忍者ブログ

その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2012/07/16 (Mon)
「白山が奇麗だった・・・」
スクールにはキャリア20年以上の人から最近始めた方、若い人から年配の方まで、色々な方がいらっしゃいます。
フライヤーについて日本とネパールとの違いは、ネパールでは20代から30代前半が多いのに対して、日本は50代後半から60代が多い。
そして一番の違いは国籍、ネパールは多国籍。世界中から人々が集まっているのに対して、日本は100パーセント日本人。それが当たり前なのですが、帰国すると違和感を感じる部分でもあります。
パラグライダーは色々な国でやっているのに・・・ 何故なんだろう? 何故外人が誰もいないのか?
日本はもともと山も低く、規制も厳しく、島国で天候も不安定、物価も高く・・・ 飛びに来るには魅力が無い国のようです。
パラグライダー(空を飛ぶこと)=自由の象徴 でもあるので、規制の中でしか飛べない日本では方翼を奪われた鳥の様に感じるのかもしれません。
しかし何故この国には外国人フライヤーがいないのか・・・・ ?やはり考えてしまいます。
外国で飛んでいるからこそ、感じる部分でもあります。


そして少し繋がる部分もあると思うのですが、如何に高く上げるか、遠くまで行けるか、も大事ですが、何か大切な事を忘れていないでしょうか?
「白山が今日は奇麗だったね・・・」(白山とは獅子孔からも見える山)
これは74歳の練習生が飛んだ後に言った言葉です。
そしてパイロットは誰も奇麗な白山に気付いていませんでした・・・・

頭の中は常にサーマル、サーマル、サーマル!それに課題のピッチングにローリング・・・
確かに分かりますが、たまには何も考えないで大空で歌を歌ってみたり、俳句を一句作ってみたり、今日一番の景色に感動してみたり、風の流れるままに漂ってみたり・・・・ 
誰よりも高く上げる事はそんなに大したことではなく、誰より遠くに飛ぶ事がそんなに大したことではなく、もっと色んな角度から大空を楽しんでみてはいかがでしょうか!!

大空を飛ぶことは、それを知る限られた人だけに与えられた特権なのだから。


サーマルソアリング・・・ これもパラグライダーの魅力の一つですが、もっと他にもパラグライダーの魅力は存在します。
「わー、いっぱい飛んでいる・・・」 素人が見たらそれだけに過ぎません。
PR
コメント
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[12/17 アジアン]
[03/10 アジアン]
[03/14 Kazu]
[03/13 田渕憲志]
[01/10 ユME]
[07/02 みき]
[07/01 Kazu]
[08/05 Kazu]
[08/03 kazu]
[07/30 Kazu]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者アナライズ
Copyright ©  -- 「 心 」 Life is BEAUTIFUL「 旅 」 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by 妙の宴 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]