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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2017/06/26 (Mon)
決断しなければいけない。
ネパールに旅行に来る観光客がまず気がつく事は無い。

しかし、ここに住んでいるとハッキリと気が付く。

「カースト制度」

これが最も顕著に現れるのが「結婚」。そして長年 積もった「認識」。



ここのオーナーはSunarカーストで、下にある不可触民に当たるのだが、彼が紹介する女性もまた 不可触民に当たる人達。

当然 自分と同じカーストを望み、ハイカーストを毛嫌いする事も多い。


言葉では「問題ない」と言う不可触民との結婚も、他カーストの人は心底からは望まない。



自分には「不可触民」かどうかは関係無い・・・ 事だと思っているが、カースト = 部族、民族の違いでもあるから、その風貌。見た目の印象から好めないのが事実。

これは人としてではなく、「好き」になれるのか? その部分。

異性として「好き」になる必要がなく、人として「好き」であることで「結婚」出来るのならば楽なのだけれど・・・


ネパール女性を好きになれるのだろうか?

好きになる必要はないのかもしれない。

それでも「結婚」出来るのであれば。

それが必要なことなのか?

分からないでいる。

それでも「する」のか「しない」のか?

決断しなければ、人生は変わっていかない。


カースト/エスニックグループ
エスニック系列
I. Tagadhari〔タガダリ〕(“聖紐を身に着ける者”あるいは“2度生まれる者”) 
Upadhya Brahmin〔ウパッディア・ブラーミン〕(バフン)
P
Thakuri(王族カースト)
P
Chhetri〔チェトリ〕(クシャトリア)
P
Rajouadhya ブラーミン(Deva Bhaju〔デオ・バジュ〕)
N
インド・ブラーミン
その他
Sanyasi 〔サンニャシー〕(苦行者)
P
下位Jaisiブラーミン
P
高位シュレスタグループ(例えばJoshi)
N
II. Matwali〔マトワリ〕(飲酒カースト)
II. 1. Na-masine Matawali(奴隷化不可能なマトワリ)
聖紐を身に着けないシュレスタ
N
Bajracharya/Shayka/Uray - Tuladhar その他
N
Maharjan
N
様々な ネワ−ルのサービスカースト
N
山岳部族(例えば、マガル、グルン)
その他
II.2 Masine Matwali (奴隷化可能なマトワリ)
チベット人;一部の山岳部族(タマン等);タルー
その他
III. Pani Nachalne choichito halnu Naparne (不浄であるが触れることはできるカースト)
Khadgi (屠畜業、牛乳販売業)
N
Kapali(死体処理、楽師)
N
Rajaka 〔ラジャカ〕(洗濯屋)
N
Charmakar(太鼓作り)
N
モスレム(腕輪販売業)
その他
西洋人(ムレッチャ)
その他
IV. Pani nachalne choi chito halnu parne (不可触カースト) 
低位のParbatiya〔パルバテ〕カースト(カミ、サルキ、ダマイ 他)P
DyahlaN
CyamkhalahN

出典:Hofer 1979、p45、p137
注:P = Parbaitya 〔パルバテ〕または丘陵グループ、 N = ネワ−ル



3.ダリットとは誰か?


ネパールでは、ダリットもダリットではない人々もダリットの定義と識別について論争してきた。ダリットは過去も現在も様々な名前をつけられてきた。過去には、ネパール語で”paninachalne” “acchoot” “avarna” “doom” “pariganit” “tallo-jati” (注*5)、英語で “不可触民”“抑圧されたカースト”“虐げられた人々”“搾取された社会集団”“低カースト”などの名前で呼ばれた。“ダリット”はサンスクリット語の’dal’から来ていて、“裂く、割れる、開く”などの意味がある。ネパール語辞書では、“ダリット”は“切られたり、裂かれたり、壊された物あるいは人、あるいはきれぎれに引き裂かれたり、散らばったり、あるいは潰されたり破壊された物あるいは人”と説明されている。


今日、ダリットという言葉は、旧来の抑圧/剥奪やそうした抑圧/剥奪の犠牲者だけを思い起こさせるのではなく、彼らの厳しい生活も想起させる。これはさらに、自己アイデンティティ確認の苦闘、カーストに基づく不可触制や職業による抑圧の歴史的事実の表現、そして平等主義社会創造の決意を象徴している。


ネパール政府は、“無視され抑圧されたダリット集団の向上発展委員会”(Uppechhit, Utpidit ra Dalit Barga Utthan Bikas Samiti) が地方開発省のもと形成された1996年から、ダリットという言葉を制度的に使い始めた。この委員会は社会の底辺におかれた集団を国内発展の本流に入れることを任務として設置された。この目的のため、委員会は異なるカーストを“ダリット”という名のもとにまとめた。この“ダリット”という範疇に次の23のカースト集団が含まれた:Lohar〔ローハ−ル〕, Sunar〔スナ−ル〕, Kami〔カミ〕, Damai〔ダマイ〕, Kasai〔カサイ〕, Sarki〔サルキ〕, Badi, Gaine〔ガイネ〕, Kusule〔クスレ〕, Kuche, Chyame〔チャメ〕, Chamar〔チャマール〕, Dhobi〔ドビ〕, Paswan, Dusadh, Tatma〔タトマー〕, Bantar, Khatwe, Musahar, Santhal, Sattar,そしてHalkhor。一方、議会に上程された最近の議案 (2001年3月19日)は、28のカースト集団をダリットとして識別している。それらは、Lohar, Sunar, Kami, Damai, Sarki, Gaine, Kuche, Chyame, Pode, Chamar, Paswan, Dusadh, Tatma, Dom, Bantar, Khatwe, Musahar, Halkhor, Badi, Badimar, Kasai, Kusule, Kadara, Chunara, Parki, Ghoi, Dhaier,そしてJhangarである。



 異なるカースト間の結婚


高位カーストやダリットではない人々との婚姻関係は社会的に認められていない。高位カーストの青年がダリット女性と結婚すれば、青年の家族の誰かがその結婚を破談させようとしたり、夫婦を社会的に排斥しようとする。同じように、ダリットではない女性がダリット青年と結婚すれば、彼女は二度と自分の家族に受け入れてもらえない。いずれの場合も、女性の被る被害の方が男性より大きい。

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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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