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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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約2週間前からYetiで生活しているシッディカ7歳。ちょうど起きたばかりでこんな感じですが、とてもアクティブな女の子です。彼女の父親はドバイで3年働いて帰ってきたばかり、母親と一緒に今は親戚の田舎に行っていてシッディカはその間ここで生活しています。また1ヶ月もすれば父親は外国へ・・・ 一家に一人は海外に出稼ぎに行くネパール、7歳にしてこの強さはそんな環境で育っているからかもしれません。


一緒に飛びたいと言っていますが・・・ 10Kgの子供と飛ぶ道具がありません
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27歳の誕生日を迎えたスニ-タ。来年には学業も終え結婚でしょうか・・・
ブラマンカーストは学業を重要視するので30歳近くまで学校に通っている人が多いです。彼女は働きながら時間があるときに勉強しています。とにかく忙しい女性です。

日中は天気にも恵まれ飛んでいても寒さを感じることは無く、タンデムフライトとしては最高の条件です。
ソロで飛ぶには少し物足らない条件ですが、これから晴天が続けばXCも挑戦できる条件になってくると思います。その時はしっかり防寒準備が必要ですが・・・

前日から予約していたインドの家族、飛ぶ予定の子供が風邪を引き変わりにお母さんが飛ぶことに。
インド人は酔いやすいので気をつけて飛びましたが、条件もタンデムとしては最高であまり回すことなくゆっくりと飛ぶことが出来楽しんでもらえました。

停電の予定表です。一日11時間に・・・
朝6時間、夜5時間そんなパターンでしばらく続きます。一日の半分は停電してますが、電気が必要な時間は基本停電なので特に電化製品の充電が出来ない時もあり大変です。


これから更に増え雨の季節(5~6月)まで続きます
ホテルから見た夕日を受けて輝くヒマラヤ。サランコットから見ればなお一層奇麗に見えます。
本来のポカラの天気になりました。

カトマンズから9人グループがポカラに遊びに来ました。そのうち男子学生7人がフライト。
Team5は今パイロットが4人しかいないのでNew para worldのパイロット3人も応援に来て7人揃ってフライト。この様に団体で来たときには協力し合うのが暗黙の決まり、Fishtailなどはそれを破り全て自分の所のパイロットで何回にも分けて飛ぶもんだから2回もペナルティーを受けています・・・
他の会社のステッカーを配っていたり、とにかくパラグライダーが一つの大きな産業としてここポカラでは成り立っています。


ポーズをとって!と言ったらこんな感じに。
韓国ツーリストが多い昨今、レイクサイドには沢山の韓国料理店があります。
その中でもお勧めなのが午の酒と書いてナッスルというお店。場所は今度ツアーで泊まるMt.Kailashから歩いて5分ぐらいの所。以前行った時には外で食べたのですが、聞いてみると個室があるとのことで入ってみることに・・・  2箇所あり1つは7~8人程の部屋、もう一つが15人ほど入れる部屋。部屋の中は韓国の本や写真集が沢山置いてあり、木造に暖色のライトと落ち着ける空間になっていました。
外では焚き火にバーも併設してあり、韓国人で賑わっていました。


「午酒」の個室
韓国料理店「午酒」で食べたのは豚バーベキューセット。味付けは甘辛く、付け合せに出てくるピクルスやお漬物が程よい辛さと酸っぱさで食が進みました。ご飯はネパール米ではなく日本のお米と同じで美味しくてお替りしました。ほうじ茶も飲んで680円でした。

私は外ではなく室内で食べましたが、この季節外では焚き火に当たりながら、中では落ち着いた雰囲気で食事をする事が出来ます。
韓国人パイロットに聞いても「午酒」はレイクサイドで1,2の韓国料理店と言っていたので、雰囲気も含めてお勧めです。
メニューは定番のチゲスープやビビンバ、キムチラーメン、焼肉、バーベキューなど、ベトナムの生春巻き、それに日本の味噌汁や海苔巻きなどもありました。


個室もあり本を読みながら落ち着いて食べられます
今年は11月から曇りがちで12月に入ってももやがかかったどんよりとした天気が続いていました。太陽が顔を出しても霞がかった感じでヒマラヤも薄ら見えるぐらいでした。しかしバンダの日から条件が変わりヒマラヤも奇麗に見える様になってきました。天気予報ではこの先10日間は大丈夫そうなので何とかネパールツアーは天気の良い中でスタートできそうです。


