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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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ネパールで日本人とタンデムフライトするケースは少ないのですが、今日1本目は日本の女性がお客さんでした。女性2人でネパールを旅しているそうで滞在は2週間、昨日までは6日間アンナプルナをトレッキングされ前半はヒマラヤも見えなかったそうですが、後半は晴天になり山も見え楽しまれたそうです。
パラグライダーは初体験、今度はヒマラヤを空を飛びながら見る事ができ楽しんでもらえました。
どんどん日本の方とネパールでも飛べるように宣伝をしていきたいです。


初の日本人
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もう一人の日本の女性は韓国人パイロットのC・Jとタンデムフライトしました。
C・Jは昨年からネパールで働いてるタンデムパイロットで、体重90キロの巨漢。
TEAM5は他のパイロットが皆ネイティブイングリッシュを話すので英語が難しくコミュニケーションにも苦労するのですが、彼は同じアジアの同僚で英語での会話も分かりやすく彼がいるので正直助かっています。


お茶目なC・J
今日2本目は巨漢のインド人とのフライト。
条件は日に日に良くなってきたので巨漢の人と飛んでも何とかなります。ランディング場が湖沿いにあり昼過ぎの2本目のフライトは西日を受けながら気持ちよく飛べました。


フェアレイクと西日

ネパールと言えばヒマラヤそしてエベレストが頭に浮かびますが、ポカラから見える山はヒマラヤの中でもアンナプルナ連峰、そこにエベレストは入っていません。エベレストを見るには首都カトマンズから東に向け飛行機で飛んでいくマウンテンフライトか、陸路と自分の足でエベレストベースキャンプに登って行くか。
 

このアンナプルナ連峰もジョムソンまで飛行機で飛んでいく、又は3日ほどのトレッキングから3週間以上かけてアンナプルナを1周するトレッキングまで体力と時間に合わせて選べます。ポカラから見るヒマラヤと違い、移動する事で近づく事で山の表情は変化していきます。私もいつかはアンナプルナ1周してみたいです、出来ればグライダーを背負って。

テイクオフのあるサランコットから見えるアンナプルナ連峰
マチャプチュレはネパール語で「魚の尻尾」と言う意味。実は見る方向によっては魚の尻尾のような形をしています。アンナプルナトレッキングに行けばそれがはっきりと分かります。その左のちょっとした出っ張りがマンディ・ヒマールです。


アップで撮影してみました
昨日からは晴天に恵まれどんどん飛ぶ予定がお客減少・・・ 今日も1本。
11月8日から仕事をはじめ今日が21日。13日間でお客と飛んだのが13本、7日間は天気が悪かったので仕方ないけど1日1本ペース。会社も増えしかもTEAM5は新しい会社なのでこんな感じなのかもしれない。
1日1本飛べれば何とか生活できるし、ネパールタンデム1年目なので与えられた仕事を確実にこなして行くのが大切。後は会社任せだけではなく自分でも営業してお客を取れれば自分で飛べる。
如何に楽しんで飛んでもらえるのか? そこへの追求と毎年来るネパール、そこで生きていくためにやらなければいけない事。ただ緩やかに日々を過ごすだけではなくそんな事も考えないとね!


今日も1本に集中して飛びました
ネパールでは仕事も限られ、あったとしても給料が安くとても家を建てたり自分でビジネスを始められないので海外へ働きに出る人が多いです。一家に一人は海外で・・・ 一番多いのがインド、そして東南アジアやドバイやカタール、この多くは肉体労働で学歴の無い人がほとんどです。そして外国に行く10%ほどの人が先進国で大学に通いながら働いています。今はネパール人が日本へ行くのはお金がかなりかかり、ビザもなかなか取れないので人気は低いです。それに変わって韓国が人気があってお金もビザも日本より簡単で、韓国語を勉強している人の方が多いです。旅行者も断然日本人より韓国人や中国人が多く、アニョハセヨ・・・ と声をかけられる事の方が多いです。外国人に会うことの少ない日本からグライダー片手に世界へ飛び出してみませんか!


アメリカ在住のネパール人女性とタンデム
タンデムではTEAM5のテイクオフ場を使いヒマラヤが見える方向とは反対になるのですが、ソロで飛ぶときはヒマラヤが見えるBLUE SKYのテイクオフ場を使います。ネパールツアーでもBLUE SKYを使う予定です。テイクオフ場は5ヶ所あるのですが、景色も風も広さもBLUE SKYが一番です。昨年までは無かった舗装整備された道が出来ていて、テイクオフ場もより広くなり一度に10機は広げられそうでした。こんな青空の中ネパールツアーを迎えたいですね。


