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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2本目の午後1時はタンデムでも楽にサランコットで2200mまで上がるスーパーコンディションになりました。後のヒマラヤは厚い雲が・・・ やがてポカラにも突風が入ってきました。
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午後1時ごろのサランコット上空は青空、しかし3時には空一面黒い雲で覆われてしまいました・・・
昨夜は雷&雨が降り、朝からは日が照って・・・ 当然ヒマラヤサイドは雲が沸き、そして今日は反対側のパンチャセ側からも雲が沸き、Team5のお客もいない状況。
ソロでサランコットから飛んでも飛ぶ所は大体決まってしまうし・・・ 皆タクシーに乗って同じ場所サランコットに向かうのを見ているとそこに何の変化も無く面白くない。
そこで反対側の山を観察するも雲が迫って来ている=日射が無くなり渋くなる、その時間は何時ぐらいか?
そこは以前調べた場所でまだ飛んでいないし、1時間ぐらい飛んで観察できれば・・・ + ハイクアップトレーニング でこちらを今日は目指しました。


まずはレイクサイドからグライダーを背負って自転車で約20分。
この辺りで民家に自転車を置かしてもらい、ここからは徒歩で山頂を目指す事に。

途中からは日本の白いお寺に登る道をハイクアップ。

日本のお寺を過ぎ山頂が見えてきましたが、雲がすぐ後まで来ています・・・
何とか日射があるうちにテイクオフしたかったので先を急ぎました。

ここが以前に調べてテイクオフできる場所ですがこの時午後1時、既に後からの雲が太陽を隠し入ってくる風も弱い・・・ この手前がサーマルが期待できるポイントですが、入ってくる風が弱い=サーマルが無い又は弱いって事で、待っていて風がなくなるのが嫌だったのと日射も期待できなかったのですぐにテイクオフしました。

以前に一度下調べはしていたのでサーマルポイントは分かっていましたが、そこは既に日陰になってしまってダメだったのでまだ日差しの残る場所へ移動しましたが3回ししただけで終わり・・・
やはりポイントは1箇所でそこで上げないと低いまま奥に行っても地形状ダメ、本当は日射のある対岸に行きたかったけど、それも上げてからでないと行けません。
朝の雲を観察した時から分かっていた事で、今日の目的は初めての場所でのハイク&フライトだったのでこれでOK。自転車30分、歩き2時間30分、フライト10分。

分かった事はここはサランコットと違って渋いと長く飛べないという事。サランコットは渋くても何とかステイできるけどここは無理!それは地形的問題、ただ日射があればトップアウトできて移動可能です!

朝から気にかけていた雲は予想以上に早く広がりましたが、今シーズンの空は水分量が多い!
雲が沸き夕方には雷や雨を降らせ翌朝からの日射でまた雲が沸く・・・ もうこんな季節になってしまったのでしょうか?
コーションへのハイクアップ&フライトが出来る条件があと1ヶ月の間に訪れる事を願います。
この手のお店はいたる所にあり置いてある物も大体同じで、インスタントラーメン、駄菓子、ジュース、あとはちょっとした日用品。
手軽に商売を始められるからなのか?ネパールの何処にでもあるお店、何か料理をしてくれるわけでもないので腹ごしらえは出来ません・・・


18歳の女性と89歳のおばあちゃん。
ハニカム女の子と手を合わせる老人・・・ 村の人はこんな感じ。
街で写真を撮ってもこうはなりません。
今日は曇り空でヒマラヤも全く見えずお客も無くゆっくりする事に・・・
お昼までは部屋で洗濯やネットをしていて少しまた寝て・・・ 12時から行動開始。
お昼ごはんはローカルバスの交差点プリティビチョークでモモと鶏肉とパンとコーラで200円、1時間ほど人々を眺めていて、さて何処に行こうか?
このメガネも飽きたので新たに買おうかと値段を調べにマヘンドラプルのメガネ屋さんに・・・ 値段は1500~5000円との事、レイクサイドのメガネ屋さんでも一度調べてから検討する事に。
ネパール人でメガネをかけている人は少なく(1%位)ネパールのメガネって大丈夫なのだろうか?と不安もありますが、日本人は圧倒的にメガネかけている割合が高い!ツーリストを見ててここでもそう感じます。
ちなみにここのタンデムパイロットでメガネかけているのは私だけです。

