その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
2024/11/15 (Fri)
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2015/05/17 (Sun)
十二縁起を学びます。
ルンビニ最終日の今日は、曇り空のなかで、風が爽やかに吹き、昨日までとは一変して過ごし易い1日となりました。
昨夜は暑さで朝方4時まで眠れず、今朝は遅く11時半から、日課となっているお寺での瞑想を2時間。
そこで、ひとつ課題に気付きました。
その後は4時間ほど各国の寺巡り。
観光を終え、ルンビニ最後の日となりました。
明日は朝7時のバスで、ポカラに戻ります。
スリランカ寺。
スリランカはインドの南にある島国です。
インドで広まった仏教ですが、現在ではインドはヒンドゥー教の国であり、仏教は北部の、昨年 訪れたラダックやダラムサラ周辺であり、南インドにはキリスト教が広まっています。
その更に南にある島国、スリランカが仏教国なのは不思議ですが、どの様に伝わって行き、根強いたのか?
また調べてみます。
北に伝わった北伝仏教はチベット仏教などで、大乗仏教と言われますが、チベット仏教寺院の壁画と、南に伝わった南伝仏教、そのスリランカ寺院の壁画は全く異なります。
南伝仏教はより仏陀の教えに属するとされ、自己の覚りに重きを置いた小乗仏教です。
スリランカ寺院の壁画。
ミャンマー寺。
南伝仏教がインドからスリランカに伝わり、スリランカから東南アジアへと仏教は伝わったとされています。
ミャンマー寺の印象もまたキラ美やか。
しかし外部と違い、内部はシンプルでした。
仏陀誕生の金色リレーフ。
ドイツ寺。
自分がルンビニで見た中で、最も美しく、洗練されていたのがドイツ寺でした。
ただドイツと仏教とが、いまいち結び付きませんが… 作られた感が強く、余り写真を撮らなかった。
壁画はとても丁寧で、少し漫画チック。
緑と池に覆われた敷地内。
中国寺もちょこっとだけ。
仏教というより、儒教の国。
敷地内の半分はまだ建設途中であり、新たな国の寺院も造られ始めたのもあり、世界遺産だけれど、仏陀が生まれた周り以外はまだ中途半端な感じでした。(10年前とあまり変わっていない)
ネパールだから、完璧は無理です。
しかしそんな中で感じたのは国民性。
ドイツ寺と日本寺は美しく、周りもしっかり手入れが行き届いていました。
あとオーストラリアも綺麗にされていました。
インドとかネパールの一部は、かなりクオリティの低い寺院もあったりして…
仏陀が生まれた場所 = ネパール ルンビニ村
それだけで十分だし、そこに意味を持たせる必要性もないと思います。
あるとしたなら、観光資源の為…
仏陀は自分が褒め称えられる事を望んではいません。
ただ静かな涅槃に入り、この法の実践が、人々の助けや救いになる事を望んでいる… それだけだと思います。
= 十二縁起を学ぶ =
生とは危機的状況である事を知り、自分以外は全て他人である事を知り、他人であるが故に、生老病死は取って代わり様のない事を知る。
そこを覚る事が、生きていく上での哀しみ、苦しみを断つ事になる。
この世で覚悟を決め、各々が独り生きていく。
縁起によって変わり続ける状況に対し、最善の判断と最善の対応を、仏陀の目指す智慧を基に、唯一 存在している「今」の中で実践していく。
物事は必ず目の前に現れ、絶えず因果関係によって変わり続けていく。
その関係。
仏陀が解いた十二の縁起を学ぶ事で、体感、実感する事で、そこに現れる状況「今」に正しく対応していく。
難しくて、後回しにしていた十二縁起…
先ずはその十二縁起をしっかりと学ぶ事が、来シーズン以降 自分は何をしていけばいいのか?の答えに繋がっていくのではないか。
これがルンビニでの瞑想にて自分が感じ事であり、ポカラに帰ってから、来シーズンに渡りやるべき事。
全ての状況は変化し、それはどの様に起こり続けているのか?!
