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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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こちらが最近出来た新しいお部屋です。
了解を得て見せてもらったのですが、中から2人の日本人が・・・
奥のメガネをかけた男性(杉村さん)がここの住人で、昨年の10月から今年の3月までここにいらっしゃるそうで、その後はインドのダージリンへ。このネパールとダージリンを行ったり来たりして生活されているそうで、その生活を15年も続けているそうです。
そして手前にいる男性が・・・ 名前を忘れてしまいましたが、彼もダージリンに住んでいてネパール女性と結婚されていてダージリンでレストランをされているそうです。ビザの関係でネパールに来られているそうですが、奥さんが働き者で自分はここでこうしている事に若干後ろめたさがあるようでした。
お二人ともネパール語が堪能でここのオーナーとはネパール語で会話してました。
今日初めてお会いしたので素性は聞けませんでしたが、謎めいた生活をされているお二人でした。


以前は写真を撮ってお見せするには・・・ でしたが、新しいお部屋はとても奇麗でした。
キッチンとトイレ、シャワーがあり1ヶ月8000円の家賃だそうです。
自炊をすれば長期滞在者にとってはお得だと思います。
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夕方に食事をしにダムサイドに行ったのですが、昨日の雨で街は奇麗に洗われ空気もとても澄んでいました。ただ昼からの日射でヒマラヤサイドでは雲が発達・・・ かなり積雪もあった様で白く化粧をした山、明日から太陽が続けば昼前には積雲でヒマラヤは隠れてしまいます。
今日は11時頃まで曇天でサランコットも雲の中でしたがお昼過ぎには太陽も注し飛べる条件になりました。
ただし昨日に一日中降った雨の為に大地は冷たく空気もひんやりしていて、テイクオフレベルで何とか回して粘る・・・ そんなフライトになりました。
サランコットに行くダートコースもぬかるんでいて、空気は奇麗になりましたがまだ地は湿っぽく、明日も同じような条件になりそうです・・・ 

昨晩降り始めた雨が夕方になっても止むことなく降り続いています・・・
降水確率95%でしたがまさかここまで降り続くとは思いませんでした。
これで埃っぽかった街も洗われ奇麗になることでしょう。


今日はYati Restaurant に住み勉強とレストランのお手伝いをがんばってやっている従妹のマニーシャの15回目の誕生日でした。
親元を離れ5年前に彼女がここに来た時には食事も皆と一緒に出来なかった恥ずかしがりやの女の子でしたが、今では英語も覚えお客さんとの会話も出来るようになり料理もメニューにあるほとんどを作る事ができるようになりました。Yetiにとって欠かせない存在です。
私とYetiとの付き合いが7年、ここの子供たちも大人になりその成長を毎年感じますが、長女はキャリアウーマンとして忙しく働いていて、次女はUKに留学し、あの小さかったマニーシャが15歳に・・・
3人の息子も今は勉学中ですがやがてそれぞれの道を歩んでいく事でしょう。
それぞれがそれぞれの道を歩んで行っても、いつかまた会える。
長い人生で一度出来た絆、友情は永遠である事をこの地で教わりました。


何がいいか悩みましたが、毎日停電が続くのでキャンドルとキャンドルスタンドをプレゼントしました。
今日の降水確率85%・・・ 
その予報に朝からヒマラヤサイドは雲の傘がかぶり、朝9時に屋上から天気を眺めてみても気持ちが入らず仕事も無く午後2時まで音楽聴いて寝てました。
今日はマニーシャ(Yetiの従妹)の15回目の誕生日なので3時過ぎからマヘンドラプルにプレゼントを買いに行って、帰りにプリティビチョークで食事して帰ってきました。
もっと雲が垂れ込めて渋い条件になるかと予想しましたが、飛んでいるのを見ると結果的にはサランコットでも結構上がっていました。風がポカラにも入ってきていたので山サイドは強かったと思います。
明日の降水確率は95パーセント・・・
今後に備えて英気を養う日になりそうです。




プリティビチョークのモモ屋で1時間ほど行き交う人々を眺めていました。
レイクサイドと違ってここはネパールの町そのものです。
作られた町レイクサイドと自然とそこにある町とでは伝わる空気感が違い癒されます・・・


日本同様にこちらの新聞にも求人募集の広告が毎日あります。
肉体労働以外はどれも学歴や経歴、資格が指定してありほとんどの人はここでふるいに掛けられます。
人気(給料が高い)職種では一つのポストに何十人もの応募があり、面接を受けられるのは数人です。
一家に一人は海外に出稼ぎに行くネパール、一生懸命勉強して奨学金をもらえる人は先進国へ留学して
勉強しながら働き、やがてその国で就職して5~10年後には溜まったお金でネパールに帰り商売を始める・・・  これが定番です。

