その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
2024/11/14 (Thu)
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2015/12/31 (Thu)
次回は許可書を持って行きます。
< チョウジャリ滞在記 その二 >
今回は6つのテーマを持ってチョウジャリ村へ行きました。その内の3つについて書きます。
① 地形を観察しパラグライダーで飛べる場所なのか?実際に1~2回 飛んでみる。
チョウジャリ村は飛べる場所であり、タンデムフライトも可能な場所でした。
医療を目的としたフライトは5日間の滞在では限られた場所しか見て周れず、もっと地形と場所を見て周らないと分からないが、村の山村は難しいが山を下りた田畑や川の畔ならばランディングは可能なので、そこからの搬送は可能だと感じました。
④ パラグライダーでの支援のあり方、出来る事を思考する。
次回は村人とのタンデムフライトを行って、村人がパラグライダーを体験する、その場に居合わせる、楽しみや喜びを共有する事で、人々に喜んでもらえる形での支援。
その後の訪問ではボランティアを募って、村や病院での体験支援と寄付を目的としたタンデムフライトをやっていく。
⑥ 自分を村人に知ってもらう。
今回のフライトで自分の存在やパラグライダーというものを知ってもらえた。
人としてどんな行動をして、何を伝えられるのか?は大切なので、次回は公演の場を設けてもらい、何か皆の前で伝えられるようなものを準備していく。
今回はチョウジャリ村と川を挟んで向こう側にある、尾根上にある村からテイクオフ出来そうに見えたので、そちらにバイクで連れて行ってもらい飛ぶ事にしました。
道中は砂漠のような道で、2人乗りでは上れない場所も多かったので、降りては歩きまた乗せてもらう.... を繰り返し、約1時間半で目的地の村に着きました。
尾根上の村で標高は1450m。
ランディング予定のチョウジャリ病院までの標高差は750mありました。
1箇所だけテイクオフできる隙間があったので、とうもろこし畑にグライダーをセッティングしました。
アンナプルナ1周で色々なところからテイクオフした経験が生きます。
マウンティングライダー IBX17でのテイクオフ。
このグライダーの最大の魅力は、色々な環境からテイクオフできる可能性の高さにあります!
ジャジャルコットの空へ。
*カメラのレンズが汚れていた為に、画像がご覧の通りにボケています。
グライダーが小さいのでソアリングは大変ですが、テイクオフから400mほど上の1850mまで上がり、チョウジャリ村を目指しました。
真下にチョウジャリ病院があり、リベ川が流れています。
病院での朝のミーティングで私が今日 飛ぶ事が告げられ、テイクオフと同時に一緒にバイクで行ってくれたスタッフが電話で連絡したので、ランディング場には100人を超える村人が待っていてくれました。
チョウジャリ病院まで飛んで行けるのか?不安もありましたが、上手く飛べたので1時間弱で目的地にランディングできました。
ジャジャルコット郡チョウジャリ村での初のフライトは、今までの私のパラグライダー人生の中で最も意味のあるフライトになりました。
この後は約15分ほどパラグライダーについての説明を、村人に対して行いました。
しかし.... この翌日に大きな問題が起こりました。
こちらはチョウジャリ村にある丘 マンコット。標高差300m程の丘です。
ジープも通れる道があり、歩くと1時間ほどで上がれます。
歩きが主な交通手段ですが、トラクターがこの写真の様に行き来していました。
マンコットの尾根上にあるとうもろこし畑。
雨の降らない時期には農作物が作れない為、ごらんの様な空き地になっています。
傾斜のない広い平地ですが、タンデムでもここからならテイクオフ出来ます。
ただ傾斜地ではないので、風がまともにはグライダーのところまで入らないので、タンデムのテイクオフには技術が必要になります。
マンコットの丘から見るチョウジャリ村。
本当はここからも1本飛びたかったのですが.....
1本目を飛んだ翌日に、空港を管理する政府の要人に呼び出され、フライトの許可書とライセンスの提示を求められました???
今までネパールでは自己責任の下で自由に飛んで来ましたが、許可書とランセンスを求められたのはポカラ以外では初めてのことでした。
空港は週1木曜日に飛行機が離着陸する事は知っていたし、それもPm12以降である事も知っていました。
飛んだのは月曜日で、今までにアンナプルナ1周では飛んで来ないことを知った上でフムデ空港の滑走路に直接ランディングした経験もあり、その時も「グッドラック!」と空港職員には言われただけで握手して終わりました。
日本では当然しませんが、ネパールでは何処で飛んでも自由だと思っていたので..... 逆に驚きました。(もちろん毎日 使われる空港近くではネパールと言えども飛ぶ事はしません)
グライダーも没収され、カトマンズに行って手続きをする様に言われました。
うちのオフィスから自分のドキュメントを全てスキャンして送ってもらいましたが、最終的には病院のスタッフや村の重役、軍隊、警察の助けで、今回は許してもらう事となりました。
チェックしたのは最近 村の空港に派遣されてきた政府の役人ですが、最終的には「村に貢献してくれる人を罰するなんて、何てひどい奴だ!」となってしまったので、逆に申し訳ない気持ちに.....
