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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2012/07/07 (Sat)
自転車で世界一周した初の日本人
私が高校を卒業してある自転車会社に就職するまで、大阪の河内長野市にある「関西サイクルスポーツセンター」で3年ほどアルバイトをしていた頃がありました。その時にお世話になったのが池本元光さんでした。

池本さんはアドベンチャーサイクリストで、日本人で初に自転車で世界一周した方です。
その後もアフリカの最高峰キリマンジャロを自転車で登頂し「アフリカよ、キリマンジャロよ」を執筆されています。
日本のアドベンチャーサイクルの先駆者で、定年退職された現在も世界各地に出かけては友好を深められています。

あの頃は10代から20歳になったばかりの私でしたが、池本さんのアトリエに置いてあった練習用ローラーを借りてはペダルをこいでいました。そしてバイトが終わった3時過ぎからは、近くにある鍋谷峠や高野山方面にトレーニングに出かけていたのを思い出します。

一度、池本さん宅に招待を受け行った際には、夏休みに一輪車でアメリカ横断にチャレンジする中学生が尋ねてきて、その世話役も受けていらっしゃいました。

私も中学生の時には、自転車で実家の岐阜から富士山まで1週間程かけて出かけたことはありましたが、ツール・ド・フランスをテレビで見てからは、ロードレースに興味が湧き、競技の道へ進みました。
大成はしませんでしたが、ロードレース以前に池本さんにお会いしていたなら、人生が変わっていたかもしれません。

今考えても、万に一つとして無かったパラグライダーの世界・・・
ネパールがあり、そこでの出来事があり、そこにあったのがパラグライダーだった・・・
そこに別のものがあれば、私はパラグライダーは始めていません。
そして日本にいたら、パラグライダーを始める可能性は無かったでしょう。

私にとって大空を飛ぶこの世界は、奇跡そのものです。


若かりし頃の池本さん
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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