上の求人はUAEドバイでのセキュリティーガードのお仕事。ここでのセキュリティーガードとは軍隊の事で
ネパールでの軍隊経験のある人に限られます。
給料は1ヶ月で4万5千円。やはり特殊な資格、仕事は給料もいいようです。


こちらはドバイでの一般的なお仕事の募集です。
一般的とは資格の要らない仕事=肉体労働です。
給料は一ヶ月で1万5千円、ネパールの肉体労働の2倍以上の給料ですが海外に出稼ぎに行く
多くのネパール人は東南アジアや中近東でこの様な賃金で働き仕送りして家族を支えています。

これはよく見かける家の土台を作っている風景です。
彼等、彼女等は雇われの身で一日の日当が男性で400円、女性で350円だそうです。
仕事は1ヶ月に15~20日しかなく男性で月給にすると7000円、女性で6000円ほど・・・
村なら生活できますが街では月給一万円でも厳しいので生活するのは大変です。
7000円は日本に置き換えると7万円と同じ感覚、7万円で家賃を払い食事をし子供を学校に通わせる・・・

仕事は選ばなければある事はありますが大体同じ給料、やはり学歴がないと肉体労働しかありません。
学歴は日本以上にこの国では重要ですが、カーストによっては先祖代々同じ職業を受け継いでいて彼らは選ぶ余地なくその仕事を継承していきます。しかしそれはスペシャルな物なので彼等の強みでもあり、生活の術でもあります。
今日からTeam5のメンバーに加わったヨーロッパ人その名もカイト。
彼は昔からこの次期にはネパールに来てソロではアクロ、そしてタンデムと飛んでいるのですが問題児・・・
彼のスタイルはノーヘルにノーレスキュー、ソロでもタンデムでも同じです。
今日もタンデムで飛んでいましたがノーヘル、ノーレスキューでした・・・
彼のパラの技術は何の問題も無いのですが、技術はあってもコミュニケーションが取れない・・・
昨日までいたFly Nepal会社では他のパイロットに嫌われて追い出された形でTeam5のオーナーに直訴してうちのパイロットに。
明らかに奇妙な人で急に怒り出したかと思えばコミュニケーションがもう取れない・・・ たまに機嫌のいい時もあるのですが、それはビールを飲んでいる時。いつも片手にビールを持って歩いている・・・ そんなイメージです。
色々なタイプのパイロットがいて当然なのですが、技術があるだけのパイロットはタンデムパイロットとしては失格でソロで好き勝手に飛んでいればいいのですが・・・ 
今後のTeam5に一体何が起こるのでしょうか? 
ここは日本ではなく異国の地のようです。



今日のタンデムは2本、しかし1本は友達の友達・・・ 一体誰? と飛んでフリーフライト。
友達ならばタダで飛んでも問題ないのですが、知らない人と飛ぶときにはこれからは1500ルピー、写真もなら2000ルピーもらうことにします。
次から次に「私の友達と飛んで!」と依頼は来るのですが、タンデムの経験を積む次期は終わったのでこれからはタダで飛ぶのは止めます。お客が無ければソロで飛んで行きたい所もあるので。

今日2本目はお客様、オーストラリアに10年在住の中国人でした。
明らかに他の中国人とは違い単体行動に流暢な英語、団体客=中国人で一人で来られる中国人はいないので、国籍は中国でもオーストラリア人。そんな女性でした。
スパッツにノーソックス、「寒くないの?」と聞いたら「トレッキングから帰ってきたばかりだから」
山の寒さに比べれば空中の寒さなんてしれてます。

2月に入り日中は暖かくTシャツでも過ごせる季節になりました。
今日もお客無し・・・ 気持ちを切り替え12時にある目的を持ってサランコットへ上がりました。
昨日もお客がいなく部屋で今後について色々と模索していたのですが、その一つにツアーでも訪れたアスタムコットにある「はなのいえ」そこからのタンデムフライトは出来ないものか?との想いが。
はなのいえは年間500人以上のお客さんが訪れます。当然そこまではトレッキングで登り宿泊、翌日にトレッキングで下りていくのが定番なのですが、その帰りをタンデムで飛んで下りる構想・・・
それが出来るのか?まずはソロでやってみる事に。

まずはミランチョークへ、サランコットでトップアウトすればトレッキング口のミランチョークまでは飛んでいけるのでそれ以上あげる必要もなく、フライト時間は20分でさっさと以前にも下ろした小学校にランディング。
そこからはアスタムコットのはなのいえまで約1時間のトレッキング。


サランコットからミランチョークへ

2時の時点では風もありここから飛べる事を確認。
3時に来た時には風も無くなり太陽も後の尾根で隠れそうに・・・
ただここは段々畑だった所でちょうどグライダーを広げてラインを張ると足場が段の所にきてしまいテイクオフ出来ないので、グライダーを一段上に広げて3,4歩バックしながらライズアップして段を飛び越えながら飛んでいく・・・ 思わずテイクオフ後は雄たけびを上げてしまいました。
でもその後のフライトは・・・ 想像以上に飛べませんでした。


