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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2013/06/06 (Thu)
2013 仕事での課題
久しぶりに本を買った。本屋その文字、言葉の乱立に腰が引けた.........

買った本は3冊。ネパール語の本と英単語、そしてこのブッダの教え。

如何に心をコントロールできるのか? 昨シーズン見えた課題だ。


日本..... ここは本当に親切で静かで綺麗な国。8ヶ月ぶりに帰りつくずくそれを感じる。

環境が違えば文化も違い、人々の概念もまた違う......

日本人=信頼できる.....  そんな考え方があるのも、この国の環境に起因している。


日本人の美徳 「もてなしの心」、これは世界一であり、礼儀もまた世界一だ。

「お客様は神様です」 この言葉はその象徴でもある。


日本で40年間生きていたから、それが当たり前だったし、その概念が私の中にある。


ネパールでの仕事、色々な状況の中で色々なお客さんと飛ぶ事に関しては、経験も積んできたので出来る。

昨シーズン感じた課題、それはチームリーダーとして如何に Niruvana をまとめていくのか? そこだ。

自分の中にある日本の概念、それは決して間違いではなく世界に誇れるもの。

しかし色々な国、色々な環境からパイロットが集まってくる環境において、その感覚の違いに心穏やかではいられないときもある。

特に新たなネパール人パイロット....   全てではないが、彼らの感覚に自分の概念が許せなく、爆発する事も度々だ。


「怒り」....  プロのパイロットがこの感情を抱きながら仕事をすることは許されない。冷静さを失いしっかり仕事が出来ないからだ。

しかし込み上げてくる 「怒り」 、それを如何にコントロールできるのか!


本当に大きな事ではなくても、日々飛び続ける日常の中で疲れがたまり精神的に少しおかしくなると、些細なことで 「怒り」 がこみ上げてくることもある。

それは自分だけではなく、周りのパイロットの中でも見受けられる光景だ。タンデムパイロットの世界はそんな世界ともいえる。


全てを受け入れ、心穏やかに楽しく仕事をする..... それが出来るのがプロのタンデムパイロット!! 
技術だけではなく心を如何にコントロールできるのか... それが出来るのがプロのタンデムパイロット!!

そう感じた昨シーズンだった。


来シーズンの課題、それはお客さんに楽しんでもらう為に、如何に心穏やかに楽しく日々飛び続ける事が出来るのか!

その心のコントロールをテーマに2013シーズンは仕事をしていきます。


            
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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