その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
2024/11/16 (Sat)
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2013/01/04 (Fri)
会社の方針
今シーズン、仕事場を求めて日本からメールでコンタクトを取れた唯一の会社、それがNirvana paraglidingです。
そして私が働いている会社 Nirvana paraglidingは約3ヶ月前、今シーズン私がネパールに到着後スタートした新たな会社です。
最初の1週間はパイロットは私だけでしたが、その後 カナダ人のフレッド、そして1ヶ月後には韓国人パイロット3人ソン、ヨウ、C.Jが加わり、今では更にチェコのバリー、トルコのデニスとオルジェイ、ロシアのロブが働いています。
この会社が他のパラグライダー会社と違う点は、10年間ポカラで旅行会社を運営してきて、そこに新たにパラグライダービジネスをスタートさせた点です。
他の17会社はパラグライダーだけをやっている会社で、ここが決定的に違う点です。
しかしこれだけ会社があると、生き残る為には経営努力が必要になり、順調に見えるこの会社もかなり必死なのが内にいると分かります。
彼等が一番懸念している事、それはせっかく捕まえたエージェントに忘れられる事です。
海外からやって来たほとんどのパイロットは出稼ぎで来ているので、彼等のシーズン(4〜8月)が来ると自国に戻っていきます。
しかしここポカラは雨季(5〜8月)でも8割の確立で飛ぶ事が出来、しかも涼を求めて多くのインド人ツーリストがポカラにやって来ます。
しかし運営出来る会社は半分くらい、何故ならパイロットがいないから。
しかしこれは年々増え続けるネパール人パイロットで、数年後には解消される問題です。
と共に、言い換えれば出稼ぎでやって来るパイロットは、年々居場所が無くなっていく事を意味します。
Nirvanaの問題も、その数年をどう切り抜けるのか?
パイロットがいなく、雨季の間パラグライダービジネスをストップする事は、会社の存続に関わってきます。
その間にエージェントが他会社に移り、忘れ去られる事を一番心配しているからです。
私もチーフパイロットとして、彼等の輪の中に入ってよく話し合いますが、会社の方針は、一年間 働く事の出来るパイロットを重要視している事。
パイロット間でローテーションで仕事を回すのではなく、年間働けるパイロットに常に仕事を与え、残りのお客を短期のパイロットに回す、つまり常に仕事があるパイロットとたまにしか仕事をもらえないパイロットに分かれるという方針です。
今日 トルコのオルジェイが2ヶ月しか滞在出来ないという事でCalling パイロット、パイロットが足らない時だけ電話を受け仕事がもらえる立場に…
会社も生き残らないといけないので、厳しく線引きをしていきます。
これではやってられない! と、短期滞在のパイロットは他に移ろうにも、もう働く場所がない…
もらえる給料にも各パイロット間で差をつける方針で、プロとして働いている以上 査定されるのは歓迎だし、この辺りの厳しさからもこの会社の熱意が伺えます。
Nirvanaのチーフパイロットとして、5年、10年とこの会社で働き続ける事が、この地で生きていく術だと考えています。
毎年 多くのパイロットがやって来ますが、近い将来ポカラのパラグライダー業界はネパール人パイロット、年間パイロット、そして一部の認められたパイロットしか働く事ができなくなる!
そんな世界になっていくでしょう。
そして私が働いている会社 Nirvana paraglidingは約3ヶ月前、今シーズン私がネパールに到着後スタートした新たな会社です。
最初の1週間はパイロットは私だけでしたが、その後 カナダ人のフレッド、そして1ヶ月後には韓国人パイロット3人ソン、ヨウ、C.Jが加わり、今では更にチェコのバリー、トルコのデニスとオルジェイ、ロシアのロブが働いています。
この会社が他のパラグライダー会社と違う点は、10年間ポカラで旅行会社を運営してきて、そこに新たにパラグライダービジネスをスタートさせた点です。
他の17会社はパラグライダーだけをやっている会社で、ここが決定的に違う点です。
しかしこれだけ会社があると、生き残る為には経営努力が必要になり、順調に見えるこの会社もかなり必死なのが内にいると分かります。
彼等が一番懸念している事、それはせっかく捕まえたエージェントに忘れられる事です。
海外からやって来たほとんどのパイロットは出稼ぎで来ているので、彼等のシーズン(4〜8月)が来ると自国に戻っていきます。
しかしここポカラは雨季(5〜8月)でも8割の確立で飛ぶ事が出来、しかも涼を求めて多くのインド人ツーリストがポカラにやって来ます。
しかし運営出来る会社は半分くらい、何故ならパイロットがいないから。
しかしこれは年々増え続けるネパール人パイロットで、数年後には解消される問題です。
と共に、言い換えれば出稼ぎでやって来るパイロットは、年々居場所が無くなっていく事を意味します。
Nirvanaの問題も、その数年をどう切り抜けるのか?
パイロットがいなく、雨季の間パラグライダービジネスをストップする事は、会社の存続に関わってきます。
その間にエージェントが他会社に移り、忘れ去られる事を一番心配しているからです。
私もチーフパイロットとして、彼等の輪の中に入ってよく話し合いますが、会社の方針は、一年間 働く事の出来るパイロットを重要視している事。
パイロット間でローテーションで仕事を回すのではなく、年間働けるパイロットに常に仕事を与え、残りのお客を短期のパイロットに回す、つまり常に仕事があるパイロットとたまにしか仕事をもらえないパイロットに分かれるという方針です。
今日 トルコのオルジェイが2ヶ月しか滞在出来ないという事でCalling パイロット、パイロットが足らない時だけ電話を受け仕事がもらえる立場に…
会社も生き残らないといけないので、厳しく線引きをしていきます。
これではやってられない! と、短期滞在のパイロットは他に移ろうにも、もう働く場所がない…
もらえる給料にも各パイロット間で差をつける方針で、プロとして働いている以上 査定されるのは歓迎だし、この辺りの厳しさからもこの会社の熱意が伺えます。
Nirvanaのチーフパイロットとして、5年、10年とこの会社で働き続ける事が、この地で生きていく術だと考えています。
毎年 多くのパイロットがやって来ますが、近い将来ポカラのパラグライダー業界はネパール人パイロット、年間パイロット、そして一部の認められたパイロットしか働く事ができなくなる!
そんな世界になっていくでしょう。
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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