その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
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これがTeam5オフィスに置いてあるフライトボードです。
これを見れば誰がその月に何本飛んだかが一目で分かり、パイロットはローテイションで皆が均等に飛べるように配慮します。
これがある人は多くある人は少ないともめごとの原因になってしまいパイロットは離れていきます・・・
2月のフライト、2日間でお客は4人だけ・・・
これを見れば誰がその月に何本飛んだかが一目で分かり、パイロットはローテイションで皆が均等に飛べるように配慮します。
これがある人は多くある人は少ないともめごとの原因になってしまいパイロットは離れていきます・・・
2月のフライト、2日間でお客は4人だけ・・・
今日はお客さんが2人、ローテイションで自分の番ではなかったので久しぶりのソロフライトをしました。
条件的にはヒマラヤ側の雲が拡大して流れてきていて、昨日のような手前の山に出来た積雲の列とは違い山側での注意と太陽がいずれ隠れるのでXCのスピードアップが鍵になりました。
何か新たな事を!と言う事で今日はバリオを持たずにGPSだけでトライしました。
昨年の獅子孔ではバリオ無しで飛ぶこともテーマだったのでバリオは1度しか使いませんでしたが、ネパールに来てタンデム、ソロと常にバリオを使って飛んでいたのでバリオに慣れてしまい体感だけではやはり難しかったです。
サランコットでは周りの人と飛ぶことで上げられますが、一緒に回していても「これ本当に上がっているの?」でもGPSで確認すると確かに上がっている・・・ 間借り作戦で2250mまで上げてGreen Wall方面へ。
手前のリキダンダでも4機いたので一緒に飛んで人の後に付いてGreen Wallへ。
さてここからは自分の世界です。一人2200m上がったところでコーション方面へ。誰もこちらサイドへは飛んでこなかったので、ここからは体感とGPSでのソアリングです。1周回してはGPSを見て高度のチェック、これの繰り返しで上がっている事を確認しながら進めていきました。
ビッチョックでは鳥に助けてもらって2800m、太陽は既に陰り急ぎたい所で2800mならポタナの尾根1900mは超えられると歩を進めるもポタナの尾根手前でアクセル踏んでも10m/sの向かい風に下げられ、尾根裏のシンク帯につかまり戻って上げ直そうとしましたがサーマル無く終わってしまいました・・・
ブームアウトはいつものことで、どうしてもランディングに戻りたいのならGreen Wallからも他の人と一緒に飛んで帰ればいいだけのこと。
今日のポイントはポタナの尾根裏のローターが予想よりもきつかった事、それは日射の無い山側と太陽が雲に隠れていないポカラ側、日射によってポカラ側からの風が強く入り、太陽が隠れた事によって尾根裏のサーマルが無かった、それによって尾根裏のローター、シンクが大きくなった。そう想像しています。
尾根裏は一定の高さより下がりシンク帯に入るとどうしようもないので、シンクに入った時には直ちに戻るべきで、その判断が遅かったのが結果はどうであれ次のチャンスを消してしまう事になりました。
バリオについてですが、実感としてバリオは上がり下がりだけではなくサーマルの形や大きさなどの情報も音に変えて伝えてくれる、音の強弱や間隔でどんなサーマルなのかを教えてくれます。
バリオなしで飛ぶことは目をつぶって歩いている・・・ そんな感じですが、たまにはバリオを外して鳥感覚を養ってみいるのもいいですよ!バリオがないと飛べない人は多いと思います。
約2時間のXCでした・・・
条件的にはヒマラヤ側の雲が拡大して流れてきていて、昨日のような手前の山に出来た積雲の列とは違い山側での注意と太陽がいずれ隠れるのでXCのスピードアップが鍵になりました。
何か新たな事を!と言う事で今日はバリオを持たずにGPSだけでトライしました。
