その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
2024/11/15 (Fri)
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2014/09/02 (Tue)
自分のものなど存在しない = 無我 =
今日テイクオフで雨待ちをしていらた、Yeti から緊急の電話が入った。
三男のサガールが胆石で3日間 痛み続け眠れず、その胆石が大きく、薬や水では流れず、レーザーで破壊しないといけない…
雨で2本目以降はキャンセルになったので、一緒に病院へ行きました。
病気になると問題となるのがお金です。
レーザー治療代は2万5千円と高く、普通のネパール人は、そんなお金を簡単には持ち合わせていません。
Yeti はレストランですが、今はオフシーズンでお客も少なく、しかも毎月ローンで増築した今のレストランと住居のお金を払っています。
収入はレストランと長男ケシャブの1日2回の塾代だけ。
ネパールの平均月収は2万円に満たないですが、今回のレーザー治療もそれ以上するし、バイクや車、パソコンは日本と同じか、それ以上に高い。
パソコンひとつ買うのにも、1年間働いた年収と同じお金がかかる。
言ってみれば、日本ならパソコンは300万円!
極一部の人を除いて、ネパール人はお金を持っていない…
だから家族、親戚で助け合う事が必要なアレンジ結婚が求められるのであり、助け合う事が基本の環境だからこそ、お金がなくても何とかやっていける。
日本は周りではなく、国が年金制度や医療制度でサポートし、それ以外は将来を考え、自ら貯蓄に励まなければ、周りは助けてはくれない。
ネパールは助け合いの社会だが、お金が無くて最も深刻なのは病気になった時だ。
何故なら、医療手当も前払いであり、お金が無ければ手当を全く受けられない。
病院ではお金がなく、悪化し、ただただ死を待つ人達も多い。
日本の様にとりあえず治療を受け、お金の事は後で相談する… それが出来ない。
Yeti は自分にとって家族の様な存在であり、既に10年の付き合いになります。
ここの家族との出会い無くしてネパール移住は無かったし、パラグライダーとの出会いも無りませんでした。
今のレストランと住居の土地は、自分が7年前に180万円払って買った土地ですが、彼等がそこで生活している事に何の問題もありません!
それは家族関係であり、いづれ自分が困った時に、彼等が助けてくれる時が必ず来るから。
異国の地で生きていく為には、何かがあった時にその受け皿となる場所が必要です。
Yeti が正にそれで、だからこそ安心して生きていけます。
ここで生きていくと言う事は、ネパール女性と結婚すると言う事は、ここの文化そのものを理解し、助け合っていくと言う事。
そこに必要なのは、自分のものなど無い!と言う事。
お金、家、財産…
それは自分のものではないと言う事。
自分の所有物だ!と色めき立っていては、人としては未熟だ。
これからそれを学んでいく事になるだろう…
三男のサガールが胆石で3日間 痛み続け眠れず、その胆石が大きく、薬や水では流れず、レーザーで破壊しないといけない…
雨で2本目以降はキャンセルになったので、一緒に病院へ行きました。
病気になると問題となるのがお金です。
レーザー治療代は2万5千円と高く、普通のネパール人は、そんなお金を簡単には持ち合わせていません。
Yeti はレストランですが、今はオフシーズンでお客も少なく、しかも毎月ローンで増築した今のレストランと住居のお金を払っています。
収入はレストランと長男ケシャブの1日2回の塾代だけ。
ネパールの平均月収は2万円に満たないですが、今回のレーザー治療もそれ以上するし、バイクや車、パソコンは日本と同じか、それ以上に高い。
パソコンひとつ買うのにも、1年間働いた年収と同じお金がかかる。
言ってみれば、日本ならパソコンは300万円!
極一部の人を除いて、ネパール人はお金を持っていない…
だから家族、親戚で助け合う事が必要なアレンジ結婚が求められるのであり、助け合う事が基本の環境だからこそ、お金がなくても何とかやっていける。
日本は周りではなく、国が年金制度や医療制度でサポートし、それ以外は将来を考え、自ら貯蓄に励まなければ、周りは助けてはくれない。
ネパールは助け合いの社会だが、お金が無くて最も深刻なのは病気になった時だ。
何故なら、医療手当も前払いであり、お金が無ければ手当を全く受けられない。
病院ではお金がなく、悪化し、ただただ死を待つ人達も多い。
日本の様にとりあえず治療を受け、お金の事は後で相談する… それが出来ない。
Yeti は自分にとって家族の様な存在であり、既に10年の付き合いになります。
ここの家族との出会い無くしてネパール移住は無かったし、パラグライダーとの出会いも無りませんでした。
今のレストランと住居の土地は、自分が7年前に180万円払って買った土地ですが、彼等がそこで生活している事に何の問題もありません!
それは家族関係であり、いづれ自分が困った時に、彼等が助けてくれる時が必ず来るから。
異国の地で生きていく為には、何かがあった時にその受け皿となる場所が必要です。
Yeti が正にそれで、だからこそ安心して生きていけます。
ここで生きていくと言う事は、ネパール女性と結婚すると言う事は、ここの文化そのものを理解し、助け合っていくと言う事。
そこに必要なのは、自分のものなど無い!と言う事。
お金、家、財産…
それは自分のものではないと言う事。
自分の所有物だ!と色めき立っていては、人としては未熟だ。
これからそれを学んでいく事になるだろう…
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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