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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2014/01/06 (Mon)
安らかなインド。
インドを旅して感じる事は、仕事の有り様が日本とは決定的に違うという事です。

ネパールもそうですが、この国にサラリーマンという人達はほとんど存在しません。

いや存在はしているのですが、それは工業が盛んな地域のみで、例えば日本の企業の工場で働く人… など、国民の数からすると限りなく少人数です。

一番多いのが自営業の人達になり、それは数限りなく存在しています。

目に飛び込む周り全ての労働者が自営業であり、そこに枠が無い…

日々ピーナッツだけ道端で販売している人、レモンソーダだけ販売している人、体重計だけを置いて測る人、鏡ひとつ置いて散髪をする人、サンダル、腕時計、岩塩、鍵、爪切り、雑誌に野菜に神様に…

在りと有らゆるものが置かれていて、各々に商売している。

ドネーション… ハリドワールの様な聖地では、お布施だって立派な商売となっている。

彼等の収入が微々たるものである事は容易に想像できます。
しかし彼等は自分の足りないものの多くを、周りの多くの同じ境遇の人達の中で補っている様に見えます。

囲いの無い世界で生活しているから、それが鮮明に分かり、人々の表情が見えてくる…

日本人がインドに来て圧倒されるのは、囲いの外で生きている人々の生活が、直に目に飛び込んでくるからだと思います。

形にこだわる人には、この国はとても疲れ、楽しくないかもしれません…

一度インドを試す事で、あなたがどちら側の人間なのか? がはっきりと判るでしょう。

インドを訪れた人は、二手に分かれるといいます。

インドにもう一度 来たい!と思う人と、もう二度とインドへは行きたくない… という人に。

今回インドに来て、ネパールとの違いをほとんど感じない自分もいます。

もっと騙されるのか… と思ったけど、そうでも無い。

何の違和感も無く、毎日 外を歩き廻っています。

そして心地よい安心感を感じています。

それは今、非日常にいるからなのでしょうか?

インドは安らかです。

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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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