BLUE SKY テイクオフ
今日は天気も良かったのですがお客が入っていなかったので、今シーズン初のソロフライトをしました。
目的はネパールツアーでも使うであろうPAME村の河原へのアウトランディング、その状況確認でした。
昨年までは帰れなくて何度もここに下ろしているので分かってはいるのですが、何か変わった事は無いか確認の為来ました。谷なので風が入ったり入らなかったりしますが、風向きは安定しています。下が石ころなのが気になりますが・・・ 安全面を考えればPAME村の田んぼに下ろす方がいいかもしれませんが、そこまで出て行くには高度が必要なので、攻めて低くなった時はやはり河原に下ろすことになります。


ランディング後パッキングをする子供たち
パッキングした後は集まった3人の子供が代わる代わるグライダーを次の村まで(約1キロ)運んでくれました。
別に必要は無いのですが、子供たちが我先と小遣い欲しさに集まってきます。知っている子供も沢山いて、子供との付き合いも長い目で見てここでは大切です。キャリー代で100円あげました。これは村の子供には大きなお金・・・ 子供の態度や楽しい気分かどうかで決めます。


PAMEの子供たち
今ネパールは少し遅い稲刈りシーズンを迎えています。本来ならもうとっくに終わっている時期なのですが、11月に連日雨が降り稲も濡れてしまい農家にとっては問題となっています。刈った後の田んぼもぬかるんでいるので、XCしてもアウトL.Dする場所が限られているので注意と下調べが必要です。


レイクサイドから5キロほど離れた村「PAME」の稲刈り
今日初の給料をもらいました。給料日は1日と15日だそうで、今日は前半の15日間といっても働き始めたのは8日からで、15日までの7日間のうちの飛べた4日間 11本分の給料をもらいました。
お金が立っていますがこれで計37000円です。これはネパール人の平均月収の4ヶ月分・・・ 100人以上のネパール人がパラをやっている理由はここにあります。タンデムパイロット=日本のプロ野球選手のような感覚です。私たち外人にはタンデムパイロット=タンデムパイロットですが・・・

写真代はその都度もらえるので、写真が売れればそれで食事は出来ます。ただ最近写真代が値上がりして1700円になり、高くて買わないお客さんも増えています。獅子孔では500円で販売しているのに・・・ 



RS 37000 /  今は RS 1 = 1円 のレートです
インド人が経営しているインド料理専門店をみつけました。その名も「LOVELY  INDIAN  RESTAURANT 」
こじんまりしたお店ですが、ここなら本格的なインド料理が楽しめると思います。場所はレイクサイドから少し外れの旧王宮建物の近くにあります。


インド人経営のインド料理店
新たに見つけたインド料理専門店、メニューはベジタリアン用とノンベジタリアン用の2種類が用意してあります。メニューを見てもよく分からない料理ばかりなので、何度も来て色んな種類を食べてみないと何が美味しいのか?と言うわけで、今回はとりあえずガーリック味のナンとサグという葉っぱとインドのチーズが入ったPINNERというものを食べてみました。ガーリックナン1枚がかなり大きかったのと、味は想像通り。緑のPINNERは辛くも塩っけもない葉っぱの味そのもので、インドのチーズは発酵させて作るチーズではなく即席でミルクに何かを入れて固めて作るチーズで、味はほんのりチーズの味のする硬豆腐って感じでした。
インド料理=辛い と思っていましたが、辛くない料理もあるんですね。


ナン、緑のPINNER,バナナラッシーで220円
天気も今日から変わり始め久しぶりのタンデムが11:30から入っていたので、朝一の便でテイクオフに上がり友人宅のホテルでダルバートをご馳走になり、約2時間TEAM5のジープが上がってくるのを景色を眺めながら待っていました。このホテルはテイクオフのあるサランコットで一番お勧めのホテルで、レイクサイドが奇麗に見渡せ、展望台までは歩いて10分のところにあります。サランコットに泊まるのならPanoramic view guest house http://www.sarangkotguesthouse.com がお勧めです。


少しずつ日差しが出始めたポカラ
1週間続いた曇りと雨の日々、今朝も曇ってはいましたが次第に太陽が顔を出し始め3日ぶりにフライト出来ました。明日からは11月本来のポカラの天気になる予報なのでどんどん飛んで稼ぎたいですね!


久しぶりの日差しの中でフライト
ネパールでのフライトの魅力の一つにXCや冒険フライトがあります。
時期的には2月から3月上旬、ちょうどその時期にはネパールチャンピオンシップとロシアのコンペティション
があり、条件的にはピークを迎えます。ここぞとばかりにタンデムパイロットも仕事を休み各々に計画を練りチャレンジを始めます。
自分は特に今年はタンデムが最優先で好条件の時はお客も多いので自分のチャレンジは二の次ですが、
チャンスがあればMARDI HIMAL(5500m)に挑戦してみたいです。昨年はMARDI HIMAL BASE CAMP(4200m)まで行ったので、5000mの壁に挑戦したいです。距離にしてBASE CAMPからは5キロ程ですが、雲低が問題になってきます。1日目はコーション(3600m)まで飛んで行き一泊ビバークして、次の日の午前中 雲が沸く前にテイクオフしてMANDI HIMALを目指す・・・ チャンスがあればチャレンジします。

