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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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今日は1日最高の4タンデムフライトでした。
明日から当分タンデムは出来ないので駆け込みのお客さんが多かったと思います。
サランコットでの通行止めもありいつもより時間がかかり、4本目のフライトは午後5時を過ぎてからになってしまいました。
4本といってもテイクオフまで、そしてランディングからオフィスまでと移動距離が長いので大変です。
朝9:30にオフィスをスタートしてから夕方6時にオフィスに戻るまでろくに食事も出来ないし、移動のジープも座る場所が無い程で今日は屋根に乗って行ったり・・・ でも疲れたけど楽しかったです。
4本飛んでスッキリしていよいよ明日からはチャンピオンシップ!ソロでまともに飛んで無いのが少し不安ですが、明日からはタンデムを離れソロで自分の好きなように飛べるので楽しみです。
明日はオープニングセレモニーがあってその後は練習ラウンドでフリーフライト、明後日からレースが始まります。


朝一タンデムに向かうジープの屋根から
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今日はサランコットの道を広げる作業を一日中していたので、ここからテイクオフまでは車が通れず歩く事に・・・
1本目、2本目はお客さんも一緒に歩いて上りましたが、3本目、4本目は何とかジープが通れるようになり助かりました。
こんな日に限って大忙しだったので、4本とも歩いていたらかなり疲れたと思います。
今日はレッドブルを1フライトごとに飲んで空腹を凌ぎました。レッドブルとスニッカーズ!貴重です。

サランコットの入り口からテイクオフまで登る事約20分・・・
今日はお客さんにも歩いてもらいテイクオフへ。
こんな状況時はポーター役をかって地元の人々が集まってきます。
タンデムグライダーをTeam5のテイクオフまで運んでもらって120ルピーでした。
皆Tシャツ1枚になりハイクアップそしてフライトしました。

明日からネパールチャンピオンシップの為5日間商業タンデムは禁止、
それでお客が今日に集中し各会社忙しかった今日のタンデム。
夕方5時を過ぎてもタンデムが飛んだ一日でした。

大会3日前からエントリーが始まりました?
ここはネパール!5日間の開催、初日は開会式と選手紹介だけみたいです・・・
選手は随時マイクでアナウンスされ喝采を浴びるネパール方式で大会が始まります。
ネパールチャンピオンシップは各部門に分かれており、2-3以上のOpen class,2までのSports class,ネパール人対象のOverall nepali、アクロ競技のBest acrobatic、卵を踏むAccuracy Landing,タンデムでのコンペBest Tandem,仮設の浮島へのスポットランディングBest raft landing, 女性限定のBest Femail Pilotがあります。
それぞれに賞金がかかっており、Open class総合優勝者がRs25000(25000円)で一番多く、私の参加するSports class はRs15000。総額でもRs145000ですがここはネパール!感覚的には×10の価値があります。


どんなポイント制で順位が付くのか?詳細は不明ですが・・・

スポーツクラス(クラス2までのグライダー)、このクラスのコース設定のメインはGreen Wallになると思います。
左の丘サランコット~中央奥から右奥にかけての山々Green Wall、この1周コースが必ずレースに組み込まれます。
今日はダムサイドの屋上からGreen Wallを見て戦略を練っていたのですが、レースは4日間、コンディションと初日、それ以降で作戦は変わっていきます。
このレースの良い所は空中待機の一斉スタート!自分の状況が一目で判るところです。
初日のコンディションがよく勝負をかけてトップを取れれば2日目以降はポイントとなる選手をマークして飛べるので有利になります。
初日がステイブルならば無理をする事は無くブームアウトだけは避けて上位最低でも10位までに入っていれば2日目以降の条件を待って勝負する事が出来ます。
ネパール人でマークする人は今のところ5人(ヨゲス、パルカス、ラビンドラ、ドゥルバ、ケティー)あと誰が上手くなっているのかは分からないので初日を見てから。
外国勢は未知数・・・ ただ去年の感じではスポーツクラスに上手い外国人はいませんでした。
とにかく地元のネパール人中心にレース展開されるであろうスポーツクラス、とにかく本気で優勝を狙って飛ぶのが一番楽しくレベルアップできるので狙っていきます。