昨年の獅子孔ではバリオ無しで飛ぶこともテーマだったのでバリオは1度しか使いませんでしたが、ネパールに来てタンデム、ソロと常にバリオを使って飛んでいたのでバリオに慣れてしまい体感だけではやはり難しかったです。
サランコットでは周りの人と飛ぶことで上げられますが、一緒に回していても「これ本当に上がっているの?」でもGPSで確認すると確かに上がっている・・・ 間借り作戦で2250mまで上げてGreen Wall方面へ。
手前のリキダンダでも4機いたので一緒に飛んで人の後に付いてGreen Wallへ。
さてここからは自分の世界です。一人2200m上がったところでコーション方面へ。誰もこちらサイドへは飛んでこなかったので、ここからは体感とGPSでのソアリングです。1周回してはGPSを見て高度のチェック、これの繰り返しで上がっている事を確認しながら進めていきました。
ビッチョックでは鳥に助けてもらって2800m、太陽は既に陰り急ぎたい所で2800mならポタナの尾根1900mは超えられると歩を進めるもポタナの尾根手前でアクセル踏んでも10m/sの向かい風に下げられ、尾根裏のシンク帯につかまり戻って上げ直そうとしましたがサーマル無く終わってしまいました・・・
ブームアウトはいつものことで、どうしてもランディングに戻りたいのならGreen Wallからも他の人と一緒に飛んで帰ればいいだけのこと。
今日のポイントはポタナの尾根裏のローターが予想よりもきつかった事、それは日射の無い山側と太陽が雲に隠れていないポカラ側、日射によってポカラ側からの風が強く入り、太陽が隠れた事によって尾根裏のサーマルが無かった、それによって尾根裏のローター、シンクが大きくなった。そう想像しています。
尾根裏は一定の高さより下がりシンク帯に入るとどうしようもないので、シンクに入った時には直ちに戻るべきで、その判断が遅かったのが結果はどうであれ次のチャンスを消してしまう事になりました。
バリオについてですが、実感としてバリオは上がり下がりだけではなくサーマルの形や大きさなどの情報も音に変えて伝えてくれる、音の強弱や間隔でどんなサーマルなのかを教えてくれます。
バリオなしで飛ぶことは目をつぶって歩いている・・・ そんな感じですが、たまにはバリオを外して鳥感覚を養ってみいるのもいいですよ!バリオがないと飛べない人は多いと思います。
約2時間のXCでした・・・
オダネ・ヒルから次の尾根への移動中
ダンプスの尾根手前でアクセル踏んでも10km/sの向かい風・・・
2800mあった高度が1800mまで下がり、尾根裏のシンク帯につかまり、戻って
もう一度上げ直そうとしましたが太陽が隠れサーマルが無くここで終わってしまいました。
ランディング直後の空。
高層雲と山からの雲が太陽を隠し、サーマルが発生しにくい条件になってしまいました・・・
山側の雲・・・
ランディングして30分で山からの吹き降ろしの風がやって来ました。
これからの季節はヒマラヤ側に朝雲が無くても10時過ぎには積雲ができ始め
あっという間に拡大し日中はヒマラヤを見ることは出来なくなります。
雲の形、大きさ、色・・・ よく観察して飛ばないと危険です。
ランディングした所から歩いて30分、乗り合いジープの停留所がある村コラムクル。
タイミングがよく、ここでジープを待つ事20分でジープがやって来ました。
ここからはジープに乗ってポカラまで約1時間半。
途中までは男性客1人と女性客3人だけでしたが、この後に10人ほどのお客が・・・
いつもすし詰め状態です。
すれ違って行くジープ。
ネパールの山道ではジープがバス代わり、野を超え山を越えていきます。
川の中を走るジープ。
今は乾季なので水かさが低く、川をジープで渡っていきます。
砂煙を上げて走るジープ
ランディングしてから1時間半後には山側の雲も消えこの様に明るくなりました。
ジープからの眺め
水が大地を削って出来たマルディーコーラ、雲の上にはマチャプチュレ(6997m)の頭と
アンナプルナⅣ(7525m)が見えました。
ジープからの眺め
水が大地を削って出来たマルディーコーラ、雲の上にはマチャプチュレ(6997m)の頭と
アンナプルナⅣ(7525m)が見えました。
