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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2014/03/15 (Sat)
プレミック 天国へ

チェコスロバキア出身のパイロット。

Avia club でタンデム パイロットとして働いていた、チェコ出身のプレミック(35歳)が、昨日 ネパール横断のチャレンジの途中で亡くなりました。

3週間でネパールを西から東へ横断するチャレンジは、彼の死によって幕を閉じました。

同じくポカラで働くアメリカのリリー、そしてもう1人のアメリカ人 チベルト、そして彼の3人によるネパール横断のチャレンジでした。


アメリカ人 リリーのテイクオフ(ネパール横断チャレンジ)。


ポカラ手前のトレッキング 玄関口 ベニ 真近まで来ていましたが、そこでアクシデントによって亡くなりました。



ルートを見ても、決して標高の高いヒマラヤ側を飛んではいない。

ネパール横断のXCによるチャレンジなので、かなり前から下調べはしてきたはずだし、この時期にあえてチャレンジするのも春の風に乗り、飛行距離を伸ばす為。XCにはベスト シーズンである事は確かだ。

しかし風が強い時期でもあり、常に初めての場所を飛び続ける訳だから、想像しなかった危険性も待っている。

やはりアドベンチャー フライトは、安全にテイクオフし、安全にランディングする事が全てだ。

そこに横断というXCへの強い意識と、3人という状況が何か判断を失わせたのかもしれない…

1人のパイロットとして、何かに挑戦しようとした人が亡くなる事は、とても残念です。

そして言える事は、これで生きているプロのパイロットであるからこそ、決してパラグライダーで命を落としてはいけない!という事です。



ラダックでは地形上 風が強く吹くだろう。

フライトに関してはアンナプルナ同様に、ひとつの線引きをして飛ぶ事になる。

自分はXCにチャレンジをするパイロットではなく、パラグライダーと共に自分のテーマに向かっていくパイロットなので、フライトに関しては明確なルールがある。

安全にテイクオフし、安全にランディングする!

飛ぶ事が全てではないパラグライダー。
精神の世界を求めるパイロット。


今回のプレミックの死をアドベンチャー フライトとしての、ひとつの教訓にしなければいけない!
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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