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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2014/06/07 (Sat)
共同体
見習うべき点がある。

何故 ポカラのパラグライダーが、こんなにも発展し、一大産業になったのか!


ここには18のパラグライダー会社がありますが、決して互いに競争して、勝ち組、負け組を作ろうとはしていない。

完全な共同体です。


どうしたら全ての会社が生き残れるのか? その為のシステムがあります。


1日3ラウンドまでと決められ、各会社間でのパイロットの行き来、お客さんの受け渡しが可能となっている。

ひと会社 1日に飛べるお客さんの数は6人 x 3ラウンドの18人までですが、この数で会社は利益が出る様になってる。

18人が最大ですが、20人でも30人でも予約があれば全て受け付けます。

そして18人を越えるお客さんは、他の会社へ渡します。

しかし他の会社へ渡した段階で、会社の利益も他の会社へ100%移り、18人以降のお客さんについては、うちの会社で予約してあっても、うちの会社の利益にはならない。

???

自分も最初は?でした。

何故 利益にならないお客さんを受け付けるのか?


ここからが共同体システムです。

他の会社へ受け渡したお客さんの人数分、今度はその会社が18人を越えてお客さんをブッキングした時に、うちの会社に受け渡される。

つまりその人数分はつけになっている。

うちの会社にお客さんのブッキングが無い時でも、他の会社からお客さんがつけの分だけ回って来て、それが全て利益となる。

つまりお客さんの予約が無い時でも、仕事は確実にあり、会社の利益も確実にある。

そんなネットワークが、18の会社間で出来上がっています。


年間8万人のお客さんを、18の会社で上手く回せるシステムが出来上がっている。


1日3ラウンドまでとする事で、全ての会社にお客さんは振り分けられる。

そして会社間でのお客さんの受け渡しで、また全ての会社に利益が出る。


奪おうとし、奪い尽くせば、やがては全て無くなってしまいます。

競争社会はまさにこれであり、競争するのではなく、助け合って皆で発展していく!


日本とはパラグライダー環境も違いますが、見習うべき点は必ずあります。

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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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