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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2013/05/27 (Mon)
自分で答えを見つける
基本を疑問視してみる。

日本で習ったタンデムでのランディングで使うサイド バイ サイド。

どうしても上手くランディング出来ないケースがたまにある…

世界中からパイロットがやって来るが、誰一人としてこのサイド バイ サイドを使わない。

ここでのタンデム コースでもサイド バイ サイドは教えていない。

何故なのか?

日本で習った理由として、お客さんにパイロットが乗りかかり、お客さんを怪我させない為… がその理由だった。

実際に日本ではパイロットがお客さんに乗りかかり、お客さんが怪我をしたケースがあるから、このサイド バイ サイドを推奨しているのだと思う。

ならば何故 世界では誰一人としてこの方式を使わないのだろう?

きっとサイド バイ サイドにも欠点があるに違いない。

ここで日本で習った基本を疑問視してみる。

今までのタンデムフライトは約700本飛んできたが、その99%はサイド バイ サイドでランディングしてきた。その経験から感じた違和感。

1. 自分はお客さんの左側に立つのだが、サイドウインドで偏流に飛ぶと、決まって右に流される。
これは中心で操縦するソロでは一度も感じた事がない。

2. 最後ランディングした時、立てないお客さんを抱え上げようにも左右均等に抱え上げられず、かえってグライダーが左にシューティングし、抱える動作が怖くて出来ない。

3. 風が特に問題ない時はいいが、風の変化が左右にある時、微妙なコントロールがしづらい。

今まで感じてきた不安がこの3つ。

3つに共通する点は、お客さんのサイドに立つ事で左右のコントロール バランスが変わるように感じる点。

これは一度 空中でサイドに立ってグライダーを操縦してみれば分かる。
真後ろで操縦するのと、サイドで操縦するのでは如何に違うのか?

自分はお客さんの左側に立つ、そこでのブレークの位置はどうなるのか?

もし左右 両方の手を肩の位置にしたのなら、左に立つ事で右ブレークは同じ肩の位置にしても少し引かれた状態になるのではないか? それが偏流で飛んだ時 常に右に流される原因なのではないか?

ソロフライトでは当然サイドに立つ事はない。

初めてタンデムフライトの練習をした時、初めてサイドに立ってランディングしたが、その違和感にビックリした記憶がある。

今では慣れてしまったが、やはり微妙なコントロールはソロ同様にグライダーの中心でやった方がいい。

お客さんを抱え上げるのも、サイドではなく真後ろの方が間違い無く抱え上げやすい。

グライダーが左にシューティングするのも、左側に立つので右側が上手く抱え上げられず、右手を上げてしまうので左にシューティングしてしまう。

以前にもサイド バイ サイドへの疑問があり、真後ろでのランディングを何度かしたが、サイドに慣れてしまった自分には逆に感覚の違いがあり不安があった。

しかし700本ランディングしてきて、どうしても日本で習った基本 サイド バイ サイドには疑問を感じる時があるで、サイドを封印して真後ろで100本続けてランディングしてみます!

これは自分が感じた疑問なので、自分でその答えを探します。

疑問に感じたのならば、既成概念を疑ってみる。

果たしサイド バイ サイドがベストなのか?
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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