思います。

9月12日でこのグライダーも1年が経ちます。

まだ150本はこのグライダーでも飛べそうですが、そこまで使うつもりはなく、新たに注文したグライダーが来れば、9月12日をもって乗り換えます。

新たなグライダーに乗れる日を、心待ちにしています!


Takoo Ⅲ

最近はよく朝にカッパ巻きを食べます。

量も朝に丁度よく、サッパリしていて、ワサビの辛さも目覚めにはいい。

サーモン巻きもサーモン握りもあり、朝からサーモンもありですが、550円と少し高いので…

働いているので、別に問題はないけれど… どうしてもカッパ巻きを注文してしまいます。

ちなみにカッパ巻きは280円です。


今日は19ある会社の内で、仕事に向かったのが最後の19番目でした。

それはパイロットの1人、ボブのプジャ(お祈り)の為…

よく分からないですが、今日は大切なヘビのお祈りの日で、お客さんを乗せ、彼の家に向かいましたが、お祈りの真最中…

彼はカーストがブラマン、ハイカーストで規律が厳しく、必ずお祈りをしないといけないので、皆で30分程 彼のお祈りが終わるのを待って、そして仕事へ向かいました。


彼のお祈りが終わるのを待つ、ジープに乗ったお客さんの背中と、日傘?をさして通学する学生。


今日3本目は道中で後ろが雨になっているのが確認でき、風、コンディション共に終わっていくことが分かった。

風のほとんど無い中、テイクオフしようとしたが、失速し少し下の段にストンと降りた.....

それはまるでランディングでフレアをかけ、ストンと降りる感じに似ていた。


過去にソロで2度、タンデムでも1度 同じ経験がある。

ソロではシッキムに行った時、カリンポンの丘から反対側にテイクオフしようとした時。ほとんどスペースの無い藪の間から立ち上げ、助走の全く出来ない所から、加重を掛けたが滑空せず、下の藪の中にストンと降りた。

もう一度はアンナプルナ1周中で、あぜ道からテイクオフしようとして、シンク帯の中にこの時は落ちた。


タンデムでは日本の獅子孔で、テイクオフしたが滑空せず、直ぐ下の芝にストンと降りた。


今日のあれは失速...  いや滑空しないでその場に降りた感じだ。

感覚としてはシンク帯の中で、グライダーが滑空しようとしなかった。

立ち上げてグライダーは頭上には来たが、87kg少し重めのお客さんと前に進むスピードが遅く、風も変で、加速、滑空しないでその場に下りた感じだ。


最後はグライダーが少し後ろに引っ張られる感じがしたので、グライダーが滑空しようとしなかったのは確かだ。

勿論毎日飛んでいるプロなので、無理だと感じればその場に止まるし、その感覚ははっきりと分かる。

風が全くない中でのテイクオフはまだ安全だが、風が回ったり、抜けてシンクになったり....  そんな中では、タイミングを間違える、タイミングが悪いと、あまり経験したことの無い感覚をグライダーから受け、いけると感じた感覚でさえ、当てはまらない時もある。


テイクオフでの最大の技術は、いつでも止まれることにある。

今日 止まろうとしなかったのは、いままでにほとんど経験した事の無い感覚をグライダーから受け、それがいけるものと感じたから。

グライダーに荷重がかかっていない訳でもなく、グライダーが後ろにある訳でもないく、頭上には来ている。

普通ならそのまま過重をかけていけば滑空していくのだが、それがストンとその場に下りた.....


あまり経験したことの無い今日3本目のあの感覚は、はっきりと自分の中に確かな感覚として残っている。

毎日だから、年に何回かは何かが起こる。

100% 何も起こらないなんて在り得ない。

その感覚をひとつひとつ自分の物にしていき、同じ事はしない....  それは可能だ!


お客さんはすり傷ひとつありませんでしたが、あれが断崖絶壁だったなら........

そんな所からタンデムフライトはしないが、また同じ感覚がやってきた時に止まるこが出来る技術を、今日の感覚から掴み取りたい。


そしてもうひとつ。

風が少しおかしい....  と感じる時には、風が止んだ無風の時を狙ってテイクオフする!

風があることが必ずや安全とは限らない。

状況判断をし、無風(静寂)を狙ってテイクオフするのも、プロとしての安全にテイクオフするひとつの技術である事を今日学んだ。

3本目が終わり、オフィスに戻る道中…

今日は朝から雲りだったが、3本目を飛んでいる最中から晴れてきました。

19あるパラグライダー会社のなかでも、うちは仕事を回すのが早い。

今日 仕事が終わったのはポカラ、マウンテン フライヤーに次いで3番目でした。

早く回す、回さないで3本目が飛べるのか?飛べないのか? が天候上 分かれる事も多いので、これもビジネスの内。

ただもう少しゆっくりとテイクオフ場で景色を眺め、空模様を観察し、もっと時間をかけて丁寧にお客さんに説明したいのも事実。

キャプテンだから… という訳ではないが、自分は必ず1番最後にテイクオフするのも、急ぐのが性に合わないから。


人に合わせられない性格も、急ぐ事が出来ない性格も、全てがここに繋がって来ている。

協調性があり、急いだ人生だったなら… この人生は無かった。

だから失ったものもあるけれど、だから得たものもある。

全てをリセットして、明日から8月です。


湖と向こう岸にレイクサイド。


今 1番のリラックスは、仕事から帰って、日中にアロマを焚きながらお風呂にゆっくりと浸かる事。

毎日シャワーではなく、必ずお風呂に入るのも、欠かせない日常となっています。



今日で7月が無事終了しました。

当初のノルマ70本を大きくクリアし、81本 仕事をすることが出来ました。

28日間 飛べればいいかな..... と考えていましたが、30日間 飛ぶことが出来ました。

仕事が雨で出来なかったのは7月4日の1日だけ..... 

今年のモンスーンは雨の量が少なく、最近は停電も目立ちます。

収入も1ヶ月としては過去最高の389800円になり、1本当たり平均4812円とこれも過去最高です。

昨年の8月に93本飛んだ時よりも収入が多いのは、値段競争が出来なくなり、1本当たりの単価が上がったのと、ほとんどのお客さんが写真を購入してくれて、写真代だけで10万円の収入があったから。


8月も同様に忙しいと思いますが、今 中国に行っているルーマニア パイロットバリーが戻ってくるので、パイロットが7人になり、ローテーションで週一で休みがもらえるはず?

新たなスタート8月も同じように、沢山のお客さんに楽しんでもらえるように!

7月が終わりリセットし、新たな気持ちで仕事をしていきます。


最近は夜もまともに雨が降らない…

今日も晴天で仕事もはかどり、3本飛んで最短の午後2時半には家に帰って来ました。

そして待望の夕寝が2時間出来ました。

日本の夏の様な蒸し暑さは無いけれど、太陽の日差しは強烈で、日向にいるとクラクラしてきます。

お金も貯まるけれど、疲れも貯まっていく…

体力勝負と言うより、出口の見えない根気比べ。

果たして… いつ休みになるのだろう?

休みがあれば、そこでリセット出来ますが、それが無い状況なので、精神状態に気を払って、いつかきっと来るであろう… 休日まで、力を入れないでやっていきます。


  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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