その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
2024/11/15 (Fri)
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2014/12/17 (Wed)
可笑しくて、楽しくて、感動してしまった。
ニルマル ポカリでの2日間は本当に楽しかった…
彼女のカースト「ラムチャニ」の特別なプジャが5年ぶりにあり、全く見ず知らずの人々が沢山 集まり、100%ネパールその中で過ごした2日間は、この旅で体感したかった事であり、それは大きな繋がりにもなりました。
ニルマル ポカリ初日。
ホームステイ宅から見えた雲海。
反対側に絶景を見に行きました。
ポカラの街は雲海の下に…
向こうには青空、そして雪化粧のヒマラヤ…
アンナプルナ
ダウラギリ
マナスル
(ここは以前にテイクオフした場所)
その後はホームステイ宅を後にし、歩いて20分程の所にある彼女の御宅へ行き、そのままプジャの行われるマンディール(お寺)へ…
歩いて5分程の所にある小さなマンディール。
今から生贄になるボカ(雄ヤギ)達が30頭ほどいました。
これはラムチャニ カーストの各家庭から1頭づつ差し出され、後で食べるので大家族は大きなヤギ、小家族は小さなヤギを連れて来ます。
額には赤いお祈りのプジャをされます。
午後からは1頭づつ順番に、首をナタで切り落とされていきました。(1人は後ろ足を掴み、1人は首にかけたロープを掴み動けない様にして、ナタを振るう役の人が出来るだけ苦しまない様に、1発で首を切り落としていきます)
あとは各家庭に持ち帰り、頂きます。
30頭 首を切り落とされていくのを見ていると、途中からヤギが動物から物に見えてきます。
この風習はネパールでも変わりつつあり、ヤギの代わりにココナッツを割ってプジャをするケースも増えています。
きっと動物愛護団体などがこれを見れば反論すると思います。
自分も抵抗はありましたし、「一切の生命に対して、他の生命の尊厳を踏みにじる人は、自分の尊厳を守れない」その仏教の精神には反する行為でもありますが…
しかし方法は違えど、これは世界中 日常茶飯事に行われている行為であり、それが私達の目に触れないだけで、動物の屠殺によって、その肉を食べ私達は生きている。
それがここではプジャという行為で行われているだけだと…
他の生命を尊い、肉や魚を食べないベジタリアンだけが違和感を持ち、抗議するべきで、私達にその資格はありません。
その後は各家庭で解体していきます。
先ずは熱湯に付け、その後 毛をカミソリで丁寧に削いでいく。
殺菌消毒の為、何かを混ぜたものを塗っていく。(お肉屋で見かける肌の色と同じ)
頭は丸焼きに… これも食べます。
細かくぶつ切りに解体していき、あとはいつもの味付けで、いつもの様に煮込むだけ。
内臓も頭も骨も肉も、全てがひとつに。
こんな感じに出来上がりました。
自分はスプーンで頂きますが、ネパール人でもスプーンを使う人が増えています。(20%はスプーン)
その後はポカラの街を見に散歩… 雲海は無くなり、ヒマラヤは雲の中。そしてポカラの大地。
ネパールの意味は永遠の平和と愛…(造語)
間も無くオープンするホテル。
この尾根上にはホテルは無く、初のホテルです。
お昼ごはんを食べるマニーシャ達。
そして一夜明けた昨日は、ゆっくりと時間を過ごし、ヤギのダルバートも食べ、午後2時過ぎにマニーシャ含め、総勢8人で歩いてポカラへ…
下に下りたあとは、彼女達はバスで家に向かい、自分は歩いて家に向かいました。
自分は計4時間 歩きましたが、やはり歩くのは気持ちがいい!
あと歩かないと歩けなくなり、体力も無くなっていくので、定期的な旅は体力作りにもなっています。
それが1人で旅をするひとつの理由です。
人に合わせたなら歩かないから.....
朝5時に父親が起き、動物たちの小屋のドアを開けた。
6時には朝早くとは思えないほどの賑やかな声々に、可笑しくて感動してしまった。
小さな母親だが、命いっぱい生きている感じが見ていて楽しくて、ファンになってしまった。
父親の朝ポカラに出て行く、あの出で立ちに哀愁と無骨さを感じた。
村人の男 誰もがヤギを見事にさばいていく風景を見て、たかがパラグライダーで飛んでいることがちっぽけに思え、何ぼのもんだ!と感じた。
妹の素直さ、弟の笑顔。
そして会話が永遠に止まらない賑やかさ.....