奇麗なヒマラヤをバックにオーストラリア女性とタンデム
今日のお客さんはボランティアでネパールを訪れているオーストラリアの女性でした。
職業はナースということで約2ヵ月半チベットとの国境近くでボランティアをされていたそうです。
青年海外協力隊やNGOなどのボランティアで訪れる方も多いネパール、彼女も是非また来たいと言っていました。明日カトマンズへ、そして帰国されます。


初のネパール、初のパラグライディング。
今日はネパール中がバンダ(ストライキ)で止まっていました。
今回のバンダの理由ははっきり分からないのですが、ネパールバンダで全土で全てがストップしました。
車もバスもオートバイもお店も仕事も全て禁止され、なす術の無い1日です。数年前までは反政府組織マオイストが活発だったころは頻繁にバンダがあり、食料やガソリンなどが入ってこなくなり特にツーリストエリアでは大打撃を受けました。昨年あたりからバンダもほとんど無くなりましたが、今回のバンダ。1日だけだったので皆笑っていますが・・・ 何かあればバンダ!これもネパールの文化の一つです。

当然パラグライダーも営業も車も出せないので基本お休みですが、久しぶりの晴天で条件もよさそうだったので歩いて登る事にしました。BLUE SKYなどは昨夜のうちにサランコットにジープで登りバンダでも飛べる様に備えていました。



サランコットのテイクオフまで続く階段、イメージ的には獅子孔を2回WALK UPする感じです。
サランコットまでゆっくり歩いて約2時間、その中腹には湖が奇麗に見える絶好の休憩場があります。
そこで休憩していると登ってくる男性が・・・ SUNRISEパラグライディングでタンデムをやってるアメリカ人のDAVEでした。彼は昨年からポカラで働いていてインストラクターでもあるのですが、X-Alpsでアメリカチームのホンザのサポーターを2回やっていて、山を登るのも苦にならないようすでした。
この様にバンダになると飛ぶには歩いて登るしかなく、歩ける人と歩けない人で分かれます。だいたい登ってくる人は決まってきます。基本毎日飛べるのでバンダの日ぐらいは飛ばなくてもいいのですが・・・
タンデムしかやらないパイロットは当然一日お酒でも飲んでいて、タンデムが無くてもソロでも飛ぶパイロットは「バンダ最高!たまには歩いて登って飛ぼうか。」と上がってきます。
この差は大きいと思うのですが! 


晴天の中WALK UP。DAVEも上がってきました。
ランディングするといつもの様に子供たちが集まってきました。今日はバンダ、普段は見かけない子供たちもいましたが、ちゃんと躾されていてこちらもイライラすることなくパッキングを手伝ってもらいました。素直なかわいい子供たちでした。


ガテシナ村、知り合いの養豚場がありここにランディング。
ランディングする時に養豚所が見え、そのオーナーに以前会った事がったので近くにランディングしてお邪魔しました。
彼は以前に日本に働きに(不法滞在で)行っていた事があり、そこで学んだ養豚をこのポカラの地で数年前に始めました。ネパール人は豚を食べる習慣はある地域やカーストを除きあまり無いのですが、ここレイクサイドにはレストランも多くツーリストが集まるので、そこに販売しているそうです。
日本との違いは肉質は関係なく1KG=いくら なので、とにかく太らせ大きくする事が大事のようです。なので100KGを超えるような豚も何頭かいて、狭い個室に座りひたすら食料を与えられ、自分では立つ事も出来ない異様な光景でした・・・ 食べて寝て食べて寝てを繰り返すだけ・・・ 生き物というより、お金に換わる一つの物のように感じました。


目に出来ないだけで、家畜はこういう物なのかも知れません・・・
柵に近づくと集まってくる子豚たち。条件反射的に餌をもらえると思って寄ってきます。
小さなうちはこの様に団体で、大きくなると個室でとことん大きくなるまで飼育されます。
家畜をこの様に間近で見る機会はなかなか無いので、一つの産業として飼われる動物を見ると複雑な気持ちになりますが・・・ しばらくは豚を食べる気にはなれません。それはかわいそうとかではなく、あの異臭の中で機械的に育っている姿を見ると・・・
 

条件反射で集まってくる子豚
バンダで学校もお休み。ランディングした村ガテシナから次の村パメまで代わる代わる私のグライダーをキャリーしてくれました。別に必要は無いけど小遣い欲しさにキャリーしてくれる子供たち・・・
たまにだし、対応もよかったのでOKしました。


