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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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今日は仕事がお休みだったので、金沢にある好日山荘へ歩くときに使うストックを買いに行きました。
私が選んだのは「Magic Mountain」、軽量で色も好みだったのでこれに決定!
今まで山を登るにもストックは使った事が無かったのですが、4週間歩きいて飛ぶ「Charenge arround Annapuruna」には必要不可欠。
15Kg余りの荷物を背負って歩く足への負担軽減、2点で支えるより4点で支える方がバランスもよく歩けます。
他にもテントにシラフにリュックにランタンに・・・・ 揃えないといけないものが沢山あり、普通に飛ぶだけの世界とは違う世界がそこには存在します。
これからストックの使い方をマスターしていきます。

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Magic mountain

アンナプルナ一周のトレッキングでは、反時計回りなら、ポカラからベシサハールまでは車で行き、ベシサハールがスタート地点になるが、今回は正真正銘の一周なので、ポカラからベシサハールも飛んで歩く。

今日Google earthで測ったら、スタート地点(ホテル)のレイクサイドからベシサハールまで直線で40キロあった。
ベシサハールからは決まったトレッキングルートを北上するが、ポカラ~ベシサハール間は決まったルートが無いので、どのように進めていくのか?検討した。

まずはハイウエーをBegnas Lakeに向け歩く。そして途中から村道に入り標高差500mのカリカVDCまで登る。
ここは昨シーズン「何処か飛べるところは無いのか?」で自転車で探しに行った場所であり、自転車で2時間で行けた場所だ。テイクオフできる場所もあり、一つ峠を越えるとBegnas Lakeに行ける。
しかし行きたいのは裏を流れるNadi Nadalの谷川サイドだ。Ibexでトップアウト出来るのか?がポイントで、トップアウトできれば裏に入って行きNadi Nadal(川の名前)沿いに西に進んで行き、初日はキャンプ生活になる。
トップアウト出来なければ、Begnas Lakeまで行き、何処かホテルに泊まり、翌日歩いて尾根を越える事になる。

2日目はNadi Nadal沿いにひたすら歩き、Gilungの山を目指す。Gilungにはポストオフィスや学校のマークがあるので、何処かテイクオフする所が見つかるはずだ。
到着時刻が15時までだったら、テイクオフしてベシサハールに少しでも近く飛んで行きたいのだが、Ibexでどれ程のソアリングが出来るのか・・・・ まだ手元に届いていないので、見当も付かない。
山頂で泊まるのか、飛んでランディングした所で泊まるのか? その時決める。

3日目はベシサハールに歩いて到着予定。

4日目からいよいよトレッキングルートを北上し、ヒマラヤの懐に歩を進めて行く事になる。
 
思い通りいかない事は分かっている。
その都度「どう決断していくのか!」それを楽しみたい!
世界には標高8000mを越える山が14座あります。
1、エベレスト 8848m
2、K2 8611m
3、カンチェンジュンガ 8586m
4、ローチェ 8516m
5、マカルー 8463m
6、チョー・オユー 8201m
7、ダウラギリ 8176m
8、マナスル 8163m
9、ナンガ・パルパット 8126m
10、アンナプルナ 8091m
11、ガシャープルムⅠ 8068m
12、ブロードピーク 8051m
13、ガシャープルムⅡ 8035m
14、シシャパンマ 8027m

この14座を日本人で始めて踏破した男 竹内洋岳(41)
彼は日本でも数少ないプロの登山家ですが、彼の言葉に「プロとは覚悟すること」というのがある。

8000m、そこは人が生きられる場所ではない。
生半可な気持ちで挑戦できる場所ではなく、そこを自分の仕事場にした、彼の「プロとは覚悟すること」この言葉は胸に響く。
アドベンチャーパイロットを目指す自分にとって、その覚悟が如何にできるのか!
覚悟を決めて生きていく。


プロ登山家 竹内洋岳
今日も快晴!しかしスクール生がいなかったので温泉街へ営業に行きました。

日本に帰ってきて3ヶ月、全く飛んでいる感覚が無いのですが、自分の飛びはオフシーズンといったところです。
仕事として他にやる事が沢山あるので、日本とネパール、飛ぶことしかないネパールがあり、飛ぶこと以外が沢山ある日本・・・ ここで毎日飛んでいても集中力が欠けてしまうので、バランスは今のところこれでいいのかも知れません。


辰口温泉、粟津温泉、山代温泉、片山津温泉を回りました。
いつも飛んでいるホームエリアは、ある程度その場の風が分かってしまっているだけに、安心感はあっても緊張感は経験を積むごとに消えてしまう・・・
しかし初めてのエリアはどんな場所であっても、誰もが緊張感を覚える。

