その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
2024/11/15 (Fri)
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2015/05/27 (Wed)
バラモン教
インドで広まっていたバラモン教。
絶対的 超越者「神」の存在を認め、死後の世界、来世での身分は現世での業によって決まるとし、我が輪廻転生を繰り返し、何度生まれ変わっても付きまとう「生・老・病・死」の苦(どうしようもならない事)からの解脱を目指す。
苦行によって神と一体になる事を体得する事ができたら、輪廻の輪の外に抜け出す事が出来、不老不死の境地に至る。
神の存在。
我の存在。
輪廻転生。そこからの解脱。
祭祀であるバラモンから、ひとつ位が低い王位に位置する釈迦が、バラモン教での解脱を目指し、苦行難行を6年続けるも悟りに至らず、生死の境をさ迷います。
(シャカ大国のの王子だから許されたが、バラモンの位以下の人々が解脱を目指し修行をする事は許されなかった)
その瀕死の釈迦をバラモン僧だと思った村民が、来世への功徳だと考え、手厚く介護し、釈迦は生き延びました。
その後 釈迦は、苦行によってはこの世界、宇宙の真理を悟る事は出来ないと感じ、菩提樹の前で静かに瞑想に入ります。
そして真理を悟る事となります。
バラモン教での輪廻の解脱を目指した釈迦が悟ったものとは、結果バラモン教とは対極にあるものでした。
この世界の真理。
もし釈迦が亡くなっていたなら、世界3大宗教のひとつ仏教は誕生しませんでした。
今の自分と明日の自分とでは、別人であるように、もしも仏教がなかったのならば、この世界もまた別の世界になっていた事でしょう。
覚りを目指す自分もまた、ここにはいませんでした。
次回は仏陀の教えを見ていきます。
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kazu
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たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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