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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2013/07/09 (Tue)
想像する力
自分はこれから色々な事に挑戦していくので、そこで最も必要な事は「想像する力」になります。
決してパイロットとしてのフライト技術が一番ではありません。

これは日常のタンデム フライトでも同じである事に今日は気づきました。

もちろんコンディションを想像する事もそうだけど、タンデムではお客さんを想像しなければいけない。

テイクオフ。
この人がこの風で、この傾斜で、この距離に対して、果たして走る事が出来るのか?
またどの程度までなら走られるのか? その為にはどの程度の風が必要なのか?
またその想像に反した時、どの位置で判断し、どの程度ならいけるのか?

全く走らない人もいれば、意に反して猛ダッシュで走る人もいれば、後ずさりしてしまう人もいる。

如何に説明しても、その時 どう動くかはその時にならないと分からない。

ましてや中国人は英語が通じず、説明のしようがない時も多い。

風が無い、100kg、走れない… それでもテイクオフしなければいけない。

テイクオフ手前のブッシュや石ころ、以前にあった山羊がラインに絡むなど…

想像する事は沢山ある。

日常になったフライトは想像する力を育てもし、失わせもする。

全てはそこへの意識、想像する事への
意識だ。

100kg級や走りにくい靴(ヒール、サンダル…)を履いたお客、年配客と飛びたがらないパイロットもいるのは、容易にそのリスクが見えるから。

しかしそんなパイロットはそこを想像し対応する事に不安があるから。

見るからにリスクがあるお客さんは、その想像を駆り立てるまたと無いチャンス!

日々の想像が自分の次の挑戦に生きてくる。

挑戦者は「想像する力」こそが自分の命を守る事に繋がっていく事を知っている。

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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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