アンナプルナ山脈のさらに北側にムスタング地方があります。このムスタングを超えると
チベットとの国境です。
以前はツーリストの立ち入りが禁止制限されていたこの地方も今ではお金を払い許可を
もらえば入ることができます。
今シーズン数人のパイロットがこの地(どの辺りなのかは分かりませんが)に行きパラグ
ライダーで飛んでいます。かなりの強風に悩まされたと聞いています。
地図上で分かる事はムスタングは約4000mの高地にあり、周りの山は5000~高くて6000m、
アンナプルナの様な高低差はなく木々のない褐色の台地・・・ そんなイメージです。
ポカラからアンナプルナ西側を渡りムスタングそしてチベットとの国境へ・・・・
新たなルートが頭に浮かんできました。
今日はXCにはこれ以上ない条件でした・・・
ソロの連中はテイクオフで「今日タンデムなの?こんな条件なのに・・・」と皮肉を込めて。
ヒマラヤサイドには雲低3000mに積雲ができ、見るからに最高の条件でした。
タンデムパイロットの本音はボチボチの条件の時はとにかくタンデムを飛んで貯金をして、2月のXCシーズンにはソロでヒマラヤサイドへXC・・・ フライヤーならこう思うはずです。
自分も2月には休みをもらってトレッキング+マンディーヒマールへの挑戦とプーンヒル方面へのXC、シルクコット方面の下調べをする予定でいます。
今日は朝からフルスケジュール(基本1日3本がフル)。
今日のタンデムはかなり疲れましたが自分にとってはいい経験ができた一日でした。
1本目は日本の方とフライト、楽しく飛べ写真も買って頂きました。
2本目はネパール女性とフライト、タンデムとしてはサーマルがきつ過ぎる条件でお客さんは体重30キロ台。
テイクオフではやけにはしゃいでいて、目からは涙が・・・ これは明らかにサイン、ヒューマンエラーでもやった危険な兆候でした。でもまさか飛んで3分で吐いてしまうとは思いませんでした・・・
ネパールでは多くのパイロットがハーネスにビニール袋を入れていて、お客さんが吐きそうになると渡します。
吐いたのは液体だけ、気持ち悪くて吐いたのではなく緊張で胃液が出てきた感じでした。
しかも条件がどこでも馬鹿上がりする条件で、体重が軽い・・・
ソロでは経験する事のできない翼面加重の低いフライト、今日2本目の条件で体重30キロ台のお客さんでは今にも失速しそうな感じでサーマルのない所での高度を落とす旋回は神経を使います。
ランディングでもスピードがつけられないのでフワフワ下りる感じで、フレアはかからないのでピッチコントロー
ルだけ注意して下りました。
3本目はちょうどサーマルの中休みに入り、飛んだ自分もびっくり・・・ こんな条件で何故? かなり低くなりでもまだ10分飛んでないし。。。。。 こんな条件なのにこのままでは申し訳ないので何としても上げ直さないと! しかし粘って下がりランディングにギリギリ届くようでは危険もあるし、冷や汗をかきながら必死で何とか上げなおしてトップアウトしてお客さんに高い所からの景色も見てもらえほっとしてランディング後はぐったり・・・
2本目と3本目はソロでビックXCするのと同じぐらいの経験ができたと考えています。
1本目、日本のお客さんでした
ソロの連中はテイクオフで「今日タンデムなの?こんな条件なのに・・・」と皮肉を込めて。
ヒマラヤサイドには雲低3000mに積雲ができ、見るからに最高の条件でした。
タンデムパイロットの本音はボチボチの条件の時はとにかくタンデムを飛んで貯金をして、2月のXCシーズンにはソロでヒマラヤサイドへXC・・・ フライヤーならこう思うはずです。
自分も2月には休みをもらってトレッキング+マンディーヒマールへの挑戦とプーンヒル方面へのXC、シルクコット方面の下調べをする予定でいます。
今日は朝からフルスケジュール(基本1日3本がフル)。
今日のタンデムはかなり疲れましたが自分にとってはいい経験ができた一日でした。
1本目は日本の方とフライト、楽しく飛べ写真も買って頂きました。
2本目はネパール女性とフライト、タンデムとしてはサーマルがきつ過ぎる条件でお客さんは体重30キロ台。