右のサランコットの丘から続くノーダラまでの尾根(左端)とGreenWall、この2つの組み合わせでコース設定されるであろうスポーツクラス(クラス2までのグライダー)。
この尾根はサーマルポイントはその日の条件によって変わり、渋い条件では尾根上をキープするのも大変で一度下がってしまうと上げ直すのが難しく、ポイントは皆で協力しながら進んでいく事。渋い時はここで先行しても苦労するだけで意味なし。条件が良ければトレパニ、マテルドゥンガで上げ直せるので先行しても問題なくスピードレースになります。
Team5オフィス裏の庭にパパイヤの木があり食べ頃になっていたので早速皮をむきカットして食べる事に。
実は裏にある木がパパイヤの木だとは知らなかったのですが、大きな身が沢山生っています。
この木と身は色んな所で見かけますがこれがパパイヤだったとは・・・ 日本人には判りません。
熟れてなく食感も味も柿に似ていますが、甘くなく味も無いので赤い酸っぱい塩をつけて食べました。


ヘチマみたいな形

パパイヤにかぶりつく子供達
晴天!天気予報もこれからはよさそうで今日からエンジン全開でいきたかったのですが、11:30からのタンデム1本だけ・・・ 事務所に帰ってきたときには午後2時を回っていて、ソロで1本飛びたかったのですがメンバーが見つからず終了。
タクシーで上がるも3人集まらないとお金もかかり、獅子孔のように簡単にテイクオフに上がれません。
2時過ぎに上がったとしてもテイクオフできるのが3時、それから飛べる条件は限られていてその為に労力を使って上がる価値があるのか? このソロ(XC)で飛びたい気持ちをぐっと抑えて今日が終了となりました。

来シーズンはTeam5で働くつもりはなくもっと仕事のある所、しかもタンデムだけではなく将来パラトレッキング企画が出来るそのような構想を持てる会社で働ける様に今のうちから話を進めておきます。
今のようにお客が少ないと動くに動けない状態で、金銭的にも厳しいのでお客が来る可能性がある時間(午後1時)までは事務所で待ってソロでもろくに飛べない。休暇をとって何かをする事も出来ない・・・
本来はタンデムで飛んでお金に余裕が出来たらオフをもらって数日ソロで挑戦することも出来るのに・・・
忙しく働きそして時間が出来てやりたい事ができる。今のように締まらない中途半端な感じではダメ!
今から来シーズンの事をしってかり考えながら残り40日余りやっていきます。



久しぶりの晴天で昼には最高の条件に・・・

韓国女性とタンデム

上空から見たポカラの街
昨年まではソロで飛んでいたので気象条件に関する記憶が鮮明に残っています。
フライト確立は90パーセント以上で4ヶ月半で200時間のフライトをしていました。
今年からタンデムの仕事を始め今までにソロで飛んだのは10本足らず、3ヶ月半でタンデムとソロ合わせてもフライト時間は40時間程でしょうか・・・
タンデムをやっているので去年までと感覚が違う・・・ いや違います!
今シーズンは11月前半と1月後半が良かっただけで、その他の時期は条件が悪い(タンデムフライトは問題ないけどソロで飛ぶには物足らない)そんな印象です。
ここ5日間は曇天、タンデムがなくてもソロで飛ぼう!なんて気になれない気合の入らない空です。
今日も9:30のお客さんは「曇っていて景色が良くない・・・」でキャンセル、11:30からは飛びましたが7分弱でランディング。ソロもタンデムも全てのパイロットがテイクオフからランディング一直線で皆7分弱で終了。
お客さんにはちゃんと了解を得て飛んでいるので問題はないのですが・・・

思いっきり飛んだ!という感覚が全くない今シーズン、間じかに迫るチャンピオンシップそして3月と思い残す事のないように飛んで日本に戻りたい、そんな心境です。



オーストラリア在住のネパール人、ショートフライトでも写真も買っていただき「ありがとうございます」です!

