その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
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今日で結婚 1周年 + 病院に行ってサルミラの妊娠3ヶ月 検診。
なのに昨日 一昨日と大喧嘩。
論理では自分は20歳 年上だし、怒るのは良くないと分かっていても感情が言うことを聞かない。
怒りと涙が自分の意思に反して溢れてしまう。
昨日は限界だったので場を離れてレイクサイドの旧友や日本語の話せるネパール女性に話を聞いてもらっているうちに気付いた。ネパールに10年以上いて、昨日 自分の中で何が起きているのか初めての気付いた。
ネパールに来てから自分は怒こりっぽくなった。
そして村に来て一層。そして結婚してより。
サルミラとの1年間。それは喧嘩の日々だった。
何故なのか?
一言で言えば「頭」と「神経」。そこに余白が無い。
日本での生活ならば自分は日本人。言葉を喋りご飯を食べテレビを見て、普通に生活するだけで「神経」と「頭」を使うことは無いので余白は減らないし補充 出来る。
観光客と英語で話す時間が最もリラックス出来る時間である今、しかし英語でもストレスを少し感じながら話している。それが村では24時間ネパール語での生活は常に頭を使って、そこにエネルギーとストレスを無意識にも感じながら生活している。
自分は日本人。日本語の人種。
そこに突然 ビジネス場所が売られ、新たなビジネスを考えなければいけない状況。
頭と神経に余白がないなかで、その少しの余白で考え続けたらどうなるのか?
余白がなくなりサルミラの言動、そのちょっとしたことで怒りも涙も溢れ出てしまう。
今では英語の話せるネパール人の旧友と話す時でも先ず出てくるのはネパール語。自分はネパール語で会話します。そして上手く伝えられない事が出てきてから英語に切り替えて会話します。
だからネパール語が第一言語の生活をしている。
しかし自分のネパール語の理解力は30%程。読み書きは0%です。
20年 30年とネパールで生活してもネパール語を100%理解することは出来ません。その中でのコミュニケーションでの生活。
だからこそ意識して「余白」を作る様にしないと、常に上手くいかないここではその都度 怒りが溢れてしまう。
自分だけではなくネパール人と結婚してここに住む日本人は皆 喧嘩が絶えないというし、日本にいた頃より怒りっぽくなったと言う。
それは異文化で自然と「頭」と「神経」を使い、生活するだけでも日本にいた頃より「余白」がなくなり、ちょっとした事でも感情が溢れてしまうから。
ここに来て毎日 頭が痛いのもオーバーワークに他ならない。
あと25日で2シーズン目が終わる。しかしここでの3シーズン目 以降はもうありません。
2シーズンは終わってないけれど、もうここでやることは無いので、自分のモチベーションここを離れて残りはスタッフに任せて、次のビジネスの形を考えていく為にも絶対に必要な考える為の頭と神経の「余白」。
余白が無いことには何も考えられない。
今日は3ヶ月振りに店を閉めました。ビジネスマンにとって収入源である店を閉める事には恐怖を感じます。
しかし次の1年は毎日 毎日 毎日 店を開けるのではなく、「余白」を作るための時間への投資を将来も含めて考えながら経営していきます。
あの小さなスペースで他にはない自分のコーヒーハウス、誰も真似 出来ないエスプレッソ バーを作っていきます。
今日8月6日は結婚記念日でした。
病院から帰ってから2人で密やかにお祝いしました。
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Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。