テイクオフではやけにはしゃいでいて、目からは涙が・・・ これは明らかにサイン、ヒューマンエラーでもやった危険な兆候でした。でもまさか飛んで3分で吐いてしまうとは思いませんでした・・・
ネパールでは多くのパイロットがハーネスにビニール袋を入れていて、お客さんが吐きそうになると渡します。
吐いたのは液体だけ、気持ち悪くて吐いたのではなく緊張で胃液が出てきた感じでした。
しかも条件がどこでも馬鹿上がりする条件で、体重が軽い・・・
ソロでは経験する事のできない翼面加重の低いフライト、今日2本目の条件で体重30キロ台のお客さんでは今にも失速しそうな感じでサーマルのない所での高度を落とす旋回は神経を使います。
ランディングでもスピードがつけられないのでフワフワ下りる感じで、フレアはかからないのでピッチコントロー
ルだけ注意して下りました。
3本目はちょうどサーマルの中休みに入り、飛んだ自分もびっくり・・・ こんな条件で何故? かなり低くなりでもまだ10分飛んでないし。。。。。 こんな条件なのにこのままでは申し訳ないので何としても上げ直さないと! しかし粘って下がりランディングにギリギリ届くようでは危険もあるし、冷や汗をかきながら必死で何とか上げなおしてトップアウトしてお客さんに高い所からの景色も見てもらえほっとしてランディング後はぐったり・・・
2本目と3本目はソロでビックXCするのと同じぐらいの経験ができたと考えています。
1本目、日本のお客さんでした
今日3本目はオーストラリアからの女学生3人組でした。
南半球のオーストラリアは今が真夏で、夏休みを利用して1ヶ月の旅行中。
タイに1週間、ネパールに3週間、ここポカラに4日間滞在した後はカトマンヅに戻りそこから2週間のエベレストベースキャンプへのトレッキングに行く予定だそうです。
「ベースキャンプ大丈夫?」と聞いたら、「トレーニングしてきたから!」と返されました。
とても小柄な3人組でしたが、欧米人独特の体系ではなく俊敏な感じの3人でした。
南半球のオーストラリアは今が真夏で、夏休みを利用して1ヶ月の旅行中。
タイに1週間、ネパールに3週間、ここポカラに4日間滞在した後はカトマンヅに戻りそこから2週間のエベレストベースキャンプへのトレッキングに行く予定だそうです。
「ベースキャンプ大丈夫?」と聞いたら、「トレーニングしてきたから!」と返されました。
とても小柄な3人組でしたが、欧米人独特の体系ではなく俊敏な感じの3人でした。
お客さんが事務所に来てから受付時には一声かけコミュニケーションを取ること。
テイクオフではパイロットを紹介して挨拶と握手をする事。
例えどんなにスケジュールが押していても手を抜いて短時間で終わらせないこと。
ランディング後も迎えが来るまでお客さんのケアをする事。
事務所に戻ったら「ありがとうございました」の一言をかけること。
次のフライトが無い時には写真やビデオの作業が終わるまで待って、お客さんを最後まで見届ける事。
とにかく会社、パイロット中心で物事が進みお客さんを物のように扱うことが多いポカラのタンデム。
流れ作業でタンデムをやっても次の目標に進めないので、私は一期一会精神でやっていきます。
今日の一期一会は中国の少年でした
テイクオフではパイロットを紹介して挨拶と握手をする事。
例えどんなにスケジュールが押していても手を抜いて短時間で終わらせないこと。
ランディング後も迎えが来るまでお客さんのケアをする事。
事務所に戻ったら「ありがとうございました」の一言をかけること。
次のフライトが無い時には写真やビデオの作業が終わるまで待って、お客さんを最後まで見届ける事。
とにかく会社、パイロット中心で物事が進みお客さんを物のように扱うことが多いポカラのタンデム。
流れ作業でタンデムをやっても次の目標に進めないので、私は一期一会精神でやっていきます。
今日の一期一会は中国の少年でした
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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