5日連続の曇天・・・ 今シーズンは昨年までとコンディションが大きく違います
その日の為にその時の為に、何もしない日々が必要。
燃え尽きないようにじっくり腰を据えて時間をかけて一歩一歩やっていく。
あの時にもう決めてしまったのだから焦ることはない、それに向かっていく、ただそれだけ。

今日頭から離れなかった歌「遠くへ行きたい」

知らない街を歩いてみたい どこか遠くへ行きたい
知らない海を眺めてみたい どこか遠くへ行きたい
遠い街 遠い海 夢遥か 一人旅
愛する人と巡り逢いたい どこか遠くへ行きたい・・・

今日はお客も無くソロで飛ぼうと準備をしていると・・・
なんとハーネスのサイドが40センチに渡って裂けているではありませんか!
ハーネスはSup air の初期のHybridですが、一度ケツランしただけでレスキューのところが壊れ・・・
ネパールで2年前に5ヶ月使っただけですが消費期限のようです。
ネパールチャンピオンシップで使わないといけないし、その後はトレッキング&フライトに出かける予定なので修理する事に。
ここはネパール!レイクサイドの裁縫屋さんで奇麗に縫い合わしてもらいました。強度は・・・ エアバックが効かなくても問題ないので、あと1ヶ月半はこのハーネスで飛ぶことにします。


足踏みミシンで裁縫中
ハーネス修理で時間を費やし飛びに行くタイミングが遅れてしまい、空を見上げて観天望気・・・
朝から高層雲、午後にはもっと広がりどう考えても渋い!と思い予定を変更して自転車で以前から気になっていた場所へ。
そこはサランコットと湖を挟んだ反対側、白い日本寺院の裏側でツアーの時には半谷さんも気になっていた場所です。大きな問題が実はあるのですが・・・ ここはネパール!それはフライト禁止エリアに入っている場所なのですが、新たなフライトエリア「シルクコット」からのXCではここを飛ばないと帰ってこれなく実際この上を飛んで帰ってきています。



ダムサイドを過ぎチョレパタンの街からテイクオフできる山(中央)が見えます
ポカラの滞在も長くポカラの周りはほとんど訪れ、レイクサイドにいたっては「もういい!」でなるべく避けたい所ですが、ここは初めて訪れる場所でやはりわくわくしました。
湖の対岸は何度か行った事はありましたが、その尾根の裏側の村は初めて。
湖と一つ尾根を越えるだけで別世界!ネパールの村=ネパールそのもので、「ここに住んで朝は飛んで湖を超え対岸に通勤したい!」と思うほどに。
自分は田舎育ち、賑やかな所には長くいられないみたいです・・・


途中にあった学校のグランドで撮影。
湖とヒマラヤとポカラの街を見下ろし、羨ましい環境で勉強している子供たち。
全校生徒15人のうち7人がいましたが、素直でのびのびした子供たちでした。


日本寺院裏側の以前から目を付けていた場所に行ってみると予想通り! グライダーを広げるスペースも十分あり、風も気持ちよくほぼ正面から入っていました(午後1時ごろ)。
ここがフライト禁止エリアになっているのはポカラ空港があり飛行機がこの近くを飛ぶ事がたまにあるからなのですが、地元の村人に聞いてみるとやはり週に数回この近くまで回りこんでくる事があるそうです。
飛行機は小型機ですが問題もありそうです・・・ しかしここはネパール!サランコットで飛んでいてもマウンテンフライトの小さな小型機が50m程近くまで飛んで来てパラと一緒に飛ぶ事も・・・ 最初はびっくりしました。
  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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