その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
2024/12/29 (Sun)
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2015/04/17 (Fri)
考え抜いて、次に繋げる。
課題「点」ではなく「線」は、染み付いたものがあり、簡単には戻せないので、常に意識して時間をかけて直していく。
これは周りが見て分かる事ではなく、自分の中の感覚なので、「線」のテイクオフができたか?は、1本1本 出来たか?出来なかったか?意識していればその都度 自分で分かる。
しかし昨年の4月と今年では、全く天気が違う…
昨シーズンは3/10 〜 4月末まで、フライト確率は100%。パイロットも6人しかいなかった為、この時期に自己記録の48日連続フライトで毎日ほぼ3本づつ飛んでいる。
今日も2本目をギリギリ飛べたが、3本目は雨とバックウインドでキャンセルに…
まともに晴れる日はなく、神経を使うコンディションが続いている。
ポカラの4月。昨シーズンが異常で、今シーズンが正常なのか?
今シーズンはモンスーンが早く来ているのか?
ポカラで4月に飛ぶのは2シーズン目。以前は4月には日本に帰っていたし、2年前はアンナプルナ1周に行っていたし…
更に何年も4月を経験してみないと分からない。
プロならばあり得ない事が、目の前で起きている…
2本目のランディング後、風向きが変わり、強風となり、タンデムが2機 湖に降りた。
1機はうちのランディング場に緊急ランディングしたが、全くコントロール出来ないで横倒れに…
湖に降りたパイロット2人はネパール人の新しいタンデム パイロットであり、横倒れに下りたパイロットは見かけない外国人パイロットだった。
彼等は全て新しい会社のサランコット裏側、トレパニから飛んできたパイロット達。
自分が飛んでいる時から空を見れば、そうなる事は容易に想像できた。
だから上げる高さも、飛ぶ位置も、そうなる時間も意識しながら飛び、ランディング後10分で風向きが変わり、次第に強風バックウインドになっていった。
そんな中でも安全を考え、安全な範囲内で少しでも長く飛んだのだが、ランディング時は今までポカラから入っていた風が丁度止みかけた時だった。そしてランディング後 10分で風向きが変わった…
空を見て想像し続ける事が仕事なので、この辺りの観察、感覚は一般の人達とは全く違う。
それが空を、自然を相手に仕事をしている人達。
積乱雲は等加速度的(2倍、4倍、8倍…)に発達し、そのスピードは想像した以上の事がほとんど。
風向きがいつどの様に変化するのか!常に想像し、その風上側を飛ぶ事が、想像を越えた事態の命綱となる。
今日 湖に下りたパイロットは「状況、残り時間、風向き、想像を越える事」を想像する事が出来なかった。
雨は目に見えて分かっても、風がどの様になるのか?見えないものへの意識がなかった。
(自分も昨シーズン モンスーン時期に、雨雲、雨を避ける事だけ考え風下に飛んでしまい、その後 強風となり、風下側でビックイヤーしか出来ず、早く下ろせずに雨の中ランディングした経験があり、風がどうなるのか?想像出来たのなら、雨雲を避けるよりも風上側でもっと早く対処出来ていた… 目に見える雨雲よりも、目に見えない風向きと風の強さを前もって想像出来る事の方が重要!)
そもそもテイクオフの時点で、飛んではいけない状況にあったのではないか?
それはただ飛ぶ事が出来るだけのパイロットだったから…
大きな弊害は一気に新しい会社が増え、サランコットよりも難しいトレパニからのフライトが、全て新しい会社で、大多数が新米パイロットだという事。
今日のあの光景はプロならばあり得ない!
近くのボートが駆け付け、事なきを得たが、人を殺す事にもなり兼ねない状況…
この事態が彼等の大きな経験となり、財産となるように!
あとは彼等次第。
そして私自身も、自分次第である事を肝に命じたい。
失敗をしない人など、何処にもいない。
考え抜いて、次に繋げる事が大切!
カーネーションの蕾が開き始めました!
これは周りが見て分かる事ではなく、自分の中の感覚なので、「線」のテイクオフができたか?は、1本1本 出来たか?出来なかったか?意識していればその都度 自分で分かる。
しかし昨年の4月と今年では、全く天気が違う…
昨シーズンは3/10 〜 4月末まで、フライト確率は100%。パイロットも6人しかいなかった為、この時期に自己記録の48日連続フライトで毎日ほぼ3本づつ飛んでいる。
今日も2本目をギリギリ飛べたが、3本目は雨とバックウインドでキャンセルに…
まともに晴れる日はなく、神経を使うコンディションが続いている。
ポカラの4月。昨シーズンが異常で、今シーズンが正常なのか?
今シーズンはモンスーンが早く来ているのか?
ポカラで4月に飛ぶのは2シーズン目。以前は4月には日本に帰っていたし、2年前はアンナプルナ1周に行っていたし…
更に何年も4月を経験してみないと分からない。
プロならばあり得ない事が、目の前で起きている…
2本目のランディング後、風向きが変わり、強風となり、タンデムが2機 湖に降りた。
1機はうちのランディング場に緊急ランディングしたが、全くコントロール出来ないで横倒れに…
湖に降りたパイロット2人はネパール人の新しいタンデム パイロットであり、横倒れに下りたパイロットは見かけない外国人パイロットだった。
彼等は全て新しい会社のサランコット裏側、トレパニから飛んできたパイロット達。
自分が飛んでいる時から空を見れば、そうなる事は容易に想像できた。
だから上げる高さも、飛ぶ位置も、そうなる時間も意識しながら飛び、ランディング後10分で風向きが変わり、次第に強風バックウインドになっていった。
そんな中でも安全を考え、安全な範囲内で少しでも長く飛んだのだが、ランディング時は今までポカラから入っていた風が丁度止みかけた時だった。そしてランディング後 10分で風向きが変わった…
空を見て想像し続ける事が仕事なので、この辺りの観察、感覚は一般の人達とは全く違う。
それが空を、自然を相手に仕事をしている人達。
積乱雲は等加速度的(2倍、4倍、8倍…)に発達し、そのスピードは想像した以上の事がほとんど。
風向きがいつどの様に変化するのか!常に想像し、その風上側を飛ぶ事が、想像を越えた事態の命綱となる。
今日 湖に下りたパイロットは「状況、残り時間、風向き、想像を越える事」を想像する事が出来なかった。
雨は目に見えて分かっても、風がどの様になるのか?見えないものへの意識がなかった。
(自分も昨シーズン モンスーン時期に、雨雲、雨を避ける事だけ考え風下に飛んでしまい、その後 強風となり、風下側でビックイヤーしか出来ず、早く下ろせずに雨の中ランディングした経験があり、風がどうなるのか?想像出来たのなら、雨雲を避けるよりも風上側でもっと早く対処出来ていた… 目に見える雨雲よりも、目に見えない風向きと風の強さを前もって想像出来る事の方が重要!)
そもそもテイクオフの時点で、飛んではいけない状況にあったのではないか?
それはただ飛ぶ事が出来るだけのパイロットだったから…
大きな弊害は一気に新しい会社が増え、サランコットよりも難しいトレパニからのフライトが、全て新しい会社で、大多数が新米パイロットだという事。
今日のあの光景はプロならばあり得ない!
近くのボートが駆け付け、事なきを得たが、人を殺す事にもなり兼ねない状況…
この事態が彼等の大きな経験となり、財産となるように!
あとは彼等次第。
そして私自身も、自分次第である事を肝に命じたい。
失敗をしない人など、何処にもいない。
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
Japan spirits and pride
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世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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