パラグライダーの魅力っていたい何だろう? 仕事でやっていると、いつもそこにぶち当たる。

パラグライダーの魅力の一つ、それはそこに至るまでの緊張感。それを得るには常に色々な所からテイクオフし、色々な所にランディングする・・・ つまり色々な環境を飛ぶ!それしかない。

Around Annapuruna へのチャレンジは、パラグライダーの魅力を再発見する答え探しでもある。


今日の営業の帰り道、以前に営業で行ったキャンプ場近くの海岸が気になっていたので、そこに寄ってグラハン。
風が弱くて残念・・・ 強ければ後ろの土手を使って遊べたのに・・・ 
つまらなかったので早々に切り上げました。
今日は快晴で飛ぶには最高の条件でしたが、スクール生もいなく、作業していてもお客は来ないので営業へ行きました。
白山市のキャンプ場、バーベキュー場、と一理野温泉へ。


いつも通う獅子吼高原とは違う雰囲気の山々・・ 営業でしたが、鳥のさえずり、川のせせらぎ・・・ 癒されました。

オートキャンプ場へも行きました。

営業で行ったキャンプ場
今日は営業で一理野も行きました。
ここは以前パラグライダーでのフライトエリアだったのですが、営業先のホテルで「最近も1ヶ月に1回ぐらい飛んでいる人がいるよ・・・」と聞き、早速登ってみることに。
途中までは草も刈ってあって登れましたが、途中からは頭の高さほど伸びていて、それ以上登るのを断念・・・
獅子吼の風が悪いときに、ここで講習できないか? との考えで風を見てみると、谷風がサイドから入ってくるのでパラグライダー体験ではなかなか使えない・・・ パイロットなら練習できそうですが。
あとはゴンドラの鉄柱が多く、リスクもある・・・ (リスクの無いパラグライダーは全く飛ばない、練習も強く出来ない、魅力の無いものですが)
実際飛んでみたらどうなのか? 許可はいるのか? どうなのか?
自分の決断は「飛んでみよう!」でした。
登れるところまで行って飛んでみて、得られたこと、体験できたことは、ひとつ自分の経験になりました。
風が真横で斜面に当たらないので、浮かない・・・ しかも100mほど手前には林があり、そこでのローターがここまでやって来て、少し浮いては沈むの繰り返しで、途中で尻餅をついて再度そこからテイクオフして下まで行きランディング。
ランディング場でグラハンしましたが、ペコンペコン翼端が潰れるローターの風でした。

谷風の場所ですが、もっと高いところからテイクオフして高く飛んで降りる分にはそれほど問題ないと思いますが、一旦手前の林より下がるとローターサイドになり浮き沈みがあります。
挑戦するアンナプルナは谷風を読み、地形を読み、如何に安全に飛んで降りるのか!がポイントなので、谷間で飛ぶ経験を積みたいのですが・・・ 

経験することで得られることは大きく、問題はそれを経験できる環境にいるのか?
そこです!!


営業停止のゲレンデ、登って飛びました。

ここは確かに周りが山に囲まれた谷間にあり、「ヤッホー・・・」と叫べば反響して反ってきそうな所でした。
This evening wind was follow  so I diceded to hike up and down 5 times while 30 minutes.
I carry the paraglider eqipment about 15kg and did it.
It was like a cool dawn of a day. Not hard just fun and exercise.
From down to top 45m hight difference and about 250m distance.
It possible fly down and carry up. It also interesting and good training too!
Only 30 minutes but keeping is importance.
Trainning day by day.


trainning place

この時計には高度計、気圧計、コンパス、気温、天気予測 など色々な機能があるのですが、100時間まで計れるストップウオッチと連動して、最高高度、最低高度、積算の高度、気圧気温の最低最高とアベレージ、設定高度からの時間設定など・・・ 色々なデーターを得る事が出来ます。

今日の夕方は28分44秒で講習バーンを5往復しましたが、このようにアナログで高度の推移も見る事が出来ます。
今日は最近入校されたお客様のグライダーが届いたので、プレフライトチェックをしました。
グライダーはNova Prionで、パラグライダーを始められる初心者にオススメできる機体です。
グライダーテストなのでやるべきことが決まっていて、まずはキャノピー、ライン、ライザーが正しく取り付けてあるのか?
ライズアップではあえて風向きに正対せず立ち上げて、バランスを崩した中でのグライダーの挙動をチェック。
空中ではノーコントロールでのストレートフライト、360度旋回は外翼のブレークを持たずに内翼のブレークだけでの旋回性能。
ブレーク操作は一番下を持って内翼だけの操作でピッチング、ローリング。そしてビッグイヤーにアクセル。
ブレークはいつも自分が飛んでいる位置よりはかなり低く、長めの設定なので、サーマルコンディションだったこともあり不安定な感じを受けましたが、何の操作をしなくても勝手に飛んでくれる機体なので、間違った操作をしてしまう初心者へは操作ミスもカバーしてくれる、その時はバンザイして飛ぶことが出来る機体、それがPrionです。
日本はサーマルも小さく、荒れることも無いので(そういう条件でしか飛ばない)、大きめのグライダーでプカプカ飛んでもらう? 疑問に感じることも多いのですが、その辺も自分が飛んでいるネパールとは大きな違いです。