Mardi Himal Base camp ~ Mardi Himai
お隣の大国インドの文化として映画があります。日本ではアメリカのハリウッドが有名ですが、インドの映画をボリウッドと言ってハリウッドを凌ぐ数の映画が毎年撮影されているインドは映画大国です。
以前日本では「踊るマハラジャ」というインド映画がヒットしましたが、インド映画の特徴として必ずミュージカル調の踊りが15分おきぐらいに登場して、歌と踊りと映画がセットになっています。
登場する俳優さんはマッチョで堀の深いソース顔、女優さんは美しくスタイルもよく「インドの女性=美しい」と錯覚に落ちますが、以前インドに行った時にはこんな女性どこにもいませんでした・・・・  やはり女優さんは女優さんですね。


ボリウッド女優の SONAM KAPOOL
レストランで食事をしているとサドゥーが一軒一軒回りながらやってきます。地元の人はお米を一掴み、ツーリストは5円程の恵みを与えてやります。彼等はインド人、彼らの食生活は至ってシンプルでベジタリアン、生涯結婚することも無く一人放浪の旅を続けます。俗世間から離れ悟りを求め彷徨う彼らが、自然の一風景となって違和感なく存在しています。


湖の畔であったサドゥー
湖沿いのレストランで頼んだピザ。トマトソースとチーズのシンプルなマルガリータ。
ピザは他でも食べますがピザはピザ、たぶん世界共通の味だと思います。おやつに一人で食べるには多かったですが、マンゴーラッシーとピザで340円ほどでした。


シンプルなマルガリータ ピザ
こちらの人がよく使う椅子でムラと言います。丈がちょうど膝より少し低い位の高さで座りやすく、竹を編んで作ってあります。座下はタイヤをうまく再利用して滑らないように工夫してありました。軽くて持ち運びに便利です。下のはカラフルで豪華版ですが、今まで見たのは一色で滑り止めのタイヤも付いていないシンプルなものでした。


豪華版ムラ
ここレイクサイドにいると勘違いしがちですが、それはレイクサイドはツーリストエリアであって本来のネパールの姿ではないと言う事です。沢山のレストランにダンスバー、車が行き交い沢山のツーリスト・・・ ストリートチルドレンもここでは見かけません。ツーリストが気分よく生活できるように作られた場所です。
しかし一歩村に入れば昭和初期のような生活が存在します。情報社会は世界を変えていきますが、その狭間で彼等は生活しています。牛の糞をこねている横でDVDを見ている・・・ 
何が幸せなのかは環境によって変わってきますが、少なくても学校に行けて食事が出来る、それはどの環境下でも最低限の人権だと思います。
ここのパラグライダー会社もBLUE SKYなどはその収益の何パーセントかをその環境下の子供たちのために寄付しています。
今日は以前からの知り合いでこのような活動をしているネパール人とサポートをしているフランス人に会ってお話をしました。以前から少ないですが何回か寄付をしてはいたのですが、その学校が出来ているとの事で今度時間があるときに訪れようと思います。今は11人の子供がそこで生活しているそうです。 


サランコットのシデュルヶにある学校
今日もご覧のあいにくの天気・・・
昼には太陽もほんの少し顔を見せパラも何機か飛んでいましたが、お昼過ぎにはテイクオフのあるサランコットで雨との情報が入り、上がろうとしていたソロパイロットも撤退。
こんなんだと生活のリズムを保つのも難しく体もだるくなってしまうので、今日はコンディション作りも兼ねてハイクアップしようとしましたが、雨がいつ降ってくるのかも分からず敢え無く止めました。


フェアレイクで釣りをする人

BEST IINDIAN DISH と書いてあったレストラン。このようなレストランはどこもそうですが、メニューは何でもある感じでです。ステーキ、フィッシュ、イタリアン、ネパリ、インディアン。やはり色々なメニューがないとお客を幅広く呼べないのでしょう。中華や韓国や日本食はその専門店に行けば食べれます。                     テラスのある所はヨーロッパ人に人気があるみたいですね。

夜になると人々が集まって賑やかに




 

ネパールツアーで使える美味しいインド料理屋を探そうと今晩はLAXMAN RESTAURANTに行きました。
その辺で会ったネパール人に紹介してもらって行ったのですが、「BEST INDIAN DISH」 とボードには書いてありましたが、メニューを見たらイタリアンもありインド料理専門店ではありませんでした。店員に尋ねるとインド料理がスペシャルとのことで、お勧めのチキンマサラをオーダーしました。味は旨みもあり美味しかったです。辛いのは当然で汗を拭きながら食べました。インド料理はネパール料理よりも脂っこいですが、その分旨みもありました。食後はチョコレートプディングを食べましたが、日本のプリンのように固まってなくてムース状でこれも甘過ぎず美味しかったです。それにオレンジジュースも飲んで650円ほどでした。


ブラウンシチューをスパイシーにした感じの味わいのチキンマサラ
  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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