小さな子供にとっては15KGの荷物は重そうでしたが・・・ 150円のお仕事。
今日もお客がいなかったのでソロフライト。目的はただ一つGreen Wall方面へ走ることでした。
予定としては午後1時ごろにテイクオフするつもりでしたが、テイクオフに着いた12時前には既にサランコットをトップアウトしているグライダーもあり、しかもヒマラヤ方面から雲が流れてきていたので急いで12時にテイクオフ。サランコットは楽勝で上がり2200メートル、しかしヒマラヤ方面はどん曇り。。。 上がっても誰一人として走っていきませんでしたが、目的がGreen Wallだったのでトランジット。
朝からレイクサイド方面は陽が差していたので上がりましたが、山方面は日差しも無くGreen Wall手前のリキダンダで終わってしまいました。
イーグル2羽を引きつれ(先導してくれ)リキダンダでも一緒に回しましたが置いていかれてしまいました。
チャンスはその時だけ、時間も早く付いていって撃沈するよりももっとサーマルを待って上げてからGreen Wallへ行こうとしたのが失敗でした。コンディションを考えれば低くてもイーグルに付いていってそれで終わったほうが納得できたでしょう。

ネパールツアーではGreen wall方面のXCで必ず立ち寄る場所がリキダンダです。そこで上げ直してGreen wallへ向かうのでここでの飛びが大きなポイントになります。ここで終わったとしてもランディングする場所は問題ないので、サランコットで上がればリキダンダへ!
帰りはローカルバスでゆっくり1時間でレイクサイドへ料金は55円。ツアーではハイエースがお迎えに来てくれます。
今日1本目はドイツからのお客さんでした。すごく物静かな彼でしたが条件もタンデムとしてはまずまずで30分飛んで楽しんでもらえました。
やはりドイツ人も時間が無いらしくネパール1週間で明日岐路に付くそうです。


長身だったので前を見るのに苦労しました・・・
いつも私の自転車をねらっている子供。時間があれば近寄ってきて「自転車貸して!」
自分が使わない時には子供も遊び道具も少ないし自転車くらいは貸してもいいか・・・ でも最近は夜10時まで使っていたりちょっと度を越しつつあるけど。
その子がタクシー代を払うので叔父と飛んで!と言ってきたので、お客も入ってなかったしOKしました。でも友達でもないしタダで飛ぶのは気が入らないのも事実です。友達ならともかく、次回は考えます。


右から2人目の自転車小僧の叔父とフライト
以前はレイクサイドで宝石商をしていた彼、今日始めて会いましたがタクシイ代だけ出してもらって無料フライト・・・ 無料だと気は入りませんが・・・ しかも友達でもないし・・・
ただここで生きていくうえでも人との繋がりが大事なので・・・  ランディング後はビールをおごってくれ、今は彼のお兄さんが経営している宝石店に連れて行ってもらい、その息子が以前ケシャブ(YETIの長男)に勉強を教えてもらっていたりと何らかの形で繋がっていました。一つの繋がりが増え、お金は入りませんがこれも何らかの形で未来に繋がっていくことでしょう!


かなり回し揺れましたが胃は丈夫でした・・・
ネパールも冬を向かえ寒くなりました。日中はさほどでもないのですが、陽がかげると途端に寒くなります。計ってみると夜で9.9度。暖房設備の無いネパールで冬は各家庭で焚き火が焚かれます。村では焚き火の原料はいくらでもありますが、街ではお金を出して準備します。皆手馴れていて大人から子供まで上手に燃え尽きるまで焚き火をして温まりそして床に就きます。


停電そして焚き火。
今日もお客がいなかったのでソロフライト。最低でもGREEN WALL方面へ突っ込みたかったのですが・・・
まだ今シーズンはGREEN WALLへ行っていないので、ネパールツアーまでには行って条件を調べておきます。
約1時間フライト、サランコットの次の丘トレパニで上がらずシンク帯につかまって終わり・・・ ついでだったので近くの友人宅にランディングし尋ねてみるとちょうど脱穀の作業をしていました。彼はネパール人で半年はノルエーに働きに行っています。ちょうど10日ほど前に帰ってきたばかりで、忙しそうに脱穀を手伝っていました。今日で作業が全て終り明日からフリーとのことで飛ぶのを楽しみにしてました。彼も2年前にパラを始めています。一歳になる息子と奥さん、総勢8人家族です。


脱穀を手伝いに親戚が集まってきました
ちょうど稲刈りが終わり稲も乾き脱穀のシーズン。この作業が終わると一段落つき、農村はしばし農閑期を迎えます。
その模様はこちら⇒http://youtu.be/IVHX4bQVX70

  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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