自分を離れて初心者の感覚で、客観的にそのグライダーからの印象を感じ取ることは、経験も必要であり、色々なグライダーに乗ることも必要で、これもひとつの仕事になります。



こんな所で飛べたなら・・・ Nova Prion
昨年エベレストからのフライトを決め「National Geografic Adventur of the year 」に選ばれた、ネパール人アドベンチャーパイロットSano Babuが、世界一過酷なアドベンチャーパラグライダーレース「Red Bull X-Alus 2013」に出場する事が決まりました。

世界中から選ばれるのはわずか30人程のアスリートパイロット。その中にネパール人が選ばれた事は、ネパールで飛んでいる自分としても嬉しい出来事であり、この国のパラグライダーの未来が明るい事を、肌で感じている者としては納得する部分もあります。

日本のプロ野球選手のような存在がネパールでのパラグライダーパイロットでもあり、パイロットになりたくて一日中グライダーで遊んでいる子供たち・・・ その光景こそが、未来そのものです。
今回のBabu X-Alps はその流れの一つであり、未来にはもっとスゴイ奴が出てくる!これは間違いありません。

Babu は競技の経験も無く、普段はバリオやGPSを持たずに飛んでいる(普通の人は出来ないが、ネパール人は持たないで飛んでいる人も多い)X-Alpsの中では異色の選手になりますが、ネパールをテレビクルーを乗せて横断したり、神の山マチャプチュレに迫る6400mまで飛んで上げた記録、そして昨年のエベレストからのフライトでは標高9000mに迫る世界記録も打ち立てました。

彼のX-Alpsでの可能性は未知数ですが、これからの、未来のネパールの可能性を示してくれると確信しています。



ネパール人初のX-Alps出場を決めたアドベンチャーパイロット Sano Babu
日本では石川県にある「スカイ獅子吼パラグライダースクール」で働いています。
仕事はスクーリング、テイクオフディレクター、エリア整備(草刈全般など)、営業周り、雑用、そしてお客さんを乗せて飛ぶタンデムフライトなど・・・
ネパールではタンデムフライトが全てで、あとはツアーガイドをやるくらいでなので時間にゆとりがあります。
日本では朝8:30~夜7:00までパラグライダーのお仕事をしていますが、飛ぶ仕事はほんの一部で、自分で練習するには朝早く来てやるか、休日にやるしかありません。飛んでいたらお金が稼げない!ネパールは飛ばないとお金が稼げない! 同じパラグライダーで生きていくにも、ネパールと日本では大きく違います。

今日は午前中2時間、午後1時間、講習バーンで最近入校したお客さんのスクーリングをやって、後は花壇に植える球根の手入れ、水撒き、肥料やり、雑草に除草剤をまく・・・ など
これがスクールでの日常です。


仕事のひとつがタンデムフライト。プロの意識と責任は持って常に飛んでいます!

日本では外国の方と飛ぶことは稀で、ほとんどが日本のお客さんです。
Sano Babu 彼は昨年のAdventure of the year (national geographic)に選ばれた、ネパール人アドベンチャーパイロットです。そして私が4年前にパラグライダーを始めるにあたり相談した人物でもあります。
私もこの道を追いかけて行きます!


Flight from top of the world

3000mを越える雪の中でも短パン・・・ so strong!

Babu tandem flight
皆さんはリヤカーを引いて旅をする冒険家 永瀬忠志さんをご存知でしょうか?

今から18年前、たまたまNHKで「リヤカーマン サハラ砂漠を越えパリへ」という番組を見たときの衝撃は、今でも忘れません。
「カッコいい!」・・・ 愚直なまでにリヤカーを引くその姿に心を奪われたのを覚えています。
サハラ砂漠、その灼熱の砂の上を2枚の板を交互に並べながら、リヤカーを引っ張ってはまた板を敷き直す・・・ 果たして1時間で何メートル進めるのか? 気の遠くなるその作業を永遠に繰り返すその姿に、訳も無く感動しました。
あの頃30代前半だった永瀬さんも今では50才を過ぎていますが、未だその歩を止めようとはしていません。

「重い荷物を持って歩いて旅するのにはリヤカーが一番!」と始めたリヤカーでの冒険。

理由やその訳などどうでもいいのです! その姿が輝いているのならば、人は心奪われます。
言葉など要らない世界がそこにはあります。

  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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