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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2013/10/24 (Thu)
最高の条件には、最高のお客さんと飛びたい!

今日3本目は今シーズンで一番 高く上がった。それだけ素晴らしい条件だった。

正直 仕事としてはとても楽しく、そして楽だった。

でもこのフライトで、考えてしまう事があった。

私達は条件とお客さんは選べない…

どういう事かと言うと、高く遠く飛びたいお客さんが、今日の様な条件に当たらず、飛んで下りるだけでもいいお客さんが、今日の様な高く上がる最高の条件に当たってしまう…

こちらとしては条件とお客さんを入れ替えたい! と思っても、そんな事は出来ない。

飛んで下りるだけでいいお客さんには、別に何の問題も感じないし、彼等は高く上がる事に基本 感動しない。
長く飛びたい訳でもなく、ただ体験したいだけ。

しかし高く上がる事を期待しているお客さんが高く上がると、身体 全体で喜びを現してくれるし、感動してくれる。
逆に上がらないと、こんなものか… が伝わって来るのが辛い…

だから最高の条件の時には、それに感動してくれる、高く上がる事に喜びを感じてくれるお客さんと飛びたい‼

これがパイロットとしての、正直な感想です。

せっかくの好条件なんだから、パイロットとしてもそれを楽しみたいし、お客さんとも喜びを分かち合いたい!

好条件を楽しんでくれるお客さんと飛びたい‼

この感覚は、普段は欲求を犠牲にして飛んでいる、タンデム パイロットのささやかな願いでもあります。

お客さんはお客さんなんだけれど…


タンデム フライトを1000本以上 経験して、色々なお客さんと飛んで、時間を共にして、気付く事がやはり出てくる。

その一つにお客さんが何処を握るのかで、そのお客さんの心理状態が分かる事。

この写真の様にバーの上を握ってしまう人は、かなり恐怖感を持ちながら飛んでいる人。
肩から腕にかけて力が入り、身体は硬直している。
そしてここから手を離す事がなかなか出来ない。


彼女の様に、バーの上ではなく前を握るのが普通です。
身体に力が入らない様に、前を握るように勧めます。

そして何処も握らないお客さんも稀にいますが、彼等から不安や恐怖心は感じません。

バーの上を握るお客さんは、その飛び方に注意が必要です!
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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