その後は自転車で北上してネパールの地元をぶらぶらしました。


たまたま通りかかった場所に映画館があり、その入り口に貼ってあった映画のポスター
ポカラには映画館が3つありどれも地元の繁華街マヘンドラプルの近くにあります。
その一つの映画館がKalpana cinema hallでここはインド映画(ボリウッド)を放映している映画館です。
他のところではネパール映画もやっているとの事でした。
私が初めてネパールに来た15年前にポカラの映画館に連れて行ってもらってネパール映画を見たのですが・・・ 今でもネパールとインドはエンターテイメントにおいては大きな差があり、インドは映画大国で華やかですがネパールは昭和の匂いがぷんぷんする感じです。


Kalpana cinema hall は新しい映画館のようです。

この左の女性が今やインド映画(ボリウッド)No,1女優のカリーナ カイフ27歳。
彼女は確か混血でイギリス育ちの帰国子女、昨年のアジアで最も魅力ある女性に選ばれています。
日本ではボリウッド自体ほとんど知られていませんが、彼女の人気はイスラム圏でも絶大だそうです。
私も彼女の映画は見たことがありますが、かわいらしさと美しさを兼ね備えた女優さんです。
この映画なら見たかった・・・

今公開中の映画がこの映画でした。上映時間が午後2時半から5時までとの事で30分待たないといけないし知らない俳優さんだったので見ませんでした・・・ 150ルピー(150円)です。

「ナマステ・・・」 私が外人だと気付き声をかけてきた子供たち。
「ケ カノス?(何食べたい)」と聞くとこの黄色いアイスキャンディーを指差したので買ってあげることに。
私も一つ食べましたがこのアイスキャンディーの正体は栗でした。以外にも甘くて美味しく冷たかったです!
映画館の近くには人が集まるので当然色々なお店が集まってくるのですが、その中でも子供たちが食べたいと言ったこの黄色いボックスのお店、その正体はアイスキャンディー屋さん。
中には大きな氷が入っていて天然の冷蔵庫になっており、カップに入った黄色いキャンディーに爪楊枝を刺し手の熱でカップの周りを触ると黄色いアイスキャンディーが出てきました。


1つ15ルピーと子供たちは言っていましたが・・・ (ネパール語多少分かるので)
彼は20ルピーとツーリストプライス、まあいいか・・・で4つで80ルピー(80円)でした。
サランコットの裏側を流れるセティリバー、そこには川の恵みと共に生きる人達がいます。
写真では少し分かりにくいですが、川岸に集落が存在しています。数えると40~50の家がありその家も石を積み上げて作ったものです。
ここには頻繁にダンプが出入りして積み上げた石をダンプに積んでは運んでいっています。
ヒマラヤから流れ来るセティリバー、歴史と共に流れてきた石、その石をお金に変えて生活している人達。
今は乾季なので水量は少ないですが、雨季には川幅も広がり彼等の生活は大丈夫なのでしょうか?
雨季には別の場所へきっと移動して乾季になったら仕事を再開する・・・ 家はまた積み上げればいいだけの事。
人の人生は幾重にも存在しています。



川で水遊びをする子供たち・・・
彼等の生活は川とそこにある石と共にあります。

この川岸で生活している人達。
彼らの仕事は川にある石や岩を集めそれを売って生活しています。
採石場には小さな子供たちの姿もあり、彼等は学校に行っているのでしょうか?
ただ川岸を登った所に小さな学校があり、この集落の学校だと思います。
親から子へ代々受け継がれてきた生活スタイルです。

しばし川岸での生活ぶりを観察していましたが空を見上げるとヒマラヤサイドから雨雲が・・・
30分後には降ってくると思い慌てて川を渡り自転車でホテルに戻る事に。

雨雲と自転車での追いかけっこになりホテルに戻ってすぐに雨と雷が・・・
降水確率85%で雷マークの付いていた今日の天気予報、高層雲で日射の弱かった今日ですが
夏の夕立のような感じでした。
ネパールに来て約4ヶ月、こちらでは湯船に浸かる事は無くシャワーで流しておしまい・・・ 
気が付けば大会もあったし2週間以上飛び続けている毎日・・・ 少し疲れもあり気分転換もしたくお風呂で湯船にゆっくり浸かって疲れを癒す事にしました。
アニ-ルモモの3階にお風呂があり250円で入ることが出来ます。


お湯はガス湯沸かし器ですが、ガスボンベを台所から持ってきて使っていました

お風呂の窓からはサランコットが見えましたがヒマラヤは既に雲の中
  
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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