本当に許可の件は知らなかったし、聞いたこともなかったのですが、実際ポカラに帰ってきて聞くと何時からかは分かりませんが、今はネパールの何処で飛ぶにも政府の許可書が必要になっているようです。
次回はこの件をしっかり調べて、許可を取ってからチョウジャリへ向かいます。
今回は村人に助けられました。
今回 バイクで目的地まで連れて行ってくれたり、村を案内してくれた彼。
名前はヒト・ライで私達と同じモンゴル系。
カトマンズの近郊からこの村の病院へ、スタッフとして働いています。
今回は6つのテーマを持ってチョウジャリ村へ行きました。その内の3つについて書きます。
① 地形を観察しパラグライダーで飛べる場所なのか?実際に1~2回 飛んでみる。
チョウジャリ村は飛べる場所であり、タンデムフライトも可能な場所でした。
医療を目的としたフライトは5日間の滞在では限られた場所しか見て周れず、もっと地形と場所を見て周らないと分からないが、村の山村は難しいが山を下りた田畑や川の畔ならばランディングは可能なので、そこからの搬送は可能だと感じました。
④ パラグライダーでの支援のあり方、出来る事を思考する。
次回は村人とのタンデムフライトを行って、村人がパラグライダーを体験する、その場に居合わせる、楽しみや喜びを共有する事で、人々に喜んでもらえる形での支援。
その後の訪問ではボランティアを募って、村や病院での体験支援と寄付を目的としたタンデムフライトをやっていく。
⑥ 自分を村人に知ってもらう。
今回のフライトで自分の存在やパラグライダーというものを知ってもらえた。
人としてどんな行動をして、何を伝えられるのか?は大切なので、次回は公演の場を設けてもらい、何か皆の前で伝えられるようなものを準備していく。
今回はチョウジャリ村と川を挟んで向こう側にある、尾根上にある村からテイクオフ出来そうに見えたので、そちらにバイクで連れて行ってもらい飛ぶ事にしました。
道中は砂漠のような道で、2人乗りでは上れない場所も多かったので、降りては歩きまた乗せてもらう.... を繰り返し、約1時間半で目的地の村に着きました。
尾根上の村で標高は1450m。
ランディング予定のチョウジャリ病院までの標高差は750mありました。
1箇所だけテイクオフできる隙間があったので、とうもろこし畑にグライダーをセッティングしました。
アンナプルナ1周で色々なところからテイクオフした経験が生きます。
マウンティングライダー IBX17でのテイクオフ。
このグライダーの最大の魅力は、色々な環境からテイクオフできる可能性の高さにあります!
ジャジャルコットの空へ。
*カメラのレンズが汚れていた為に、画像がご覧の通りにボケています。
グライダーが小さいのでソアリングは大変ですが、テイクオフから400mほど上の1850mまで上がり、チョウジャリ村を目指しました。
真下にチョウジャリ病院があり、リベ川が流れています。
病院での朝のミーティングで私が今日 飛ぶ事が告げられ、テイクオフと同時に一緒にバイクで行ってくれたスタッフが電話で連絡したので、ランディング場には100人を超える村人が待っていてくれました。
チョウジャリ病院まで飛んで行けるのか?不安もありましたが、上手く飛べたので1時間弱で目的地にランディングできました。
ジャジャルコット郡チョウジャリ村での初のフライトは、今までの私のパラグライダー人生の中で最も意味のあるフライトになりました。
この後は約15分ほどパラグライダーについての説明を、村人に対して行いました。
しかし.... この翌日に大きな問題が起こりました。
こちらはチョウジャリ村にある丘 マンコット。標高差300m程の丘です。
ジープも通れる道があり、歩くと1時間ほどで上がれます。
歩きが主な交通手段ですが、トラクターがこの写真の様に行き来していました。
マンコットの尾根上にあるとうもろこし畑。
雨の降らない時期には農作物が作れない為、ごらんの様な空き地になっています。
傾斜のない広い平地ですが、タンデムでもここからならテイクオフ出来ます。
ただ傾斜地ではないので、風がまともにはグライダーのところまで入らないので、タンデムのテイクオフには技術が必要になります。
マンコットの丘から見るチョウジャリ村。
本当はここからも1本飛びたかったのですが.....
1本目を飛んだ翌日に、空港を管理する政府の要人に呼び出され、フライトの許可書とライセンスの提示を求められました???
今までネパールでは自己責任の下で自由に飛んで来ましたが、許可書とランセンスを求められたのはポカラ以外では初めてのことでした。
空港は週1木曜日に飛行機が離着陸する事は知っていたし、それもPm12以降である事も知っていました。
飛んだのは月曜日で、今までにアンナプルナ1周では飛んで来ないことを知った上でフムデ空港の滑走路に直接ランディングした経験もあり、その時も「グッドラック!」と空港職員には言われただけで握手して終わりました。
日本では当然しませんが、ネパールでは何処で飛んでも自由だと思っていたので..... 逆に驚きました。(もちろん毎日 使われる空港近くではネパールと言えども飛ぶ事はしません)
グライダーも没収され、カトマンズに行って手続きをする様に言われました。
うちのオフィスから自分のドキュメントを全てスキャンして送ってもらいましたが、最終的には病院のスタッフや村の重役、軍隊、警察の助けで、今回は許してもらう事となりました。
チェックしたのは最近 村の空港に派遣されてきた政府の役人ですが、最終的には「村に貢献してくれる人を罰するなんて、何てひどい奴だ!」となってしまったので、逆に申し訳ない気持ちに.....
本当に許可の件は知らなかったし、聞いたこともなかったのですが、実際ポカラに帰ってきて聞くと何時からかは分かりませんが、今はネパールの何処で飛ぶにも政府の許可書が必要になっているようです。
次回はこの件をしっかり調べて、許可を取ってからチョウジャリへ向かいます。
今回は村人に助けられました。
今回 バイクで目的地まで連れて行ってくれたり、村を案内してくれた彼。
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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