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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2016/02/11 (Thu)
感情の生き物。
人間は論理の生き物ではなく、感情の生き物です。

頻度は少なくなりましたが、私も2ヶ月に1度は怒りが爆発するときがあります。
経験上、怒りは責任感から現れることが多く、どうでもいいと思う事に怒りは現れません。
「責任感」=「怒り」ならば、責任感が戦争を起こす事にもなり得ます。

怒りの正体を見たとき、その姿にゾッとします。


昨日はランディング場で中国人のお客さん同士が、断り無く勝手に写真を撮られた事に怒りを露にしていました。

今日はテイクオフ場でタンデムパイロットとソロパイロットが、順番待ちの件で口論となり、怒りを露にしていました。


海外ではたくましくなくては生きていけないのも、文化や習慣、意識の違いから腹が据わるから。いちいち気にしていられない状況がそこにはあります。しかし、そんな中でも怒りが湧いてしまうのは、人は感情の生き物だからに他ありません。

ここで生きている外国人パイロットは年配者ばかりですが、彼らを見ていると達観しているようにも見えてきます。

150人いるタンデム パイロットの中で、44歳の自分は上から5番目の長老パイロットです。

感情の生き物であるからこそそれを理解し、自分のものとする事で感情と向き合っていかなくてはいけません。


感情=自分のこころの状態によって幾らでも変わるもの。

それを、こころの調和の取れた状態を保つ事で、感情を自分のものとする。

「悟り」とはまさにそのような状態で、この世の全てと調和の取れた状態です。


この世に自分のものなど存在しません。

唯一 自分のものと成り得るのは「こころ」、そこに生まれる感情です。



                         冷静
               
                        穏やか

                          情熱
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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