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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2014/08/27 (Wed)
危険物は避けて仕事をする。

朝は久しぶりにヒマラヤが見えた…


今日は??? 少し驚く事があった。

3本目に上がる道中に、見知らぬネパール人 数人が待ち伏せをしていて、うちのジープを止めた。

そこでケンカが始まった…

何でも1本目に、うちのネパール人パイロット スルヤに、空中で怒鳴られたネパール人パイロットが腹を立て、仲間を集めて待ち伏せしていたらしい。

怒鳴られたネパール人パイロットは最近パラグライダーを始めた初心者で、乗っているグライダーも初級機のボレロ。

プロであるタンデム パイロットに初心者が文句を言うのも?? だが、よほどスルヤが罵声を浴びせ掛けたのかも知れない…

初心者も1人ではなく、パラグライダーとは関係のない仲間を集めて、待ち伏せする辺りは幼稚だ。

彼が何で?パラグライダーを始めたのかは知らないが、これで彼はパラグライダー人生を断たれたに等しい。

タンデム パイロットになりたくて始める人がほとんどだが、こんな人間性のパイロットにタンデムは無理だ。

彼は全てを敵に廻してしまったようだ。


自分も経験があるが、パッキング ボーイ上がりの初心者に、空中で「邪魔をするな!」と言われた事がある。

睨みつけて、彼が私だと知ったらしく、それで全ては終わった。


よく他のパイロットの文句を言うプロ パイロットもいるが、プロのタンデム パイロットでしょう!!

危険物が寄ってきたら、避ければいいだけ!

それでサーマルを逃して、下りてしまっても、安全の為なら何の問題もない。


ここは日本の様に管理された場所ではないから、パラグライダーを始めても、2週間で誰の監視もない、自由な中で飛ぶ事になる。

そこを正論で見て、批判しても問題解決にはならず、そういう環境を知った上で、安全に飛んで、安全に下りる為に、自分で対応していくしかない。

プロなら、それが出来て当然。


誰かが何かを教えてくれる訳ではなく、誰かを教える環境でもない。

自分で考え、感じて、上手くなっていく… そんな環境だ。


今日待ち伏せを仕掛けた初心者が、1人で対峙してきたならまだ見込みはあるが、パラグライダーとは関係のない仲間を連れて来た段階で、彼の人格が分かった。


あとスルヤ。

プロなら初心者ごときに邪魔をされたからと言って、怒りを露わにするな!

睨みつけて、顔を覚えておき、今度 空中で会った時には注意して、一緒に飛ばなければいい。

それだけの事でしかない。


ここはタンデムでも、時に100機近いグライダーが一緒になってガーグリングを組む時がある。

危険物を避けて飛ぶ事もまた、技術のひとつとして欠かせない。


夕時のフェア湖。
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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