仏陀はそれを十二の縁起として覚っている。
ネパール大震災が起こった今、私も含めて各々が、どの様に変化に対応していくのか?
覚らなければならない。
昨夜は暑さで朝方4時まで眠れず、今朝は遅く11時半から、日課となっているお寺での瞑想を2時間。
そこで、ひとつ課題に気付きました。
その後は4時間ほど各国の寺巡り。
観光を終え、ルンビニ最後の日となりました。
明日は朝7時のバスで、ポカラに戻ります。
スリランカ寺。
スリランカはインドの南にある島国です。
インドで広まった仏教ですが、現在ではインドはヒンドゥー教の国であり、仏教は北部の、昨年 訪れたラダックやダラムサラ周辺であり、南インドにはキリスト教が広まっています。
その更に南にある島国、スリランカが仏教国なのは不思議ですが、どの様に伝わって行き、根強いたのか?
また調べてみます。
北に伝わった北伝仏教はチベット仏教などで、大乗仏教と言われますが、チベット仏教寺院の壁画と、南に伝わった南伝仏教、そのスリランカ寺院の壁画は全く異なります。
南伝仏教はより仏陀の教えに属するとされ、自己の覚りに重きを置いた小乗仏教です。
スリランカ寺院の壁画。
ミャンマー寺。
南伝仏教がインドからスリランカに伝わり、スリランカから東南アジアへと仏教は伝わったとされています。
ミャンマー寺の印象もまたキラ美やか。
しかし外部と違い、内部はシンプルでした。
仏陀誕生の金色リレーフ。
ドイツ寺。
自分がルンビニで見た中で、最も美しく、洗練されていたのがドイツ寺でした。
ただドイツと仏教とが、いまいち結び付きませんが… 作られた感が強く、余り写真を撮らなかった。
壁画はとても丁寧で、少し漫画チック。
緑と池に覆われた敷地内。
中国寺もちょこっとだけ。
仏教というより、儒教の国。
敷地内の半分はまだ建設途中であり、新たな国の寺院も造られ始めたのもあり、世界遺産だけれど、仏陀が生まれた周り以外はまだ中途半端な感じでした。(10年前とあまり変わっていない)
ネパールだから、完璧は無理です。
しかしそんな中で感じたのは国民性。
ドイツ寺と日本寺は美しく、周りもしっかり手入れが行き届いていました。
あとオーストラリアも綺麗にされていました。
インドとかネパールの一部は、かなりクオリティの低い寺院もあったりして…
仏陀が生まれた場所 = ネパール ルンビニ村
それだけで十分だし、そこに意味を持たせる必要性もないと思います。
あるとしたなら、観光資源の為…
仏陀は自分が褒め称えられる事を望んではいません。
ただ静かな涅槃に入り、この法の実践が、人々の助けや救いになる事を望んでいる… それだけだと思います。
= 十二縁起を学ぶ =
生とは危機的状況である事を知り、自分以外は全て他人である事を知り、他人であるが故に、生老病死は取って代わり様のない事を知る。
そこを覚る事が、生きていく上での哀しみ、苦しみを断つ事になる。
この世で覚悟を決め、各々が独り生きていく。
縁起によって変わり続ける状況に対し、最善の判断と最善の対応を、仏陀の目指す智慧を基に、唯一 存在している「今」の中で実践していく。
物事は必ず目の前に現れ、絶えず因果関係によって変わり続けていく。
その関係。
仏陀が解いた十二の縁起を学ぶ事で、体感、実感する事で、そこに現れる状況「今」に正しく対応していく。
難しくて、後回しにしていた十二縁起…
先ずはその十二縁起をしっかりと学ぶ事が、来シーズン以降 自分は何をしていけばいいのか?の答えに繋がっていくのではないか。
これがルンビニでの瞑想にて自分が感じ事であり、ポカラに帰ってから、来シーズンに渡りやるべき事。
全ての状況は変化し、それはどの様に起こり続けているのか?!
仏陀はそれを十二の縁起として覚っている。
ネパール大震災が起こった今、私も含めて各々が、どの様に変化に対応していくのか?
覚らなければならない。
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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