その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
2024/11/15 (Fri)
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2014/07/04 (Fri)
旅は「無常」の繰り返し。
ラマユルへの旅 3日目は、朝6時〜7時半までピャン ゴンパで、朝の勤行に参加させてもらいました。
ピャン ゴンパの御本尊。
年の頃60代の僧侶から、10才前後のかわいい僧侶まで、約30人程の僧侶が境内に集まり、約1時間半の朝の勤行でした。
仏教の祖 釈迦牟尼 仏陀。
丁度 私の横にかわいい僧侶3人が座り、勤行を一緒に行っていましたが… やはり子供には退屈らしく、勤行よりもおしゃべりに夢中になり、途中で注意されていました…
しかし本当に微笑ましい!
丸刈り頭に、皆と同じ小豆色の袈裟を着た子供達は、まさに一休さんそのものでした。
彼等にとって朝の勤行は毎日の日課であり、修行というよりも、バター茶を飲みながら、各々のペースで経典を朗読している… そんな感じです。
誰も眉間にシワを寄せながら勤行を行う者は無く、時に笑顔もあり、仏教学を日々 追求し、学んでいる… そう感じました。
境内には沢山の壁画がありました。
彼等は僧侶の道を進む為、出家してゴンパで修行をしていますが、村の子供達に聞いて知ったのですが、ここでは学校で勉強する科目が6つあり、算数、社会、国語、英語、理科… そしてブッディ「仏教」!
仏教が日常の中で普通に存在している環境… それがラダックにはあります。
朝の勤行を終え、ピャンの村に別れを告げ、今日の目的地 ニムーを目指しました。
ひたすら真っ直ぐな道が続きます…
ニムーまでは26km。予定は歩いて8〜9時間でしたが、途中で地図にあった近道を歩いたので、6時間半でニムーに到着しました。
しかしこの道が凄かった!
今日の無常はこの道にありました。
ハイウェイを歩いてラマユルまで向かっているので、当然この道を歩いている人など1人もいなく、行き交うのは車だけです。
どこも景色は素晴らしいので、車でもバイクでも十分堪能出来ますが、今日歩いた近道は「ここを歩こう!」と考えた人しか入り込めない道であり、車もバイクも通る事の出来ない道。
かつてハイウェイだった廃道を初めて歩きましたが、まさに数十年前にタイムスリップした感覚!
ハイウェイの廃道。至るところに、かつて道であった残骸がありました。
この道が何故 廃道になったのかは、想像が出来ます。
地震か大雨による崖崩れか…
雨のほとんど降らないこの地で、雨による崩壊は考えにくいので、地震によっての崩壊が原因だったと思います。
歩く事によって出会った道。歩かなければ出会う事のなかった道でしたが、いつ次の石が崩落して来るのか分からない… とても緊張感のある、そして時空を感じられる、歩いていて感動できる道でした。
どこもそうですが、ここニムーの村も自然のスケールがデカイ!
隣りにはインダス川が流れ、削り取られた様な大地にヒマラヤ。そこに仏塔が並ぶ…
これだけで、ここに来た甲斐がありました。
天気は下り坂…
ニムー 到着。
身体のコンディションは一度限界まで歩いて、昨日は一日休んで、今日は体力的には問題ありませんでした。
歩ける身体には成りつつあります。
しかしトレーニングをしないで20kgの荷物を背負い、1日7時間歩いていると、まず出てくるのが体力の問題。それは歩く中で付いてきますが、次に出てくるのが身体の問題です。
20kgはやはりトレーニングを積んで来ないと無理な重さです。
歩ける様になったと思ったら、今度は左膝を痛めてしまいました。
膝が20kgに耐えられない…
明日からどうするのか?
また無常の始まりです。
ニムーにあった美しいマニ車。
ピャン ゴンパの御本尊。
年の頃60代の僧侶から、10才前後のかわいい僧侶まで、約30人程の僧侶が境内に集まり、約1時間半の朝の勤行でした。
仏教の祖 釈迦牟尼 仏陀。
丁度 私の横にかわいい僧侶3人が座り、勤行を一緒に行っていましたが… やはり子供には退屈らしく、勤行よりもおしゃべりに夢中になり、途中で注意されていました…
しかし本当に微笑ましい!
丸刈り頭に、皆と同じ小豆色の袈裟を着た子供達は、まさに一休さんそのものでした。
彼等にとって朝の勤行は毎日の日課であり、修行というよりも、バター茶を飲みながら、各々のペースで経典を朗読している… そんな感じです。
誰も眉間にシワを寄せながら勤行を行う者は無く、時に笑顔もあり、仏教学を日々 追求し、学んでいる… そう感じました。
境内には沢山の壁画がありました。
彼等は僧侶の道を進む為、出家してゴンパで修行をしていますが、村の子供達に聞いて知ったのですが、ここでは学校で勉強する科目が6つあり、算数、社会、国語、英語、理科… そしてブッディ「仏教」!
仏教が日常の中で普通に存在している環境… それがラダックにはあります。
朝の勤行を終え、ピャンの村に別れを告げ、今日の目的地 ニムーを目指しました。
ひたすら真っ直ぐな道が続きます…
ニムーまでは26km。予定は歩いて8〜9時間でしたが、途中で地図にあった近道を歩いたので、6時間半でニムーに到着しました。
しかしこの道が凄かった!
今日の無常はこの道にありました。
ハイウェイを歩いてラマユルまで向かっているので、当然この道を歩いている人など1人もいなく、行き交うのは車だけです。
どこも景色は素晴らしいので、車でもバイクでも十分堪能出来ますが、今日歩いた近道は「ここを歩こう!」と考えた人しか入り込めない道であり、車もバイクも通る事の出来ない道。
かつてハイウェイだった廃道を初めて歩きましたが、まさに数十年前にタイムスリップした感覚!
ハイウェイの廃道。至るところに、かつて道であった残骸がありました。
この道が何故 廃道になったのかは、想像が出来ます。
地震か大雨による崖崩れか…
雨のほとんど降らないこの地で、雨による崩壊は考えにくいので、地震によっての崩壊が原因だったと思います。
歩く事によって出会った道。歩かなければ出会う事のなかった道でしたが、いつ次の石が崩落して来るのか分からない… とても緊張感のある、そして時空を感じられる、歩いていて感動できる道でした。
どこもそうですが、ここニムーの村も自然のスケールがデカイ!
隣りにはインダス川が流れ、削り取られた様な大地にヒマラヤ。そこに仏塔が並ぶ…
これだけで、ここに来た甲斐がありました。
天気は下り坂…
ニムー 到着。
身体のコンディションは一度限界まで歩いて、昨日は一日休んで、今日は体力的には問題ありませんでした。
歩ける身体には成りつつあります。
しかしトレーニングをしないで20kgの荷物を背負い、1日7時間歩いていると、まず出てくるのが体力の問題。それは歩く中で付いてきますが、次に出てくるのが身体の問題です。
20kgはやはりトレーニングを積んで来ないと無理な重さです。
歩ける様になったと思ったら、今度は左膝を痛めてしまいました。
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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