人生で初めてだった...... 可笑しくて感動してしまったのは。
はっきりと繋がっていくものを、ニルマル ポカリで感じることが出来た。
彼女のカースト「ラムチャニ」の特別なプジャが5年ぶりにあり、全く見ず知らずの人々が沢山 集まり、100%ネパールその中で過ごした2日間は、この旅で体感したかった事であり、それは大きな繋がりにもなりました。
ニルマル ポカリ初日。
ホームステイ宅から見えた雲海。
反対側に絶景を見に行きました。
ポカラの街は雲海の下に…
向こうには青空、そして雪化粧のヒマラヤ…
アンナプルナ
ダウラギリ
マナスル
(ここは以前にテイクオフした場所)
その後はホームステイ宅を後にし、歩いて20分程の所にある彼女の御宅へ行き、そのままプジャの行われるマンディール(お寺)へ…
歩いて5分程の所にある小さなマンディール。
今から生贄になるボカ(雄ヤギ)達が30頭ほどいました。
これはラムチャニ カーストの各家庭から1頭づつ差し出され、後で食べるので大家族は大きなヤギ、小家族は小さなヤギを連れて来ます。
額には赤いお祈りのプジャをされます。
午後からは1頭づつ順番に、首をナタで切り落とされていきました。(1人は後ろ足を掴み、1人は首にかけたロープを掴み動けない様にして、ナタを振るう役の人が出来るだけ苦しまない様に、1発で首を切り落としていきます)
あとは各家庭に持ち帰り、頂きます。
30頭 首を切り落とされていくのを見ていると、途中からヤギが動物から物に見えてきます。
この風習はネパールでも変わりつつあり、ヤギの代わりにココナッツを割ってプジャをするケースも増えています。
きっと動物愛護団体などがこれを見れば反論すると思います。
自分も抵抗はありましたし、「一切の生命に対して、他の生命の尊厳を踏みにじる人は、自分の尊厳を守れない」その仏教の精神には反する行為でもありますが…
しかし方法は違えど、これは世界中 日常茶飯事に行われている行為であり、それが私達の目に触れないだけで、動物の屠殺によって、その肉を食べ私達は生きている。
それがここではプジャという行為で行われているだけだと…
他の生命を尊い、肉や魚を食べないベジタリアンだけが違和感を持ち、抗議するべきで、私達にその資格はありません。
その後は各家庭で解体していきます。
先ずは熱湯に付け、その後 毛をカミソリで丁寧に削いでいく。
殺菌消毒の為、何かを混ぜたものを塗っていく。(お肉屋で見かける肌の色と同じ)
頭は丸焼きに… これも食べます。
細かくぶつ切りに解体していき、あとはいつもの味付けで、いつもの様に煮込むだけ。
内臓も頭も骨も肉も、全てがひとつに。
こんな感じに出来上がりました。
自分はスプーンで頂きますが、ネパール人でもスプーンを使う人が増えています。(20%はスプーン)
その後はポカラの街を見に散歩… 雲海は無くなり、ヒマラヤは雲の中。そしてポカラの大地。
ネパールの意味は永遠の平和と愛…(造語)
間も無くオープンするホテル。
この尾根上にはホテルは無く、初のホテルです。
お昼ごはんを食べるマニーシャ達。
そして一夜明けた昨日は、ゆっくりと時間を過ごし、ヤギのダルバートも食べ、午後2時過ぎにマニーシャ含め、総勢8人で歩いてポカラへ…
下に下りたあとは、彼女達はバスで家に向かい、自分は歩いて家に向かいました。
自分は計4時間 歩きましたが、やはり歩くのは気持ちがいい!
あと歩かないと歩けなくなり、体力も無くなっていくので、定期的な旅は体力作りにもなっています。
それが1人で旅をするひとつの理由です。
人に合わせたなら歩かないから.....
朝5時に父親が起き、動物たちの小屋のドアを開けた。
6時には朝早くとは思えないほどの賑やかな声々に、可笑しくて感動してしまった。
小さな母親だが、命いっぱい生きている感じが見ていて楽しくて、ファンになってしまった。
父親の朝ポカラに出て行く、あの出で立ちに哀愁と無骨さを感じた。
村人の男 誰もがヤギを見事にさばいていく風景を見て、たかがパラグライダーで飛んでいることがちっぽけに思え、何ぼのもんだ!と感じた。
妹の素直さ、弟の笑顔。
そして会話が永遠に止まらない賑やかさ.....
人生で初めてだった...... 可笑しくて感動してしまったのは。
はっきりと繋がっていくものを、ニルマル ポカリで感じることが出来た。
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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