はなのいえには裏庭があり広くて奇麗で適度な傾斜もあり・・・ 
ここから飛べれば最高でしたがちょうど風は木の生えている方向からしか入らず、しかもその手前には一つ尾根がありまともな風は入ってきませんでした。
結論としてここでのタンデムは無理です。
飛べる時間帯は日射があり太陽が真上に来るまでの間、それまでは風は前から入りリッジとサーマルでもう少し町の方へ飛んでいけるかもしれませんが、太陽が真上より後に行った時間から(今日で午後2時)風が入らなくなり逆に反対の谷から来る風でこのサイドはローター、シンク帯になってしまいます・・・
しかも下ろせるのがマルディーコーラの谷、風は不規則でシンク帯です。
今日は2時に飛べそうな所を決めて風も良かったので飛ぶのをやめ、はなのいえの裏庭から飛べないか調べに行って飛べないのを確認してから3時に同じ場所に来た時には風も無くなり集中・・・ 
調査でテイクオフするには風がいい時よりも飛べるか飛べないかのギリギリの風の方が参考になるので、その条件で飛んでみたものの・・・ 地図でL.Dしようと決めた所に全く届きませんでした。



たった7分のフライト、町まで飛ぶ予定が川の空き地にランディング・・・

土煙を巻き上げて行くバイク、重さ30キロはあるであろう荷物を運び歩く人、自転車を押して行く人・・・
こちらでは荷物は頭に引っ掛けて首で支えます。かなり重いのでしょう・・・ よたつきながら歩く姿を見て
何処まで運ぶのか?心配になってしまいました。日本人にはとても真似は出来ません!

マチャプチュレの隣にあるセティーコーラから流れ出している川 セティーナディ。
ちょうどこのヘムジャで左から来るマルディーコーラと合流してポカラ市内へと流れていっています。
今は乾季にあたり水量も少ないですが、長い年月の中で水が大地を削った様子がわかります。

今日はよく歩きました! 分かった事はこの装備重量だと山は歩けないと言う事。寝袋、着替え、食料、水、パラグライダー一式トータルで12キロがリミット、そう感じました。
今日のお客さんは3人だけで私の番は回ってこなかったのでお休みでした。
条件は鈍曇でタンデム日和、サランコットしか飛べない条件ではソロで飛ぶ気にもなれませんでした・・・
いくつかの会社は今日も忙しくタンデムで何本も飛んでいました。
前にも書きましたが、ツーリストシーズンが過ぎるとある会社は毎日仕事がありますがある会社は全くお客さんが来ません・・・ Team5は後者でだから自分でも営業しないといけないのですが、お金の事だけ考えると当然毎日飛べる方がいいですが反面、それだけなので考える必要も無いと思います。
一方でお客がないと収入も無く焦りも出てきます・・・ しかしそれだけではダメな事に気づき新たな事をはじめようと考えます。
いずれはここでのタンデムは出来なくなる、又は限られてくるのは判っているのでこんな日はネパール5ヵ年計画を建ててみる。自分はどうやってここで生きていけるのか? 真剣に考えてみる。
収入は無くても時は金なり、その時間が持てた事を明日につなげていきましょう!



今日はレイクサイドにある旅行会社「Yabadu nepal」でアンナプルナの情報を入手しました。
一つの夢でもあるムスタング地方でのフライト、ムスタングは少なくとも2人からしか許可が下りず
行くのなら2人(ネパール人を除く)、相棒を見つけなくてはいけません・・・
どうしても一人で行きたいのなら2人分のパーミット9万円を払えばOKなのですが、アンナプルナ
と違い宿が少なくガイドが必要なようです。
昨年外国女性が相棒が見つからず2人分のパーミットを払い彼をガイドにムスタングへ行ったそう
ですが、とにかく風が強い!石さえも飛んで来るそうで(特に夜中)注意が必要だそうです。
パラでのフライトは厳しそうですが、何よりもパーミットがバカ高いので・・・ 足を踏み入れるのも
難しいですね。ムスタングはいつの日にか実現したいと思っています。

Yabaduの彼はネパールに50人ほどしかいない国家資格のガイドライセンスを持っており、何度と
なくアンナプルナサイドはトレッキングガイドとして訪れているそうですが、そこで飛べる可能性の
ある場所を教えてもらいました。
まずはムクティナート周辺、そしてジョムソン周辺、それ以外はランディングする場所がほとんど無く
難しいとの事でした。
この2箇所でもそこに何日か泊まり条件を待って登って飛ぶ、やはり最大の敵は風になりそうです。
  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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