その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
2024/11/16 (Sat)
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2012/03/14 (Wed)
死にたくないのなら空を知れ!
今日は正直いって一日お休みになる・・・ と昨夜寝る前には考えていました。
今日の降水確率95%、これは数日前から変わらぬ数値で昨日のうちから高層雲が張り始め空の様子は確実に95%に向かっているように見え、昨日カイトとも「明日は休みだ・・・」と話していました。
今朝は日差しはありましたがすぐ後ろには迫り来る雲があり、今日は無理だ・・・ と二度ねしようとした8:30にオフィスから電話があり9:30と11:30にお客さんがあるとの事!
テイクオフに付いた時には雲が上空に掛かっていて風は既に強め・・・ どんどん曇るから条件を待っても意味ないので10時過ぎには格パイロットがテイクオフしていきました。
他会社のテイクオフを使っているので私たちは最後に出ることになるのですが、なんと日差しが!そしてテイクオフ後は先ほどまで後に迫っていた雲の壁が消えている・・・ ? 不思議でした。
飛べないと思っていたのに突如好条件に変化。 ソロなんかは遥か上空を飛んでいました。
そして2本目の12時過ぎにはまた高層に雲が広がっていて、しかしサーマル云々ではなく風が強いので30分楽に飛べてしまう条件。
ランディング場のEnd of the lakeは常に5~7mの風が吹いていてランディングは風上待機の横から入っていく方法。知らないソロパイロットはいつもの高さで風下に回り込むもんだからそこから進まずショート。
一人のタンデムパイロットはソロで飛んでいてスパイラルランディングしようとして失敗で病院送り・・・ 何故この風でやるの?
そして強風時タンデムでの一番の危険はランディング後にお客さん共々引きずられてしまう事で、周りの人がランディング後すばやくグライダーを潰すサポートが必要に。
そして3時に空を見上げると西から黒い積乱雲が迫ってくるのが見えすぐにホテルに引き返しました。
そして予想よりも早く突風が入り雨が降り出す・・・ 95%の意味はこれでした。
あるタンデムパイロットがソロフライトでしたが一緒に2本目に上がる時「この前は3600mまで上げてヒマラヤを近くから撮影できた!今日はさて何処まで行こうか?」などと話しているのを聞いて「こいつは偽者だ!」と感じました。
この条件でこの時間帯からヒマラヤサイドに飛ぶ、その発想自体あり得ない事です。
タンデムパイロットでもいつも空を観察している人もいれば、全くといっていいほど空を見上げない、その場の風だけで「Good wing!」なんて奴もいます。
ここで今年タンデムをやってきて感じる事、嗅ぎ分けられることは「本物か偽者か!」ということ。
それは一目見てある程度わかるし、その人が話している内容でも分かります。
飛ぶだけがパラグライダーではなく、しっかりとした知識あってのもの。
日本に帰ったらしっかりと知識を身に付けないと本物にはなれないし、命を落としかねません!
午後3時半過ぎには突風が入ってきて砂煙がポカラの街を覆いました
今日の降水確率95%、これは数日前から変わらぬ数値で昨日のうちから高層雲が張り始め空の様子は確実に95%に向かっているように見え、昨日カイトとも「明日は休みだ・・・」と話していました。
今朝は日差しはありましたがすぐ後ろには迫り来る雲があり、今日は無理だ・・・ と二度ねしようとした8:30にオフィスから電話があり9:30と11:30にお客さんがあるとの事!
テイクオフに付いた時には雲が上空に掛かっていて風は既に強め・・・ どんどん曇るから条件を待っても意味ないので10時過ぎには格パイロットがテイクオフしていきました。
他会社のテイクオフを使っているので私たちは最後に出ることになるのですが、なんと日差しが!そしてテイクオフ後は先ほどまで後に迫っていた雲の壁が消えている・・・ ? 不思議でした。
飛べないと思っていたのに突如好条件に変化。 ソロなんかは遥か上空を飛んでいました。
そして2本目の12時過ぎにはまた高層に雲が広がっていて、しかしサーマル云々ではなく風が強いので30分楽に飛べてしまう条件。
ランディング場のEnd of the lakeは常に5~7mの風が吹いていてランディングは風上待機の横から入っていく方法。知らないソロパイロットはいつもの高さで風下に回り込むもんだからそこから進まずショート。
一人のタンデムパイロットはソロで飛んでいてスパイラルランディングしようとして失敗で病院送り・・・ 何故この風でやるの?
そして強風時タンデムでの一番の危険はランディング後にお客さん共々引きずられてしまう事で、周りの人がランディング後すばやくグライダーを潰すサポートが必要に。
そして3時に空を見上げると西から黒い積乱雲が迫ってくるのが見えすぐにホテルに引き返しました。
そして予想よりも早く突風が入り雨が降り出す・・・ 95%の意味はこれでした。
あるタンデムパイロットがソロフライトでしたが一緒に2本目に上がる時「この前は3600mまで上げてヒマラヤを近くから撮影できた!今日はさて何処まで行こうか?」などと話しているのを聞いて「こいつは偽者だ!」と感じました。
この条件でこの時間帯からヒマラヤサイドに飛ぶ、その発想自体あり得ない事です。
タンデムパイロットでもいつも空を観察している人もいれば、全くといっていいほど空を見上げない、その場の風だけで「Good wing!」なんて奴もいます。
ここで今年タンデムをやってきて感じる事、嗅ぎ分けられることは「本物か偽者か!」ということ。
それは一目見てある程度わかるし、その人が話している内容でも分かります。
飛ぶだけがパラグライダーではなく、しっかりとした知識あってのもの。
日本に帰ったらしっかりと知識を身に付けないと本物にはなれないし、命を落としかねません!
午後3時半過ぎには突風が入ってきて砂煙がポカラの街を覆いました
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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